愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り)   作:スズキだ

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花映塚
56 花が咲く道は愛に溢れる〜博麗神社①〜


 

 

 

 

 

 

 

 

緑の髪をしたものはいう。

 

 

「貴方は…本質が揺れています。また、貴方は何になりたいのか理解してない。それは妖怪として恐るるべき事実ではある。

私の元に来る前に変わらなければいけません。

 

 

しかしながら… ○○○○○○○○…。

これをおわたしします。お返事らしいですよ。 」

 

 

 

 

赤い少女は受け取った手紙を恐る恐る開ける。

書かれた文字は○○○○。

心に覚悟が出来た。そして会いに向かう。

最後の目的地に愛に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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謝りたそうなお姉様を片目に、フランと館に帰る。

思ったよりも普通の日常。

普通にフランとお風呂に入り、今日は一人で眠りにつく。

 

だけども、、やたらと夜の夜風が気になる。

私は窓を開けて外に出る。

夜の森になぜかうっすらと明かりが灯るように何かの気配が所々に感じる。意外とその気配は気になら無い。この夜の空気はなんとも言えぬ心地よさで、、好きな夜だった。散歩をするように空中を歩く。月が静かに輝いている。

 

誰もみてないからステップを空中で踏んでみる。何処かでみたステップだ。耳元で何処かで聞いたクラシックが流れてるようだった。

リズムに乗ってなんとなくあてもなく飛ぶ。

 

 

 

 

 

博麗神社の方に向かう。

なぜなら、私ってよく行ったことあるの博麗神社ぐらいなもので、知らない道を行くというより、何となくいつもの道をきてしまった。

まだ夜更け、薄暗い夜に灯りはない。ただ月明かりに照らされた神社、もちろん映る人影もなく。

 

私は屋根の上に上がる。霊夢が起きるとは思えないが辛い気持ちできた夜だ。だからそっと屋根の上で月を見上げる。そういえば昨日の飲み会も鬼とこうやって見上げたなと思う。

 

 

なんでやっちゃったかな、どう思ったかな。

どうしようかな、なんでやらなっきゃいけなかったかな。

なんで私だったのかな…。

静かな夜に小さな疑問が湧き起こる。

 

 

 

 

 

 

…家に帰りたくないなあって。

ふと思い立って私は川の方に飛ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【博麗霊夢】

 

 

ぽかぽかの日差しが障子の隙間から顔を覗かす。

少し肌寒さを感じながら、もう少し布団に入ってようか。

 

いやいや、昨日もゆっくりしたんだから、今日ぐらいは起きるぞ。なんとなく決めた今日の目標。気持ちを込めて布団から出る。

しかし、目覚めにはもう少し光が必要だ。

嫌な気持ちを抑えて、障子を開くと、縁側で足をフラフラとさせている吸血鬼、昨日ぶりの吸血鬼、ルビー・スカーレットがそこにいた。

 

なぜいるのか?それよりも先に出た疑問は日差しは大丈夫なの?、いやダメらしい。火傷みたいにヒリヒリするとのこと。いや、何してるの??と疑問湧きつつ、中に入れてあげる。

彼女は申し訳無さそうにそっと中に入る。靴を脱いで入る。ちゃんと揃えてるあたり育ちが良さが伺える。

 

入れたはいいもののどうするか…

その時、ルビーが申し訳無さそうに声を出す。

 

 

 

 

 

「用事とかがあったわけじゃないんだ…ただフラフラしてたらついちゃって、、なんかたまたま魚とかあるんだけど朝ごはん作ってもいい?」

 

 

 

そういって彼女は2つ魚を前に出す。採れたてなのか、まだ湿り気がある。血抜きされている魚は彼女には似つかわしくないもののように思えた。私はその申し出を戸惑いながらも受ける。

 

変な気まずさを感じながら中に入れる。場所は分かっているだろうけど、何となく台所へ案内する。

 

 

 

「借ります、お米使っていいかな」

「好きにしていいわよ」

 

 

 

私はわざわざお風呂場の方に行く。

顔を洗う。

台所に戻る。

そしてルビー、彼女の後ろ姿を見る。

 

彼女はその辺に置いてあった割烹着のようなエプロンをつけて、意外にも手際良さそうに準備する。

ご飯を窯に入れ、魚を処理して、味噌汁は何処から生やしたのか菜の花、そしておひたしまで、彼女が咲かせたのだろう、朝食が出来上がってくる。

 

私は壁に寄りかかりながらその様子を見る。

彼女が味噌を入れ、あと沸かすだけ、そうしてから…

 

 

 

 

「ねえ、ルビーどうしたのよ。」

 

 

 

 

「急に押しかけちゃってごめんね、霊夢。

私ね、悩んでるみたいなんだ。」

 

 

 

 

吹きこぼれるように鍋が揺れる。

2人は目が合う。

ご飯にしましょうか、そう言って朝食の準備をし始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何に悩んでるのよ」

 

 

 

 

器用に箸を使ってご飯を食べてた目の前の吸血鬼は、困ったように眉を目をハの字に曲げる。

 

 

 

「…生き方」

 

 

 

私に聞くように呟く。知らないわよ、そう思いつつも、昨日の一件あってのこともあり、そんな疑問は理解できる。

 

 

 

 

 

食べ終わった彼女はご馳走様といい片付ける。私は、美味しいご飯をゆっくり食べながら片付ける彼女を見る。

 

 

 

 

 

縁側に座る。彼女が咲かせたのか、神社は色とりどりの花が溢れる。

 

綺麗だね〜なんて彼女はのんびりいいながら縁側で隣に座る。

 

 

 

「朝ごはん、ありがとう。美味しかったわ。」

 

「紫によく作ってあげたんだ。良かった美味しくて。」

 

 

 

花に目線をそのまま、のんびり話す。

 

 

 

「ここに来たって答えわないわよ。だから早く家にかえんなさい」

 

 

 

ルビーは分かってるようにうなづく。しかし、どうみても帰りたくなさそうだった。なんがかんだ物分かりが良い彼女。しかし、珍しく止まるように動かない。

そして、

 

 

 

「ねえ、霊夢…「いいわよ」えっ、、」

 

 

「何を頼むかわからないけどいいわよ。昨日の鬼の一件もあれ、普段だったら私の仕事だし、朝ごはんまで美味しく食べれて何も言うことはないわ。」

 

 

 

 

「あ、ありがとう、あの、い、家に帰りたくないの。一泊だけ泊めてほしくて…。」

 

「あんただけ、今回だけ、特別よ。」

 

 

 

ほっとした様子で胸を撫で下ろす。

2人での時間は何事もなくのんびり過ごす。彼女が咲かせた花からなる実はとても美味しく、なかなかに美味しい時間を過ごせた。食の豊かさは心の豊かさなんて言ったものだ。結構いいじゃない…それぐらい満足していた私がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええ、霊夢、、そうなの??本当に…?」

 

 

 

「えっ、なんでそんな驚くのよ。普通のことじゃない。」

 

 

 

「いやいや、えっ、そうなの??」

 

 

 

 

 

「普通よ。

 

 

ほら、いいから()()()()()。お湯が冷めるわ。」

 

 

「お湯節約する為にお風呂一緒に入るって普通なんだ…」

 

 

 

 

 

今日は参拝客もおらず静かな夕方だった。早めの夕飯をとり、のんびりしていた。面倒方は早く済ませちゃおうとお風呂に入ることにした。お湯を何度も入れられるほど裕福なうちじゃないから、別に子供と入る感覚でお風呂に一緒に入ることとなった。紅魔館育ちの裕福な家庭のルビーはそのことに驚いていたが、普通を教えてやったら渋々というようにしたがった。

 

お互い服を脱ぎ……

 

 

「ねえ、ルビー、、早く脱ぎなさいよ。何してるのよ。」

 

 

私は呆れたようにルビーを見る。ルビーは上を脱ぎ、下着になった状態でゆっくり下を脱いでいる。私はすでに脱ぎ終わっているから何してるんだと思った。

 

 

「あはは〜、いやなんか、、」

 

 

私は痺れを切らして、子供の服を脱がすように脱がして一緒にお風呂に入る。狭い湯船は2人で入るにはきつい。しかし、温まった湯気は気持ちよさを表す。

 

私はルビーにお湯をざばーんとかけて、そのままお風呂に放り込む。そのまま私は身体を洗う。ルビーは、、

 

 

チラチラと私の様子を見ていた。

 

 

 

「……何よ?」

 

 

目が合うと顔を逸らす彼女。ちょっとイライラして、湯船に入り、下を向いたままの彼女に目線を合わせさせる。

 

あわあわと慌てて、顔を真っ赤にして、、

 

 

えっわ何その態度、予想外の反応に私でさえ少し顔が赤くなる。

 

 

赤い顔を隠すように、、顔を隠し、その手の隙間からチラチラと覗く。

 

 

 

「な、なんなのよ…」

 

「い、いや、そうだよね。ごめんね。」

 

 

 

心の中の呟きは声に出てたみたいだ。それに反応して慌てるように謝るルビー。あわあわとしてて、なんか可愛らしい。

 

2人とも十分あったまったようだ。

上がりましょうか、、思ったより優しい声が出る。

 

 

私は立って、ルビーに手を出す。

ルビーはその手を掴んで、照れたように顔をはにかませる。

 

 

 

 

「霊夢が美人だから照れちゃった。」

 

なんて、えへへと呑気に笑う。私は顔が赤く咲く。いやいや、何を言ってるのよ。焦ったように着替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○○○○○○○○○○○○○○○

 

 

顔が良すぎる!!!!!ってか一緒に風呂イベって何!?!?

慌てたように熱い顔を冷やす私、、

もう本当にびっくりした…!

 

 

 

着替えは貸してもらった浴衣みたいな寝巻き。それを緩く羽織って外に出る。ほてったような体は静かな夜が心地よい。

 

そうしたら、霊夢がお酒を持ってきてくれた。こないだの残りらしい。

霊夢はお酒が好きだな〜なんで思う。

そして、また思う。やっぱり、、顔が良いなって。

 

 

 

 

色々考えるうちに私は顔が良い人に憧れを抱いてたんだなと理解した。仕事ができる人も好き、強い人も好き。尊敬できる人も好き。でもやっぱりトータル優れてると思われてる人が好き。

 

だから、自分がそう言う人になろうと頑張ったのだ。

だけど…それは難しくて疲れて、、わけわかんなくなって。

 

夜を飛んで、朝を過ごして、昼を跨いで、霊夢に甘えている。

霊夢は、私が霊夢の顔を何度も見るものだから、気にするそぶりをしつつも無言でお酒に付き合ってくれている。

私はそれがなぜか心地よく感じて、緩く甘くただよう酔いに身を任せる。

 

 

 

 

 

 

 




酔った後の話はこの次の話で
ゆるい日常は次パートでね

ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)

  • 霊夢
  • レミリア
  • 咲夜
  • アリス
  • 幽香
  • パルスィ
  • ルーミア
  • 輝夜
  • ぬえ
  • さとり
  • 青娥
  • 諏訪子
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