キヴォトス存続RTA(any%)   作:暁真

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百花繚乱編その3

 

 

……

 

"ナズナ!"

 

「先輩……」

 

先生に、シロコ……

 

……戻ってきたみたいだ、元の世界に。

 

「……時間はどれくらい経った?」

 

「数分程度、先輩が突然消えた時はどうしたものかと思ったけど……」

 

"アロナが大丈夫って言うからそのまま続けてたよ、結果オーライってとこかな?"

 

「……そう、ありがとう」

 

"どういたしまして……あれ、そのリボンは?"

 

「借りてきた。今度返しに行く」

 

「……懐かしい。先輩はいつも身につけてたね、そのリボン」

 

「感傷に浸るのは後でもできる……今はこれから起きる災厄の被害を少しでも少なくしたい」

 

「この前の迷惑料代わり。力貸して、シロコ」

 

「勿論。その為に私は来たんだよ、先輩」

 

「シロコ*テラー」がパーティユニットになった。

 

連携EX「Eclipse grandcross」が解放された。

 

 ……なんか急にやべーイベントが発生したと思ったらいつの間にか破滅願望がマン・マシーンの上位互換スキル「揺るがぬ境地」に変化した上にクロコがパーティ加入したんですが(白目)

いや後者に関してはまだ分かります。どうもクロコの好感度については操作キャラが死神(アヌビス)の目覚めで使っていたキャラの場合その周の好感度を引き継ぐようですから。

問題は前者、正直に言うと訳がわかりません。このゲーム選択肢は無数にありますがまさかイベントまでランダム生成されるなんてことあるんですかね……あるのか?

とはいえこの段階でのクロコ加入は凶悪なキャラ性能も相まって追い風も追い風。「揺るがぬ境地」もデメリットのない確定会心スキルなのでぶっちゃけた話もうこっから先のボス達に負ける道理がありません。解放された連携EXだけ気になるところですが……まあsonicだけ撃ってれば相手は死ぬだろうし使われる事は多分ないでしょう、悲しいなぁ……

 

「先生、貴方は引き続きナグサを探して欲しい。ただ敵を倒すだけなら私だけでも事足りるけど……百花繚乱をどうにかできるのはこの世界では貴方だけしかいないから」

 

"わかった。その……任せていいんだよね?"

 

「何度も言った筈」

 

「私はできない事は言わない主義」

 

"……それじゃあ、任せたよ"

 

「うん、任された」

 

「……ねえ先輩」

 

「何?」

 

「……ナラム・シンの玉座で何があったの?」

 

「……さて、何があったんだろうね」

 

……そうだ、私は生きる。

 

生きて、絶対に約束を果たしに行く。

 

重要目標追加「百物語の出現に備える」

 

ひとまずこれでイベントは終わりのようです。後は時間経過で発生する百物語を白物語にしてやるだけですが……うん、クロコのステータス確認?

 

シロコ*テラー

MIDDLE✖︎ATTACKER

筋力:990

知力:900

耐久:1000

素早さ:950

恐怖:1100

 

うーん強い。ストーリーモードでは同行する機会もあまりないため実機では初めて拝みましたがやっぱり一部NPCは上限突破してるステータスがあるのが非常に羨ましいです。自キャラも上限突破させてぇんだけどな俺もなー!と言うか何のために今更ステを……

 

シロコ*テラー

装備

AR「BLACK FANG 465」⇨SMG&SMG「Sol」「Luna」

 

ああなるほど装備変更か、そういえばクロコも持ってましたねソルルナ。これで百物語戦でイベントが発生しなくてクロコが何もできないって事はなさそうです。AI君の記憶力凄いなぁ(こなみ)

 

「……先輩、花鳥風月部とやらはもうすぐ?」

 

「うん、記録の通りならもうすぐ。だから先生にはナグサを探してもらっている」

 

「そのナグサって人は……」

 

「ただ終わらせるだけなら私だってできる。だけど私の立場では最善の終わりに導く事はできない」

 

「……まあ、そもそも私は導くとかそういう立場ではないかな。あくまで今の私は最善へと至る道を舗装するための存在。前提からして違うよ」

 

「……随分と吹っ切れたね、先輩」

 

「ああだこうだ言ってきたけど……結局私は生きたいみたい」

 

「生きたいからこの世界を救う。生きて約束を果たしたいから此処に居る。世界のためとかどうでもいい、私は私として生きたいからこうする。少なくともこれからはそう」

 

「私として……」

 

「……そうだね、先輩は先輩だし、私は「麗樹ナズナが先輩だった」砂狼シロコ。例えどれだけ否定されてもそれだけは変わらない事実」

 

「そうだね、どこまで行っても私は私で」

 

「シロコはシロコだ……まあこのままだとややこしくなりそうだけど」

 

「じゃあ私はつよシロコ。こっちの私はよわシロコ」

 

「本気で言ってる?」

 

「じゃあ他にいい案ある、先輩?」

 

「……ちびシロコとでかシロコとか?」

 

「ん、採用」

 

「えぇ……」

 

吹っ切れたと思ったら殺意全開で殺し合ってた相手と漫才し始めてる……これが好感度100の力かぁ(適当)

 

「……ひとまず奴等が現れるまでは適当にそこら辺を見て回る。奴等が現れてからは最低限の処理をしながら……黒猫を探す」

 

「黒猫?」

 

「そう、他は攻撃が効かないだけで単体での被害はそこまでだけど……あれだけは別」

 

「見分ける方法は?」

 

「見ればわかる。黒くてデカい猫」

 

「わかった」

 

……確か猫鬼クロカゲ、だったか。

 

昔如何にも切り札、という紹介をされたのは未だに覚えている。容易く潰してしまえば今回も相当良い顔が見れる事だろう……

 

……いや何を考えてるんだ私。昔猛獣なんて言われていたのがいよいよ否定できなくなってくるぞ……この世界にその通称を知っている人は居ないけど。

 

どうなっても根っこは変わらずバーサーカーのようです。もしかしてマン・マシーン状態が1番普通だった……?

 

「それじゃあ行こっか、先ぱ……うん?」

 

なーんか変な花火の音ですねぇ(すっとぼけ)

 

……爆発音、始まったか!

 

花火と共にお祭り会場は炎と煙でもう滅茶苦茶や、(避難誘導事後処理その他諸々で)気が狂う!

 

「唐傘の化け物、あれが花鳥風月部……であってる?」

 

そして爆発と同時に現れるクソエネミー唐傘君だぁ!何でこいつら毎回毎回無駄に数だけ多いんですかねぇ!?(殺意)

 

「半分合ってる。あれは花鳥風月部の持つ本によって生み出された怪異、対抗できるのは百花繚乱と……」

 

「この銃を持つ者だけ。時間がない、突っ切るよ」

 

「了解……久しぶりだね、こうして2人で戦うの」

 

「……そうだね、合わせられる?」

 

「冗談、先輩が合わせる側」

 

「その大口、1年生の頃にでも戻った?」

 

「だって先輩だし」

 

「……ちょっと後で色々言うことがあるね」

 

"銃を構える"

 

さて、此処から戦闘ですが事前に百物語戦がどういったものかを簡潔に伝えておきましょう。先述の通り奴らは覚醒した百蓮を装備するキャラがパーティに居るかオーパーツ武器でしか攻撃が通りません、おまけに時間経過で無限に増えるので基本的に戦闘勝利条件は増援が来る前に全滅させるか戦闘エリアを離脱するかです。通常プレイであればキレ散らかしながら離脱しまくる羽目になりますがAI君は用意周到、しっかり特効武器を入手しています。

 

まあつまるところ……

 

START!

 

完全記憶能力:筋力、知力上昇

 

常勝の指揮官:味方ユニット全ステータス上昇

 

ベストパートナー!:該当ユニット全ステータス上昇

 

対抗手段であるソルルナを持っている以上、此処からは百物語解体ショーの始まりです。




〇○年⭐︎月×日
……この25回、あらゆる手段を試してアヤメを花鳥風月部から救えないか試してみた。結果は全て失敗、どう足掻いてもアヤメは黄昏に放り込まれてしまう。百蓮をナグサに託しているのが幸いだが……ナグサは失踪してしまうし、私が百蓮を持ったとしても真の力を解放する事はできやしない。
……百花繚乱が解散すれば、ナグサの帰ってくる場所が無くなれば撃つ手はもうない。だから百花繚乱を守ろう、未来を掴むために。

 
 
ナラム・シンの玉座を介した並行世界観測レポート

どうも別世界の私……と言っても無数に居るので此処では推定やり直しをしている私についてだ。一見チグハグな行動をしているがこれにはパターンがある。
最初のうちはとりあえずできる手段を全部使って何が起きるかを検証し……ある程度分かったらその中で最も効率の良い方法を選択する。さながらAIの自己学習だ。
まあなんというか……あれだね、自分の命を勘定に入れてない生き方をしてる。正直ビビりっぱなしだ、私だってそこまで命知らずじゃないよ?

……さて、次はこの私の合理性を検証するために私が居ない世界を観測してみようかな。
 

 

番外編だよー!

  • 星の名を冠する銃
  • 1周目
  • ナズナとの記憶が引き継がれてる……?
  • 各自治区人力RTA
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