愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り) 作:スズキだ
嫌な気配が止まらない。
なんとなくわかっていた。このままここにいては私は私でなくなるのだろう。
疲れた人生だった。ここで終わらせてもいいかもしれない。
しかし、心のどこかで叫んでいる声が聞こえる。
いや、昔から聞こえていた。
ずるい…辛い…なんで……
まだ我慢できる。しかし、もうそろそろ…
「パチュリー、お願いしたいことがあるんだけど」
音は鳴り止まない。 が開いてしまう前に
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やることはいくつかあるが、一番難しいところから行こうと地下に向かう。地下では真っ赤な光が一つ煌々と光っている。
いつもなら咲かせてから扉を開けるが、今日ばかりは時間が惜しい。
「アッ、キョウハネムラナイデイインダ。コノジョウタイデオハナシできるのっテハジメてだよねー」
じゃあ、と右手を閉じる前にその手を握る。
笑顔で前に立ち、一発殴る。
フランは見たことがない顔をして吹っ飛ぶ。
「ガァガァぁぁぁぁがグゥ、オニいサマでもゆる」
殴る。殴る。殴る。
いつのまにかただ赤く赤く染まった。いくつかやられてしまったので私の全身も何度か再生しているが、いつもと違うのはフランの方が真っ赤であるというだけ。
「イタイ、あいあいいたイイイイイ」
フランが泣きながらぎゅっとギュッとやろうとしてる。その度に殴っていたら、ついに泣き出してしまった。
右手を恋人のように繋ぎながら、枯れかけてる心に花を無理やり咲かせる。それはいつもの魔力で咲かせる花ではなく、心に自然に咲かすように。芽生えるように。
そして抱きしめる。今度はギュッと私から。
「好きだからこういうことしちゃったの。ごめんね。冷静になった?。お兄様の言葉聞ける?」
フランはふらついた目つきで私の目を覗く。見た目化した目には2つも3つも四つも狂気が戸惑いのように混在していた。
そんな顔も可愛いなあと温かい自分の血の滴る左手を感じながら、右手でフランの顔を撫でる。フランはビクッとしたように顔を揺らすが殴らないのがわかると繋いだ私の左手をバキボキにしながら私の顔を再度見つめる。
「痛かった?ごめんね。でもお話もできるし、言うことも聞けるよね。痛かったんだお兄様も理解できた?」
コテっと安心させるように首を傾げると
フランは涙を溜めた瞳にさせながら呟く
「コワシたくなっちゃって、ごめんなさい。痛くがわかった。オニイさまもイタカッタのね。
でもね、壊したくなっちゃうの、どうしようもなく、ジブンハどうしようもないキュウケツキだと思わされるの」
「大丈夫だよフラン。450年も僕を壊さずにいられたじゃないか。耐えられるようになってきてるんだよ君は。偉い子だね。」
そう言って彼女の唇に私の唇を落とす。
彼女は真っ赤に咲いた。心の花が芽吹いた。
「ああ、やっと分かったわ。私の力は」
「そうだよ、君の力はとても素敵なものなんだ。450年もの時を得られる最高の力だ。お兄様は弱いから今度は君が僕を守ってくれるかい?」
「うん!!あっ、そういえば
なんでお兄様の羽の花は白くなっているの?
、
「これは、
」
次回で今日の投稿終わり!
ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)
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霊夢
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レミリア
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咲夜
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アリス
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幽香
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パルスィ
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ルーミア
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輝夜
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ぬえ
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文
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さとり
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青娥
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諏訪子