ラブライブ! アイドル×暗殺者   作:大猫

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今回で一年生組の入部劇は終わります、

どのように一年生組の心情が変化して行くのか、

それでは、第十話スタートです、


第十話

 

私、西木野 真姫は小さな頃からなに不自由なく育ってきたわ、私のやりたいことと引き替えに…

 

私は人よりも出来が良く、そして人よりも容姿が良かった、

 

でも、そのせいで親からの期待、周囲からの尊敬の眼差し

 

本当は嬉しいはずなのになんだか、見えない鎖に繋がれているような気がしたわ、

 

自分ではビクともしない鎖…

 

私はこのまま鎖に繋がれたままなんだろうなって思ってた、

 

でもね、その鎖を断ち切ってくれる人が現れたの、

 

………

 

 

〜リビング〜

 

「人生に選ばれたってどういう意味よ」

 

真姫ちゃんは質問して来た、

 

「そのままの意味さ」

 

まだ、ここで自分の過去を話すべきでは無いなと悟り、

 

「少しおしゃべりが過ぎたようだ、これで失礼させてもらう」

 

「あっ、ちょ、待ちなさいよ!」

 

真姫ちゃんは俺を呼び止めた、俺は真姫ちゃんに向き直り、

 

「もう一度言う、何を自分がしたいか考えるんだ、君はせっかく選べるんだから」

 

そう言い残し、俺は玄関を出た、

 

「あっ、私もこれで」

 

俺の後を花陽ちゃんは追って来た、

 

〜花陽side〜

 

私と一也さんは今、帰り道を歩いています、

 

「悪いね、なんだか無理やり帰る感じになっちゃって」

 

「いっ、いえ大丈夫ですよ」

 

それにしてもさっき言ってた[人生に選ばれた]って、どういう意味なんだろう、

 

「あっ、あの!」

 

「なんだい?」

 

一也さんが優しい目でこちらを向いてくれました、

 

「人生に選ばれたって言ってましたけど、その人生が選んだ物ってなんですか?」

 

そういうと、一也さんは遠くを見つめながら口を開いた、

 

「辛く、険しく、悲しいものだよ」

 

一也さんは一体どんな人生を歩んで来たんだろう、

 

「だから、花陽ちゃんや真姫ちゃん、それに穂乃果たちにはやりたいことをやってもらいたいんだ」

 

一也さんこんなにも私たちのことを思って……

 

「一也さんは強いですね」

 

一也さんは一瞬驚いた顔をしましたが、私に語りかけました、

 

「強くなりたくてなったわけじゃないよ」

 

本当にこの人のことがもっと知りたくなって来ました、どうして、こんなにも強くなったのか、どうして、人生に選ばれたのかを、

 

「それより花陽ちゃん、少し小腹が空かないかい?」

 

いきなりの発言に私はたじろいでしまいました、

 

「えっ、あっ、はい!お母さんにもちょうど何かを買っていこうと思ってたので」

 

フフフ、小腹だなんて、そこまで私のことを思ってるなんて、

 

私もこの人のように強くて優しい人になりたいな、

 

「あっ、それじゃあ、そこのお店にしませんか?」

 

「いいね、よし俺のおごりで思う存分食べてくれ」

 

「ふふふ、それじゃあ、夕飯が食べれなくなっちゃいますよ」

 

そして、私たちは、穂むらというお店に入りました、

 

 

 

 

 

あれ?どこかで聞いたことがあるような?

 

 

 

 

 

 

〜高坂家〜

 

「いらっしゃいませーって、かずや君に花陽ちゃん?」

 

あっ、花陽ちゃんに夢中で店の看板とか見てなかったー、

 

「あれ、次は花陽ちゃんをはべらかしてたのかな?」

 

うっ、やばい、また何かされる!

 

「ちっ、違います!」

 

「「えっ?」」

 

花陽ちゃんが突然大声を上げた、

 

「あっ、いえ、なんでもありません」

 

まさか花陽ちゃんがあんな大きな声をはりあげるとは、

穂乃果も「花陽ちゃんがそう言うなら」と言って少し反省してるみたいだ、

 

「そうだ、二人とも少し上で待っててね〜」

 

俺と花陽ちゃんは二階へ上がった、

 

「まさか、花陽ちゃんがあんな大きな声を出すとは思わなかったよ」

 

「いえ、一也さんが私のために色々話とかしてくれたのに、それをはべらかしたなんて言われたら、一也さんが可哀想だと思ったので」

 

花陽ちゃん…

 

「ありがとうね、花陽ちゃん」

 

そう言うと、花陽ちゃんの顔は赤くなり、

 

「えっ!あっ、はい!」

 

明らかにテンパっていた、

 

「そ、それじゃあ、部屋の前に来たので入りましょう」

 

「あっ、その部屋は」

 

だが間に合わず、

 

「うーん、こうすれば胸がもっと!」

 

雪穂がバストサイズのアップを図っていた、

 

バタンッ

 

「ここじゃなかったみたいですね」

 

俺も花陽ちゃんも気まずくなり、

 

「そっ、それじゃあ穂乃果の部屋に入ろうか」

 

穂乃果の部屋を開けるとそこには、

 

バサッ!

 

 

「ヘイ! みんなーありがとーーーーう!」

 

妄想の世界に浸っている園田さんがいた、

 

バタンッ

 

「今日は帰ろうか」

 

「そ、そうですね」

 

帰ろうとした次の瞬間!

 

 

ダンッ!

 

ダンッ!

 

二つのドアから言葉では表現しづらい状態になった海未と雪穂が出て来た、

 

「見たのですね」

 

「えっ、いやちょっと見たかな?」

 

「やはり見たのですね、フフ、フフフフ」

 

「「ひぇぇぇー」」

 

その後、すぐに穂乃果が来て事態は収まった、

 

「もうー、海未ちゃんったら」

 

「申し訳ありません」

 

まったくだ、おかけでこっちに飛び火が飛んだからな、

 

まぁ、写真はとってあるけど、

 

「おまたせー」

 

そんな事を思っているとことりが到着した、

 

「穂乃果ちゃんに言われたから持って来たよー」

 

「わぁーい、ことりちゃんありがとう」

 

何を言われんだろう、そんなことを思いいつつもことりの、パソコン目を向けた、

 

「これは…」

 

そう、そこに映っているのは、

 

「これ、ファーストライブじゃないか」

 

映っていたのはファーストライブだった、しかもかなりの再生数だ、

 

「よかったー、ここ上手くいってるよー」

 

「そこ、かなり練習したもんね」

 

「はい、しっかりと練習の成果が出てますね」

 

穂乃果たちはライブの話で盛り上がっているが、

 

花陽ちゃんだけは真剣な眼差しで動画を見ていた、

 

「フフフ、小泉さん」

 

気づかない花陽ちゃん、

 

「小泉さん」

 

「ふぇ、あっはい」

 

花陽ちゃんが気づいた。

 

「私たちと一緒にスクールアイドルやらない?」

 

「ふぇ、わたし恥ずかしがり屋だし」

 

海未は胸を張って応えた、

 

「私だって恥ずかしがり屋で向いているとは思いません」

 

次にことりが口を開いた、

 

「プロのアイドルにはなれないかもしれない、けどスクールアイドルならやろうと思えばなれる!」

 

ハッ!

 

その時、花陽ちゃんは何かに気づいたようだ、

 

その後、俺たちは解散した、

 

〜花陽side〜

 

私は今、小さかった頃のアルバムを見てます、

 

「人生に選ばれたんだ」

 

「強くなりたくてなったわけじゃない」

 

「やりたいことを選べるんだから」

 

あの一也さんの言葉がずっと胸に響いています、

 

そうだよね、やりたいことをやれるんだったらやらないと損だよね、

 

だって、小さい時からアイドルをやりたかったんだもんね、

 

「ありがとう、一也さん」

 

誰もいない部屋でポツリと呟いた…

 

〜真姫side〜

 

人生に選ばれたってどういう意味よ、

 

あの人の言葉が未だに頭に残ってる、

 

「やりたいことをやればいい」って、

 

私はやってもいいの?

 

あの人は私のやりたいことをやらせてくれるの?

 

その日は先輩たちのライブを夜通しでずっと見て、朝を迎えた、

 

私のやりたいことを思って…

 

〜学校〜

 

「凛ちゃん!」

 

「うわぁ、かよちん大きな声を出してどうしたにゃ?」

 

私、小泉 花陽は決心しました、

 

「私、スクールアイドルになる」

 

私のやりたいこと我慢する必要なんてなかったんだ、

 

「かよちん…、分かったにゃ、凛はかよちんのことをおう「待って凛ちゃん!」えっ?」

 

私には、まだやりたいことがあるんです、

 

「凛ちゃんも一緒にスクールアイドルやろうよ!」

 

凛ちゃんは私の発言に驚いています、

 

「凛には無理だよー、髪だってこんなに短いし」

 

「ううん、私、凛ちゃんと一緒じゃなきゃスクールアイドルやらない」

 

スクールアイドルはやりたいけどやっぱり凛ちゃんがいないと、

 

「かよちん…、分かったにゃ、かよちんがそこまで言うなら凛もスクールアイドルになるにゃ!」

 

 

ありがとう凛ちゃん、そして一也さん、

 

私のやりたいことを始められそうだよ、

 

〜二年生教室〜

 

ぶえっくしょん!

 

「かずや君、風邪でもひいたの?」

 

「この時期に珍しいですね」

 

「誰か俺の噂をしてたのかもな」

 

「まさか〜」

 

〜花陽side〜

 

「かよちん、どこに向かってるにゃー?」

 

「それはね凛ちゃん…」

 

もう一人のやりたいことが分かってるのに、なかなかやれない子の所だよ、

 

「音楽室?」

 

ガラガラ

 

「あら、小泉さん?」

 

ピアノのイスに西木野さんは腰掛けていました、

 

「西木野さん、私、やりたいことを決めたよ」

 

「そう、やっぱりスクールアイドルになるのね」

 

私のやりたいスクールアイドル、それは…

 

「私と凛ちゃん、それと西木野さんの三人でμ'sに入って、スクールアイドルになることだよ」

 

西木野さんは驚いた顔をしている、

 

「誘ってもらえるのは嬉しいけど、私は…」

 

西木野さんはまだ、戸惑っている、

 

「大丈夫だよ、だって一也さんが私たちのことを見守ってくれるもん」

 

〜真姫side〜

 

そうよね、あの人が見守ってくれるんだったら、

 

私のやりたいことを見守り続けてくれるわよね…

 

それに、小泉さんだけ決めて私は決めないわけにもいかないからね、

 

「分かったわ、やりましょうスクールアイドル」

 

そう言うと、小泉さんの顔はパァと明るくなった、

 

「ありがとう!西木野さん!」

 

「いっ、イイわよ別に、それより私のこと名前で呼んでよ、私も二人のこと名前で呼ぶから//」

 

花陽、凛…

 

私がこの名前を発すると、

 

「うううーーーー、真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃーーーーーん」

 

「ちょっ//やめなさいよ凛!」

 

ふふふ、ありがとう…

 

こんな素敵な友達に巡り合わせてくれて、

 

一也先輩……

 

 

〜屋上〜

 

 

一年生三人が来た、

 

「あっ、あの私、小泉 花陽といいます、声が小さくて、すごく恥ずかしがり屋ですが…アイドルへの気持ちは誰にも負けません!…だから、私をμ'sの一員にしてください!」

 

「わっ、私は、星空 凛っていいます、アイドルとかよく分からないし、男の子っぽいけど、かよちんや真姫ちゃんと一緒ならやれる気がするんです、だから…私もμ'sの一員にしてください!」

 

「わっ、私は西木野 真姫です、最初はスクールアイドルなんてバカバカしいと思ってたけど、でも先輩たちや花陽たちを見てて、私もスクールアイドルをやりたいんだということに気づいたんです!すこし、大きく出るところはあるけれど、私はスクールアイドルをやってみたいんです!

だから、μ'sに入れてください!」

 

 

「「「お願いします!」」」

 

三人は自分たちの思いを俺たちにぶつけ、深々とお辞儀をした、

 

「三人とも」

 

穂乃果がそう言うと、穂乃果、海未、ことりは、手を前に出し、

 

「これからよろしくね!」

 

「「「はい!」」」

 

そして、握手を交わした、

 

やれやれ、ここまで来るのに少し時間がかかったな、

 

 

「ねぇ、一也先輩」

 

握手を終えると真姫ちゃんは俺のところに来て、

 

「これからも私がやりたいことを出来るように、見守っててよね//」

 

真姫ちゃんは照れながらお願いしてきた、

 

 

「あぁ、もちろんだ」

 

こうして、一年生の入部劇は幕を閉じた、

 

その後、一年生の三人は穂乃果たちと練習をともにし、打ち解けていき、μ'sはパワーアップをした、

 

 

〜???〜

 

 

「うふふ、なんか知らないけど強力な後ろ盾も付いたし、みてなさいよ」

 

カチ、カチカチカチカチカチ

 

 

 

 

 

アイドルを語るなんて十年早い!

 

 




次回からは、みんなのアイドルにこにーの登場です、


どのように、にこにーと絡んでいくのでしょうか?

これからもよろしくお願いします。
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