愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り)   作:スズキだ

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お気に入り登録、栞登録ありがとうございます!!
アンケートもとても嬉しいです!!
しかもアンケートでは元々書こうと思っていたキャラに多く票が入ったので、私が喜びの舞踊ると共に、最終的に1番入った彼女には主人公をぐちょぬちょにするラストを飾らせてやります!!

アンケート結果の続きを見ながら皆さんもラスト楽しみに相続ください。


ps.ルビーの経験人数ってカウントした方が良かったりしますか?
多分この事変終わったら…なんでもないです笑



34 永夜 異変②

【上白沢慧音】

 

 

丸い月が爛々と照らす夜、

 

 

今日は私自身の嫌いな力と共に、夜を終わらせたいと願う。

 

 

 

 

 

 

しかし、終わる気配すら見えず、力は増すばかり。

私自身の力が強くなっていると言うことは、妖怪が力を得てしまう日だ。

だから、私はいつも通り人里を守ろうと思う。

今日も何事もないように願いながら、長い夜が明けるのを待とうと思う。

 

 

 

 

 

すると、突然赤い巫女が妖怪を連れて人里の前まで飛んで来た。

いつもお世話になっている巫女ではあるが、今日ばかりは妖怪を連れている。だから妖怪神社なんか言われるんだぞ…。

 

 

 

と思う反面、私の見た目は妖怪そのものだ。

…無性に苦しくなる。滑稽だな。

 

 

 

 

「あら、慧音じゃない。珍しいかっこね。それにしても、今日はやっぱり変ね。普段おとなしい蛍や鳥の妖怪までも人の話を聞かないったらありゃしないわ。一番聞かないのはそこの隙間妖怪だけどね」

 

 

 

そう言われて、隙間妖怪と言われる彼女を見る。彼女はこの幻想郷の管理者で、何度か会ったことがある。

しかし、今日は何故か真っ赤な美しい猫を連れている。

…気づいてしまった凄まじく漂う妖気に体が自然と戦う姿勢をとる。

 

 

 

 

 

 

「今日は満月で妖怪が荒ぶっている。人里に妖怪を近づけるわけにはいかない!!」

 

 

 

私は能力を使い、物理的に人里を妖怪から離れさせる。

 

 

 

 

「…ってか、人里をどこにやったのよ慧音。私はそっちの方向に用があるのよ。解決してあげるから黙って通しなさい。」

 

 

 

「人間だけなら考えた。しかし、凄まじい妖気を連れたお仲間がいるじゃないか。そんな危ないものを近づけさせるわけにはいかない。…わかってくれ。」

 

 

 

「もうめんどくさいわね。ほら紫あなたのせいじゃない。帰っていいわよ。」

 

 

 

 

そう言われた紫は少し困ったように連れ立った猫を見る。何故か猫は通じたようににゃーんと鳴いた。

 

 

凄まじい妖の気配はやみ夜に消えるように霧のように散らばった。

 

 

 

 

 

「散らせばいいと言うものじゃないだろう八雲殿。お前の式の躾はまだなってないようだな。」

 

 

 

 

 

すると肩の猫がコロコロと笑うようにまたにゃーんと鳴いた。それに反比例して紫が凄まじい妖気を出す。

 

 

 

 

「別に私はその程度の力、何事もなく見えるのよ。目の前には普通に人里が広がってるし、半獣程度のどうとでもなる。

 

…半分人間、可愛らしいじゃないと見逃して上げようとも思ってたわ。

 

 

でも許さない。霊夢倒していいわよ。」

 

 

 

 

 

 

「この流れ、紫が倒すんじゃないの?」

 

 

 

 

「私が倒したら一回休みどころか、人里の守護者が一回隙間で迷ってしまうわ…。今の私は人には優しくしようと思うの、半分の優しさね」

 

 

 

 

 

そういって紫は霊夢を前に出して観戦の姿勢を取った。

しかし、スペルカードの勝負が始まると霊夢に近づいた弾幕を全て隙間の中に入れて、私への道筋を作った。

せこいなんてレベルじゃなく干渉した。

 

そして、霊夢の陰陽玉を避けようとした私を隙間で囲い、避ける道をなくした上でニタニタと笑った。

かなり陰湿だ…った。

 

 

流石に真っ正面で受けた私はボロボロのまま墜落した。

 

 

 

 

 

「はい、勝負は終わったわ。早く戻して。どうせ、今の妖怪は人里になんて興味ないわよ。私が貴方に対するのと同じでね。」

 

 

 

そういって隙間妖怪は、肩に乗せた猫の顎をさするように遊びました。

妖気を感じさせない猫は、最初に警戒したのと反面、ただの猫のようにゴロゴロと喉を鳴らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○○○○○○○○○○○○○○○

【レミリア・スカーレット】

 

 

「ほら、勝負はついたでしょ。別に命は取らないから大人しく黒幕に案内しなさい。」

 

 

 

魔理沙ともう1人金髪の魔法使いと合流してしまった私達は、目の前に穴を掘るウサギ妖怪を見つけ、早い者勝ちで勝負を仕掛けた。

結果として、うさぎよりも邪魔だと感じた魔理沙達を相手したことでうさぎからはやるじゃないなど褒められたが、最終的に2人を倒した上で咲夜にそっと捕まえさせて、今お話し(脅し)してるというわけだ。

 

 

 

 

 

 

「卑怯うさ!!!!!!!仲間だとおもったうさ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

どこまで飛んでもこの竹林。飽き飽きしていた私が見つけたのは幸福か、このウサギは道を知ってるらしい。

 

ちゃっかし落とし穴に誘導しようとするうさぎを懲らしめながら先に進むと立派な館があった。

 

 

 

 

なんとも言えぬ既視感を感じ、痛む頭を抑えて立ち止まる私。不安そうに咲夜がおろおろとしている。

…ブレる…。

 

 

きっとこの後、霊夢たちが来るのだろう。

そして…

 

 

 

 

 

頭から手を離した私が視界をブレた私と同じように見上げると、知っていたように霊夢と隙間妖怪がいた。

 

 

ああ、やっと見つけたわ。

 

 

 

 

隙間妖怪はこちらに気がついたようだ。

少し顔を曇らせた後、興味がないように霊夢の後に続く。

肩に何かが乗っている、まあ咲夜が話していた猫の妖怪だろうか。

そして門から先に行ってしまう。

 

 

後ろで何もせずにただふらふらと飛んでいたフランが、力を貯めるのがわかる。凄まじい魔力だった。

 

フランはここまで魔理沙やウサギと戦う時も参戦せず、のんびりふらふらと浮いていた。だからか、その凄まじい魔力に一度戦ったことのある魔理沙も咲夜が捕まえているウサギの妖怪もぎょっとする。

 

 

 

 

そして、泣きそうな声でうさぎ妖怪が困惑する。

 

 

 

「やめてくれうさ〜。館すら破壊しそうじゃないか。その妹君なんだうさ?なんとかしてくれうさよ」

 

 

 

私は一瞬考えてから、フランの手の上を押さえるように重ねる。

ぶれる未来が見えたからだ。館のことなど一切気にしてない。

 

 

フランはイラついたようにひたいに血管を浮かばせてうなづいた。

そして館の上の方をふらふら飛んで行ってしまった。

 

 

 

息ができないほど苦しい魔力の渦を近くで感じた魔理沙と金髪の魔法使いはほっと胸を撫で下ろし、ウサギ妖怪はありがとうと私に感謝を何度も述べる。

 

 

「あんたいい奴だな!幻想郷で最も可愛い兎がいなくなっちゃうとこだったウサ!!

 

 

 

幸運を分けてあげるウサ。

人間に対する能力だけど、悪魔にも効くといいウサね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…目的は別にあるんだろう?幸運を祈るウサ」

 




オキニ登録にまじ嬉しくてはしゃいでる文章になってしまいました!
また次の話でお会いしましょー!

うちのレミたんは、かりちゅまじゃなくて、カリスマになれてるかな?


_____________
平和な夜だった。
何事も起きていなかった。少なくとも人間にはそう見えていたのだ。

そんな人間のもとに妖怪が訪れる。
いつもなら妖怪退治は人間の役目だ。だがこんな『異変』が起きていると言うのに、人間は一向に動こうとしないので痺れを切らした、と言う。
だが人間は、そのとき初めて『異変』に気が付いたのだ。


妖怪退治が役目の人間は、
 『この異変』を、夜が明ける前に解決出来るだろうか、と言った。

だが妖怪は言う、
 『こんな異変』は、夜を止めてでも今夜中に解決させる、と。


妖怪は、月の欠片を求めて夜の幻想郷を翔け出した。
後を追うように人間も飛び出す。


 魔を感じ、幻を打ち破る人間。
 魔を遣い、幻を無効化する妖怪。

―― 二人は、夜を止める

ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)

  • 霊夢
  • レミリア
  • 咲夜
  • アリス
  • 幽香
  • パルスィ
  • ルーミア
  • 輝夜
  • ぬえ
  • さとり
  • 青娥
  • 諏訪子
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