【手直し中】魔法少女リリカルなのは!?「ヘルカイザーと覇王」 作:ヘルカイザー
新年明けましておめでとうございます!!!
今年もよろしくお願いします!!!
さぁ!!!
頑張って今年も書きますよ!!
ではよろしくお願いします!
〜アリササイド〜
なのはがユーノ君を探しに行って大分経った。私達は大丈夫かなぁ〜と心配になり始めたがすずかの家の敷地内だしもう少し待つ事にした。けどその間、何故か上手い具合に景太とみんなで囲んでいた机で二人きりになった。涼は大量の猫にじゃれつかれ、それを見ていたすずか涼の所に行ってしまったからだ。学校だとこんな機会滅多にないから少し恥ずかしい。少し顔を熱くしながら何気なく景太の隣に移動する。景太は周りにいる猫を見ていてそれには気がつかない。しかしこのまま気付かずにこの時間が終わるのも惜しいので私は景太に話しかけた。
「ね、ねぇ〜景太?景太は犬と猫だったらどっちが好き?」
「ん?そうだな〜?動物は基本的に好きだけど……強いて言うなら犬かなぁ「本当!?」え?……うん…………」
つい前乗りになって聞き直してしまう私。けどそれも仕方のない事だ。何故なら私は景太の事が好きだからだ。好きな男の子の好みが自分と同じだったのだ、嬉しくないわけがない。しかし景太は私が喜んでいても何故そこまで?って言う顔をしている。景太は私が景太の事が好きなのをまるで分かってない。でもいいのだ、何故なら景太を取り合うのに今の所ライバルはいない。どっちかと言えば涼の方が修羅場になるんじゃないかという感じだ……。そしてそう思いながら私はすずか達の方を見る。すると猫の大群に群がれ地面に磔にされている涼にすずかがイタズラをしている。まぁ……イタズラと言っても顔を突いて遊んでるだけなのだけど。
「これじゃぁ〜涼君抵抗出来ないね♪」
「す、すずか……そろそろ助けて欲しんだけど…………」
「ダ〜メ♪今の涼君は私に絶対服従だよ♪」
助けて欲しいと言う涼にすずかは自分の人差し指を涼の唇に当てて断る。それに対して涼はため息をつくがすずかみたいな可愛い子に好かれていてため息をつくなんて何事か!?っと私は思ってしまう。涼の場合誰にでも優しくするから堕ちる子が多い……今の所二人だけど、今後何人になるのやら…………
「アリサちゃん……涼はどうしたんだろうね?僕は心配だ、親友として…………」
「え?……う、うん。そうね、あの様子じゃまだデュエルできないみたいだし。」
涼がデュエルできないのはなのはから聞いて知っている。本当は物凄くデュエルが好きで、強いらしいけど。私は涼がデュエルしている所を一度も見たことがない。私が涼と初めて会った時にはもうデュエルできない状態だったみたいだし、理由も教えてくれない。昔私達に言えないような何かがあったのは確かみたいだ。けどそれを無理矢理聞くのは何か違う気がして、だから涼が言ってくれるまでそれは待つ事にしている。すずかも同じ気持ちだ。
「あれ、涼君どこ行くの!?」
「トイレ。」
突然猫の大群から逃げ出した涼は逃げるようにトイレに行った。あれ?でも……そっちから行くと遠回りじゃ…………
◇
〜デュエルゾーン〜
《なのはのターン》
ライフ4000
手札5
「私のターン、ドロー!」
あの子はどんな戦術を?でもなんかおかしい……ブルーアイズがざわついている。こんな事今までなかった、もしかしたらあの子から何かを感じているんじゃ…………
「私は正義の味方カイバーマン召喚!」
正義の味方カイバーマン 攻撃力200
〔グォォオオオオオオォォォオオオオ!!!〕
ふふ♪大丈夫、私はいつだって変わらないよブルーアイズ?だって……いつでも貴方がついてるから。
「私はこのカードをリリースし、手札から青眼の白龍を特殊召喚できる。おいで、ブルーアイズホワイトドラゴン!!!」
〔グオォォォォオオオオオオオオオ!!!〕
青眼の白龍 攻撃力3000
ブルーアイズが雄叫びと共に私の後ろに現れる。ブルーアイズがいれば、相棒がいてくれるなら私は負けない、恐れない。どんな相手でも倒して見せる。そしてそう思いながら相手の子を見た。するとブルーアイズを見て驚いている。確かにブルーアイズは珍しいカードだ。世界で4枚しかないレアカード。涼君のお母さんの形見。本来私が持っていていい物じゃないんだけど……
〔グォオオォォ……〕
にゃはは……ありがとう、ブルーアイズ♪そうだね、貴方が認めてくれたんだもんね。だから私がやる事は……
「私はカードを一枚伏せ、ターンエンド!」
ライフ4000
手札2
伏せ1
◇
《フェイトのターン》
ライフ4000
手札5⇨6
「私のターン、ドロー!」
ブルーアイズ……なんだろう、あのモンスターが出てからレッドアイズが燃えるように昂ぶってる……こんな事初めてだ。でも……私も昂ぶってる、さっきまでこんな気持ちなかったのに。この子を……倒す!
「私は黒竜の雛を召喚!」
黒竜の雛 攻撃力800
〔ガァァァアアアアァァァ……〕
うん、分かってるよレッドアイズ。大丈夫、私は負けないから……母さんの為に!
「私は黒竜の雛を墓地に送り、手札から真紅眼の黒竜を特殊召喚する。おいで、レッドアイズブラックドラゴン!!!」
真紅眼の黒竜 攻撃力2400
〔ガァァァアアアアアアアアアァァァァアアアアアア!!!〕
「レッドアイズ!?」
私が驚いたのと同じように相手の子も驚いたようだ。私と貴方のモンスターはどうやらライバルのような存在のようだ。名前も似ている。けど……強いのは私のレッドアイズだ!
「私はさらに魔法カード、黒炎弾!このカードはレッドアイズの攻撃力分のダメージを相手に与える。いけ、黒炎弾!!!」
〔ガァァァアアアアアアア!!!〕
「え!?きゃぁぁぁああああ!?」
レッドアイズの黒炎弾が相手の子を襲い、その子はダメージを受けた。ここはジャッジメントフィールドだ。デュエルの衝撃は本物の衝撃として相手に伝わる。まぁ……バリアジャケットを着ているから死にはしないけど。
ライフ4000⇨1600
「私はカードを一枚伏せターンエンド。」
ライフ4000
手札2
伏せ1
◇
《なのはのターン》
ライフ1600
手札2⇨3
伏せ1
「くっ……私のターン、ドロー!」
いきなり大ダメージを貰っちゃった。あのモンスター、ブルーアイズと同じぐらい精霊の力が強い。ブルーアイズも凄く意識してるし……。でも負けられない、今度はこっちの番だ!
「私はブルーアイズでレッドアイズを攻撃、滅びのバーストストリーム!!!」
「リバースカードオープン。罠カード、炸裂装甲!このカードは攻撃モンスターを破壊できる。」
私の攻撃は跳ね返されブルーアイズへと直撃する。そしてブルーアイズは破壊され私のフィールドは空になったが私はまだ終わらない。何故ならブルーアイズがまだ諦めてないから。相棒が諦めてないのに私が諦められない。
「まだだよ!速攻魔法、銀龍の轟哮。このカードは墓地からドラゴン族通常モンスターを特殊召喚できる。戻ってきて、ブルーアイズホワイトドラゴン!!!」
〔グォォォォォォオオオオオオオオオオオオ!!!〕
青眼の白龍 攻撃力3000
「追加攻撃!滅びのバーストストリーム!!!」
二発目のバーストストリーム……今回はかわせない。あの子のフィールドにはもう伏せカードはない。
ライフ4000⇨3400
思った通りあの子のモンスターはバーストストリームに呑まれた。自分のモンスターが破壊されて少し悲しい顔をしたけど動じた様子はない。そしてここまで戦って私は感じていた……この子は強い。
「私はこれでターンエンド。」
ライフ1600
手札2
伏せ1
◇
《フェイトのターン》
ライフ3400
手札2⇨3
伏せなし
「私のターン、ドロー!」
この子……強い。今後間違えなく最強の部類に入るデュエリストだ。だけど……今はまだ、私が強い!
「……遊びは終わり。悪いけど私が勝たせて貰う、魔法カード……死者蘇生!このカードで墓地のレッドアイズを蘇生させる。来い、レッドアイズブラックドラゴン!!!」
〔ガァァァアアアアアアア!!!〕
真紅眼の黒竜 攻撃力2400
「さらに魔法カード、フォース!このカードはフィールドのモンスター2体を選択し選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、選択したもう1体のモンスターの攻撃力に加える。」
青眼の白龍 攻撃力3000⇨1500
真紅眼の黒竜 攻撃力2400⇨3900
「ブルーアイズ!?」
「何を伏せてるか知らないけど無駄、速攻魔法 サイクロン!このカードでその伏せカードを破壊する。」
これでもう抵抗はできない。手札もあるけど、あの子の様子からそれはないと思う。
「ごめんね……レッドアイズブラックドラゴンで青眼の白龍を攻撃!ダーク・メガ・フレア!!!」
〔グォオオォォ…………〕
「ブルーアイズ……ぐっ……きゃ!?」
私の攻撃はそのままブルーアイズとその子を呑み込みその子は下へ落下した。
ライフ1600⇨0
〜デュエルゾーンアウト〜
◇
〜フェイトサイド〜
「なのは!?」
落下していくあの子の使い魔らしき動物が彼女を心配して叫んでいた。てっきりこのまま使い魔に助けられるのかと思った私。だけどそこで予想外の人物が私の目に飛び込んできた。
「涼……君…………」
そう黒夜だ、落ちていくあの子を下でキャッチしかばった。彼女が意識を失う直前黒夜の名前を呼んだ。という事は黒夜の知り合い。私はジュエルシードを回収して黒夜の前に距離をとって向かい合った。
「どういうつもりだ、テスタロッサ?それにこれはなんだ?どうしてなのはが空に飛んでるんだ?しかもデュエルでこんなに……まさかお前もデュエルで人が殺せるのか?」
「私とその子は魔導師なんだ。それにデュエルで人が殺せるかといえば……殺せないことはない。ただこのデュエルではそれはないよ。」
私は単純に質問された事を答える。でも内心早く撤退したかった。前の印象が私の中で消えていない為に私は怖かったのだ、黒夜の事が……けど黒夜は私をジッと見てそれをさせてくれない。
「テスタロッサ……いいよ。」
「え……何……が?」
意味が分からず聞き直してしまった、そしてこれから何を言われるのかと少しドキドキしていたがその言葉は拍子抜けな言葉だった。
「行っていいと言ってるんだ。早くしないと見つかるぞ?」
「え!?……う、うん、あり……がとう。」
そう言われた私は黒夜に背を向けこの場から離れた、だけどやっぱり黒夜が気になって振り返るとそこにはもう黒夜はいなかった。
◇
〜ユーノサイド〜
「どうして逃がしたんだ!?あれは危険な物何だ!?」
「それは悪かった……全部僕の所為だ。ごめん…………」
「いや……別に君の所為じゃ……ごめん。」
思わず感情的になって逃がした黒夜に当たってしまった。だけど彼が謝って来た事で僕は我に返った。黒夜に責任はない。なのに僕は……ダメだなぁ…………。それに……どうして黒夜は驚かないんだ?僕は今フェレットなのに…………
「驚かないの?僕が喋っても?」
「そうだな……驚く事だよな?でも……どうでもいい。興味ない。」
やっぱりこの子危険だ……この年でここまで無気力になっている。このままじゃ近いうち……自殺し兼ねない。そんな事になったらなのはは…………
「そろそろ戻ろう……すずか達が心配してる。」
「あ……待って!」
僕はそう言って屋敷の方に歩いていく黒夜を追いかけた。そして屋敷に着いた後、黒夜がなのはを抱えて行った物だからみんな驚いてパニックになったが黒夜の無表情でそれはすぐに収まった。
◇
〜心サイド〜
「涼くん……遅いなぁ……大丈夫かなぁ……まさかどこかで!?……ダメだ、心配で家にいられないよ!?」
夜時間が7:00を回った頃友達の家に行くと言って出て行った涼くんが心配で家で待っていられなくなった。だから私は軽く仕度をして玄関に向かうけどその時だった。玄関のドアが開きそこに涼くんがいた。私はホッとして涼くんに抱きつく。
「良かった……おかえり涼くん、心配したんだよ?」
「友達の家に行くだけって言ったよね?」
それでも心配はする、あんな事があった次の日だ。だけど本当に良かった。そしてその後2人でご飯を食べて少しゆっくりしている時だ。涼くんが珍しく私に話しかけてくれた。一緒にいても涼くんは滅多に私には話しかけてこない。勿論私から話せば会話はする。だけど全部私からだ。
「なぁ……魔導師って知ってる?」
「魔導師?確か……フェイカーがそんな事言ってたような気がするけど……どうして?」
「いや……なんでもない。」
昔私の親が殺された時フェイカーがその言葉を言っていた。でもどうして涼くんがその事を?まさか……奴らと関わっているんじゃ…………
「涼くん危ない事してないよね?変な奴らと関わったりとか?」
一応その辺は確認を取る。奴らと関わってるならなんとかしないと……ロクな事にならない。私がそうだったから。
「してないよ。」
「なら……いいけど。」
涼くん……また顔色が悪くなって来てる。どうすればいいんだろう?病院に連れて行こうかな?でも……涼くん絶対行かないし…………。心苦しいけど、しばらく涼くんを支えながら様子を見なきゃ。それに夜中は……要注意。またあんな事になったら大変だもん。
「涼くん、もう寝よ?」
「……うん…………」
その夜は涼くんはおとなしく寝ていた。そして次の日、何事もなく朝を迎えられた私はそれに安堵し、いつものように涼くんと学校に行く事が出来た。
次回もよろしくお願いします!