愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り) 作:スズキだ
また明日バイバイ〜
酒を煽るように呑むわたし。
泣きながら私への愛を語る紫。
その言葉を打ち消すように叫ぶフラン。
驚いて言葉もできなくなったレミリア。
引いたように言葉も出ない霊夢と魔理沙。
お酒をこぼし続ける幽々子。
そして、
私の方をバシバシと笑い転げながら叩く輝夜
「こんなに楽しい夜は初めてよ!!!何貴方、なんで面白いの。ってかすごいじゃないこんな妖怪を手なづけて、姫の素質あるわよ。私のもとで修行しましょう。貴方のことがとてもとても気に入ったわ!!」
私は嬉しくもないお褒めの言葉に無言で酒を煽る。
ど、どうしよう…。
親バレならぬ、姉妹バレ。色々ばれ過ぎていたたまれない。
隠すことができてるのは藍との関係だけ…。
絶対に隠し通す。マジで隠し通す。
そんなとき、霊夢が助け舟を出すように質問をしてくれる。
「ってかもう一つ聞きたかったわ。あんた、本当に花を咲かすだかの能力なの?隙間とか消せるの良くわからないんだけど…」
隣で愛を語っていた紫も真っ赤な顔で不思議そうな顔に戻す。
「ああ、それは本当に花を咲かす程度の能力だよ」
ほらってなんていって庭の木の桜を咲かせる。季節外れの月見桜酒に。感嘆の声が上がる。
【__桜の美しい花が散り、木の幹には美しく佇む赤い瞳をした少女。とても絵になる光景だった。】
「でなんだっけ、隙間?これは紫を食べちゃったからじゃないかな?」
お姉様がまた叫び声を上げる。気にせず話を続ける。
「食べるって言っても血を飲んだ話。昔から言うでしょ、強い妖怪の肉を食べると強くなれるって。それと同じで紫の血を呑んだから能力の可能性、つまりタネが芽生えたわけ。普通だったら扱えないぐらいの年月が必要だけど、私の能力は花を咲かせる程度、才能に花を咲かせただけよ」
頑張って咲いてくれた桜の木を撫でる。
「なにそれ、チートじゃない。なんでも出来ちゃうってこと?」
霊夢がそんなことを言う。
「違うよ。それはちょっと違う。」
そういって、いつのまにか戻ってきてた咲夜を呼び寄せる。咲夜は何故か頬を赤くしてこちらに近寄る。
「咲夜は時を止められるよね、私には出来ないわ。だって、才能がないもの。もしかしたら血をもらったらできるかもしれないけどね。
でも大抵の事には努力が必要でめんどくさいものよ。能力は筋肉と一緒なの、才能があっても努力しなければ使いこなせないそうでしょ?」
じゃあなんで…そうききたそうな紫に応えてあげる。
「貴方が私と一緒にいる間、実はずっと練習してたとしたら?どんな時も…」
ニヤリと笑う。それは悪魔のような笑みでニヤリと笑う。
輝夜が楽しそうに私にお酒を注ぐ。
魔力で、パチュリーとめいりんがちかづいてきた気配がした。
私はそっと花を作る。
そして、霊夢、魔理沙と1人づつ渡す。
彼女達の色に合わせた花を。
花さえ知っていれば、魔力で種を作れる。
そんな種明かしなんてしてやらないのだから。
ちょっと酔った私はにこやかに笑う。
そして、ハジにいるアリスにも渡そうと思った。
だけど、何となく気になったことを先に問いかける。
「ねえ、貴方興味ないのね。花が咲きそうにないわ」
「まあ、、ね」
少し引いたように、距離を空けるように答える。
「魔法使いよね、私、実は魔法も得意なのよ。だから魔法の友達が欲しかったの…そこで貴方にだけは秘密を教えてあげる」
私はアリスの耳元に口を近づけてそっと話す。
アリスは戸惑ったように身体を止める。
「貴方の努力に花咲かせることもできるわ…求めてることがあるのでしょう?」
アリスは驚いたように目を開く
「貴方には今は花を贈らないわ。だけど、貴方が友達になりたいと言ってくれたとき、貴方の部屋に一番似合う花を飾りましょう」
パチュリーが遠くから駆け寄ってくるのを感じる。私はアリスから目を逸らしてレミリアの方に向いて手を差し出す。
「お姉様、酔っちゃったから家まで送り届けて」
レミリアは少し驚きつつも嬉しそうに笑い私のことをおんぶする。
フランがいいなぁなんて言いながら隣を歩く。
パチュリーがかけて来る方向へ歩き出す。
様々な感情が交差する人から妖怪から全てを置き去りにして、
私は家に帰る。
いろんなことがあったけど、
今だけは
久しぶりのお姉さまに甘えることにした。
良かったら感想くださると嬉しいです!
皆さんからコメントなかったんでふにゃふにゃの感じで行きますね笑
ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)
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霊夢
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レミリア
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咲夜
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アリス
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幽香
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パルスィ
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ルーミア
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輝夜
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ぬえ
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文
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さとり
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青娥
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諏訪子