こうして、南条純那はMygo!のダブルボーカルの片割れとして、
ステージに立つことになった。
「ライブか…凄く緊張するな…」
と、ネットで歌い手として活躍していた、
南条純那も、顔出しで、
ステージに立って歌ったことは無いので、
いくら何でも、緊張しているのだった。
もちろん。歌い手としての名前は一切出していない。
それどころか、立希達は純那が
ネットで有名な歌姫であることを知らないので、
敢えて、公言していない。
「純那ちゃん。頑張ろうね」
「うん。ありがとう。燈ちゃん」
そして、Mygo!のライブが始まった!
今回限りの燈と純那のダブルボーカルだった。
「こんにちは。Mygo!のダブルボーカルをすることになった、
南条純那です…!よろしくお願いします!」
と、観客がざわめいた。
そして、ライブが始まった!
南条純那と高松燈は、想いと心を叫びながら、
それを歌にして、歌うのだった!
歌い終えて…ステージ裏にて。
「燈。純那。最高だった」
と、立希が賞賛していた。
「あ、ありがとう…」
「ねぇ、すごっく良かったよ!」
と、愛音が絶賛していた。
「あっ!純那ちゃんの歓迎会やらない?
打ち上げも含めてさ!」
と、愛音が提案した。
「私は行かない」
と、立希が嫌そうに言う。
「わ、私は行く…」
しかし、楽奈の姿が見当たらなくなった…
「あー楽奈ちゃん。また、いなくなっちゃった…」
「ほっとこ。どうせ、また現れるし」
「そ、そうだね」
こうして、楽奈が不在の中で、
純那の歓迎会が行われた。
ファミリーレストランにて
「純那ちゃんは、何頼む?」
「ま、迷うな…」
純那はチーズハンバーグを注文した。
それと、オレンジジュース。
「大人しそうなのに、案外、子どもっぽいね~?」
「好みは人それぞれです」
「しっかりしてる!」
燈は食べられる食べ物が、無かったのか、
ライスとイチゴのパフェにした。
「燈は、これだけでいいの?」
「ほとんど、食べられそうなの、無かったから…」
「そっか」
「純那ちゃんって、歌上手だね!
結構、自信あったりするの?」
と、愛音が純那に質問する。
「そうだね…歌は元々好きだったから、歌うことが好き」
「そっかーあっ、好きな事は?」
「特にないな…ほら、無趣味ってある位だし」
「じゃあ、学校生活は?立希ちゃん、ちゃんとしている?」
「していますよ」
「親みたいに言うな」
「いいじゃん!純那ちゃんと、こうして、会話を楽しんでいるの!」
「私は別に大丈夫だと思うよ?」
と、そよも言いだすのだった。