愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り)   作:スズキだ

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場所でわかる通りあの人の登場です。
EXでは、裏も同タイミングか次の日に投稿されてるはず。
(予約投稿の時間早めました。次の日の00時01分にいつも投稿してこうかな。15時って微妙かなって)




65 花が咲く道は愛に溢れる〜太陽の畑〜

 

 

満足だな〜。

 

 

 

ぼわぽわと温かい日差しに日傘を刺しながらのんびりと森を飛ぶ。ふらふらとあてもなく彷徨う、散歩のような日常。

 

 

昨日も今日も帰らずにいるが、家にはまだ帰れない、そんな気持ちだった。納得がいくまでフラフラしようと飛び続ける。私の下には花が咲き乱れる。

事変と呼ばれようが良いよね。だって、それがしたいことだし…。

 

何か呼ぶように、求めるように、心の中を埋めるように花を埋める。隙間なく埋めたい、だって今の私には穴の空いたようなわからない気持ちがあった。

 

 

魔理沙は疲れてるんでそっと寝かしつけてきたよ、、。魔理沙のポテンシャルってやばいんだよ。ふわふわな髪にぱっちりとした目、少し困り顔が板についた顔はさそそられるほど魅惑的だ。いつもは白黒なんて呼ばれてるけど、服装をドレスに変えたら良いとこのお嬢様だ。やっぱりわたし自身西洋の生まれの為、魔理沙みたいな可愛らしい地元に居そうなの女の子、その中でも特段に可愛い特別感のある女の子は可愛かった。

 

白を赤に染めるように、何も知らない女の子ほど可愛いものはないよね、、嗚呼もうちょっといたかったかも…なんて甘えのような気持ちすら持ってるよお…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待ちなさい」

 

 

 

 

 

 

 

後ろから聞き覚えのある声がする。

その声は、ちょっとやばいかななんて心が言っている。

 

 

 

 

 

「ルビー、、。貴女、、、」

 

 

 

 

 

私は正直に嫌な気持ちを持っていたが振り向く。

 

 

 

 

 

 

「霊夢、わたしはやってないよ。」

 

 

 

 

 

 

私にしばき棒を向けた博麗の巫女、霊夢がそこにはいた。魔理沙から聞いてたから、ため息でもついてしまいそうだった。霊夢は困ったような表情をわたしに向ける。霊夢はわたしに甘いと思う。色々幻想郷をかき乱してる妖怪に対しては甘すぎると思う。今だってすぐ倒してもいいのに、わたしに確認してくれようとする。でもどんな気持ちを彼女が持ってるかは分からなかった。

 

 

 

 

 

「やってないってなんで知ってるのよ…。わたしもあなたを疑いたくないわ。でも、この花畑を見てごらんなさい。人里も紅魔館も魔法の森も花で溢れてるわ。辿るように来たらあなたに会ったのだけど…。」

 

「花畑は私だよ。でも幽霊はわたしのせいじゃないよ。魔理沙から聞いたけど、、。本当に知らないんだ。」

 

「はあ…、貴方のことだから信じてあげたいけど、うちにきた隙間妖怪が煩くて、、。」

 

「紫…?」

 

「うん。」

 

 

 

 

 

困り顔の霊夢を助けてあげたいと思う。でもやってないし、解決方法はわからない。私たちの間に沈黙が流れる。なんとなく気まずい。だってヤッちゃってるし、事故で。それは気まずいよね、、。空気が宙ぶらりんに浮いたような感じだった。

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、自分らしくない!!倒してから考えるわ!!!貴方と過ごしてから調子狂うわ…。」

 

「あ、あ、あれは、、霊夢が悪いよ!!!!!わたしのせいじゃないっ!って…思います……けど…。」

 

「貴方が誘ってきたんじゃない!!」

 

「誘った!?!酔っててもなんとなく覚えてるけど、霊夢だよね!?!霊夢なりなりだったよね!?!ってかお風呂一緒に入るも私びっくりしたのに!!」

 

 

「いやお風呂は普通よ!!!

 

ってか…

 

 

 

 

責任とってくれる…って言ったじゃないの………」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……責任って。」

 

 

 

 

 

 

霊夢が顔を真っ赤にしてしおらしく言うもんだから、わたしも釣られて少し顔が熱くなる。言い争ってたからか汗が頬を通って下に流れる。霊夢も珍しく感情的に声を出してたからか、はあはあと息が少し上がっている。でも責任って…その言葉って…

 

って、、!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふざけてた感じだったじゃん!酔ってたじゃん…!!」

 

 

()()()()()()()()…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急に寒気を感じる。霊夢怖い。

真っ赤な顔が急にスタンと元に戻り、真顔でわたしを見つめる霊夢。で、でもさあ、、えっでもさあ…。

雰囲気怖くて次の言葉を言い出せない。口元を覆い隠すように手をやり私を見つめる霊夢。気持ちがわからない。きもちがわからない…よ…!?怖い、わたし妖怪なのに怖い。そうただただ感じる。

 

そこの冷えるような冷たさを持って私に__

 

 

 

 

 

 

 

「分かった…。わたし初めてだったのよ。でも貴方は分かってなかったのね。やっぱり貴方を倒すわ。倒した後一度()()()()ましょう。お互いのこと分かるべきだと思う。倒して一回休みなんかにしないわ。大丈夫。少し目を静かにしてもらうだけ。そう、、話し合いが必要だと思うの。」

 

 

 

 

 

 

 

針みたいなのを投げてわたしに近づくように飛ぶ!本気の霊夢と対峙した妖怪の気持ちがわかる。怖い。怖い…!、!!ってかスペルカードは!????スペルカードシステムどこいったの!??!ただ妖怪を潰すように棒を振ると霊力の塊がスピードを持ってわたしめがけて飛んでくる。わたしはギリギリで避けるが、その避けた先に丸い何かが飛んでくる。あれはやばい、あれに当たったら終わりだ。わたしの吸血鬼の勘というか、お父様に鍛えられた危険スイッチがウィンウィンと回る。私はその方向に魔力を飛ばして、自分自身も本気で全速力で回転する。霊夢は目の前に。

 

 

 

目が合う。霊夢が笑う。

 

 

それは、悪魔みたいな笑い方で、、

 

 

 

 

あっ、やばい、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィイイイイイイイン

 

 

 

 

突然私たちの間に虹色の巨大魔力が通り過ぎる。私は何も考えずその光に隠れて全速力で飛ぶ。吸血鬼の本気、これまでにした事がないスピードで飛ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________________

 

【博麗霊夢】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっ、、、、

 

 

 

さっきまで彼女がいた場所の上から花びらが降り注ぐ。それはとても美しい景色だったが舌打ちせずにはいられなかった。

 

ああ、逃してしまった。

 

 

 

話し合わなければならなかったのに。

わたしは飛んできた一枚の赤い、あの子のような花びらを離さないように握りしめる。わたしにしては珍した感情を受け入れる。いや、受け入れたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次あったら、覚えてなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




風見幽香
 
危険度 極高
人間友好度  最悪

ルビーの人間友好度はどうなんだろうね。
登場人物がどんどん増えて個々の想いが書けて楽しいよ。
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