いせかるメンバーにナツキ・スバルの人生上映会を観せる   作:リーグロード

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似た者同士と仲直り

 

『あー、それにしても、えーとこはみぃんな、兄ちゃんに持ってかれてしもうたな!』

 

『ダンチョー! ミミも! ミミもがんばった! ちょーすっごいがんばったー!』

 

「おっ、あの狼のおっさんも無事だったんだ」

 

「戦線を離脱する程の大怪我のようだが、回復魔法のおかげで傷は癒えたようだな」

 

 目立った傷もなく現れたリカードにカズマとターニャは安堵していた。これで魔女教への戦力面の不安も大きく減った。

 とはいえ、ヴィルヘルムにリカードと主力戦力が残ってくれたのはいいが、正体不明の魔女教と戦うと考えれば不安は残る。

 だが、そんなカズマ達の心配を吹き飛ばすように映像の向こう側でリカードが叫ぶ。

 

『ちょい遠いんやけど、向こうからくるのはワイら傭兵団の、もう半分や』

 

『半分?』

 

 スバルがリカードの説明を聞きながらこちらにやって来る集団に目を向ける。

 映像ではぼやけているが、薄っすらと見えるシルエットにスバルのみならず、その人物に好印象を持たないカズマなどが顔をしかめる。

 

『──なんで、てめぇが』

 

『援軍に対して、ずいぶんな物言いをするものだな。相変わらず、君は』

 

「はぁ?なんでユリウスの奴が来やがるんだよ!?」

 

「そう不思議なことでもあるまい。鉄の牙はアナスタシアの私兵団だ。その援軍に自身の騎士を投入するのも可能性としてはなくはない」

 

「だけどよ、ターニャ!ユリウスの野郎がスバルに何したか忘れた訳じゃないだろ!?」

 

「だとしても、魔女教を相手にラインハルトを抜けば、現状で最も役に立つ男だ」

 

「ぐぅっ……」

 

 ユリウスの登場に不服そうなカズマだが、ターニャの言い分にぐうの音しか出ないでいる。

 

『私はユリウスという人物ではない。そうだな……ユーリと名乗っておこうか』

 

「はぁ……?」

 

『仮に、ではあるが、騎士の身分を持つ人物が雇われ者の集団に加わり、傭兵に身を落とすといったことはあってはならない。ユリウス・ユークリウスという人物が鉄の牙に加わった事実はなく、ここにいるのはユーリというひとりの男というわけだ』

 

『「くっだらねぇ……」』

 

 スバルとカズマが同時にクソしょうもない言い訳に、拗ねたように舌を鳴らしてそう悪態をこぼす。

 無論、貴族社会のしがらみやらなんやらを知っている者達からすれば、そういった予防線を張る重要性を理解はしているが、あまりにも偽名というには安直であり、変装の1つもしないユリウスに本気で身分を隠す気はあるのかと問いたくなる。

 

『思ったより元気そうでなによりだ。──体の調子はどうだろうか』

 

『ああ、まあ、かすり傷だったし?唾つけときゃ治ったみたいな感じ?そっちの方こそ、援軍とか名乗るわりには出番が遅いんじゃねぇの?なに、素人相手にマジになっちゃったせいで、お偉いさんに提出する始末書書くのに忙しかった?』

 

『その話ではなく、魔獣討伐の名誉の負傷の話をしたかったんだが……そちらの傷も復調したようでなによりだ。もともと、見た目ほど派手な傷ではなかったはずなのでね。同情を買うのが得意な君は、大げさに痛がって転げ回っていたものだが』

 

「なんつう嫌味ったらしい奴だ……」

 

「いや、最初のは普通にユリウスの純粋な心配だったのに、スバルが喧嘩を吹っ掛けたのが原因だろ?」

 

「シャラップ!顔が良い奴からの心配とか善意悪意関係なく嫌味なんだよ!!!」

 

 そうユリウスの擁護にかかるダクネスを勢いで黙らせるカズマ。

 清々しい程のクズではあるが、内心でスバルへの心配が8割、ユリウスの顔の良さと言動にイラつき2割といった割合である。

 まあ、そんな心配はせずとも、ヴィルヘルムが仲裁に入ったお陰で一発触発の空気は霧散していった。

 

『よい、顔をされるようになりましたね、ヴィルヘルム様。以前にお会いしたときとは別人のようです。……ラインハルトもこれで、少しは救われることでしょう』

 

『そう、ですな』

 

「何故ここでラインハルトの名前が?いや、家族であるならば関係はあるだろうが、ニュアンス的にどうも家族を心配してとは違う意味合いに取れそうだが……」

 

「ふむ、セバスよ。ヴィルヘルム殿からラインハルトに対する何かをお前は知っているのか?」

 

「いえ、私も何度かヴィルヘルム殿の家族関係に切り込みを入れた事がありましたが、その度にあの御方は顔を曇らせるばかりだったので、私は何も……」

 

 ラインハルトの名が出てきたことに疑問を覚えるターニャ。アインズもターニャと同様に気になったのか、この中で最もヴィルヘルムと親交の深いセバスに問いただす。

 ただ、そんなセバスも家族間については何も知らないのか、そんなセバスの答えにアインズはそうか、とだけ返し、再び映像の方に目を向けて鑑賞に戻る。

 

『上等かましてくれた魔女教に落とし前をつけさせなきゃならねぇ。今回分と、四百年分まとめてだ。それをしてやっと、白鯨の討伐完了だろうが』

 

 白鯨と魔女教の関係を随分と訳知り顔で口にするスバルに怪訝な顔をする者が何人かいたが、スバルが魔女教と対話したという事実と、白鯨を長年追っていたヴィルヘルムの言もあって一応の信頼は獲得出来た。

 

『魔女教の狙いはエミリアで、奴らは屋敷どころか近くの村ごと焼き払う気だ。だからあの野郎どもを、どうにか追っ払わなきゃならねぇ』

 

『追い払う。ずいぶん、甘っちょろいこと言うよネェ』

 

「甘っちょろいか……。確かに、魔女教のしでかした痕を見ればそう感じるかもだが、今のスバルにはそれ以上にやるべき事が見えているということだろう」

 

「はい。エミリアさん、ひいては屋敷と村の人々をお守りする。ですよね、少佐」

 

「ああ、そうだ。よく分かっているな、中尉」

 

 フェリスの発言に見当違いとでも言いたげに鼻を鳴らして一笑しながら、ターニャはスバルの中で何が重要なのかの優先順位が出来ているのかを見抜いており、ヴィーシャもまたその優先すべきことが何なのかを理解して口に出す。

 

『屋敷と村の連中を守れれば、今はそれでいい。魔女教を追い払うか、ぶっ飛ばすか、ぶっ潰すか、ぶち殺すか、ねじ切って引き潰して焼き払って粉々に……』

 

『わ、わかった。君の彼らへの怒りの程は十分にわかったから』

 

『──は!しまった。いや、違うぜ。別に怒りと憎悪をみなぎらせて戦いを覚悟してるわけじゃねぇ。エミリアたんに近づいたのもそれが理由だなんて邪推だ!』

 

『誰もそんにゃこと言ってにゃいけど!?』

 

『あれだけ自分犠牲覚悟の作戦で白鯨落としておいて、今さら誰がそんにゃ邪推するの?スバルきゅんてば、案外人間不信にゃとこあるよネ』

 

『人間不信もクソも……』

 

「どの口がっ……って、言いたくなるけれども、覚えてねえんだものな」

 

 フェリスの不用意な発言に激高しかけるカズマだが、死に戻りのせいで何も覚えていない。というよりも、無くなってしまったルートの話をしてもしょうがないと、やるせない気持ちで歯噛みする。

 それは他の者達も同じ思いなのか、カズマみたく直情的に怒りを露わにはしないまでも、その表情にはありありと不服さと怒りの感情が現れていた。

 とはいえ、当の本人がそれを流しているので、外野の自分達が怒ってどうこうするのはお門違いだと理解はしているのだろう。

 

 スバルの人間不信という話は流れ、魔女教がエミリアを狙っているという話に移り変わる。

 

『エミリアたんの、その見た目の特徴が魔女とそっくりだってんだろ? でも、それはあの子を責める理由にはならねぇぜ。お門違いの逆恨みだ』

 

『大抵の奴はそうは思わん。サテラがしたんはそれだけのことや。で、魔女教の話に戻るわけやが……単純な話、あいつらはハーフエルフの存在が邪魔やねん』

 

『は?』

 

 この発言にはスバルのみならず、カズマらや尚文らも不思議そうに呆気に取られた声が上がる。

 ただ、勘の鋭いターニャや魔女教の気持ちが理解できているナザリック勢らは不思議がることもなく、納得がいったように頷くだけだ。

 

『なんでだ?普通に考えて……あんな奴らの普通な考えなんてトレースするだけですげぇ嫌だけど、普通に考えりゃ信奉する魔女と同じハーフエルフを迫害しようだとかそんな考え方には……』

 

『信奉し、これ以上ない存在だとそう思うからこそ、同じようで違う存在が許せないんでしょう。似ているのに違う、紛い物。──その存在が』

 

「当然でありんすえ。至高の存在と瓜二つな存在など、至高の御方々への冒涜に他ならないでありんす!」

 

「サヨウ!シャルティアノ言ウ通リ、紛イ物ノ存在ヲ許スコトナド、アリエナイノダカラ!!」

 

「ですね、我々の至高の御方々と比べるようなものではないとはいえ、そういった者達にとって似て非なる者の存在は到底許せるものではありませんでしょうし、気持ちは理解できますよ」

 

 シャルティア、コキュートス、デミウルゴスは当然のこととばかりに、共感は出来なくとも理解は出来るのか、ウンウンと頷いて同意を示す。

 他にも、口には出さずともセバスやプレアデス達も3人の意見に同意しているとばかしに、皆一様に首を小さく縦に振っている。

 

『魔女教の活動理由が頭おかしいのにゃんて今に始まった話じゃにゃいし、そんにゃとこでいーんじゃない? 問題はエミリア様たちを狙ってる魔女教ってのが、どいつの主導なのかによると思うけど?』

 

「そういえば、襲ってくる大罪司教って怠惰だけなのか?」

 

「情報が少なすぎる故に判断はつかないが、先行部隊として考えるのならば怠惰だけだろう」

 

 ふと疑問に思ったカズマが首を傾げるが、知恵者であるターニャも現状の情報だけで判断するのは難しく、カズマの問いにキチンとした返答を返せないでいた。

 

『魔女教の大罪司教ってのは有名なのか?』

 

『そういう連中がおる、っちゅーことぐらいわな。昔、それこそ嫉妬の魔女が大暴れする前は、サテラ以外にも魔女がおったって話や』

 

『傲慢。憤怒。怠惰。強欲。暴食。色欲。──大罪の名を冠した六人の魔女、ですな。いずれも嫉妬の名を受けたサテラにより、その身を呑まれたという話ですが』

 

『魔女教の幹部、といっていいのかはわからないが、その立場にあるものたちは失われた魔女たちに代わり、その大罪の名を与っていると聞いている。嫉妬は、彼らの信奉するサテラの象徴だ。つまり、それ以外の六つ──六人の大罪司教が』

 

「ふむ、実に興味深い話ではあるが、重要なのは大罪司教は現状空席の傲慢と存在しない嫉妬を除いた5人のみということだな」

 

「果たして、その5人の実力が同程度なのか、怠惰が抜きん出て強いのか、それとも最悪のパターンとして奴は我らの中でも最弱ってのが嫌な展開だな」

 

「いや待て、お前たちは1つ大切な情報を見逃がしている。あの白鯨、前回のループでパックはアレを暴食とそう呼んでいた。ならば、白鯨は恐らく暴食担当なのだろう。だとしたら、大罪司教は残り4人であり、白鯨の例がある以上、人ではない可能性も大いにある」

 

 リカードの説明にアインズと尚文が食いつき、その情報から正体不明な魔女教の戦力を考察していく。

 そんな2人にターニャは前回のループで耳にしたパックが口にした白鯨の前の名前である暴食から、白鯨もまた大罪司教のうちの一席を担っていたのではないかと口にする。その推測に多くがなるほどと納得した様子を見せる。

 

『それじゃ、これから猿でもできる魔女教狩りの簡単説明──始めるぜ』

 

 文字通り猿でも理解ができる程にシンプルな奇襲案を提案するスバル。

 そんなスバルの魔女教討伐の案に反対意見は出なかったが、その場にいた1人が村人達への安全確保はどうするのかと聞いてきた。

 

『アナスタシアさんとラッセルさんに頼み込んで、街道近くにいる行商人に声を掛けてもらった』

 

 ちゃんとスバルは事前に保険を掛けていたようで、村人達の避難準備やそれを円滑に済ます為の事前準備も白鯨討伐戦前に終わらせていたようだ。

 

「ふっ、ちゃんと成長しているな。前回までのループでは行き当たりばったりの無計画なところがあったが、やはり今回のスバルは違うらしい」

 

「だな。正直言って、前回までのループのスバルは危なっかし過ぎて冷や冷やする場面ばかりだったが。……いや、それは今回のループも一緒か。他人の命は気軽に天秤に掛けられない癖して、自分の命は容易く掛けれるんだからな。まあ、死に戻りという能力がある以上は、そういった考えに偏っちまうのも理解出来ない訳じゃねえが、見ているこっちの身にもなって欲しいものだ」

 

 スバルの見せる成長具合に、ターニャと尚文は保護者視点で嬉しそうに破顔する。

 俗に言う後方彼氏面と言われるムーブを無意識にしていたが、それをツッコんでくれる者は誰もいなかった。

 

『最悪、今の半数でやらなきゃならなかった作戦だけど、ユリウスが合流したおかげで人数的な不安は消えた。いけると思うぜ』

 

『ひとつだけ訂正したいのだが、私の名前はユーリだよ。確かにユークリウス家の長子とは親しくしているが、そこは気をつけてもらいたい』

 

『その設定公的な場面以外じゃ邪魔なだけだろ!そもそも別人を装う気が本気であるなら近衛騎士の格好とかしてくるんじゃねぇ!作り込みが浅いんだよ!!』

 

「「「うんうん」」」

 

 スバルの全力のツッコミに、ユリウスの隠す気があるのか疑わしい偽名と恰好に内心で呆れていた者達は頷いていた。

 

『あれだけ、死ぬかと思うぐらいしんどい白鯨戦があった。実際、死んだ人もいるし、消えたまま帰ってこない人達もいる。──ここにいる誰も死なないで完勝しよう。皆で生きて帰ってこようぜ!』

 

「……以前から思っていたが、スバルには演説の才能があるな」

 

「あるいは詐欺師レベルの話術といえましょうか。彼の言葉や行動には人を動かす力があります。正直、個人の実力は底辺でも、死に戻りの力と組み合わせた集団戦闘においては破格の力とも言えますね」

 

 スバルの声から伝わる絶対に勝って全員で生き残ろうという意思に感化される者達を見て、ターニャは末恐ろしい者を見るような目つきでスバルを見る。

 デミウルゴスも同じ様な意見で、白鯨戦での一番槍や下がった士気の向上に一役買ったりなどのスバルのカリスマ性について目をつけていた。

 とはいえ、口ではそうは言っても、内心ではそこまでの脅威には思ってはいなかった。

 

 結局のところ、スバルの死に戻りの力も生け捕りにすれば簡単に無力化出来るし、集団戦闘に向いているとはいえ、レベルカンスト勢力であるナザリックに対抗できそうな戦闘力を保持しているのはあちらの世界ではラインハルトのみ。

 そういった2つの点でデミウルゴスはスバルを危険視はしていなかったのだ。

 

 作戦会議も終わり、魔女教がエミリアを狙って動き出す前に移動せんと地竜に跨ってメイザース領に向かう。

 その道中、スバルの隣にユリウスが並走して話しかけてきた。

 

『──本当に、やってのけたのだね』

 

『ああ?』

 

 急に話しかけてきたユリウスに不機嫌そうな顔で返すスバル。

 未だにユリウスに対する険悪感やら苦手意識が抜けていないスバルにとって、どんな嫌味を言われるかと身構えていたところに、ユリウスの放った言葉はスバルを意表を突く。

 

『此度の白鯨討伐、本来であれば王国騎士団が果たさねばならない宿願だった。礼を言わねばならないね』

 

『別に無理して言うことねえよ……』

 

 そう言って突っぱねるスバルの言葉をさらりと聞き流して、ユリウスは純粋な思いでスバルに感謝を伝える。

 そんなユリウスを見て、楽な方へ楽な方へと逃げる自分に自己嫌悪が湧いたのか、眉間に皺を寄せて悩みながら1つの結論を出した。

 

『俺が……悪い。クソ、悪かった。ああ、チクショウ。こんなこと言いたいわけじゃないんだよ。俺だってあのとき、俺の方が……。俺が、悪かった。ごめん、謝……謝ります』

 

『こちらこそ、非礼を詫びよう。あのときの行いと発言の全てを撤回することはないが、それでも君を侮ったことだけは、心から』

 

「どうやら2人共仲直りしたようね!」

 

「けっ!謝罪がキザったらしいのは相変わらずだがな」

 

 ユリウスとスバル、2人の和解するシーンを見たアクアが喜びの声をあげれば、スバル贔屓のカズマが不貞腐れたような顔をしている。

 

「そう言って不貞腐れてるけど、スバルとユリウスがごめんなさいして本当はカズマさんも嬉しいんじゃないの?」

 

「誰が!?言っとくけどな、俺はああいう自分がイケメンだと理解してナルシストしてる奴が大嫌いなんだよ!!」

 

「そんなこと言って、カズマもあのヤマザキって人と口喧嘩しながらも、ちょっと仲良さそうじゃない?」

 

「……?……ああ、魔剣の人のことか!って、俺があいつと仲良しって、やっぱしお前の目は節穴だな!!」

 

「むっ!そんなことないわよ。私の清廉で清らかな眼で見通したところ、いずれカズマさんもあのスバルやユリウスみたく、どこかのタイミングで魔剣の人と共闘すると出ているわ!!」

 

「そんなわけねえだろ。俺があいつと組むなんてありえねえし!第一、魔剣のチート持ちが戦うような相手に最弱職の冒険者である俺が敵うわけないだろ?そんなの相手するぐらいなら俺は逃げるって付き合いの長いお前なら分かるだろ?」

 

 カズマの反論にアクアは、それは……と口籠る。

 確かに最弱職であるカズマが魔剣持ちと共闘する理由など、そうあるものではないし、何よりカズマ自身やる気もなさそうだ。

 

『俺はお前が大っ嫌いだ。──悪いと思ってるし、今きてくれたことには感謝もしてるけど、俺はお前が嫌いだ。本当に、心の底から、ものすごい、嫌い、だ!』

 

『それでいい。私も君と、友人になれるような気はなかなかしないのだから』

 

 これで話は終わりとばかしに、ユリウスから離れるスバルの口元は不貞腐れながらも、どこか嬉しそうに緩んでいた。

 

「やれやれ、スバルもカズマも素直じゃありませんね」

 

「まあ、そう言ってやるな。2人共、まだまだ子供なんだ。温かい目で見守ってやるとしよう」

 

 2人のツンデレな態度に、めぐみんとダクネスもまた保護者視点の後方彼氏面のムーブで見守っていた。

 




次回から怠惰討伐戦です!
毎日投稿は難しくても2~3日に1回の投稿を目指して頑張って書き続けます!!!

リゼロ4期の放送時期の発表を待っている!!!!

4章でのスバル視点外の放送

  • エミリアの試練
  • ラムの告白
  • ガーフィールとエルザのバトル
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