「これは推測だけど……今までの世界でシャーレ爆破とセトの憤怒顕現がほぼ必ず起きていたのは奴の影響かもしれない。そうじゃなきゃ説明がつかないからね」
最終編世界じゃ地下生活者が解放されてるかわからないんで違うんじゃないんですかね(正論)。
「癪な話にはなるけどあの暇人に相当な回数君は詰まされてたってわけ……ただ、今回は変数として私とあのシロコちゃんが居る。いい加減後手側じゃいられないだろ、私?」
「そうこなくちゃ面白……私じゃない。いいかい、今のところ奴の計画は3つだ」
「1つ目、列車砲シェマタを中心としてアビドスに混乱を招く。これはシェマタを破壊すればどうにかなるだろう、何せ争う理由がないからね」
「2つ目、小鳥遊ホシノへの干渉。どうやらテラーなる現象を引き起こそうとしたみたいだけどこれは先生とあっちのシロコちゃんの手で事前に阻止、助けを求めたのはお手柄だったね私?」
「あらそう、まあこれが本命だったみたいだし今頃顔真っ赤にして悔しがってるんじゃないかな地下生活者とやら」
すっげぇ長文お気持ちしてるのが見える見える……
「んでそれは別にどうでもいいから最後の3つ目……セトの憤怒の顕現。どうも奥の手だかなんだからしいけど……小鳥遊ホシノへの干渉が失敗した以上はこれが本命になるはず。シェマタを隠れ蓑に着々と準備してるってとこかなぁ……」
「……難しい、私も地下生活者がどこに居るかを調べようとはしたんだけど……無理だった。どうも混沌の領域は不確定なもの……同じ混沌の領域に存在する者の居場所は探れないっぽい、何せどこに居るのかが定まっていない状態だからね」
「謝らなくていい……ともかく、今は事前に阻止できるシェマタについて考えよう、セトの憤怒は……やるだけの対策をして、その時また考える。それでいい?」
「実物も見てないのに判断が早いね?」
「……そうか、"それ"があったか」
あー、なるほど。シェマタも機械、セフィラ・コードで掌握できないことはない、と……流石にここまで想定して先生から返してもらっていた訳ではないでしょうがこれは美味しいですね。
「確かにそれが1番確実だ……ただ問題が1つあってね」
「どうも動力炉がとんでもないようでね、調整しないと下手したら数百キロ範囲で自爆の巻き添えになる。私だからそこら辺は大丈夫だろうけど邪魔にだけ気をつけて」
「生徒会の谷って場所……知ってるかな」
「なら話が早い。本当なら今すぐにでも行きたいけど流石にちょっと時間使いすぎた、決行は明日……それでいい?」
「明日は大混乱が予想される、ドンパチやってる間に私達はこっそり終わらせてしまおう。そんなものに構ってる暇はないからね」
「んー……やれるだけ、とは言ったけどできることといえば戦力増強と出現地点の予測くらいかなぁ。気休めかもしれないけど1人じゃないってだけでも違うだろ?」
「そういう訳で決まり。今日はもう寝よう!……あ、布団借りるね」
さらっと流れ作業でシェマタ君が自爆させられそうになってる……いやまあどうせ破壊される哀れな砲台君であることに変わりはないんですが雑に処理されるのに悲哀を感じますね、まあこれRTAだから残当なんですが。
スオウがシェマタを確保しに来るのは昼過ぎ、話を聞くにどうやら並行世界のレズちゃんも転移能力持ちのようなので……まあ余裕で間に合いますね。シェマタ破壊が時系列進行イベだったりしたらまだ分かりませんがどっちにしろスオウが来る前に破壊は間に合うことでしょう。
「おはよ、よく寝れた?」
「それはもうぐっすりと、混沌の領域を使った調べ物って結構体力使うからね」
「増援は呼ばなくてもいいのかい?」
「犬?」
「どっちにしろイヌ科じゃん。随分と懐かれてるねぇ」
「それもそう。さっさとやることやって、備えること備えよう」
うーん殺る気満々、思えば今までずっと後手に回ってましたが先手を打って潰しに行くのはこれが初めてな気がしますね。
RTA的には恐らくこれがラスト転移、後に控えるイベントはシェマタ破壊、それに付随するスオウ、セトの憤怒戦だけとなります。本RTAはセトの憤怒撃破時点で目標達成、タイマーストップとなりますのでこれが本当に本当の最終決戦、このままガバなく走り抜けて欲しいところさんです。
「……うわぁ無駄に装飾が豪華、古代の遺産って感じだねぇ」
「え、疑ってたの?いやまぁ座標を誤認させて結果的に移動してるだけだから実際には転移とは違うんだけど……って無駄話してる場合じゃない、あれだよ、シェマタは」
列車がデカすぎる。度々思うんですがエリドゥといいシェマタといい3年規模でできるものじゃない物がポンポン出てきますよねブルアカって。
「できそう?」
「おっけー、周囲は私が警戒しておく、破壊工作よろしくね」
この規模の車両だと内部が半ばダンジョン化してる気がするんですが……
流石に無駄な移動と探索を強いられるのはダメと判断されたのでしょう、オミットされています。実際ここまで来て無駄に時間を浪費とかしたくないユーザーが大半でしょうし大正解だと思います。
後で解析してみたのですがシェマタのセキュリティ硬度は10、流石に雷帝の遺産ですがチートツールセフィラ・コードにかかればこの通り。ぜってぇ無名の司祭の遺産だろこの道具。
はっや。普通電子工学レベル10でも10分程度かかるもんですがセフィラ・コードの恩恵かな?
「自爆シーケンス」
実行まであと180秒
なんともまあサクサクに自爆シーケンスが作動、3分ならスオウも間に合わない事でしょう。勝ったな(フラグ)
冗談のフラグ構築はさておき、時系列進行イベントでもない限りはこれでシェマタの処理は完了です。つってもホシノ*テラー√が消滅した以上地下生活者がこれの破壊を邪魔してくるかは微妙な所ですが。
「おかえり、上手く行ったようで何よりだ」
「……ああ、そうだね」
「お客さんみたいだ、仕事熱心だね全く」
まあそれはそれとしてスオウがエントリーしたようです、(出てくるの)ちょっと遅かったんちゃう?
「テクスチャー」なる概念がこの世界には存在する。どうも世界というのはこれが貼り変わることで変化するらしく、リオやヒマリがこぞって研究してた「無名の司祭」の遺産は大半が今のテクスチャーになる前の世界で製造されたものらしい。テクスチャーが変わると技術体系も変わる、故にロストテクノロジー化する……って理屈なんだろうか。
まあそれはどうでもよくて此処からが本題、どうもあちこちで世界を滅ぼしてる「神々の星座」なる存在はその前のテクスチャーのものらしい。
テクスチャーが貼り変わった世界に何故無機物ではなく概念的存在が顕現することができるのか……調べてみる価値はありそうだ。
番外編だよー!
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星の名を冠する銃
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1周目
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ナズナとの記憶が引き継がれてる……?
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各自治区人力RTA