愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り) 作:スズキだ
立派なレディ、淑女、貴婦人…
お母様のお腹が大きくなり、妹についてたくさん話すようになった時にいつもお母様が私の頭を撫でる。もうあと3ヶ月で妹が生まれるらしい。
…私の赤い髪はあれを機に短くなった。腰までつきそうな美しいと褒められ切れなかった赤い髪はない。前髪はお父様とお揃いでショートに切り後ろに流す。ヒトというものよりは発育よくあるためか、少年と言える見た目になった。胸が出てないのが幸いか、小さいから出るものも特に出ないとはいうが。お姉さまは私の後ろの刈り上げを気に入ってる。昔は伸びた髪をとかしてくれていたので、代わりが見つかったと嬉しい反面、時間が短くなったのでただただ悲しい。
しかし、
わたしは、、
大人にならなければいけないのだ。
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【レミリア・スカーレット】
「今日の訓練は、我が魔力を逃れて見せよ。」
私は三歳から訓練をお父様の訓練を受けているが、私の妹は2歳から受けている。そして今やっと3歳になったというのに私と同じ訓練を受けさせられている。お父様はあの一件があってから焦るように訓練を進めるようになった。
今流れる魔力の渦も過去はお遊びのようなものだったと感じるぐらい早く、怖い。右や下、そしてなんとなく後ろからくる塊を左の方に引き寄せる。
それはなんとなく勘が当たり、ベストタイミングで左に来たところを回るように避ける。休みなく、隙間なく続く魔力の塊に左手で私自身も魔力を作り相殺させなければ逃れることができない。
そしてこの訓練は、なかなか終わらないから苦しいものだ。
その瞬間
『あっ、、』
妹の声がした。首元を狙った際どい魔力を避けながら勢いよく上に上がったあと声の方を見ると、妹がぶつかってふらつくところだった。
「ルビー!!!!!!!!!」
ふらついたところに、父の黒い影が足元から蔓のように彼女の足元にしがみついた。そして木が育つように彼女に巻き付く。
私に迫ってきた魔力を打ち消しながら彼女の元に向かおうとすると目の前に赤く薄い壁が立ちはだかった。
魔力の障壁だ。
そしてその中で妹は締め付けられた身体を逃そうと苦しそうにもがく。
「お父様!!!止めて!!」
「だめだ!!!同じように敵に捕まったらどうする!!!!!抜けてみせよ!!!」
「お父様、まだ彼女は3歳なのよ…!!!」
「だからだぁ!!!3歳だから1人で抜けなければならぬ!!そして彼といえ、もうお前に妹はいないのだから!!!!!」
「くっ!!」
そういって父は大量の魔力を私に投げつけた。背は向けず、彼女が目に入るように↑→→→魔を手繰り寄せる。
「ぐっうっうう」
妹の鳴き声のようなくぐもった声が聞こえる。
父の怒鳴り声が聞こえる。
「泣くな。抜け出してみろ」
妹は、首元を締める黒い影を掴み、真っ赤な顔をしながら右手で掴む。そしてその瞬間。
その影に花が咲き乱れて枯れた。
一瞬の出来事だった。
その後黒い影は細い蔦のように下に垂れて、妹は倒れた。
私は飛んでくる魔力が腕に当ただだのも気にせず彼女のもとにかけよる。
「ふむ、拘束に使った魔力を一気に消費した。大きな技を使った時のような気分だ。つまりこれは…」
「お父様!!!やりすぎです。ルビーを休ませさせてください。」
「いや、まてレミリア。能力が掴めそうだぞ。準備させた血を飲ませて起こせ。もう一度行う。
「お父様、、もう彼女を少し休ませてください…」
「何度行ったらわかる!!!!もう妹はいなくなったのだと!!!!レミリアは障壁を壊す練習でもしておれ。」
お父様はルビーの事を魔力の風で引き寄せるとその場にいた私を障壁で囲った。私は追いかけるように必死に魔力で壊そうと試みたが、ヒビも入らず…声だけ上げることとなった…
こんな毎日が運命なんて、あんまりよ…。
私は、わたくしは……
普通の運命を壊したい
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