愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り) 作:スズキだ
最新話あげた時の平均PV数が上がっており、とても嬉しいです…。
アンケート外で見たい相性が良さそうなキャラクターの方はいますか?また、エロさ足りてますか…??心配です、、。
焦るように帰るは、我が紅魔館。のんびりとした湖に似つかぬほど赤い屋敷は何故か私にはとても心地よいものに感じてる。
門の前には美鈴、近くの妖精どもと戯れてるらしい。いち早く私に気づいた彼女はオロオロとした。サボってるのがばれたような焦り具合に苦笑いを浮かべる。こっちは呑気に朝帰りなのだから気にしなくていいのに、、。美鈴は、表情を固くした笑顔で妖怪と手を繋いで私の帰りを祝う。
そんな彼女たちを置いといて私は中に入った。時は昼間、紅魔館のものはだいたい動き出している。メイド妖精が辺りを飛び回ってる。メイド服を着て、床を窓を磨き、たまに転んでいる。それをまた拭いている。
戻ってからというもの本当に色々変わった。だけども色々気を遣っていたのか、こうゆっくりと環境を感じるのは珍しいと思った。図書館に続く扉、本でも持って自室に行こうか、、少し考えてやめる。図書館に入ってパチュリーに会う気分ではなかった。今日は、色々見えているように感じる。風景も温度も、、光の入り方も何故か感じれてるように見えている。
…周りが意外と見えてなかったのかな…。
なんてね。
自室に戻ろうと上を見上げると、いつものドレスを纏ったレミリアお姉様が階段の上から私を見下ろしていた。階段の手すりに手をついて、私を上から見下ろす。ちょうど、光が眩しく感じて顔が見えない、だから私は立ち止まってその姿を見ていた。
「ただいま」
最初に声を出したのは私からだった。それは今までの習慣に近い感覚。物心ついて、私は、お姉様よりも大体のことを先に経験するようになった。先にたたなくてはいけなくなった。
お姉様は変わってしまったのだろう、か、。幻想郷にきて、当主になって。
今までは、なんでも手に取るようにわかったお姉様の感情。心配そうな顔、ほっとした顔、怒ってる顔、何でも思った通りになった。
やっと顔の表情がわかる距離になった。でも私は今、お姉さまの感情が分からなかった。
「おかえりなさい、ルビー」
静かな声が返ってくる。私は姉を見上げたまま動かなかったのだろう。おかえりの言葉と共に姉は意外と近くまで来ていた。
私の肩に手を置いて、ゆっくり、細い腕を広げて引き寄せるように、私を抱きしめる。顔は見えなくなった。でもどんな顔をしていたのか思い出せない。
私はこの状況をどうしようかと自我が戻ったように冷静になる、。でもぐるぐると回った自分自身と姉への感情が身体を止めてしまう。猫のようにご機嫌に私を抱きしめるお姉様。ぐりぐりと肩に顎を乗せて体重をかけてくる。
こないだの一件があって、私は本当に分からなくなっていた。だって目の前で私を嬉しそうに抱きしめるお姉様は私を騙していた。なんで…だろう…って、、心が揺れ続けている。
黙り続けている私にレミリアが目を合わせていう。
「ルビー、今回も遅かったわね。
「私は
そうだった。私はいつも通りだった。迷ってた雰囲気が消え去りいつもの感じに戻る。大丈夫と言われると安心する。お姉さまに今後のことも言えた私は、いつでに、、という感じで人里を見て回りたいと伝える。レミリアお姉様が渋った顔をする。
だから、私は、フランと共に行くことを告げる。
ああ、いつも通りだ。最近変わったことばっかだったからいつも通りで、とても安心する。何度も見たお姉さまの耐えるような顔。
チクチクと胃の調子が悪いこと、でも見てみぬふりをした。いや、気づいていたかもしれないし、気づいてないのかもしれない。
いや、分かってたはず。
でも、、私はきっと、気づいて欲しかったんだよ。
いつも通りで変わらぬ日常が一番安心するのだから。
「フランー!人里に行こうと思うんだけど行く?」
「お姉様とデート!?!!?いいの??!行く!!!!行きたいわ!!!!」
「あっ、でもそうね、人里に2人とも初めてだと何かと都合悪いかもしれないわね…咲夜でも連れて行こうか」
「お姉様と2人きりが良かったけど……わかったわ。」
じゃあ、行く準備をしてというとフランは着替えに部屋に戻る。私も自室に行こうとした時に、お姉さまが声をかけてくる。
○○○○○○○○○○○○○○
【レミリア・スカーレット】
「
また、だわ…。ルビーはこないだの一件があってからどんどん揺れ動いて本質に近くなり始めた。それが嬉しくて、外に出てるのも気にならないほどに楽しみに待っていた。
私のルビーがどこで誰と遊んでようと運命は私が掴んでいるのだから。
でも、やっぱりまだダメだった。私の一言でいつも通り仮面をつけてしまう。一つ一つのことで心が折れそうになる。彼女はいつものように微笑み、否定を許さな声で告げてくる。こないだの仕返しとでもいうのだろうか、私だけを置いて遊びに行くらしい。
待てない、そろそろ待てないわ。
私が一番貴方のことを、、。
フランと楽しそうに笑う姿を見る。
貴方だけじゃないのよ…?私だって貴方のように笑うのが上手なのよ。
ねえ、、
『ねえ、、、ルビー、、。』
私の声が届いてしまったようだった。出すつもりはなかった。でも出してしまったらもうしょうがないでしょうと思い直すことがある。
私はゆるくルビーの白い素敵な指先を掴む。ルビーはただ私を見ている。私はその手を頬擦りするように自分の口元に寄せる。
ルビーはいつも通り甘やかしてくれるのでしょう…。
私はね、それだけじゃもう我慢できないのよ…?
白い左薬指を噛む。
ルビーは流石に驚いたように手を引っ込める。
内心ではルビーの変化に心が喜んでいる。だって妹はフランの影響で痛みに強すぎる。だから、今までは噛まれようと何されようとただそのままありのままでいたでしょう。でも今は驚いたように手を引っ込める。
フフフ、本当に本当に嬉しいわ。
赤く美しい目が驚いて大きく広げて、ただ私を見つめる。私はその目の中に独占欲を見つける。
「レミ…「ルビーなら大丈夫でしょう…?」」
「うん、ちょっとびっくりしちゃっただけ…」
「貴方のように私からも一つ宿題を出すわ。なぜ私がこんなことをしたのか考えてごらんなさい。ふふふ、じゃあ気をつけてね」
ああ、早く、早く…
人里まで描き切りたいものです。
ちなみにこの異変でこの物語は完結します。
ラスト誰に落ち着くか(4択ぐらいに絞っていて悩んでます。とはいえどうなるかも楽しみに想像してみてください。ここに選択肢がないゆかりさんは不憫だなあ)
-
霊夢
-
レミリア
-
咲夜
-
アリス
-
幽香
-
パルスィ
-
ルーミア
-
輝夜
-
ぬえ
-
文
-
さとり
-
青娥
-
諏訪子