歌い手の女子校ライフ   作:アッシュクフォルダー

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第二話 羽沢珈琲店でアルバイト!?

私はどういう訳か、母の勧めで、羽沢珈琲店でアルバイトすることになった。

 

そこで、私と同じく、椎名立希さんも一緒に、

アルバイトすることになっていた。

 

「椎名立希です。よろしくお願いします…」

 

「南条純那です…よ、よろしくお願いします…!」

 

と、立希と純那は、同じクラスに所属しているのだが、

こうやって、会話をするのは、初めての様だ。

 

「立希ちゃんに純那ちゃん!初めまして!

羽沢つぐみです!今日はよろしくお願いします!」

 

と、看板娘の羽沢つぐみが挨拶した。

 

「それじゃあ、まずは掃除のやり方を説明するね」

 

「よろしくお願いします」

 

「よろしくお願いします…」

 

と、立希と純那が言うのだった。

 

と、立希はモップで床を掃除し、

純那は埃を取るために、乾いた雑巾で拭いていた。

 

「うん。二人共、よく出来ているよ」

 

と、つぐみが立希と純那を褒めていた。

 

「ありがとうございますっ!つぐみさん!」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

と、純那は淡々とした態度を取ったが、

立希は純那と比べると張り切っていた。

 

「立希ちゃん。はりきっていますね」

 

「だって、憧れのバンドの人たちですから!」

 

(ここまで、キラキラしている、立希ちゃん。

初めて見た。まぁ、今日が初めましてだけどね)

 

「アフターグロウだったよね?」

 

「アフターグロウさん!」

 

「ア、アフターグロウさんが、好きなの?」

 

「私の憧れそのもの」

 

「そっか」

 

これ以上は何も言わなかった。

 

「純那。これが終わったら、一緒に遊びに行く?」

 

「別にいいけど?このバイトが終わったらね」

 

「うん」

 

立希ちゃんって、ムッとしている割には、

そんなに悪い人じゃ無さそう。

 

これが、南条純那の意見である。

 

そして、開店準備をして、

二人は接客を、若宮イヴから学ぶのだった!

 

「セッキャクのココロエをワタシが、デンジュします!」

 

「よろしくお願いします」

 

「タキさん!ジュンナさん!笑顔です!

笑ってみてください!」

 

二人はぎこちない笑顔を、イヴに見せるが、

相当なダメ出しを喰らうのだった。

 

その後、二人は、ぎこちない笑いをしつつ、

接客に臨んだ。

 

もちろん、つぐみが、精一杯フォローするのだった。

 

「ご注文のココアとカプチーノです…」

 

「ご注文の抹茶ミルクとキリマンジャロブレンドです…」

 

と、接客を二人は淡々と進めていった。

 

コーヒーを淹れたりするのは、つぐみの仕事である。

 

イヴは洗い物をしつつ、立希と純那を指導していった。

 

バイトが終わり…

 

「ミナサン!お疲れさまでした!」

 

「つ、疲れた…」

 

「けど、新鮮な体験だ」

 

と、立希と純那は、それぞれの感想を述べるのだった。

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