愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り) 作:スズキだ
青春や〜
【レミリア・スカーレット】
恐ろしい運命を感じた私は、誰よりも早くその結界へ飛ぶ。
そして力の限り叫んでやる。
「ルビー!!!!誇り高き吸血鬼として、相手してやりなさい。馬鹿にされて終わるようじゃスカーレット家の恥になるわ!!結界なんか壊さずそいつをぶちのめしてやりなさいよ!!」
ルビーは驚いたように私を見つめる。
赤い美しい瞳はキラキラと赤く輝く。
パチパチと目を動かして驚く。
でもその目を鋭く睨みつけるように変化する
「お姉様、私、やりたくないの、なんで戦わないのいけないのよ!!!?もう放っておいてよ!!!!!もういいじゃない!!!」
器用に鬼の攻撃を避けながらルビーが焦ったように言葉を紡ぐ。そういえば、そもそも何でやりたくないんだろう…?
疑問を素直にぶつける。
「ルビーなんで戦いたくないの?」
「痛いの嫌なの。戦うの面倒だし、疲れるじゃん…。もういいってばっ…」
子供のように駄々をこねる話し方。ルビーはただ5歳の時に戻ったように、幼いときのような話し方をしている。本人すら気づいてない。
「でも、貴方、どうするのよ?
相手は強いわ。勝手なこと言われて運命を受け入れるの?」
私も昔に戻ったように話す。
わがままな妹を諭すように、、、。
その間にも鬼は手を止めない。
きっと彼女はわざとやってるんだろう。
「なんなの、こいつ。まじでうるさい。めんどうだし、だるい。
今、お姉様と話してるじゃん!!!空気ぐらい読めよ。」
だんだんとルビーが声を大きくする。いつも皮をかぶっていた"
「ルビー早くそいつ倒して、下戻ってらっしゃい。上手くできるわよね?私の可愛い妹のルビーは、、『…ウルサイ…。』」
「…ウルサイ…ヨ…。ネエ…なんで、わたし、ばっか…がまんしないといけないの?」
頭を抱えるように。目の前を隠すように。
近くには下にいた呑み会をしてたもの、その中でも彼女と関わりがあるメンツが私のそばに来ていた。
「…おい、お前の妹だいじょ…」
魔理沙が話しかけたとたんに、ルビーはアハハと笑い始める。
手を額に添えて、空中で足を組み。優雅に浮くように飛ぶ。
「おい、下等生物が何を心配してるんだ…?」
魔理沙が、場の雰囲気が、ピタッと止まる。
しかし、殴るのを辞めない鬼。
ルビーが指を鳴らす。萃香が止まる。
そして、不思議なようにあたりを見渡して、一歩進むように動く。
「ふうーん、動けるんだ。なるほどね、空気を
こめかみに一本指を当て考える素振りを見せる。
そして___
ルビーの髪は腰まで伸びた。少しカールされたような整えられたような、一本一本がふんわり風に触れたように、揺れる。
瞬きした、その後、彼女は20代、ゆかりぐらいの女性になっていた。
そして右手から霧のような赤い煙を放出する。
煙は結界全体に広がり、結界の近くに来て薄く膜のように広がる。
「力は9割
ニヤリと笑う。
ピクリとこめかみをさせて萃香は身体をふたつに分ける。
そして片方が私たちの方の近くに飛んできて結界のハジの方にちょこんと座った。
「…やっと楽しめそうじゃないか。性格は思ったより悪そうだけどね。」
「お前のぞいてきたから分かるだろう??元から私性格悪いだろ?何を今更、ハハッ。ウケる。そういえば一方的に仕掛けられて、私ばかり勝ってもメリットがなかったな…。うーん、そうだなあ、お前人間を差し出せよ。美味しく食べてやるから。
鬼が人間を差し出すなんて下っ端みたいで可愛いなあ」
萃香がチラッと人間たちを見る。人間代表の霊夢や魔理沙は首をブンブンと横に振る。
ルビーは赤い口に指を置き、美しく微笑む。
「なあ、なんか嫌がられてるぞ。お前、、食べたくない相手食べるのかよ…?」
「嫌がってるねえ…やっぱり鬼って見る目ないよね。古い妖怪なだけある…。」
魔理沙がゾワっと自分を抱きしめるように震える。
「わたしはちがうのぜ…」
霊夢がちょっとジトっと目を細めて魔理沙を見る。
「まあ、別にいいや。自分で手に入れるのが一番楽しい。花は差し出されるのよりも咲かせる方が好きなんだ。まあ、そう、そうだね。お前、紫の家に居候でもしてろよ。」
今度は紫がブンブンと激しく大きく横に首を振る。
「あはは、お前の方が嫌われてそーだけどな。でもこれまで嫌というまいな。なあ。」
「お、おう、まあ、そうだよな。」
紫が酒呑みニートを養うって嫌よ。本当に嫌と遠くで喚いている。
あははと楽しそうにルビーは笑う、
パチン
また指を鳴らす。
すると萃香の身体がまた止まる。
体を前に揺らして、吐きそうな体制をとる。
そして勢いよく口から緑の枝が、葉が伸びる。
勢いよく小さな花開き、、、
「お前そういえば焼酎飲んでたよなあ。美味しかったかあ?芋だっけ?麦だっけ?ああ、芋か?お前の口が答え合わせしてくれるなんて優しいところあるなあ。」
萃香は手を口の中に入れて苦しそうに枝を引っ張る。額には大きく筋を伸ばして。
「お前も酒に細工したのか…卑怯者め…。許さない、殺してやる。」
「ばーか、あはは。何でもかんでも妖怪せいにするよなよ。
お前それでも妖怪か?」
「コロス…。」
スピードを超えて殴りかかる、意外にもルビーは避けずに少し肩をずらして肩に擦れる。擦れただけなのに肩が吹き飛ぶ。
反対の手でその萃香の顎を下から押し上げるように、
萃香が真上に吹っ飛んだ。
無くなった肩を見て、軽く治す。
「…想像以上ではあるが、その程度。お前の土俵で戦ってやるよ。そして無様に負けるんだ。舐めてたツケ、払えよ。」
「…若いっていいねえ。」
「頑固な年寄りの介護する身にもなってよ。」
ルビーが今度は先に仕掛ける。また当たった、そう思った瞬間鬼は霧のように消える。ルビーは体の中心から勢いよく魔力を回転させ竜巻のようにそれを払う。
竜巻の目の部分、上に鬼がいる。そのまま鬼は落ちるように拳を振るう。
その竜巻の中は赤い薔薇の花びらが花吹雪となって相手に当たる。一つ一つがナイフのように切れている。魔力で固めてでもいるんだろう。
しかし身体中傷だらけになりながら止まらない鬼。
翼を前にガードするように、鬼の拳にあたる。
竜巻の下から落ちるようにそのまま出てくる。
羽はヒビが入り、咲いてた花びらがやらされたように落ちる。
2人はまた距離が離れる。
傷だらけの身体の鬼。
羽に二つ穴が空いた吸血鬼。
もうお互い力を治すのに回せないのだろう。
固唾を飲んで見守る。
萃香は空気を纏って、拳の密度を上げる。
ルビーは片方の羽に肩身を隠すように、、
勝負は一瞬だった。
羽の穴が空いた場所、そこに向かってまた拳が打ち出された。
時計回りにクルッと背中の方から回ったルビー。当たった片ハネは粉々に。だけどその場所から半身だけ動かして回り込むように、、
「…裏拳なんて、何処で学ぶんだよ。
やるじゃないか…、
でも
楽しかったなあ。」
そう言い残して、萃香は地上に落ちるように落ちる。
それをぼうっと見る。ルビー。羽は片方ない。いや片方の腕もないみたいだ。身体もいつもの幼い姿に戻る。
結界が解かれる。
紫があわてて、大丈夫?!、なんてルビーの元に近寄る。
バシッ その心配した手が叩き落とされる。
「
目を大きく見開いて叩かれた手を見る。
「しばらく顔見たくないから、
魂が抜けたようにその場に立ち尽くす隙間妖怪。
ふらふらと私たちの方に飛んでくる。
そして、私は…
ルビーを抱きしめるように両手を広げて…
「バレてるからね、お姉ちゃん。」
そう言ってフランの腕の中に入る。
フランは嬉しそうな、ケガを見て、戸惑うような、1人で忙しく動く。
ある意味異変みたいな夜が終わる。
朝から様々なものの環境が変わる。
与えた変化は運命にどう影響するのか?
お姉ちゃん、バレてたねw
ルビーさんは煽って良く食べさせてますね。
煽るのが得意なんですね。
そんなのが伝わればいいです。
本音、、意外と本音ってそんなに変わらないと思うんですよ。
次回タイトル
次から花が咲く道は愛に溢れる。
予告通り次の投稿は4〜5日後になります。
良ければ感想などのご反応くださると嬉しいです。
待たせてしまって申し訳ございません。
皆様、あけましておめでとうございます。今年は大変お世話になりました。来年も何卒よろしくお願いします。
ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)
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霊夢
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レミリア
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咲夜
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アリス
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幽香
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パルスィ
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ルーミア
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輝夜
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ぬえ
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文
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さとり
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青娥
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諏訪子