キヴォトス存続RTA(any%)   作:暁真

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百花繚乱編その1

 

 そろそろ終わりが見えてくるRTAはーじまーるよー!

 

"目を覚ます"

 

……ああそっか、そろそろか。百鬼夜行燈籠祭。

 

花鳥風月部……百物語……過去どれだけ捜索を広げても発見できなかった以上、彼女らを事前に対処することは……不可能。

 

……それに最善を求めるのならあれを倒すのは私の役割ではない。いつまで経ったって、私の役割は障害の排除以外にない。

 

……行こう、あれさえなんとかすれば……後はセトの憤怒を待つだけだ。

 

任意目標追加『先生に接触する』

 

相変わらず初手先生接触、最早此処まで来ると定番の流れになってきましたね。とはいえ百花繚乱編はシュロが出てくるまでほぼほぼ調停委員会のゴタゴタなので何をどう接触するのかは気になりますが……

 

 

移動先を選択してください

 

「百鬼夜行自治区:市街地:大通り」

 

まあそれはそれとしてアクションを取っておくのは大事です、何せあのクソ猫……もといクロカゲの突破には百花繚乱が早めに集まってくれることが重要ですから。

 

「百鬼夜行自治区:市街地:大通り」

 

……少し寒い。気づけば冬だ。

 

先生は……居た、ユカリも一緒だ。

 

今の日付だと時系列はレンゲとキキョウを探している辺りでしょうか、通常チャートだと百花繚乱……もとい百蓮が最初から揃っていれば百物語は秒で消し飛ばせるのでそもそも百花繚乱編時点で捜索イベントが発生しないまであります。

というかそっちの方が百花繚乱編が秒で終わるので今の所の最適解……ですかねぇ、アヤメを黄昏に行かせないが必須条件なのでクッソ面倒ではありますがその分見返りも大きい攻めチャートですね。全ボス討伐レギュ1位の方がこのチャートで走ってます。つい先日最終編突入条件発覚の報をしたのですが嬉々としてチャート練り始めてやだ怖い……アイアンマン!

まあそれはそれとして(わかるマン)AI君はなるべくストーリーモード沿いチャートが最適と判断したようなのでそれを見届けましょう、メタ的な話だともうゲーム的には終盤ですし。

 

"……ナズナ"

 

「あら、お知り合いですの?先生」

 

"そうだね……知り合いだよ、色々あったけど"

 

微妙に態度が余所余所しいですね、マン・マシーンはもうないんですが……

 

「……祭と共に花鳥風月部は再び現れる」

 

"……そんなことだろうと思ってたよ"

 

「花鳥風月部……ではやはりあの文は……」

 

「あれに対抗できる者は少ない……文字通り神秘(テクスチャ)が違う、「証」がなければ傷ひとつ付けることすら叶わない」

 

"証……!?"

 

「そ、それってその花鳥風月部の方々は……幽霊ってことですの!?」

 

「……ある意味ではそうかもね」

 

まーた意味深発言ばっかりしてる……

 

「……「証」がなくても私だけならどうにかする事ができる……けどそれは根本的な解決にはならない」

 

「「御稜ナグサ」を探して、それが……今必要な事」

 

「ナグサ先輩を……?」

 

「……伝えたいことはそれだけ、じゃあ」

 

"待って"

 

先生の引き留めも定番になってきた気がします、天丼芸かな?

 

 

「何?伝えるべきことは全て伝えた」

 

"ナズナは……"

 

"本当にこのままで、いいの?"

 

「……質問の意図が理解できない。これが私の役割、これが私のやるべきこと」

 

"でもそれはナズナが背負うべきことじゃ"

 

「言ったはず、私は生徒じゃない……世界を救うためだけに存在するもの。そうなってしまったもの」

 

「もう……疲れた、今更変わりたくなんて、ない」

 

「生徒であった頃の記憶なんて……もう、記録でしか覚えていない。だから……このままでいい、このまま、終わらせて」

 

"……"

 

「ええっと、その……お二人がどういう関係なのかはよく分からないのですが……」

 

"ユカリ?"

 

「わたくしはその!好きでもない事を嫌々続けるくらいならいっそ逃げてしまってもいいのではと思います!」

 

「……」

 

「……逃げた所で、終わらないよ」

 

「……え?」

 

「どこまで逃げても結局は振り出し、死という究極の逃げですら許されない。最初から選択肢なんて……ない」

 

「……じゃあ、終わりたいっていうのは……」

 

「……」

 

「……せめて、終わりが欲しい」

 

「終わりさえ見えれば、そこを目指せる。そこに行けば……私という存在は終われる」

 

「……その、嫌なこと、ではなくて?」

 

「……実の所、ね」

 

「こうなる前の私がどういう人間だったかとか、ほぼ覚えていないんだ。感情も出来事も、ただ記録としか認識できない」

 

「だから……全て終わった後の私には、何もない。無でしかないのなら……存在する意味もない」

 

"そんなことは……"

 

「あるよ、先生。私はこの世界を救うという役割を与えられて、果たせなくて、貴方にバトンを奪われた存在」

 

「その過程でそれ以外の全ては捨てるしかなかった。だからもう……何も残ってないんだよ」

 

"違う"

 

"それは絶対に……違う"

 

「……話しすぎた、随分と口が緩くなってしまったみたい」

 

「ともかく……花鳥風月部には気を付けること。それだけは言っておくよ」

 

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「自宅」

 

マン・マシーンが消えた影響でしょうか。結構口数が増えた……というか口調少し変わりましたかね?破滅願望の影響か微妙に危うさが出ている感じがします。

 

「自宅」

 

……花鳥風月部、最善の策は百物語を使わせないことだが……受け身になるしかない以上これは無理だ。

 

だから次善の策として私があれらを1人で蹴散らす。シュロの目がこちらに向けば上々、先生は安全にユカリに手を伸ばす事ができる。

 

……やっぱり、私にはこれ以外何も残ってはいない。

 

百物語についての話題が出たので此処らで百花繚乱編のボスでありこのゲーム屈指のクソボスことクロカゲ君についての解説を今のうちにしておきましょう。

 

クロカゲはHP自体は2500万とこの時期のボスにしては低めなのですが問題はその能力。

なんと彼とその取り巻き達は「百蓮を装備したユニットが存在する場合」を除いてオーパーツ武器以外からのダメージを0にします。早い話がクロコ耐性の武器指定バージョンですね、ぺっ。

しかも現在百蓮を所持しているナグサは最終盤にならないと百蓮を装備してくれないのでそれまでこいつらの相手は完全なる無駄骨、遅延行動にしかならないのですが……

 

先述の通り百物語によって生み出された敵は「オーパーツ武器」以外からのダメージを0にします。

オーパーツ武器……

 

オーパーツ武器?

 

 

 

はい、今レズちゃんのメインウェポンになっている「Sol」&「Luna」……オーパーツ武器ですね?

 

つまり今のレズちゃんなら耐性をブチ抜いて百物語を白物語に変える事が可能って訳です、AI君はこれを見越してソルルナを入手していた……?

 

完全無敵な筈の耐性をオーパーツ武器がブチ抜ける理由としてはメタ的な理由だとエンドコンテンツ武器っていうのもあるんでしょうが一応こじつけ的なフレーバー説明もあります。というわけでソルルナのフレーバーをちょちょいと。

 

SMG&SMG「Sol」「Luna」

名も無き神々の信奉者達が遺した神秘を穿つ星の名を冠する銃、その内の2つ。絶え間無い銃撃の嵐と全てを薙ぎ払う一撃があらゆる障害を粉砕する。

 

全武器種に存在するオーパーツ武器は無名の司祭製であり、共通して「神秘を穿つ星の名を冠する銃」というフレーバーが振られています。神秘殺しに特化しているので百物語の神秘だろうが余裕でぶち抜けますよーってことなんでしょうね、シュロは流石に泣いていいよ。

 

このオーパーツ武器共個人的に大好きなので時間があれば番外編として別途解説動画でも上げようと思います、今はRTAに集中しましょう。

 

道は示した。後はやるだけをやろう。

 

……もしかしたら、今回こそ奴を倒せる(終われる)かもだから。

 

重要目標追加「花鳥風月部の襲来に備える」

 

やっぱりメインストーリーに関わる気はあまりないようです、いつもの通り助っ人役。

いやまぁ仕方ないことではあります。

 

 

 

先生が居ると該当生徒と相当好感度が高いでもない限りイベント関連全部先生に任せりゃいいじゃん、な結論になるのは余程チャートを練らない限り自然なことですから。試行回数の結果先生に任せるよりも速い攻めチャートよりも安牌なのを選ぶ結論になってもそりゃあ当然です、私が設定したAIのルーチンは「なるべくゲームオーバーにならないこと」、タイムも周回の上では速い方がいいですが……どうしても安牌に行きがちになっちゃいますからね、これだと。




××年⭐︎月×日
大賢者クズノハ……伝説上の存在とされているが前に一度セイアから彼女と邂逅した……なんて相談を受けた事がある。彼女の未来予知は確実だ……つまりクズノハは実在する。
彼女から助言を貰えば少しはこのやり直しの連鎖もマシになるのだろうか?と思い立ち、今回からは百鬼夜行に学籍を移してクズノハの行方を探る。アリウスに関してはミレニアムと同じように極秘の通信をおくってどうにかしようと思う。ヴェリタスにいた頃の技術が今も役に立つとは……三つ子の魂百まで、って事かな?

 

番外編だよー!

  • 星の名を冠する銃
  • 1周目
  • ナズナとの記憶が引き継がれてる……?
  • 各自治区人力RTA
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