愛を拗らせた少女が東方で愛されるだけ(旧:東方転生愛語り)   作:スズキだ

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出来上がっていたのですが予約投稿で先の話にしてました。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
唐突に投稿するスタイル。


私が見たい事好き勝手書きました。見ずらかったらすみません…。


74 悪友どもの宴会

 

 

「でさあ…ルビーちゃんはどこまでいったんだい…?」

 

「はて、何のことかな…?」

 

「分かってるくせにさあ!

鬼に隠し事なんてするなよお。」

 

「はあ…ねえ輝夜、、また鬼がいじめてくるよ!助けて…」

 

「可愛い♡でもだめ、私も知りたい♡

だって、何かあったら相談乗るって言ったのにひとりでに解決してるんだもの!私、、そんな楽しいことを隠されてたなんて悲しいわ…」

 

「嘘泣きやめてよ…。」

 

 

およよ…なんて綺麗な着物で口元を隠す輝夜。しかし、私は知っているその隠れた口元は欠けた月のように上がっていることを。

 

 

 

 

 

「ところでさあ、こいつは何でいるんだ?」

 

「ああ、最近仲良くなったんだよ。ねえ、文」

 

「あやや、そんな睨みつけないでください。仲良くさせてもらってます、その新聞等にはしませんので、友人としてご同席させてください。」

 

「ふむ、鬼の前で肝っ玉触ってる天狗もあるもんだなあ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

私が天を見上げぼーっとしてた夜に気づいたその気配。感じたことのある霧のような気配に、呆れた顔をする私。まあ、前回が前回だったからしょうがないだろう?

とはいえ、私もそろそろ誰かと話したかったのも事実。お姉様といる時間はとても楽しいのだけども、今日は呑みたい気分だったのだ。まあ、フランの件とかまだ、お姉さまには相談しづらい部分があった。この気配のものは私に仮があるだろうし、、いや無いかもしれないが、呑み会について断ることはなさそうだ。

 

こう出てきてるということは紫とも上手くやっているのだろう。

 

 

私は胸の前で小さく手を広げる。

そして、空に向けて小さく手拍子をする。

 

 

 

「鬼さん鬼さん、手のなる方へ」

 

「なんだ、やっぱ気づいていたのか。どうする?また戦ってくれるのか?」

 

「勘弁してよ、もう私の事は分かったでしょ?」

 

 

そんな返答を受けてカラカラと笑う少女。いつの間にか隣にツノの生えた鬼、萃香がいた。手には瓢箪を持ち、その中のものを豪快に飲んでいる。

 

 

 

 

「いい顔するようになったな!今の方が好きだぞ!」

 

 

 

 

_

_

 

 

こうやって始まったのがこの不思議なメンツの呑み会だった。

 

「何だこのメンツ?」

 

そう萃香が尋ねる。私はその言葉を聞いて顔を歪める。嫌そうに…。その言葉を聞いて答えたのは私ではなく、隣で上機嫌にお酒を呑む輝夜だった。

 

 

 

「まだ気づいてないの?

このメンツは、

 

ルビーと()()の友達じゃない!

()()のね♡

 

今だけかもしれないけど…」

 

 

「やめてよお!友達でいいよね?ね?」

 

「そう言うことだったんですね…はあ、凄いですね。」

 

 

感心したように文がうなずく。察しのいい彼女はある程度私の交友関係にきづいたのだろう。言葉には感心した、そのように深々と言葉を出していた。

 

…言われると恥ずかしいんだよ…ねえ。

私は逃げるようにお酒を呑む。

楽しそうに笑う輝夜と萃香、、腹立ちつつも、少しだけ心地よさがあった。何も考えずに楽しく笑うそんな会は初めてだったかもしれない。

 

 

 

「えっ、まってお前、てことはつまり…れい「やめて」

()()()()…。」

 

 

 

マジか…なんて驚いた顔をする萃香。あの博麗の巫女を知ってる彼女としては驚きがあったのだろう。でもあれは事故だったからノーカンだ。なかったと言っても過言ではない。ここには呼ばないけど…。

 

 

 

 

「でさあ、落ち着いたってことは1人に決めたんだろう?で、誰にしたんだ??」

 

 

 

楽しそうに話を続ける萃香。隣にいる文も心なしかそわそわして聞いている。私はその言葉を無視して輝夜の足元にダイブする。もう早いよ展開、見たくないよなんてそんな言葉を隠して。ふふって笑いながら輝夜は私の頭をそっと撫でた。前屈みになった輝夜の美しい黒髪が首元に触れてちょっとくすぐったい。

 

 

 

「…ルビーさん、そう言うとこだと思いますよ。でもまあ絵になりますね。」

 

 

文がポツリとつぶやく。そういうとこって何だよ、と思いつつ甘えてる自覚があったので黙っていた。

でもまあ、、黙ってるだけじゃ話が進まないか…。

 

 

 

 

「まあ、あの、、自由になんか色々見てみた結果…ほんとは言いたくないんだけど、、。あの、そうね、」

「早くいえよ」

「わかってるよ!まあ………レミリアお姉様…。」

 

 

 

 

静かになった雰囲気に顔をあげると、流石に周りが驚いた顔をしてこちらを見ていた。

 

 

 

「えっ、そこ行くんだ。まあ、貴方が選んだ選択に正誤も無いのだけど、、なんでレミリアに行ったの?」

 

「まあ、、愛してるが1番なんか刺さってしまって、愛されてるんだなあってポカポカしたといいますか…。あっ、でも凄いんだよ!まだ色々見て回っても良いって心広いよね!」

 

「心広い…?じゃあその首元の跡は?」

 

「…レミリアお姉様」

 

「すごい私のものって感じすごいけど…。嫉妬とかしないの?」

 

「………すごいする。」

 

「……そうなのね。」

 

 

私と輝夜は黙る。萃香も黙ってお酒を飲む。文は下を向いて表情が見えない。気まずいわけではないけど、何となく微妙な雰囲気が広がる。

 

 

 

「まあまあ、気を取り直して酒を呑もうよ!」

 

 

私は元気な声を出してみんなにお酒を注ぐ。アハハなんて乾いた笑いを出して、萃香も一緒に笑ってくれたんだよ!かわいた笑いで…アハハ…。

 

 

「まあさ、あの後訳わかんなくなって、しかもフランに襲われたりとか色々あったんだけど、霊夢や魔理沙やアリスに助けてもらってさ、、幽香に襲われたりとか色々またあったんだけどなんとか落ち着いて一旦ね、良かったよ。」

 

「そ、そうか!一旦良かったな!乾杯しようか、、。いや、、大変だったんだな。一端の責任が私にあるからもう何もいえん。」

 

 

 

 

萃香に継がれたお酒を呑む。私も勢いよく呑む。もはや呑むしかねえんだよ!!

 

 

「ルビーさんは、、みんな、相手したんですか?」

 

「えっ、うん」

 

 

 

急に告げられた言葉。下を向いてた文が赤い瞳で私を見つめる。無機質な赤い瞳。……。

 

 

 

「…ねえ、、ルビー。貴方、、。」

 

「えっ、いや、、」

 

 

 

焦る私に凍ったように止まる空気。ぶんぶんと首を振る。いやまっててば、ね??文ちゃん?

 

ね??

 

 

 

 

 

「あやや!すみません!流石の私もびっくりしましたよ。」

 

 

 

 

ヒヤリと垂れた汗。戻った空気に似合わぬ感覚があった。輝夜がチラッと私の方を見る。私は背筋をなぜか伸ばしてしまった。

 

 

 

 

「ま、まあ、()()あったんだよ!」

 

「まあ、そうだな!()()あったんだな!

それで今後どうするんだ?」

 

「えっ、今後?」

 

「そうですよルビーさん。だって、異変が終わったのだからありますよね。

 

 

呑み会。」

 

 

 

 

「いやいや、今回のは異変じゃ無いみたいだし、、ないでしょ!ハハハ」

 

「えっ、聞いてないんですか?博麗神社で明日やるらしいですよ!」

 

「…えっ、あ、でもでも参加しなくても良いんだよね?今回は休もうかな?」

 

「霊夢がルビーは参加するって言ってたぞ。」

 

 

 

 

顔から血の気が引く。パクパクと口が動く。

ガシッと肩が掴まれる。

まさかな…ギリギリ

その肩の手の主を見る。

 

 

 

 

 

 

「ごめんな、、本当にごめん。」

 

「ま、まさか、、」

 

「ごめん、連れてこいって…。」

 

「この裏切り者!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところで、裏切り者ってどこからきてるの?」

 

「私はやり返せて嬉しいけどな、、以前お主が酒に何か混ぜたと思って怒った時、同じ感情抱いたからな。」

 

「ねえ、ちゃんと私の話、聞いてよ!!」

 

「ほらほら、怒らないでくださいよ。ささ、お酒でも呑んでください。多分ですけど…武士と呼ばれる昔の人が後ろから切られることで、"裏から切る"の裏切りだった気がします。」

 

「じゃあ、今の私たちにぴったりだね!」

 

「わはは」

 

「笑ってる場合じゃないから…ねえ、何で今回、霊夢と約束したの?私より大切だったの??」

 

 

 

…。

 

 

 

「いや…そのだなあ…。宴会やりたくてだなあ…。」

 

「は!?!宴会がやりたいだけで裏切ったのか!?!!?まじかよ、、」

 

「そ、そのお主が霊夢とそのような関係になってるとは思いもしなくてな…。いや、軽い気持ちで受けてしまった。すまん!」

 

 

だからかあ…なんて呟く萃香。だから霊夢が私を連れてくることを約束に出していた、きっとその"だからか"なのだろう。もう決まってしまったものはしょうがない。逃げるのもまた面倒だし、、いつか来ることだ。腹決めるしかないのだろう。

 

 

 

 

いやいや、いやいやいや、、。

 

 

 

 

 

 

 

 




新しい挑戦じゃないけど会話メインにしてみました。
こういうのはどうでしょうか?

第二章より見たい話があれば教えてください!(短期間アンケート)

  • 宴会で愛に揉める
  • 地霊伝(さとり)
  • 幽々子に会いに行く
  • 霊夢に捕まる
  • 魔理沙vsアリス
  • ゆかりん再登場
  • 文との絡み
  • レミリアとのデート
  • 咲夜へのご褒美
  • ルーミアとの会合
  • 藍様情緒爆発
  • その他コメント欄にて、グッときたら即採用
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