キヴォトス存続RTA(any%)   作:暁真

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最終編その2

 

……

 

上手く衝撃を殺せたようだ、先生も無事。

 

"い、生きた心地がしない……"

 

「まだ撒いた訳じゃない、どうにかサンクトゥムタワーまで振り切る」

 

"……大丈夫?"

 

「前にも言った筈、私はできない事は言わない」

 

"わかった、信じるよ"

 

……其処らに都合よくバイクなりが転がっていれば……とも思ったがそう上手く行く筈もないか。

 

寧ろ騒ぎになってくれた方がありがたい、最短ルートで駆け抜けよう。

 

 無事落下(メガトンコイン)に成功したレズちゃんはこのまま大通りから向かうようです、先生一人確保するだけならそこまで人はいないだろうという判断でしょう。まあ判断は悪くありません。

 

「こっちだ!」

 

"連結銃を放つ"

 

「なっ……」

 

不意打ちムービー銃はルールで禁止っすよね?

 

……これでシャーレから追ってくることはない筈だ……

 

 

「先生、走れる?」

 

"ずっと全速力だと流石に……"

 

「わかった」

 

"先生を抱き抱える"

 

"……また?"

 

「これが一番早い」

 

"ちょっと恥ずかしいな……"

 

「言っている場合じゃない……行くよ」

 

なんか本来立場が逆な気がしなくもないですが追いかけっこ継続です。と言ってもシャーレを少し離れればまたイベントが発生するのであと少しで終わります、階段落下(メガトンコイン)がだいぶ短縮になりましたね。

 

……装甲車まで動員するとはわざわざご苦労なことだ。あれさえ強奪できれば……いや、流石に先生の安全が優先だ。

 

尚逃がす気はないと言わんばかりにカイザーは明らかに先生一人捕まえるには過剰が過ぎる戦力を動員してきます、面倒だから逐次投入じゃなくて全戦力投入しろ。

 

相手をするにしても先生を送り届けてからだ、一々相手にしているほど暇じゃない。

 

戦闘で瞬殺したいところですが戦闘に入ったところでチマチマと時間を刻んで出てくるのでむしろタイムロスです、大人しく先生を連れて避難しましょう。重量を抱えてどれだけ動けるかは筋力素早さ耐久の合計で計算されるんで今回のように先生を抱えて走る場合は意識しておいた方がいいかもしれません。まあレズちゃんはステータス全カンストなんで悠々と先生抱えて全速力ですが。

そもそも最終編に突入する条件を教えろって?しょうがねぇなぁ(悟空)、あとで教えてやるから見とけよ見とけよー?

 

「対象が逃げます、応援を……」

『これ以上騒ぎを起こしてどうする気だ……優先目標は確保した、これ以上の増援はなしだ』

 

優先目標……?

 

言ってる間にレズちゃんは爆速でイベント範囲内から離脱、戦闘に1回も入ることなく追いかけっこイベントは終了です。

 

……追手が止まった。これ以上深追いする気はないらしい。

 

"……撒いた?"

 

「……多分。先生、歩く?」

 

"流石にこのままじゃね……ってそうだ、元々は連邦生徒会から車が手配される予定で……"

 

「……あれ?」

 

……サンクトゥムタワーの方から車が走ってくるのが見える。

 

無事離脱に成功すると元々の移動手段の筈だった連邦生徒会の車が到着します。意外とすぐに来てる辺り結構なニアミスだったのかもしれませんね。

 

「ご無事でしたか、先生」

 

"リンちゃん?"

 

「ちゃん付けはやめてくださいと何度も……まあいいです。シャーレ付近で不審なヘリを確認したとの報告がありまして急いで車を飛ばしてきました、乗って……貴方は?」

 

あからさまに危ないのに行政官が出てきて大丈夫なんですかね()

 

「……私に構う必要はない。早く先生を」

 

"ナズナはどうするの?"

 

「……「優先目標」とやらが気になる」

 

「私はシャーレに戻る、先生は早く連邦生徒会に……まだカイザーが追ってこないとも限らない」

 

"……分かった、気を付けてね"

 

「……行きましょう。それと……先生を助けていただきありがとうございました」

 

「……やるべきことをやっただけ」

 

先生はリンの運転する車で連邦生徒会へと向かった……

 

というわけで追いかけっこイベントが終了し先生は無事連邦生徒会へ。これでリンちゃんの不信任案は可決されずなんなら先生が居るおかげで会議もまとまるので最終編一章が推定爆速の短縮となります、いいぞーこれ。

 

優先目標……もしやカイザーの目的は先生ではなくシャーレそのもの?

 

けどシャーレを占拠した所で……いや。

 

……「クラフトチェンバー」……!

 

最重要目標追加『シャーレの様子を確認する』

 

なんか目ざとく目的に気づいたようです、最重要目標が切り替わりました。

 

移動先を選択してください

 

「D.U.外郭地区:シャーレビル地下」

 

善は急げで爆速で地下へ、此処からは先生も居ないので思う存分銃を乱射できます。

 

「D.U.外郭地区:シャーレビル地下」

 

……やっぱりだ、目的はクラフトチェンバーか。

 

「お前は……!」

 

"連結銃を放つ"

 

戦闘に発展するまでもなくムービー中で撃沈、やっぱそこら辺のPMCはダメだな!

 

やはり先生が戻ってくるまでに此処のPMCを掃討しておく必要がある、早く……

 

危険が迫っている

 

……!?

 

此処でまた直感が起動。既知なうえ対応余裕なカイザーPMCごときに反応するはずがありません、つまりは……

 

……悍ましい感覚がする、これは……
 

 

何かが、来る……!?

 

カイザーPMCどころではない未知の恐怖(テラー)

 

虚空から……あれ、は……

 

「……」

 

砂狼シロコ……いや、姿が……

 

「……やっぱり、貴方ならそうすると思ってた」

 

「!?」

 

最終編実質ラスボス、シロコ*テラーですが……何やら様子が変ですね。

 

「定められた運命は変わらない、それは貴方自身が一番よく理解している筈」

 

「何を……」

 

「この世界は終焉を迎える、それは変わらない事実」

 

「まるで知っている風に……」

 

「知っているよ、だからこそ……これ以上貴方を関わらせるわけにはいかない」

 

 

 

 

 

 

「貴方には私と一緒に来てもらうよ、「ナズナ先輩」」

 

「……は?」

 

 

どういうことだってばよ(困惑)

 

 




〇○年○月▲日
先生に全て任せた方が上手く行く、39465回のやり直しを経て辿り着いた結論だ。私は先生に万が一が起きないように補佐をすればいい、私は確実なやり方を知っているけど先生は無自覚に確実で最善な方法に辿り着いてしまうから。下手に私が関わればより酷くなった事例だって幾多とある……私は不要になったのかもしれない。何をするにしても、先生に任せた方がいいのだから。


ひみつの手帳 15冊目





死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って死んで戻って




もういやだ。



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