「ここが雄英高校…確かにデカイな」
この日本で最も大きくそしてメジャーなヒーロー科を持つ高校 国立雄英高等学校
現在のNO.1及びNo.2ヒーローの母校としても知られる高校
ヒーローを目指すならここを目指せとも言われる…まぁ私はヒーローになりたいのかと言われればそうとも言えない
考えて見てほしい今まで個性なんかない世界で生き職業にヒーローなどなかった世界に住んでいたのだ
私がここにいる理由は1つ…ただ楽しみたいのだ私だけのゲーム*1を
その為に最もスリルのある仕事ヒーローは私にとっては最高のステージなのだ
「……行くか」
耳につけたイヤホンから流れるゲームテクノを聞きながら門をくぐる
「日本最難関と言われるだけはあったな…だが私にかかればどうとでもない」
確かに座学もかなりのレベルの高い試験だっただが私はこの世界に来てから頭の覚えがものすごくいい
例え最難関であろうと私に解けないことは無い!…少し調子に乗りすぎたか
「ゲームしてんの?」
後ろから声をかけられ振り向くとショッキングピンクの体をした女子生徒が立っていた
「これ爆走バイクでしょ? 懐かしい私も友達がしてるの見た事あるよ!」
「君はした事がないのか?」
「私その会社のゲームだとドレミファビートの方が好きかな〜ゲーセンに置いてた固体の奴!」
横にそのまま座ってきて手に持っていたサンドイッチを食べ始める…そのまま横で食べるのか
「そうか…ありがとう」
「えっ? なんでお礼言われたの私?」
それは簡単な話だ
「私が作ったゲームを遊んで 好きだと言ってくれた事に対してのお礼さ」
聞いた彼女は目を見開いている…ん?フリーズか?
「えっ! ちょっドレミファビート作ったのあんたなの!?」
耳元で叫ばないで欲しいんだが…
「親の会社にデータを送ったら採用されたんだ…私は10本しか作ってないがその内の1つがドレミファビートだ」
マイティからドラゴナイトハンターZ*2はこの世界で私がゲームとして作り出した
「すごー!私タドルクエストとかもしたよ!」
「あぁ 食べなくていいのかい?」
時間少ないけどそれを聞きやばー!と言いながら急いで食べる彼女を見て私はゲームを切る
「今日は俺のLIVEへようこそぉぉぉぉ!!」
……うるさい男だな
ラジオは好きだがボリュームは下げて欲しいものだ
プレゼント・マイクこんなでもプロヒーローでありつつラジオ番組を持つ人気な男だ…私もよく聞いている
声は中々に…いやかなりデカイが試験の説明をされてる為聞いているが踏むガイドでは3体となっているが説明では4体のロボ?表記ミスか
「ご説明中質問をさせていただきます! このパンフレットではロボが3体と書かれておりますが説明では4体と仰られていますがこれは表記ミスなのでしょうか!……そしてそこの縮れ髪の君ぃ!さっきからボソボソうるさいぞ!!記念受験のつもりならここから即刻去りたまえ!」
「ご ごめんなさい」
やれやれ…
「随分と上からものをいうね」
「なに?」
こちらを見る先程からでかい声でわめくメガネ
「君が1番でかいノイズだよ メガネ君」
「なっ ノイズだと!」
「矛盾しているんだよ そこの子に注意していることに対してまぁ確かに小声でうるさかったが君はさらにデカい声で注意してるじゃないか」
「そっ それはここに居る皆の意見を代弁して!」
「思い上がるな 大体説明の途中に割り込んでデカい声で質問しデカい声で頼まれてもいない注意をする…小さいノイズなんかより君のそのデカイノイズの方ば私は邪魔だと思うがね」
さっきまでの威勢はどこへやら黙ってこちらを睨むメガネ
「Hey そこまでにしときなリスナー達4体目のロボの件だがこいつはおじゃま虫の0ポイントまぁドッスン見たいなもんだぜ?」
「ッ……質問にお答えいただきありがとうございます!」
また随分デカい声で返事をして座ったな…しかし目立ち過ぎたか
「つくづく思うようにいかないな…ふふっこれもまた1つの人生というゲームだな」
割り振られた番号に従いバスで移動…校内にバスが走るとはほんとに壮大だなこの敷地
「…さて」
〝マイティアクションX!〟
後ろにゲーム画面が出現し腰のドライバーにガシャットを差し込む
「なんだ!?」 「マイティアクションって確か昔出てたゲームだよな?」 「誰かの個性か!」
騒ぐ周りを無視しドライバーを開く
「ランクII 変身」
〝ガッチャーンLevel UP! マイティジャンプ!マイティキック!マイティアクションーX!〟
選択ディスプレイを蹴りセレクトしたゲンムに変身する
「姿が変わった!」 「変身の個性!?」
«はい スタート»
その声と共にスタート地点を走り抜ける 後ろの学生はまだ頭の処理が追いついてないようだ
«HeyHey! もう賽は投げられてるんだぜ?»
プレゼント・マイクの声で我に返った学生達が走り出す中私はロボに相対している
「ふっ!」
膝蹴りを入れると簡単に凹むロボ あまり強度は高くないようだ
「掃討戦だ」 〝ガシャコンマグナム!〟
パネルが現れ青を基調としたSTGと描かれたハンドガンを握り迫るロボに向けて放つ
プロトガシャットを手に入れた事によりタドルクエスト バンバンシューティング ギリギリチャンバラに内蔵されたガシャコンソード マグナム スパローが使えるようになっていたあの時の3体はチュートリアルだったという訳だ
「はっ ふっ!」
狙いを定め2P2体の頭を撃ち抜く周りにもちらほらと学生が集まりだしている
「狩り場を変えるか…近くにいられると誤って当ててしまった時が困る」
〝シャカリキスポーツ! ガッシャット!!〟
キメワザホルダーにプロトシャカリキスポーツを差しスポーツゲーマーを呼び出し狩り場を移動する
新たに見つけたロボをウィリーの容量で浮かせた前輪で叩きつける
「ほっ!」
更に今度は後輪を持ち上げ後ろのロボにぶつけ体制を整える
ワラワラと集まるロボに気づけば囲まれていた まだ学生の手のつけてないエリアだったか
「だが…数の多さでは強さの質には勝てはしない」
〝キメワザ〟
ホルダーのボタンを押し差し込まれているシャカリキスポーツにエネルギーを伝達させもう一度ボタンを押し込む
〝シャカリキクリティカルストライク!!〟
エネルギーが車輪に集まりコミック調のイナズマを発し私の目は怪しく光る
「ハァ!!」
前に漕ぎそのままジャンプし回転することで囲んでいたロボを根こそぎ破壊する
かなり破壊したしここまででいいか? あまり破壊しすぎるのも他の受験生が哀れだ
そのままスポーツゲーマーを走らせ苦戦してる学生を助けつつ0ポイントは現れたが相手にすること無く終わるつもりだったが
「だれか…」
目に見えたのは足を挫いたのか歩けない女学生
「ちっ!」 〝ジェットコンバット!!〟
耳郎視点
「だれか…」
試験の途中ある程度ロボも破壊できていたのにウチの目の前に現れた0ポイントに驚いて右足を挫いてしまった
周りが逃げ惑う中ウチは立てずにいる
このまま踏み潰される?…いや いやだ!
「だれか助けて!」
「手を伸ばせ!」
〝ぶっ飛びジェット!ドゥ・ザ・スカイ!!フライ!ハイ!スカイ!!ジェットコンバット!!〟
黒い翼を持つギザギザ髪の男? 確か最初に変身して駆け出していったやつだ
「早くしろ!」 「ッ!!」
伸ばされた腕を掴んだ時そのまま一気に空に上昇する 初めて生身で飛んだ空は風が強くて輝いていた
「うわぁ…」
「無事か?」
「えっ あっうん!」
つい空に見とれてた…
「まだおってくるか」
「えっ!?」
言われて下を見ると手を伸ばして掴もうとしてくる0ポイントロボ
「うわあわあぁ!?」
「落ち着いて捕まってろ」
ウチの腰に左手を回した状態にし右腕でガトリングを構えて放つ
「きゃあああ!?」
「落とされたくなければ捕まっておけ」
そんな事言ったってー!!
玄斗視点
「ひいぃぃぃ!!」
左から柔らかい感触が…落ち着かんな…
「早めに終わらせるか」
ガトリングコンバットを握り放つ時に背中のエアフォースウィンガーからもミサイルを発射し巨大な0ポイントの頭を集中砲火する
受け続けたダメージのせいで後ろに倒れた0ポイントはそのまま機能を停止させた
「終わったな……降ろすぞ」
着地しそのまま助けた女子を下ろす
「助かったぁあ……あっ ありがとうウチ耳郎響香」
「私は檀玄斗だ」
«終了!! リスナー達はそのままストップ!»
ムッ?アナウンスか
「終わったみたいだな」 〝ガッシューン〟
ガシャットを引き抜き変身を解除する
「受かったかな…ウチ」
「さぁ? 後は君の運を信じるだけだろう」
横でつぶやく耳郎に言葉をなげかけ肩を回す
「ぬぅ…もうちょい気の利いたこと言えないわけ?」
「初対面にそこまでしないだろ ほら」
座ったままの耳郎に手を伸ばす
「えっ?」
「いつまでも座ったままでは格好がつかないだろう ズボンも汚れる」
言われたことを理解したのか手を掴み立つ耳郎
「後はこのまま救護の人を待つといい」
立ったのを確認しその場を去る
「あっちょっと!」
「また 試験が受かっていたら会おう」
振り返らず手だけ振り私は帰路についた