「見て下さいよ!この御朱印なんて秩父の……」
「うるさいね!そんなモンに意味なんて無いよ!」
尾形さんの占いに来ると派手なオバサンが騒いでいる
本当は例の呪いの話をしたくて並んだが
「よぉ婆さん、何だよさっきのオバサン?」
「何か派手でしたね」
アクセサリーがキラキラしてるバッグを持った後ろ姿だった
「何だあの……ほら、ネットの……日記みたいなのあるだろ?若いやつがやるやつ」
やれやれという顔
「SNSですね」
「そうそう、そんなヤツの中毒者だよ」
「中毒?」
「そんなふうに見えねぇな」
ぱっと見で分かる金持ち風、派手な服にネイル、バックも派手だった
「何だか知らないけどね、もっと運を良くしたいって相談して来てな、この辺りのどこの神社行ったら良いか聞いてきたんだよ」
「それは皆思いますよ、俺だって思いますもん」
志織ちゃんと偶然に出会いたいもんだ
「遅刻遅刻ー!」と食パン咥えたマミ〇ソと曲がり角で……
ふっ……理想だよな……
「……あれは強迫観念ってやつかねぇ」
何とあのオバサン、旦那は医者で市内の高級マンションに住み金に不自由してないらしい
「それなのに各地のパワースポット巡りだとさw」
「パワースポット巡りって意味あるんですか?」
心霊スポット巡りしていた俺が言うのもどうだ?
「ある訳ないだろwそもそもどこそこの神社がパワースポットって考えがバカなんだよw」
「?」
「パワースポットだから神社があるんだろが?w」
「!、あぁ……」
納得!
「そりゃそうだw……じゃああのオバサンは何なんだ?」
「お前等は爪が欠けただの花瓶が割れただのを『運が悪くなった』って思うか?」
カミソリ負けとかしょっちゅうだが?
「そんな事を全部気にする様になってるんだ、ありゃあ何かに憑かれるな」
「なぜです?」
「繊細どころか過敏になってるよ」
どうやら他人の日記や呟きの内容を自分と比べてしまうらしい、そこに見栄と誇張があるとは見抜けない様だ
幸せ自慢スパイラルに一人で巻き込まれている
「いくら金持ちになったって満たされないってのは不幸なモンだよw」
……………………………………
次の日 夕方
「確かに不幸だよな」
満たされないって
「俺達はこんなもんで幸せなのになw」
某ファストフードでポテトを食べながらネットの漫画を読み内容を考察、関連から設定資料を見る
これ以上何を求める?
と店の前で何か騒いでいる
「助けてよぉ!!」
叫び声
「何だ?何騒いでる?」
立ち上がる
「木村、あのオバサンだよな?」
赤い派手な服と黒い帽子がバタバタしている
「ナイフ持ってる!」
「きゃあっ!」
「やべぇって!」
「警察呼んでくれ!」
数人が店に避難してきた
「神崎!入ってきたら逃げ場ねぇぞこの店!」
「どうする!?裏口とか……」
「…あ?…なんだ……?」
木村の動きが止まった
「どうした木村?」
「肩触ってオバサン見てみ?」
「……何あれ?」
オバサンの頭……解けた帽子の飾り?……紐?みたいな
「尻尾か?」
木村がよく見る、集中して見ると
「あれヘビじゃねぇ?頭に噛みついてんのか?」
「???」
30cm位の黒い紐に見える
「だったらよ」
店の人に塩を貰う木村、オバサンが後を向いたスキに自動ドアから
「おりゃっ!」
塩を投げ付けた、とこっちを向くオバサン!
店内の一同に緊張が走る!
「……ひゅうう」
空気が抜ける様な声を出し……白目を剥いて倒れてしまった
「おおおっ!マジで効いた!w塩ってスゲェ!」
「勘だけでやるなよ!」
木村はたまにやるんだよな……
っていうかマ〇クの塩ってどうなってんだ?
………………………………………………
倒れたオバサンの周りに人だかり、ナイフ……に見えていたのは高そうな銀色のペンだった
「何だったんだ?」
「頭オカシイ人か?」
「通り魔じゃなかったな」
「人騒がせな……」
「何でずぶ濡れなんだ?」
「誰か救急車呼んでやれよ」
自動ドアの前で輪を作る店員と客達
「なぁ神崎、婆さん呼んでみねぇ?」
「すぐそこだし良いかな?」
頭にヘビの霊って何?、電話すると直ぐに来てくれた
「何だ?夜営業始めようと……」
不機嫌だがオバサンを見た途端に
「…なるほどアタシを呼ぶ訳だ…あ?あの客だよな?……んん?」
人の輪に入ると屈んでオバサンの頭に手を翳す
「……あぁ、こりゃ厄介だ……」
俺達を見ると
「……さぁて、どうすっかな……」
手招きする
?
「何だよ婆さん?」
俺も行くと一緒にしゃがむ、化粧が崩れてずぶ濡れのオバサン
小声で
(お前等どうしたい?アタシは放って置いても良いが?)
(このままじゃマズイんじゃねぇの?)
木村が指差す、オバサンではなくヘビ
(お人好しだねぇw……じゃあ木村、一旦お前に取り憑かせる)
「はぁっ?!」
(デカイ声出すな……悪いモンじゃなさそうだ)
何かを唱えた、ら
「「あっ?!!」」
突然木村と尾形さんが一緒に俺を見る
?、何だ?
……アレ?視界が定まらないし……それに
「なんか……水飲みたい」
「神崎?大丈夫か?」
「木村、水飲みたい」
よろける
「!」
…………………………………………
「か、階段がこんなに辛いとはね!」
ペットボトルの水を数本持つ
「婆さん急げ!」
こっちはダンボールで
「ガチャッ!」
「神崎ぃ!追加の水だ!」
アパートの階段を駆け上がって部屋に入ると大量の空のペットボトル
「木村…大丈夫、落ち着いたw」
風呂場から言うと
「……何してんだお前?」
俺は服を着たまま残り湯に(ほぼ水)浸かって
「何か凄く……居心地良いんだ……」
もうすぐ冬の寒い風呂場で水に浸かるデブオタ
「あぁ、漸く落ち着いたかいw…………」
じっと俺を見る尾形さん
「思い切って入ってみたらなんだか……」
さっきまで水飲みたくてしょうがなかったのに
「婆さん、ヘビの霊だろ?」
「……いや……どうも違うんだ……」
首を傾げ俺の目を見つめる、いや恥ずかしいんだけど?
「悪いモンじゃない……っぽいんだよ」
じっと見る
何なのコレ?俺大量の水飲んだ上に水に浸かってますが?
悪いモンでしょ?
不思議と恐くは無いけど
「木村、お前動物霊初めて見たって言ったね?」
「あぁ」
「動物は滅多に残らないからね、普通見えないよ?」
「じゃあ今神崎に入ってんのは何だ?」
ニヤッと笑うと
「神崎wそれ神様かも知れないぞw」
「神様?」
「水神っぽいな、さて」
俺の頭を擦ると念仏……いや
「かしこみかしこみ……」
やっぱり祝詞だ
「どうだい神崎?」
「いえ、特に何も……」
膝の辺りに違和感、見ると
「うわあっ!」
半透明のヘビが泳いでる!俺でも見える!
「はっはぁ!こりゃ間違いない!水神だw」
「これが神様なのかよ!?」
「問題はこれが吉か凶かだ、これだけ弱ってると分からないんだよ」
なにしろタダの塩で祓えるレベル
「どうすれば良いんだ婆さん?」
「あ?祓うのは簡単だよ?」
「あの!……何か可哀想な気が……」
弱ってるし
「……ほう……」
また目を見る
「憑依じゃないな?神崎、お前本人の意思だね?」
真剣な顔
「はい?」
え?俺の意思だよ?何か変?
「婆さん、元いた場所に戻す方法とか無いのか?」
「俺もそうして欲しいです」
「……確認だ、それがお前等の意思なんだな?」
「神様なんですよね?無理矢理祓ったら祟りとかありません?」
恐いじゃん?
「良し、なら調べてみろ、お前等得意だろ?」
スマホを出す
「!、そうか!神崎!PC借りるぞ!」
冷たい風呂から出て着替える、浴槽を見るとヘビが居ない
「寒むっ!あれっ?どこ行った?」
震えながら脱衣所から出ると
「おう神崎、調べたら色々出たぜ?」
木村が調べたらあのオバサンの呟きや日記、そして他の人のも関連で出て来た、
どうやらある有名神社にお参りした直後、手水場に頭から突っ込み騒ぎになったらしい、
その後駅のトイレなど水のある場所に近付く度に頭から水を掛け、濡れたまま電車で移動していた、そんな変な人を目撃者は呟く、そのため
「分かりやすいぜ?」
「それで助けてって叫んでたのか…」
もしかしたら尾形さんの所へ行こうとしたのかも知れない
写真付きでアップされてる、ずぶ濡れでヒドイ顔になったオバサン
水を欲しがったヘビがそうさせてたのか?
「ほぉー、便利な世の中になったもんだねぇw」
スマホを出すと
「木村、アタシのコレで見られる様にしてくれ」
昭和世代w
「それより尾形さん、さっきからヘビが居ないんですが?」
ずっと下を見ているが見当たらない
「あ?アンタの中に居るよ?居心地良いのかもねw」
「えっ?!」
俺の中に神様?!
って事はですよ?凄くない?w
『くっ……俺の右手が……』とか『俺の右目が』とか『俺に本気を出させたな……』
とか言いながら巻いた包帯を解くと水神が『水の〇吸!!』のエフェクトと共に……
中2病かw……
「害が無いなら居ても良いんじゃね?」
「いやそれが……」
害と言う程では無いが少し困る事が分かった、風呂の温度を上げられない
「風邪引きそうだし風呂の水が増えるんだ」
「は?、どういう事だ?」
「いや、風呂入ってるとどんどん温度下がって行くし、水が溢れ出すんだ」
「……お前自身がウォーターサーバー状態ってかw」
「これはこれで困るぞ?冬に水風呂は勘弁して貰いたいんだけど」
「面白いけど笑い事じゃないね、アタシも調べとくよw」
日曜
秩父のとある神社、あのオバサンが来た所
「俺神社って久しぶりだ」
「あ?初詣とか行かねぇ?」
二人で手を合わせる、祀っているのは水神では無いようだが……
「家はなぜかやらないんだよ、修学旅行位でしか行ったこと無いんだ」
「そんな家もあるんだな、で?どうよ?」
「……特に変な感じしないな、様子はどうなんだ?」
「いや、動かないぜ?」
困った事に俺の首の後辺りから頭を出して舌をチロチロしているそうだ
普通見える所に居るもんじゃないの?
チート能力を解放する時
『くっ!……抑えられない!……俺の後頭部が!……』
……どうよコレ……
社務所に向かう
「あ!尾形さん!もう来てたんですね」
「婆さん早いな!」
「おう、やっと来たかw」
話をしながらお茶を飲んでいた
「それの話が分かったぞ、まだ新しくて助かった」
どうやらあのオバサン、合祀された祠まで全部拝んでたらしい
「合祀?って何ですか?」
「まったく……本当に何も知らないね」
社務所から出て敷地を歩く
敷地の隅の方に沢山の小さい祠や石碑がある
「苔だらけだ」
いくつも並んだ小さな祠と石碑、既視感があると思ったら
「〇と千尋で見た神様の家みたいだ」
「婆さん、この中にヘビの祀ってあったヤツがあるんだな?」
「記録が残ってて良かったよ、殆どが古すぎて分からないモノになってるからな」
借りたノートを見ながら
「えーと……お?これだ、神崎、来い」
手招きする
そこにあるのは1辺が30cm位の石、緑の苔が付いた〇mazonの小さいダンボールみたいな
何か文字か模様があるけど分からない
前に立ってみるが
「…何も感じませんが?」
もしかしたら帰ってくれるかと思ったんだけど……
……どうやったら離れるの?この神様
「婆さん、離れねぇぞコレ?」
「……そもそも何であの客に取り憑いたか……だよな…」
社務所に戻るとあの石がどこから持ち込まれたモノかを聞く
持って行ってくれるなら助かると言われてしまった
………………………………
元の場所を聞くと神社から5キロメートル程の辺りだった
社務所の人の話によると5年程前、とある土建屋が工事の邪魔で神社に持って来て合祀されたそうだ
「婆さん!もう限界だ!」
石を抱えた木村がヘタリ込む
「まったく情けないね!男だろ!」
木村と交代で石を持って来たが、重さ10キロ超えてない?
俺も汗だくですよ?
「しょうがない、休憩だ!」
三人で道端に座り込む、タクシーを使おうとしたら石を見て乗車拒否された
まぁ俺でも断るわな
「この辺りだろうけどねぇ」
メモを見ながら見廻す、林や森、畑の中にぽつぽつ民家がある
「尾形さん、合祀ってどういう事なんです?」
「面倒な説明なんてしたくないけどね、この国の宗教観……が絡むな」
「宗教観?」
「日本にキリスト教が定着しなかったのはなぜだ?」
「神社も寺もあったからじゃないですか?」
「そう考えると矛盾が出る」
神道も仏道もある、氏子も檀家もある、たが本気で信じてる奴は少ないと思わないか?
「……無宗教とか……あれ?違うな」
「そう、この国の人々が心から畏れ敬うのは『自然』なんだよw」
「……あぁ……そうか」
地震、台風なんて昔は神の仕業と思われただろう、今でも脅威だ
「キリスト教は『人』を敬う教えだろ、それに『自然』を『調伏』して当然と考える、
だから拝火教や自然教(ドルイド系他)を邪教として滅ぼした」
タバコ吸い始める
「日本人は自然を調伏『出来ない』モノとして考える」
煙を吐くと
「まぁその他に銭も絡むがな?wこの辺りは端折るぞ?w」
ニヤッと笑う
「そんな下地があって日本人は何でも神様にしちまう、家には氏神、井戸、柱、大木等」
小石を拾う
「例えばこんな石でも神が宿ると考えれば神になる、『鰯の頭も信心から』ってな?だから八百万の神なんてモンが出来るw」
つまり神様が多すぎる、稲荷の祠や水神、山神、井戸、何年か前にトイレの神様なんて歌があった位だ
「……あの、それが合祀と」
何の関係があるの?その話
「この国の発展と共に邪魔になる墓や祠、石碑がゴマンとある訳だ」
それを退かす時、どうする?
「あぁそれが合祀ですね?」
「そうだ、近くのデカイ神社や寺に預けられちまうw」
「なぁ婆さん、それで神様怒らないのかよ?」
漸く喋れた木村
神様ってのは基本土地神だ、土地から離れた時点で何も出来なくなる、
そして合祀されるとほとんど忘れ去られて消えていく、信仰心が無くなるからね
言ってみりゃ『神の死』だ
「……じゃあこの水神は……」
「久しぶりに自分の石碑に祈ったあの人に何とかして貰いたかった……ってとこだな」
タバコを潰すと
「もう少し先だ」
今度は俺が抱えて歩き出す、と
「アレ?」
キョロキョロする
「どうした神崎?」
「何だ?何かあったかい?」
突然頭にイメージが湧く、林……静かな林……竹藪……の中に水溜り……
違う!これ湧き水だ!……傍らに……小さい石碑!
「……こっちだ!……」
走って雑草だらけの砂利道に入る
「神崎!」
「待ちな!落ち着け!」
何だ?!重い石持ってるのに足が軽い!俺こんなに早く走れたか?!
ススキの藪を突っ切る!
「おい!待てって!」
ガサガサと雑草の丘を駆け上がる!
この先!湧き水の林がある!
ハッキリイメージ出来る!
『我』は帰ってきたんだ!!
我の周りには笑顔の人々、豊穣を祝う人々、我に感謝する人々!
我が居るべき場所……
そこには金網、そして一面のソーラーパネル
「うわああぁぁぁーーーーっ!!」
膝から崩れ涙が溢れる!
これは何だ!?なぜ我の場所が!!
「おい!神崎!!」
やっと追い付いた
「マズイね!深く繋がっちまった!」
首に手を当てる
「キーーーーーーーー!!!」
機械音の様な音
「何だコレ!神崎の声じゃねぇっ!」
あまりの高音に耳を塞ぐ
「くそっ!神崎巫の才能あるのかい?!」
耳を抑えながら
「神崎っ!悲しんでるのはお前じゃない!戻れ!戻って来い!」
背中をバシバシ叩く
「うぐぅっ……えぐっ……うわあぁぁぁ……」
「深呼吸しろ!お前は神崎だ!戻って来い!」
……………………………………………………
夕日に照らされるソーラーパネル、キレイではある
俺は暫く泣いていたらしい
「……死ぬんですよね……この神様」
「あぁ、信仰は無い、土地も変わった、後は消えるだけさ」
消えて行く日本の原風景、その中にどれほどの神が居て……
死んでいるか……
「生かす方法って無いのかよ?」
ソーラーパネルの金網を見ながら周りを歩く、かなり広い、そして林なんて無い
開発で平地にされ湧き水も無くなっただろう土地
「お前に憑いててもいずれ消える、どうにもならないよ」
と、
ガタガタ音を立て軽トラックが一台、農道をこっちへ来る
「何だアンタら!道に迷ってんのか?」
咥えタバコの爺さんが顔を出す
「こんちは!丁度良い、この中に湧き水と石碑あったの知らないかい?」
指差す
「あぁ?何でアンタらウガサン知ってんだ?」
「ウガさん……宇賀神から取った名前か!」
…………………………
明治末期に湧き水が見付かり、水道の無い時代に重宝されたそうだ
生活用水に農業用水、お陰で当時は小さな集落が出来て
「ありがたいって拝み出したらしいや」
農業用コンテナ、玉ねぎや野菜、トラクターがある庭で話してくれる農家の爺さん
そして神が出来上がった、しかし土地の持ち主が売却、引っ越してしまった
「フン、丁度良いね」
庭の隅に井戸を見ると
「なぁ、アンタがウガサン引き取ってくれないか?」
「引き取る?何言ってんだアンタ?」
「井戸のそばに置いてやってくれないか?たまに手を合わせるだけで良いよw」
タバコを二箱渡す
「まぁ……ソレくらいなら良いけどよw」
話が分かる爺さんで良かった
俺と木村で石碑を井戸の横に置く
そして四人で手を合わせる、と
小声で
(神崎、見ろ)
木村の肩を触ると小さいヘビが石碑の上でトグロを巻いている
ここに居てくれる様だ
………………………………………………
「お前等、ここまでやってやったんだ、金とは言わないからタバコ位は寄越しな」
睨む占い師、そういえば世話になりっぱなしだ
「分かりました、何とかしますw」
夕焼けの中を歩く
「良いかお前等、良い事したなんて思うなよ?」
「ダメなんですか?」
「何でよ婆さん?」
「そのうち分かる、自己満足ってやつがな」
消え逝く者、滅び行く者、そして忘れられゆくモノ
自然に任せる方が良い、コイツらはそれを止めたいと言った
物の哀れは結構……
これが吉となるか凶となるか……