小説にするとアニメの一話は四話くらいになってしまいますねw
それでは第四話です、どうぞ、
「ねぇ!みてみて!スクールアイドルってこんなに流行ってるんだよ」
「スクールアイドルのいる学校は毎年入学希望者がたくさんいるんだって」
机の上に三冊くらいスクールアイドルの雑誌が置かれた
「こっちが、北海道でこっちが福岡なんだよ、みんなとってもかわいくて……って海未ちゃんどこ行くの!」
どうやら、海未はあきれてしまい、どこかに行こうとするようだった、
「ふぇ!」
海未はキリッと整え、
「ハッキリ言います、アイドルはなしです!どうせ、私たちでアイドルをやろうなんて言いだすのでしょ」
「ハッ!どうしてそれを……まさか、海未ちゃんエスパー⁉︎」
海未は、ため息をつき
「だいたい、話の流れ的に分かります!行き当たりばったりでうまく行くはずがありません」
それもそうだと思うが…
「いいですか、あの人たちはプロ並みに練習してプロ並みに演技を披露しています、あなたにもそれと同んなじことができますか!」
「うぅ、それはそうだけど…」
あぁー、こりゃあ、論破されちまったな…かわいそう、
仕方ない、助け舟を出しますか、
「確かに、スクールアイドルやろうなんて俺も無謀だと思う」
「うぅー、そんなー」
海未も「その通りです」と、頷いている
「だが、その人たちにも最初の一歩があったことを忘れちゃいけない」
穂乃果と海未が、キョトンとした顔で俺を見てくる
「確かに、プロ並みの練習や演技をするのは難しいかもしれない、だが、いきなりそれをやれっていったってきっとAーRISEたちも出来ないと俺は思う」
海未は、少しバツが悪そうな顔をして反論してきた
「確かに、そうかもしれませんが、行き当たりバッタリで成功するわけありません!」
「だが、やらなければなにも始まらないし、成功するかどうかなんて最初からわかってたら、つまらないじゃないか」
穂乃果の顔は、パァっと明るくなった、しかし、
海未の顔は真っ赤になって、
「もう、知りません!二人でアイドルでもなんでもしてください!」
と、言い残して、どこかに行ってしまった、
まったく、世話の焼ける奴だ…
結局、あの後、海未は一言もこっちを見てくれなかったし、話もしてくれなかった、
〜昼休み〜
俺は理事長室に行こうとしていると、ピアノの音と歌が聞こえた、
歌の聞こえる方に行くと、音楽室で一人の女の子が弾き語っていた、
キレイな、ピアノの音と歌声だ…
穂乃果がいたらきっと「あなた、一緒にアイドルやらない?」
と言いそうだ、
おっと、歌が終わったようだ、ちょっと名前くらい聞いてみようかな
「素晴らしい!ピアノと歌うまかったね」
「ふぇ!……いったい何のようです?ていうか何で男の人がこの学校にいるのよ」
一瞬驚いていたが、冷静にこちらに質問してきた
「たまたま君の音楽が聞こえてね、どうして俺がこの学校にいるのかは秘密だ」
女の子はキョトンとして、こっちを見ている
「君、名前は?リボンをみると一年生のようだが?」
「私?私は西木野真姫、一年生よ、あなたは?」
「俺か?俺は熊切 一也、二年生だ、よろしくな」
真姫ちゃんは自己紹介しても今だに、ムスっとしている
「真姫ちゃんっていうんだ、君に似てかわいい名前だね」
そう言うと、真姫ちゃんの顔はいきなり真っ赤になった
「なにそれ、いみわかんない!」
真姫ちゃんが、出て行こうとすると俺は彼女呼び止めた
「待って」
「まだ何かあるの?」と、真姫ちゃんは立ち止まった、
「また、聴きに来てもいいか?」
「好きにすれば」
と、言い残してどこかに行ってしまった、
キーンコーンカーンコーン
おっ、どうやら昼休みも終わりのようだ
さて、教室に戻るか………
ヤバイ、理事長の所に行くの忘れた!
まぁ、放課後行けばいいよね?
そして、授業も終わり放課後、海未はさっさと部活へ行き、穂乃果もどこかに行ってしまった、
「ねぇ、かずや君」
「どうしたんだ、ことり」
ことりが心配そうな顔で話し掛けてきた
「海未ちゃん、かなり怒ってたよ」
「あぁ、別に海未を怒らせたくて穂乃果をかばったわけじゃないんだけどな…」
そう、まさか海未があそこまで腹を立てるなんて想像していなかったので、それが気がかりだ、
「海未ちゃんのところに行ってあげないの?」
行きたいのは山々なんですが、あなたのお母さまに、殺されるかもしれないんですよね、
と言いたいが、そんなことは言えず
「いや、用事があるから」と、言った瞬間、
「かずや君、お願い!」
あなたは、もしことりにお願いされたら
断れますか?断れませんか?
私はもちろん………
と、いうわけで、俺は弓道場に来た、さて、海未はいるかな?
弓道場に入るとさっそく、海未が練習していた
〜海未〜
まったく、かずやったら穂乃果を甘やかして
だいたい昔から、かずやは、穂乃果に甘いんです、
甘やかすから調子に乗って…
今日だってそうです、アイドルなんてやったって、成功するわけありません!
私だって、本当は甘えたいのに……
「よぉ、海未」
「‼︎……//かずやじゃないですか!どうしてここに?」
俺が海未に話しかけると海未は顔が真っ赤にしながら返事をした、
「ふん!どうしたのですか?穂乃果のところに行かないのですか」
(あぁー、私のバカ、本当は来てくれてうれしいーのにー)
「さっきのことを謝りたくてな」
「え?」
海未は、少し驚いているが俺は話し始めた
「別に、海未を怒らせたくてあんなことを言ったわけじゃないんだ、俺はただ、何かに打ち込んでやろうとする姿を応援したいだけなんだ」
「かずや……」
「せっかく、自分のやりたいことが君たちはできるんだ、だったらなんでもいいから、チャレンジしてみないか?」
海未は、ふふっと、笑って言った
「分かりました、怒ったことには謝ります、私もあなたの言うとおり、チャレンジしてみましょうかね」
「海未…それじゃ「ですが!」なに?」
「ずっと、私のことも応援してくれますか?」
俺を覗き込むような感じで、俺を見てきた、
素直に、かわいいと思った、
「もちろんだ」
その瞬間、海未の顔はとても明るく笑顔になった、
「それじゃ、指きりしましょ」
高校生にもなって指きりは恥ずかしいと思ったが、
子犬のような目で見てくるのでやるしかなかった…
お互い顔を赤らめながらした指きりは、
とても甘酸っぱかった、
「それじゃ、用事があるから」
「はい、それじゃ」
俺は弓道場を後にした
急いで理事長室に俺は向かった、
「失礼します!って、あれ?」
そこには、生徒会長の絵里先輩と希先輩がいた、
「あなた、理事長になんの用?」
「ごめんなさい、私はこの子と話があるから、席を外してくれないかしら」
絵里先輩は歯がゆそうに理事長室から出て行った、
その後を希先輩が追って行った、
「あの人たちは何をしに?」
「生徒会でも学校を存続させるために行動させてくれって、お願いされたの」
あぁー、なるほど、
「でも、限られた時間の中で、そのためだけに時間を使って欲しくないの、だから生徒会は生徒会の仕事をしなさいって言ってるんだけどね」
生徒会も一生懸命なんだなぁーっと、感心していると、空気の流れが変わった、
「それより、どうして、昼休みに来なかったのかしら?」
あっ、終わった、
「いえ、たまたま、かわいい女の子に呼び止められて、めちゃくちゃしつこく質問とかされて遅れたんです!」
うん、ある程度はあってるよね?
「はぁ、しっかりしなさい、あなたはマスターアサシンなのですよ」
「申し訳ございません」
俺が頭を下げると理事長が話し始めた
「まぁ、頭を上げてちょうだい」
「はい」
「それで、あなたを呼んだ理由は、これを渡したかったの」
俺が渡されたのは、このエリアのテンプル騎士団員の名前と顔写真が載っている書類だった、
「なるほど、これでさらにターゲットを絞れます、
後、お願いなのですが」
「なにかしら?」
「そちらの部下を何名かを、UTX学園に忍び込ませたいのですが」
理事長は頷き「分かりました」と言って承諾してくれた、
「それでは、これで失礼させていただきます」
こうして、俺は理事長室を後にした…
この書類をみても俺がスクリーンで見たあいつはいなかった、あいつはいったい?
そんなことを考えていると外でなにやら踊っている三人の女の子がいた、
「私、決めた…やるったらやる!ぜーったいやる!」
ふっ、と俺は不意にも笑ってしまった、
さぁて、俺も仕事をこなすか…
この学校を、守るために
俺の名は、熊切 一也 そう、アサシンだ…
さぁ、次回からやっと、アサシンらしい仕事が登場します、
まだまだ、慣れない部分もありますが、暖かい目で見守ってもらえると幸いです、