キヴォトス存続RTA(any%)   作:暁真

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パヴァーヌ2章編その2

 

先生たちが仕掛けるのはもう暫く後……リオとあれの事を考えるとセフィラ・コードは今切るべきではない。

 

最も効果的なタイミング……それを待つ。

 

……此処で少し休憩できそうだ、どうする?

 

『時間を経過させる』

 

 やっぱりというかなんというか、予想通りマン・マシーンが変化する可能性が出てきました。AI君もそれを承知で保険として因果律予測を取得したのでしょうが……常時確定会心と回数制限付き確定会心だと流石に使い勝手が違いすぎます、常時確定会心スキルはマン・マシーン以外にも2〜3種ほど存在するので確率は微レ存ですがそれに変化してくれることを祈りましょう。

 

……辺りが暗くなって少し、そろそろか。

 

時間経過はC&Cとトキの交戦……ではなく夜から。ファーストエンカウントからセフィラ・コードを使えばトキのバフは全て剥がれ簡単に討伐、無力化はできますが……リオ相手にセフィラ・コードは数時間で解除されてしまうので敢えて遅い時間を選んだのでしょう。というかAI君の本当の狙いはトキの無力化ではありませんねこれ。

 

……行こう。

 

移動先を選択してください

 

「ミレニアム自治区:要塞都市エリドゥ:中央タワー前」

 

時間的にはそろそろ先生達が到着する前なのでしょうか、意気揚々とリオの本拠地へ転移していきました。

 

「ミレニアム自治区:要塞都市エリドゥ:中央タワー前」

 

いつもの通りならばそろそろ……

 

"ナズナ!"

 

「……来ると思っていた。先生、そしてゲーム開発部」

 

「誰ェ!?……って、あ、あの時の胡散臭い子!」

「言うことだけ言って消えた人……なんで此処に?」

「し、知り合いなの……?」

 

酷い言われようだ、まあ事実だが。

 

そら(コミュニケーションほぼしてないんだから)そうよ。

 

「この先に貴方達の求めるもの……アリスは存在する」

 

"……ねえナズナ"

 

「何?」

 

"ナズナはあの子を型式番号じゃなくて「アリス」って呼んだ。だから私達もそう呼ぶ事にしたけど……"

 

"……どうしてそうしたの?"

 

「……確かに、気になってた」

「型式番号みたいなのもそう見えなくはなかったけど……」

「え、AL-1Sでアリスはちょっと無理ないかな……?」

 

こじ付ければ行けるんじゃないかな(小並)

 

「……」

 

「……嘗て私は調月リオと同じように彼女を破壊しようとした、それが世界のためになると信じて」

 

"それって……"

 

「嘗てってそんな大昔みたいな……ってちょっと待って!?じゃあ貴方もアリスを……!」

 

「それで上手く行く事もあった……ただ、それだけではただ溢れ出る蛇口を1つ止めただけだと気づくのに然程時間はかからなかった」

 

「1つ塞げば別の蛇口に手が届かない……そんなことを何回も続けてきた」

 

「……どういうことですか」

 

「そして私のやり方は無理矢理蛇口を塞ぐだけの応急処置だとあの時から気づいた」

 

「だから私は先生に全てを託そうと決めた。貴方なら私より上手くやれる、貴方なら私より早くできる。それが現実だったから」

 

"……"

 

「……あれに「アリス」という名前を付けたのは私じゃない。嘗てそう名付けた誰かがいただけ」

 

「彼女も皆と同じ今日を生きる「生徒」としての自由がある……気付いた頃には後戻りはもうできなかった」

私にはないのに

ん、今なんか一瞬表示された気がしますが気のせいですかね?

 

「だから私は先生達のやり方を否定しない。「アリス」の名はこれまでの彼女への贖罪……ただ、それだけ」

 

"……それは"

 

「……アリスを殺す気はないってことで、いいんだよね?」

 

「そう捉えてくれて構わない、だから此処に居る」

 

「じゃあ、味方?」

 

「今のところは」

 

"……わかった"

 

「……そろそろC&Cも追いつく頃、一度備えておいた方がいい」

 

「安心したと思ったら急にフラグ建設するのやめない!?」

「お姉ちゃん、そう言うのは思ってても言っちゃダメ……」

 

そうだよ(便乗)。

 

「私は準備がある……多分また、その時」

 

"準備?"

 

「その時が来れば……わかる」

 

"転移能力を使用する"

 

話すだけ話してレズちゃんはそこらのビルの屋上へ。目的は会話イベントのスキップと……

 

"「軍神のペンダント」を外した"

 

徐ろに軍神のペンダントを外しました。そこそこ勘の良い視聴者(読者)兄貴姉貴にはもうレズちゃんが何をする気か検討が付いたと思われます。

 

C&Cが合流した、もうすぐだ。

 

此処まで露骨な待機……やっぱりな♂

 

……飛鳥馬トキを確認した。

 

先生が存在する場合のパヴァーヌ2章実質ラスボス、トキの登場がさらっとテキストで流されました。一応ボスなんですが反応が超うっすい。

分かってはいますがレズちゃんはまだ介入しません、なんならムービー銃の準備すらしていません。

 

"「セフィラ・コード」を取り出す"

 

じゃあこれから何すんの?って話ですが……

 

空に光……今だ。

 

"「セフィラ・コード」を起動する"

 

そういう……関係だったのか(痴呆)

 

"トキの前に転移する"

 

さて、レズちゃんがなんで今セフィラ・コードを使用したのか……答えはもう先程までの映像で出ています。

 

『エリドゥの全システムが……一瞬でハッキングされた……それに貴方は……!?』

 

"ナズナ、もしかして……"

 

「……見ねぇ顔だな、何処のどいつだ?」

 

「それは今どうでもいい……重要なのは私が先生の味方という事実、それと……」

 

コンテナが背後に落下した。

 

はい、アビ・エシュフ強奪ですね、これのためだけ……ではありませんが大体これ用にセフィラ・コードを作成したという見立ては間違っていませんでした。

 

「……たった今、私がエリドゥの全システムを掌握したということ」

 

『……嘘でしょ、そんな事、一体いつ……』

『本当だ、エリドゥの全システムが外部からの干渉を受けてる……ツールの中身は「鏡」そっくりだけど、これは……!』

 

「時間がない、早く先に行くといい」

 

"上着を脱ぎ捨てる"

 

同時にアンブロジウス戦を挟んだ理由も分かりました。

 

"アビ・エシュフに乗り込む"

 

なんらかの要因でエリドゥの演算機能もしくはアビ・エシュフを無力化した場合トキとの戦闘はボス戦扱いではなくなってしまいます。

 

"……行こう、皆"

 

"銃を構える"

 

当然難易度的には短縮になるのですがそれではEX開放が間に合いません。

 

START!

 

完全記憶能力:筋力、知力上昇

 

必勝の楔:全ステータス上昇

 

演算機能:全ステータス上昇

 

だから、アンブロジウスを倒しておく必要が、あったんですね。




〇◯年≠月△日
対AL-1S用決戦兵器「アビ・エシュフ」。私とリオで作り上げた最高傑作。エリドゥの演算機能をこれに全て回せば一筋の勝機がある……かもしれない。エリドゥがあれにハッキングされきる前に仕留めれるか……問題点はそこだけだ。
ただ、リオの判断で私はSolとLunaがあるからとトキを乗せる事になった……大丈夫かな?


〇◯年≠月△日
今回はSolとLunaをトキに託す。
3回試してダメだったのだから前提条件を変えるしかない。


アビ・エシュフは私が使う。

取得『ナズナの手帳』

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