愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り)   作:スズキだ

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反省点、文字量が多いのに、シリアスっぽいのに余韻がないから見づらい。

1番の読者として気づいた時は直してるけど、次の作品を描くのに毎回1時間ほどかかる。し、毎回読み直してるけど続きを書くたびに読み直しに時間がかかるから足りたい。咲夜さん、、うちんちこない…?





サブタイトルを一作の主役毎に変えている。
それは結構大変でなんでこんなことしてるんだろうって思うけど、ただ自分が一番好きな小説を書いているからだよね。
この作品が終わった時にそんな評価も何もされなくても、1番好きな小説と言えるように私はなりたいよ。











20 ハカイ

【フランドール・スカーレット】

 

 

家に帰ったら誰もいなかった。

いやいないようにシーンと静まり返っていた。

それが嫌で、目の前の花瓶をギュッと壊す。

 

 

 

 

そんなことしても、

誰も私に声をかけてくれなかった。

 

 

 

 

 

 

ふと、お兄様の部屋が気になった。

本当に無意識に気になった。

いや、お姉様か。

 

いや、今更どうでもいい。か----

 

 

 

 

 

 

 

自分の家なのに、歩く廊下はこんなにも長かったのかと思った。

何をするのもお兄様がいたから、話していたから、構ってもらってたから、貴方の顔しか、体しか、羽しか、手しか、見ていなかった。

 

大きな窓を外を眺める。中庭が見える。

 

狂い終えたその先に、

私が中庭で魔法の練習をしてる時、

たまに窓の外から私に手を振るお兄様、

 

 

 

あの時はここから私を眺めてたんだ。

 

 

どんな顔してたっけ。

沢山見てたはずの顔が思い出せない。

 

 

 

 

 

 

 

壊してしまったものを思い出す事は無かった。

 

でも、、、思い出したいと願ったのは、はじめてだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右手にお兄様の部屋がある。扉は館の中で最もしっかりした物のように思えた。お兄様はお父様の書斎を使ってたらしい。書斎の扉を開いた先にもう一つ扉があって、そこで寝泊まりしてたらしい。

 

 

私が質問すると全てを答えてくれたお兄様。

なんでも知ってる気がした。

 

 

 

 

 

 

 

扉を開けると、何人もが座れるソファ、そして光沢のある高級な机とお兄様には大きいように感じる、椅子があった。

 

 

 

 

扉を開けるとお兄様がこっちを向いてどうしたの?

いつも目を合わせてくれた。

宝石のように輝いた、綺麗な赤い目でこっちを見つめてくれた。

 

 

 

 

 

扉を開けた瞬間、いつもお兄様が目線を合わせてくれる。

そんなこの部屋が好きだった。

 

開けた瞬間期待してしまった。

でもそこには誰もおらず、しんと静まり返った空間があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

机に近づく。書類や手紙や、いつも何か仕事をしていたお兄様。

いま、机の上には、何もない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な、ぜ、、?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ、思わず喉の奥からかろうじて通った空気が音を上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

心の奥底からチカチカチカチカと音が鳴る。

 

頭がガンガンと揺れる。

 

狂ってしまいそうな揺れが何度も何度も流れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焦ったように急いで書斎の奥の扉を開ける。

そこには、、、、

 

 

 

 

 

 

使われていなかったのかと、そんな寝室が存在していた。

ベットはキチンと整理され、本棚には本一つない。

 

 

震えた手でクローゼットを開ける。

 

 

 

中はカラだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖くなって、目をつぶった拍子にクローゼットを壊す!!!!!!!!!破壊する!!!!砕けろと落ちる雫とともに破片が飛び散る!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと気づいた時に散々な部屋になった真ん中で壊した木の破片の真ん中で座りこむ。

尻餅をつくように座り込む。

 

 

 

 

 

ふと、ベットの下に目が存在した。

それは壊せるものがある時に存在する目だった。

 

 

 

這いずるように

ゆっくりと

近づく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは木の箱だった。

魔力で何十にもなった木の箱だった。

 

上に紙らしきものが貼ってある。

思わず勢いよく開く。焦る気持ちを抑えて開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

フランへ

1人にしてごめんね。私から最後の宿題。

外側だけ壊してごらん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは繊細さが必要な作業だった。

何重にも重なった魔力の上辺だけを破壊する。

 

目が一つしかないこの箱の。

 

 

 

 

私は目を瞑る。

感覚を練る。

息を静かに吐く。

頭の中でお兄様を思い浮かべる。

手が震える。お兄様を思い浮かべる。

 

そしてそおっと魔力を自分の力を流す。

両手で持っていた箱。

左手をそっと握る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中から、

 

 

魔法のかけられた赤い花が一輪。

 

これは魔力を感じたらすぐ壊れてしまうそんな魔法だった。

 

 

 

 

ネリネ=また会う日を楽しみに、忍耐、箱入り娘

 

 

 

 




ダイアモンドリリーという別名も持つ花。ヒガンバナの仲間ですが、日本でも観賞用として人気が高まっています。花言葉は「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」。再会の約束として贈るのにぴったりの花ですね。

ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)

  • 霊夢
  • レミリア
  • 咲夜
  • アリス
  • 幽香
  • パルスィ
  • ルーミア
  • 輝夜
  • ぬえ
  • さとり
  • 青娥
  • 諏訪子
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