【手直し中】魔法少女リリカルなのは!?「ヘルカイザーと覇王」 作:ヘルカイザー
ではよろしくお願いします。
〜なのはサイド〜
「ふぇぇぇぇえええええ!?」
飛んでる……私飛んでるぅぅぅ!?
言われた通り言葉を復唱した私の服は突然白い服に変わり、終いには空へと浮かんだ。
今驚きの連続で頭が回らない、けどあのもやもやお化けは待ってくれる訳もなく暴れまわる。
しかし、突然黒いもやもやは動きを止め私の方へと近づいて来る。
私は警戒しながら様子を伺った、そして互いが見つめあったまま動かない。
【マスターデッキを。】
「へ?」
するとレイジングハートが私にデッキを出す様に言って来た。
私には訳が分からなかったが言われた通りデッキを出す。
【デュエルモード。】
「え!?こ、これって……デュエルディスク?」
レイジングハートがそう言った瞬間私が持っている杖が変化し私の腕へと装着される、その形はデュエルディスクその物だった。
【マスター、あれを封印するにはデュエルで勝つ事が必要です。】
「デュエル!?それであれが止まるの?」
【Yes。】
私は少し信じられなかったがレイジングハートはそうだと言う。
なら私がする事は一つ。
「レイジングハート……力を貸して?」
【勿論です。】
私はデッキをレイジングハートにセットし、それに合わせて黒いもやもやお化けは自分の前に5枚のカードを露わにさせる。
それを見てレイジングハートの言った事が正しいのだと私の中で確信に変わった。
「ブルーアイズお願いね?」
〔グォォォオオオオオオオオオ!!!〕
にゃはは♪
ありがとう、ブルーアイズ♪
そうだ私には心強い相棒がいる。
だから絶対に……大丈夫!
「「デュエル!(ゴォォォ!!!)」」
◇
〜デュエルゾーン〜
《黒もやのターン》
ライフ4000
手札5
「ゴォォォォオオオオ!!!」
黒もやはカードを一枚伏せるとモンスターを攻撃表示で召喚する。
首なし騎士攻撃力1450
「ゴオオォォ……」
黒もやはターンエンドと言ってるようになのはに合図を送った。
ライフ4000
手札3
伏せ1
◇
《なのはのターン》
ライフ4000
手札5⇒6
「私のターン、ドロー!」
今の相手のターン、何の変哲もない平凡なターン。
あの黒いもやもやお化けからはまるで覇気が感じられない、恐怖も楽しさも。
「私は正義の味方カイバーマンを召喚!」
正義の味方カイバーマン攻撃力200
「さらにこのモンスターをリリースし、手札から青眼の白龍を特殊召喚する、おいで!ブルーアイズホワイトドラゴン!!!」
〔グォォォォオオオオォォォオオオオオオオオ!!!〕
青眼の白龍攻撃力3000
◇
〜ユーノサイド〜
「あの……モンスターは…………」
古代ベルカ……古の石板より伝えられる、青眼の守り手が操りしドラゴン…………
魔力の大きさだけでも凄かったのに……
「あの子は……一体…………」
◇
《なのはのターン》
「まだなの!私は手札を一枚捨て魔法カード、コストダウン。このカードは手札のモンスターのレベルを2つ下げる。」
でもこのカードの効果に今は意味がない、重要なのは今コストによって墓地に送ったカード。
「そして速攻魔法、銀龍の轟哮!このカードは墓地からドラゴン族通常モンスターを特殊召喚出来る。私は青眼の白龍を墓地から特殊召喚!」
〔グォォォオオオオオオオオオ!!!〕
青眼の白龍攻撃力3000
「ブルーアイズで首なし騎士を攻撃!滅びのバーストストリーム!!!」
ブルーアイズの攻撃が首なし騎士に向う、でもその瞬間黒いもやもやお化けは伏せカードをオープンした。
罠カード聖なるバリアミラーフォース、相手の攻撃宣言時……相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する罠カード。
けど無駄なの。
「速攻魔法、我が身を盾に!このカードはライフを1500払い、モンスターを破壊する効果を含むカードの発動と効果を無効にして破壊する。」
ライフ4000⇒2500
ミラーフォースが砕け散りバーストストリームが首なし騎士を跡形もなく消滅させる。
ライフ4000⇒2450
「貴方の実力は昔の美花ちゃんや涼君、景君には遠く及ばない。だから私に勝つなんて不可能なの。ブルーアイズホワイトドラゴンでプレイヤーにダイレクトアタック!滅びのバーストストリーム!!!」
〔グォォォオオオオオオオオオ!!!〕
ブルーアイズが咆哮と共に青い熱線を放つ。
相手はこれに対して抵抗する手段がないから直撃は間逃れない。
「ゴオオォォォォォオオオオオオオォォォォォォオオオオオオオオ…………」
バーストストリームの直撃した黒いもやもやお化けは消えて行きやがてひし形の青い宝石へと姿を変えた。
ライフ2450⇒0
〜デュエルゾーンアウト〜
◇
〜フェイトサイド〜
「うっ……ん?ここは?「やっと起きた。」っ!?君は……変態「違うから!?」……えっと……誰?」
「私はフェイト・テスタロッサ。君の名前は?」
私は気絶してしまったこの男の子を家に連れ帰った。
彼は一晩中眠っていたけど、やっと起きた。
でも起きて私を見るなり変態と言って来る、本当に違うからね。
「僕は黒夜涼介。何かお世話になった見たいでありがとう。」
けど……悪い人じゃないみたいだ。
「黒夜は……デュエルできないのかな?実際あんな状態になったし、どうして?」
「……デュエルはできない。それ以上は……悪いけど言いたくない。」
その顔は悲しみに染まっていた。
何があったかは分からないけど……これ以上は聞くのをやめた。
「悪いと思ったんだけど君が寝ている間に君が持ってた青い石は私が貰った。でもあれは必要な物なの、だから分かってくれると嬉しいな?」
私がそう言うとはじめはキョトンとしていた黒夜だったが、何故か笑みを浮かべた。
怒られると思ったけど……
「別にいい。本当に必要な物みたいだから君に譲るよ。それに元々僕のじゃないし、ただ拾っただけだから。」
「ごめんね黒夜、ありがとう。」
その後黒夜は帰るって言って帰って行った。
そう言えばアルフ紹介するの忘れてたなぁ〜、部屋の隅でさみしそうな顔してるし……ごめんねアルフ。
まぁ……もう会うこともないか…………
◇
〜なのはサイド〜
「涼君涼君涼君!?聞いて聞いて聞いて!?この間のフェレットうちで預かる事になったんだよ?ねぇ〜涼君、聞いてってば〜ねぇ〜ねぇ〜「だぁぁぁああああああ!!!もう分かったって言ってるだろ!?いい加減にしろなのは!!!」ううっ……だってぇぇ…………」
また怒られた……だって涼君ボーッとしてるもん、全然聞いてないもん。
私……つまらないんだもん、涼君が元気ないと……つまらないよ。
「涼君?この間も言ったけどどうしたの?涼君絶対おかしいよ。もう最近は元気ないだけじゃなくて私が会いに来ないと全然私達と会おうとしないの。お願いだから一人で抱え込まないで?私は涼君の味方だから……だから話して?」
「ごめん……なんでもないから「涼君!?」一人にしてくれ!!!頼むよ……ほっといてくれ…………」
そんな悲しそうな顔して怒鳴られたら……私は何も言えないよ。
私はこの時から怖かった……私達の関係が壊れて行く様な気がして。
だから私は何度も涼君の家に来て涼君との繋がりを守ろうとする。
でもそんな私の願いは届かない、日に日に涼君の元気はなくなり口数も段々減って行く。
例えるならカウントダウンだ。
会うたびに日が経つに連れ……私の絆は壊れて来ている。
私はどうしたらいいか分からない、何も涼君にしてあげられる事が無い。
私の一番大切な人がこんなにも弱っていってるのに……私は無力だ。
「分かった……今日は帰るね?……また……来るから。」
「…………」
涼君は何も言ってくれない。
私は胸が痛む気持ちを感じながら涼君の家を後にした。
◇
〜心サイド〜
「ん?貴様……何者だ?」
「見〜つ〜けた♪……探したよ……フェイカー。」
私は今とある廃墟に来ている、今目の前にいる男がいる情報を掴んだからだ。
こいつの名はフェイカー……ある組織に属し犯罪を目論んでるクソヤローだ。
そしてこいつは…………
「あは♪私の顔忘れてないよねぇ〜?どお?覚えてるかなぁ〜♪「知らんな。」……ふざけるな……覚えて無いだと?……ぶっ殺すぞ貴様!!!」
「フフ、口の悪いお嬢ちゃんだ。俺が誰だか知っているならさっさと帰りな。死ぬぞ?」
死ぬ?
あはは♪
死ぬのはお前だフェイカー。
他の幹部ならいざ知らず今の私がお前如きに遅れを取るものか!
昔とは違うんだ。
「で?何の用なんだ?」
何の用?
決まっているだろ…………
「お前が貶め……殺した私の家族の仇を討ちにきた!お前達は絶対に許さない……殺してやる……全員必ず殺してやる!!!」
「フフフ……俺だけならまだしも全員とはな?……ハッキリ言おう。無理だ、諦めろ!「何!?」本当の事だ。俺と幹部では実力の桁が違う。俺に勝てた所でお前は幹部一人さえ倒せやしないさ。いや……お前では俺にすら勝てない。」
うふ……あは♪
だったら……試してあげるよ。
「フェイカー、私とデュエルしろ!お前の言ってる事が間違いだとその身を持って教えてやる!!!」
「フフ、いいだろう……そのデュエル、受けよう。」
後悔させてやる……私の家族を奪った事をな。
「「デュエル!」」
◇
〜景太サイド〜
僕は妹の……美花の墓参りに来た、でもそこで美花の墓の前で一人の人影があった。
誰だと思い姿が確認できる所まで歩く。
すると久々に見る顔だった。
「涼介……久しぶり。最近どうしたの?全然会ってくれないじゃないか?」
なのはちゃんからある程度涼介の様子は聞いている、でもあえて知らない振りをした。
君は……優しすぎるから。
「ああ……ちょっと、な。気分じゃ……ないんだ。」
やっぱり……なのはちゃんの言うとおり様子がおかしい。
普段もそんなにわんぱくな奴じゃないけど……これは異常だ。
覇気どころか……生気すらなくしかけてる。
「景太……ごめんな?美花……助けてやれなくて。」
「それはもういいって言ってるだろ?何度も言うようにそれは君の所為じゃないだろ?」
トラウマ……美花を殺したのは自分だと思ってる。
涼介はどこまで自分を貶めれば気が済むんだ……君が好きなデュエルもできなくなって、最近はずっと一人。
こんな事……美花が望んでる筈ないのに。
このままじゃ……僕達が知らないうちに自殺しかねない。
でもだからと言って……涼介にしてあげられることは限られて来る。
だけど……それでも僕は出来る限り君を支える、それが親友の僕ができる精一杯の事だ。
「涼介?たまには僕達と遊ばないか?気晴らしも必要だ。」
「悪い……気分じゃない。」
そう言って涼介は美花のお墓を後にした。
なのはちゃん達と相談してなんとかしないと…………
◇
〜心サイド〜
「ぐっ……きゃぁぁぁああああああ!?」
デュエルが終わり私は両手を地面へと着く、こんな……筈じゃ…………
「やはりな、お前は復讐心のみで強くなった様だが……それが限界だ。」
くそぉぉ……ちくしょうぉぉ…………
「サイバー流など所詮は機械族のデッキだ、それでは俺には勝てない。」
何が……何が足りなかった。
私は強くなった、強くなったのに…………
っ!?
「少し……お仕置きだな?フン!!!」
「がっ!?」
私はフェイカーに蹴り飛ばされ後ろの壁に直撃した、蹴られた事で肋骨が逝ったのか息が苦しい。
あんな……あんなアンチ紛いのデッキに…………
取るんだ……仇を……私はその為に……人まで殺して…………
「最後に……言い残す事はあるか?」
もう……ダメ、かな?
あ〜あ……悔いがありまくりの人生になっちゃったなぁ〜。
まぁ……人の人生を奪ってる私が言う事じゃないか…………
あは♪
「死ね、クソヤロー!?」
「はぁ……最後にしてはくだらない事を言った物だ……残念だよ。」
フェイカーが何かを出し振りかぶる、でもダメージを受けている私は防ぐ手段を持たない。
このまま殺されるのだと諦め目を閉じた。
「な!?貴様、何者だ!?」
いつまでも私に何も起こらない、それどころかフェイカーが驚きの声をあげていた。
私は目を開け目の前の私を助けてくれた人を見た。
「貴方……大丈夫?」
「え?う、うん。」
私を助けてくれたのは女の子、金髪でツインテールの赤い瞳を持つ子だった。
「ちっ、邪魔な。見た所魔導師の様だが?」
魔導師?
「バルディッシュ!」
【イエッサー!デュエルモード!】
突然女の子の持っていた杖がデュエルディスクに変化し彼女の腕へと装着される。
そう言えばさっきのフェイカーも同じ様な感じだった。
「やる気か?まぁ〜いい、邪魔されたお礼だ……可愛がってやる。ダークフェイク!」
【OK!デュエルモード!】
フェイカーも女の子と同じ様に武器をデュエルディスクへと変化させた、そしてさっきとは別のデッキをセットしデュエルが始まった。
「「デュエル!」」
次回もよろしくお願いします。