バイトが終わり、椎名立希と南条純那は、カラオケ店に来店した。
その子に立希ちゃんの友達と思わしき子がいた。
高松燈ちゃんだった。
「この子が、立希ちゃんの友達の?」
「私のお姫様にして、プリンセス。
高松燈」
「た、高松…燈です…」
「南条純那です…」
と、お互い、ぎこちない挨拶をするのだった。
「燈!今日は目いっぱい、楽しもうね!」
「純那ちゃんも、今日はよろしくね」
「うん。よろしくね。二人共」
こうして、三人はカラオケルームへ…
「何を歌おうかな…?」
「燈は何歌う?」
「童謡が歌いたい」
「純那は?」
「私は…考えておく」
と、燈の童謡メドレーが、始まった。
「燈!最高過ぎる!」
と、立希の猛烈なラブコールが止まなかった。
「立希ちゃんは、燈ちゃんが好きなんだね」
「あぁ?燈はみんなのアイドルだし?
私の恋人だし!」
「アハハ…そりゃ、スゲェな」
と、純那は感心するのだった。
「純那ちゃんも歌ってみる?」
と、燈が純那にマイクを渡した。
その一瞬だった。何かスイッチが入ったような感覚になった。
「純那ちゃん。歌上手だね」
「純那って、こんなにキレイな歌声が出せるの!?」
と、燈と立希が驚く程の歌唱力であり、
イケボなボイスで、二人を魅了した。
「どう…だったかな?」
「最高過ぎる…!
燈と一緒に歌って欲しい!」
これは、立希の願望だろう。
「わかった。一緒に歌おう」
「わかった」
燈と純那は二人で歌を歌った。
ジャンルは、燈が歌うにしろ、
非常に激しそうな曲を次々と歌っていった。
「LOVE!燈!燈は私の推しにして、アイドル!
スーパーアイドルだぞー!燈ー!」
と、オタ芸を思わず、立希は踊り出した。
「立希ちゃん…」
歌い終えた後…
「燈!純那!凄かったよ!
まるで、世界観を広げているみたいに!
すっごく最高な歌だった!」
「あ、ありがとう…」
カラオケを終えた後…
「純那って、歌上手だね」
「ま、まぁね…」
「才能あるよ。私よりずっと…」
「そんなこと無いよ!燈ちゃんの歌、
私も、もっと聴いてみたい!」
「じ、じゃあ…ライブ、来て欲しい…!」
「バンドやっているの?」
「う、うん…」
「燈の歌声は、すっごく最高だから、
純那も、ぜひ、聴きに来て欲しい!」
「わかった。じゃあ、日にち合わせるね」
こうして、純那はMygo!のライブを、
観に行くと、みんなで約束した。
楽しみが増えていくと、純那自身はそう感じた。
今日も、南条純那は、
歌い手として、人々に歌を届けていくのであった。
彼女の青春は、まだまだ続きそうだ。