キヴォトス存続RTA(any%)   作:暁真

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アビドス3章編その1

 

 ついに最終回なRTAはーじまーるよー!

 

"目を覚ます"

 

……ベアトリーチェは退場した、アリスは生徒として生きることを選んだ、百物語はひとまず追いやった……

 

残るはセトの憤怒ただ一つ。並行世界の私が今回で終わると保証してくれたんだ、絶対に……新しい明日を迎えてみせる。

 

ついにストーリーは収録時点での最終章アビドス3章に入りました、相変わらず参考になるものがストーリーモードしかないので此処ではそれ前提の解説になります。

アビドス3章の嫌らしいところは引きこもり(吟遊GM)こと地下生活者が混沌の領域を通じてバカみたいに嫌がらせをしてくること。ホシノの暴走に始まりシャーレ爆破、スオウの誘導、シェマタの操作……対策しようにもあいつは引き篭ってるのでこっちから攻めに行くことはできません、悲しいなぁ……

一応できる範囲の対策としてシャーレ爆破から未然に先生を守ることで総会関連イベントに大幅な短縮が見込めることは他走者の走りにて実証済みです、今回はアルカモードとはいえアロプラバリア完備なのでもし失敗しても再走案件にはならない分猶予はありますが……成功してもらった方がタァイム的には嬉しいですね。

 

とはいえセフィラ・コードが反応しない事には何のしようがない、後手に回るしかないのが悔しい所だ……知っているのに。

 

ただまあこのようにシャーレ爆破が総会の前日なのはAI君は知らない情報です、セフィラ・コードの反応速度がどの程度かは分かりませんが……後手も後手で間に合うのかなぁこれ?

 

……!

 

モモトーク……シロコからだ。

 

"モモトークを開く"

 

おっとここでモモトーク、クロコからの情報で何か有力な物……あるかなぁ?

 

 MomoTalk

 

でかシロコ
先輩。

こっちでも色々捜索を続けてるんだけど……

……厄介なことになった。

 

厄介なこと?

どういう意味での?

 

 

でかシロコ
簡単に言えば

またこの世界に混沌の領域が構築されてる。

……それも相当高度なものが。

 

……影響は?

まさかもう手遅れとかじゃないよね?

 

でかシロコ
それは大丈夫、まだ何か起きたわけじゃない。

……でも、何が起こっても不思議じゃない。

高度な混沌の領域は文字通りあらゆる事象を可能にする。

 

 

……わかった、警戒しておく。シロコも気をつけて

 

でかシロコ
分かってる、むしろ先輩に何かあったら私が助けに行くから。

 

 

その時は頼むよ、私は混沌の領域について何も知らないからさ。

 

でかシロコ
私もそこまで詳しい訳じゃないけど……きっと先輩を助けるくらいはできる。

 

無茶だけはしないようにね?

 

でかシロコ
先輩に言われたくない。

 

……反論のしようがない。

 

 

(ちゃっかりモモトークの名前がでかシロコになってるの)笑っちゃうんスよね。まあそれはそれとしてこれでレズちゃんが引きこもり空間こと混沌の領域に気付きました。セフィラ・コードと合わせれば爆破前に先生を救出することもだいぶ安定するでしょう。

 

混沌の領域……

 

そういえば並行世界の私もそれについて研究していたな。

 

……私のことだからきっとろくでもn……更に研究が進んでいる筈だ、リボンと手帳を返しに行く時にでも聞いてみよう。

 

なんで凄いじゃなくて碌でもないが先に出てくるんですかね(困惑)、もしかして元の人格相当イってる子だった……?

 

……!

 

ん?

 

「セフィラ・コード」が反応している……!

 

移動先を選択してください

 

「D.U.外郭地区:シャーレオフィス」

 

おお、通知が来た途端秒でコマンド選択してシャーレへ。やっぱり相当苦汁舐めさせられてるんですねぇ。

 

「D.U.外郭地区:シャーレオフィス」

 

反応が正しければ……!

 

"あれ、ナズナ?"

 

"先生を抱き抱える"

 

なんかデジャヴですね、まあ天丼は3回までって何処ぞの誰かが言ってましたしいいか(適当)

 

"へ?"

 

「説明は後、飛び降りるよ!」

 

"え、ちょ"

 

記憶と同じなら最も速くて安全が保証されるのはこれしかない……!

 

"階段中央の穴に飛び降りる"

 

2回目のメガトンコイン、エレベーター使えよ(正論)

 

"だから私絶叫系は苦手なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?"

 

ほら、先生も苦手らしいですし……実際急降下ってどれくらい怖いんでしょうね。

 

……!

 

上の方で衝撃と熱……やっぱりそうだった。

 

先生には申し訳ないけど、生きてるだけマシと捉えてもらおう……!

 

でも受け身間違えたらこれ先生死にませんか?という野暮な冗談はさておき……これである意味最大の関門であるシャーレ爆破回避成功……って所でしょうか。

 

……

 

今度も上手く衝撃を殺せたようだ、先生も……なんか凄い顔してる。

 

"相変わらず生きた心地がしない……"

 

「……今回は本当に死んでたのかもしれないんだから我慢してほしい……ほら」

 

上の方からちらほら瓦礫が落ちてきている……無事間に合ったみたいだ。

 

"……これがナズナの言ってたシャーレが爆破されるって奴?"

 

「多分そう、どういう原理かはわからないけど……先生が居る世界では必ず発生した。今回でやっと……やっと、先生を救うことが、でき、た……」

 

"……泣いてるの、ナズナ?"

 

「……私の、努力、無駄じゃ、なかったんだって……」

 

65535回の結実って所でしょうか、まあ後半はほぼ確率運ゲーだったっぽいですが……

 

"……そっか、ありがとう。また助けられちゃったね"

 

「……よし、落ち着いた。それとお礼は素直に受け取っておく……先生、この後の予定は?」

 

"アビドスに。今ちょっと厄介な事になってて……ナズナの言ってた「抗いようのない終焉」と関係してるかはわからないけどね"

 

「分かった、私は爆破の原因を調べてみる。確実に先生の事を狙っている誰かが存在する筈だから」

 

多分今頃その誰か顔真っ赤にしてますよ。

 

"無茶だけはしないようにね"

 

「……それシロコにも言われた。にしてもどうやって……」

 

「検索完了、どうやら混沌の領域からガス配管を操作、綺麗にシャーレだけを爆破できるようなガス漏れを引き起こしてそのままちゅどーん、って感じかな」

 

ん?

 

この声は……!?

 

「おっとその顔、「なんで私がこっちに?」って思ってそうだね。簡単な事だよ」

 

「この前の検証で混沌の領域が形成された世界同士なら物体の転移は可能ということは実証済み、だったらこの前の逆で私がこの世界を訪れる事も決して不可能ではない、そういう理論でやってみたらできちゃったんだなこれが。流石私……ま、これまだ実験段階なんだけどね」

 

"な……"

 

"ナズナが……2人……!?"

 

ファッ!?

 

「あー……驚かせちゃったか、ごめんねこっちの世界の先生。そしてその……なんだろうな。こういう時どう言えばいいんだろうね(ナズナ)

 

「……こういう事態が発生するのなら必ず返しに行くなんて言わなかった」

 

「あはは、ごめんごめん。でもいつ繋がるか分からない以上こっちの方が確実だろ?そしてこういう時どう言えばいいかわかった。この状況で最適な言葉、それはつまり……」

 

 

 

「来ちゃった♡……うーん、やっぱりなんか違う?」

 

どういうことだってばよ(困惑)






ナラム・シンの玉座を介した並行世界観測レポート

とりあえずでナラム・シンの玉座の連続稼働時間を限界まで伸ばし、この前閃いた例のシステムの構築がついに完了した。
仮称「サルゴンの錨」、混沌の領域が形成されている世界に干渉して領域をジャック、時間、空間を誤認させることで擬似的な並行世界への転移を可能にした……筈だ。今はまだドア……領域が形成されている世界にしか転移できないけど最終目標は自力で混沌の領域を転移先に作り出すこと、多分残りの学生生活はこれの実現に打ち込むことになりそうだ。
さて、そういうわけで検証実験を始めるんだけど……なんとも都合の良いことに周回中の私の世界で領域が形成されている。
レポートの続きは帰ってきてから書く、というわけで行ってくるよチーちゃん、先生、皆!

番外編だよー!

  • 星の名を冠する銃
  • 1周目
  • ナズナとの記憶が引き継がれてる……?
  • 各自治区人力RTA
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