TS娘はお菓子なライダー   作:カブライニキ

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よかったら別作品の方もみてやってください。


第一話 TS娘の転生特典

 

皆さんは、『TS』と言うものをご存知だろうか。

 

TSとは『transsexual』つまり、性転換を表す言葉である。

 

男は女になり、女は男になる。

 

そんな現象は現実世界では起こることは無い。

 

つまり、フィクション作品でしか起こり得ないことなのだ。

 

 

......なぜ俺がこんな話をし出したのかと言いますと.........

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほおら『ルナ』お父さんでちゅよ〜」

 

 

「全然泣かないわねぇ」

 

 

「流石はエンフォート家の次女だわ!」

 

 

 

 

 

見知らぬ雰囲気の部屋、見知らぬ3人の男女。

 

 

少しふくよかな男は俺に向かって赤ちゃん言葉で話しかけ、黒髪ロングの美しい女性は不思議そうな顔で俺を見つめ、気の強そうな女性似の女の子は嬉しそうにこちらをのぞいている。

 

 

 

 

 

 

......果てには本能的に感じる身体の縮尺の小ささ+人生を共にした息子の霊圧の消失。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、俺異世界転生しとるわ。女の子で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_______________________

 

 

 

 

 

どうもこんにちは『ルナ・エンフォート』です。

 

今日も花々が咲き乱れ、小鳥達が囀るいい朝........

 

 

はいすみません悪ふざけしました。

 

えー、事情を説明しますと、あれから大体5年の月日が経過しました。

 

 

経過連絡を怠ったのは本当にすみません。

 

 

 

だってしょーがないでしょォォォ!

 

居心地がいいんだもん!この家!

 

お父さんは伯爵とか言うイジワル貴族のテンプレートみたいなポジションなのにめちゃくちゃ優しいしお母さんは男口調の俺をそのまま受け入れてくれるしお姉様はご令嬢なのに民に対してすっごく真摯だしさァァァァ!

 

 

 

この家!!(愛が)深いっっっっっっ!

 

 

 

えーでは今日はそんな俺の血縁者をご紹介いたします。

 

目ん玉かっぽじってよーくみとけよ!?

 

 

 

まずはお父様である『テフ・エンフォート』

 

 

あ、お前今お父様のことデブっつったな?殺す

 

 

まぁあの肉体って剣術で鍛えた筋肉なんだけどさ。

 

 

この前甘えに行ったら岩かと思ったあの肉体。

 

 

そしてすごく優しい。

ありのままの俺を受け入れてくれる。

 

あと貴族だからって全然威張らない。

 

自慢もしない。

 

家族サービスは毎日する。

 

 

何だこの人!?

 

 

 

 

次にお母様の『エルナ・エンフォート』

 

はい、この人最強です。

 

 

実はこの世界には魔法と魔力という概念がございまして、お母様は魔法と魔術のエキスパートでございます。

 

 

なんか知らんけど世界最強の龍を三十秒で塵も残さず殺したって話をお父様から聞きました。

 

すごく怖かったです(KONAMI感)

 

 

なんか世界最強十人集の一角だそうです。

 

 

そしてお父様とおんなじか、それ以上に優しいです。

 

あとすっごい美人。

 

 

 

 

次にお姉様の『フレナ・エンフォート』

 

 

はい、この人も最強です。

 

 

もうわけわかんねぇよ。

 

御年十歳の可愛らしいご令嬢様です。

 

 

ですが、一度剣を抜けばその溢れんばかりの魔力が自動的に炎へと変化し、全てを切り裂く剣となります。

 

 

怖いね。

 

 

この人もすっごい優しい。

 

俺のことを弟としても妹としても大事にしてくれる人です。

 

 

ちなみに領地の騎士団長を務めているそうです。

 

 

十歳なのにすごいね!

 

 

すでにお母様の組織で働いているそうで、将来的にはその地位の末席に加わる予定らしい。

 

 

つおい。

 

 

ちなみに俺とは五歳差です。

 

 

 

 

 

と、まぁこんな感じの家族です。

 

人間的にも強くて剣士としても魔術師としてもアホみたいに強いご家庭に生まれし俺もさぞかし魔法と剣の才能があるのではと思ったそこのあなた!

 

 

残念ありませんでした!

 

 

剣を持てば重さで転び、魔法を使おうとすればあまりの魔力の無さに空気が手のひらから出ます。

 

 

例えるならちから1のMP1の勇者って感じですねはい。

 

 

 

これでどう戦えばいいんだ(遊戯王感)

 

 

そんな意味不明⭐︎な俺にも一応転生特典がございます。

 

 

それがこちらァァァ!

 

 

腹に付いた赤色の獅子舞を思わせる大きな口!

 

 

その口には何とハンドルとボタンが取り付けられています!

 

 

察しの良い方ならもう分かったはずです。

 

 

 

そう!令和最新作の仮面ライダー!『仮面ライダーガヴ』のベルトである『ガヴ』がもらえちゃいました!

 

 

しかも本編見れないと可哀想とかで本編も見せてくれるそうです!

 

 

うん、これで娯楽には困らんな。

 

 

基本的に姉さんが守ってくれるし家から出んから基本お菓子作りに専念できるから毎日楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルナ、この学校に興味ない?」

 

 

 

「エドワード魔術総合学校?」

 

まぁ、そんな生活が長く続くわけもなく

 

 

 

 

「そう、私が今通ってる学校なの。きっとルナなら才能があるからどうかなって。」

 

 

 

 

 

齢七歳、現実と直面

 

 

「......いやだァァァァ!絶対言われる!「エンフォート家の出来損ないwwww」って言われる!」

 

 

「ル、ルナ!?」

 

 

「俺は学校には行きたくないでござるゥゥゥ!」

 

 

 

 

 

はい、こんなことを言っておきながら学校には入学しました。

 

 

ちなみによくある入試とかはなく、自動入学でした。

 

 

 

 

 

嗚呼、無情。

 

これから後ろ指を刺され、果てには石を投げられる地獄の学校生活が始まる。

 

俺には特撮しか無いというのに.........およよ。

 

 

いざとなったらこの無駄に良いスタイルを使って逃げます。

 

 

 

次回、入学編でーす。ご期待ください.........





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