ラブライブ! アイドル×暗殺者   作:大猫

5 / 17
今回から、新キャラのハールン・ルシュルドが出てきます、彼がどんなキャラなのかは読んでからのお楽しみということで、

それでは、第五話スタートです


第五話

俺は今、ある人物に会うためにUTX学園の前に来ている、

 

「おぉー、かずや殿見つけましたよ」

 

「あなたが?」

 

「えぇ、わたしが隠密部隊の隊長のハールン・ルシュルドと申します」

 

彼がUTX学園に潜入している部隊の隊長だ、みたところ日本人ではないようだが、

 

「熊切 一也だ、つかぬことを聞くが、出身地は?」

 

「わたしの故郷はトルコです、UTX学園にはトルコからの教育研修生ということで潜入しています」

 

と、笑顔で答えた、見た感じはとても社交的だが…

 

「こちらの常識や地形などは大丈夫なのか?」

 

と、質問すると、ルシュルドは笑いながら答えた

 

「トルコ出身といっても、ほとんど日本に居たので…

それより、かずや殿、かなり耳寄りな情報を入手しました」

 

「ほぅ」と言うと、ルシュルドは話続けた

 

「この学園の全ての人間がテンプル騎士団というわけではなく、上の人間やそれと関わりのある人間たちこそがテンプル騎士団なのです」

 

どうやら学園全体がテンプル騎士の手に陥っているわけではないみたいだ

 

「ちなみに、我々が把握しているのは四名です」

 

俺は理事長に渡された、このエリアのテンプル騎士団員のリストをみた、

 

「まず、この学園の副理事長の大江山 義和、二人目はUTXの財政を任されている、津久井 正徳、三人目はA-RISEのプロドューサーをつとめている松山 玲子、そして四人目は、

テンプル騎士団とUTXの橋渡しをしている東堂 貴教です」

 

なるほど、これなら確かに少ない人数である程度はUTXを支配できるわけだ、

 

「そうだな、最初のターゲットはテンプル騎士との橋渡しをしている東堂とかいうやつだな」

 

ルシュルドも頷いており、

 

「そうですな、まずは彼が妥当でしょう」

 

「奴を倒して、テンプル騎士とUTXのつながりを一時的に断つ」

 

そう、まずはテンプル騎士とUTXのつながりを切らなくてはならない、もし成功すればかなりの効果が得られるであろう、

 

「分かりました、こちらで彼についてもう少し詳しく調査してから連絡いたします」

 

うむ、と頷くとルシュルドは申し訳なさそうに言ってきた

 

「あの、かずや殿、時間の方は大丈夫なのですか?」

 

時計をみると、時刻はもうすぐHRの時間をさそうとしていた、

 

 

これは……

 

 

 

 

遅刻だ……‼︎

 

 

 

「すまんルシュルド、俺は先に行く!」

 

「お気を付けてー」

 

俺は、ルシュルドに別れを告げて、学校に向かった、

 

 

〜学校〜

 

「よーし、じゃあ次、熊切 一也〜、いないのかー」

 

「どうしたのですか、かずやは?」

 

「うーん、なんだか用事があるから先に行けって、メールがきてた」

 

「そうですか」

 

「熊切は今日は休み「先生!僕はちゃんといますよ!」

 

クラスの視線が俺に向けられる、

 

なんだ、みんなそんなに驚いて、

 

窓から登校するのがそんなにおかしいか?

 

 

「お前、どこから入ってきてんだ!」

 

なんだよ先生、怖い顔して、シワが増えるぞ〜

 

「お前、いま失礼なこと考えなかったか?」

 

「いえ、なにも」

 

先生は、やれやれと言った感じで、

 

「次は普通に登校しろよ」

 

と言って、朝のHRが終わったのだが、その後は、海未の説教、穂乃果の質問攻めだったので、ことりに慰めてもらった、

 

 

「ところで、お前らはスクールアイドルの活動はもう始まったのか?」

 

そう言うと、穂乃果たちの顔が歪んだ、

 

「一応、講堂は借りられたんだけどねー」

 

「それじゃあ、ライブをするのか?」

 

うん、と頷くがことりが、言いずらそうに、

 

「私たち、まだ、グループの名前決まってないんだよね」

 

あーあ、グループ名がないとみんなに覚えてもらえないからな

 

「でもね、衣装は考えたんだ」

 

ことりが、自分の鞄からスケッチブックを取り出した、

 

「ほら、見て、これが私たちの衣装だよ」

 

「「「おぉーーーー」」」

 

そこに描かれていたのは、可愛い服を着た女の子だった、

 

「すごいじゃないか!ことり」

 

「うん、すごく可愛いよ!」

 

しかし、海未は複雑な顔をしている、

 

「ことり、そのスラッとでている物はなんでしょうか」

 

「これは、素足だよ」

 

海未が自分の素足を眺めていた、

 

「大丈夫だよ!海未ちゃんの脚、そんなに太くないよ」

 

「そうさ、もっと自分に自信を持て」

 

そういうと、海未は恥ずかしそうに、

 

「そういのは、恥ずかしいからやめてくだい!//」

 

ほんとに、昔から恥ずかしがり屋だな、

 

「よし、今日からダイエットだ!」

 

「おいおい、続くのか〜?」

 

「大丈夫だよ、今回はちゃんとやるって、なんたって、アイドルだからねー」

 

本当に大丈夫なのか、と思っていると、ことりが口を開いた、

 

「それより、グループ名決めないと」

 

 

 

「うーん、それじゃあ、私たちの名前をとって」

 

 

 

「ほのか!」「うみ!」「ことり!」

 

 

「漫才みたいですね」

 

「だよねー」

 

本当にグループ名が出るのか不安になって来た、

 

「それじゃあ!」

 

「陸!」「海!」「空!」

 

「それじゃあ、ポスターだ」

 

その後、

 

俺たちは図書室に移動した、

 

「うーん、やっぱりいいのが出てこないよー」

 

「そうですねー、なにかいい案があれば」

 

これじゃあ、埒が空かないな、そんなことを思っていると、ことりが話しかけてきた

 

「かずや君は何かいい案でもある?」

 

「えっ、おれ?そうだな、やっぱり…」

 

三人とも、俺に注目した、

 

 

「これで、よし」

 

「投げやりですね」

 

俺の考えは、自分たちで出なければ、他の人に考えてもらおうということだ、

 

「まぁ、人がたくさんいたらそこから聞くのが一番だしな」

 

さて、これでグループ名は大丈夫だろ、

 

「あっ、もうすぐ授業だ」

 

俺たちはその場を後にした、

 

俺の勘違いならいいのだが、角に人影が見えたような見えないような、

 

 

〜放課後〜

 

ファーストライブやります!

 

掲示板の前に一人の女の子が立っていた、しかも、目を輝かせながら、

 

「やぁ、どうしたんだい?」

 

俺が話し掛けると、ピクンッとなった、

 

「あっ、いえ、別に」

 

彼女がさっきまで目を向けていた物を見ると、

 

「もしかして、アイドルとかに興味ある?」

 

そう言うと、女の子の体はさっきよりも大きく跳ねた、

 

「その!アイドルに興味あるとかじゃなくて、その…」

 

うん、どうやら、この子は極度の恥ずかしがり屋みたいだ、海未級の、

 

俺はチラシを手に取り、

 

「はい、ライブ見に来てね」

 

そう言うと、彼女は呆然としながら紙を手に取った、

 

「かよちーん、かえるにゃー」

 

おや、お友達かな?

 

「あっ、凛ちゃん」

 

「君の友達かな?」

 

そう言うと、凛と呼ばれていた女の子が反応した、

 

「どっ、どうも」

 

ボーイッシュな感じの子で、中々可愛い子だ、

 

「あ、名前を言ってなかったね、俺は熊切一也」

 

女の子は慌てて、

 

「わたし、小泉 花陽っていいます」

 

「ほっ、星空 凛です」

 

花陽ちゃんに凛ちゃんか…かわいい名前だな、

 

「あの、それじゃあ、私たちはこれで」

 

「あぁ、それじゃあね」

 

彼女たちが帰ろうとした瞬間、花陽ちゃんが振り返り、

 

「あの、頑張ってください!」

 

そう言うと、二人は帰ってしまった、

 

ふっ、あいつらにも聞かせてやりたかったな、

 

「何よこれ」

 

後ろを振り向くとムスッとした背の小さな人が立っていた、

 

「何って、チラシですけど、よかったら見に来ませんか?」

 

俺が紙を渡そうとすると、「バッカじゃないの」と言って、どこかに行ってしまった、

 

…………

 

怒られた……

 

そんなことを思っていると、メールが入った、

 

 

送信者 穂乃果

 

今、ライブの事についてことりちゃんと話してるんだけどウチに来ない?あと、海未ちゃんも連れてきて欲しいな、

 

p.s お団子あるよー

 

 

といった、内容のメールだった、

 

仕方ない、海未を連れて行くか……

 

 

 

〜弓道場〜

 

 

俺は今、弓道場に来ている、

 

さて、海未はどこかな、

 

この時、俺は思いもしませんでした、まさか海未が……

 

 

「みんなのハート撃ち抜くぞー!バーン!」

 

「ラブアローシュート!」

 

……

 

さて、録画したから帰るか、

 

 

ダダダダダタ!

 

「今の見ました⁉︎」

 

物凄い速さで、俺の目の前に来た、しかも鬼のような形相をしている、

 

「いや、あははは……」

 

「見たのですね…」

 

まるで、この世の終わりかと思うように海未は崩れ落ちた、

 

「まぁ、気にすんなよ、穂乃果が呼んでるし行こうぜ、それに」

 

「それに?」

 

「あんな海未、なかなか見られなかったから俺は見れて嬉しかったぞ」

 

海未の顔は真っ赤になって

 

「もう、からかわないでください!ほら、穂乃果が待ってるんでから、行きますよ」

 

「はい、はい」

 

俺たちは穂乃果の家に向かった、ちなみに録画したやつは、一人で楽しむつもりだ、

 

 

〜穂乃果家〜

 

ガラッ

 

「あら、いらっしゃい」

 

「「おじゃまします」」

 

何か、穂乃果母つまみ食いしてんぞ、

 

「あら、二人で来るなんて付き合ってるのかしら?」

 

「へっ!//ちっちがいますよ!//付き合ってるだなんて、そんな……//」

 

海未はあたふたしているが、俺は真顔で、

 

「違います」と言った、

 

園田さん、なぜそんな不満げな顔をするのですか?

 

「あら、そうなの?あっ、そうだお団子食べる?」

 

穂乃果と同んなじこと言ってんな、と思ったが、ルシュルドたちに買って行こうと思った、

 

「いえ、大丈夫です、ダイエットをしているので」

 

「それじゃあ、俺はお饅頭を二十個入りの奴を二つください」

 

「わかったは、お饅頭は詰めておくから帰りにわたすわね」

 

「わかりました」と言うと、俺たちは二階に上がったら

 

「あっ、海未ちゃんかずや君いらっしゃい」

 

おい、ダイエットしてるんじゃないんですかね、

 

「貴方たち、ダイエットは?」

 

海未が言うと、「「あぁーー!」」と、驚いた

 

「おいおい、そんなんじゃあ成功しないぞ」

 

「だっ、大丈夫だよ、たぶん…」

 

そういえば、曲の方は制作しているのだろうか?

 

「なぁ、曲はどうするんだ」

 

と言うと、穂乃果とことりがにやにやしながら海未に迫った、

 

「そういえば、海未ちゃん中学の時ポエムとか書いてたよね?」

 

「なぜ、それを!」

 

えっ、海未はポエマーだったなんて、「ラブアローシュート」にも納得がいくな、うんうん、

 

「だから、私と穂乃果ちゃんで作詞は海未ちゃんにやってもらおうって言ってたんだよね」

 

海未は顔を歪め、

 

「お断りします!」

 

「えぇーなんでー」

 

「思い出すだけでも恥ずかしいんですから」

 

そんなことを言ってると、ことりが涙目になって、あれを発動した、

 

 

「海未ちゃん……お願い!」

 

 

 

 

ー粛清完了ー

 

 

 

 

「わかりました、作詞は私が引き受けましょう、ですが、

練習メニューは私が考えます!」

 

海未はノートパソコンを開いて、AーRISEの動画を再生した、

 

「いいですか、この人たちは楽しそうに笑顔で歌っていますが、実際はかなりの体力を使っています」

 

「なので、まず基礎体力を付けていただきます」

 

なんか、スイッチ入ったぞ、

 

「穂乃果、笑顔で腕立て伏せをやってみて下さい」

 

よいしょっ、と穂乃果は腕立てをするが笑顔にはなれず、しまいには頭を地面にぶつけていた、

 

「いったぁーい!」

 

「ほら、全然体力ないじゃないですか、いいですか明日から毎朝、走ってもらいます」

 

あぁー、まぁ、仕方ないかアイドルを目指すんだからな、

 

「まぁ、二人とも頑張れよ」

 

海未が俺を不思議そうな目で見てきた、

 

「何を言っているんですか?あなたも走るんですよ」

 

「はい?」

 

「当たり前です、部活もやってないんですから健康の為に走ってください」

 

orz……

 

まぁ、いいかウォーミングアップだと思えば、

 

俺たちは、その後解散した、

 

〜自宅〜

 

ふぅー、今日も一日疲れた、

 

四名のテンプル騎士団、そしてファーストライブ向けての準備、

 

一日の間に多くの事が起きた、うぅ、目が重い

 

もう、寝るか…

 

だが、俺はこの時、思いもしなかった、

 

これから、かくも長きに渡る戦いになるなんて…

 

 

 

俺の名は、熊切 一也、そう、アサシンだ…

 




今回は、始めて花陽ちゃんと凛ちゃんとのやりとりが書けました、

二人とも可愛い!

そして、新キャラのルシュルドはいかがでしたか?

彼の設定は

理事長が勤めている支部の部隊隊長という位についています、

ちなみに、トルコから日本の教育を学びに来た研修生ということでUTX学園に潜入しています、

年齢は二十四歳です、

最後に四名のテンプル騎士団の名前の読み方を載せておきます、

大江山 義和(おおえやま よしかず)

津久井 正徳(つくい まさのり)

松山 玲子(まつやま れいこ)

東堂 貴教(とうどう たかのり)

それでは、これからもよろしくお願いします、
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。