特急スーパー雷鳥「サンダーバード」 金沢・和倉殺人事件   作:新庄雄太郎

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特急「サンダーバード」に乗った歩夢たちは金沢へ到着した。


第2章 古都金沢へ

歩夢と侑としずくとシオンが乗った特急「サンダーバード」は金沢駅に到着した。

 

「やっと、金沢ね。」

 

「うん。」

 

「俺は、侑と歩夢と一緒に行くのは初めてだな。」

 

「えっ、本当なの。」

 

と、歩夢はシオンに言った。

 

かなざわー、かなざわー、長らくのご乗車お疲れさまでした、金沢です。

 

と、駅の車内放送が流れた。

 

「もう、シオン君だったら。」

 

「待ってくれよ、こんなに荷物を持たせやがって。」

 

ホームでは、花帆とさやかと梢が迎えに来ていた。

 

「上原歩夢さんですね。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「うわー、久しぶりね。」

 

「いつ来たの。」

 

と、花帆は歩夢と侑とに言った。

 

「うん、京都から特急「サンダーバード」に乗って来たんだよ。」

 

「へぇー、特急「サンダーバード」に乗って来たのか。」

 

と、さやかは言った。

 

「元気そうね、花帆ちゃんにさやかちゃん。」

 

「うん、久しぶりね。」

 

「今回は侑としずくも一緒だぜ。」

 

と、シオンは花帆とさやかに言った。

 

「誰、その子は。」

 

「ああ、うちのクラスのシオン君だよ。」

 

「あっ、そう言えば以前来ていたランジュちゃんとナンシーちゃんはどうしたの?。」

 

と、梢は歩夢に言った。

 

「ああ、そのランジュちゃんとナンシーちゃんはね外国に帰国したの?。」

 

「えっ。」

 

「でも、何で。」

 

「彼女は留学生なんだ。」

 

と、シオンは花帆と梢とさやかに言った。

 

「ランジュとナンシーは夏休みの終わりごろに帰国したの?。」

 

「へぇ、そうなんだ。」

 

「あれ、その男の子は。」

 

と、さやかは言った。

 

「俺は、鳳来寺シオン、よろしくな。」

 

「ええ、こちらこそ。」

 

「じゃあ、兼六園にいこう。」

 

「ええ。」

 

そう言って、シオンと歩夢たちは兼六園へ向かった。

 

兼六園

 

日本三名園として有名な兼六園。国の特別名勝に指定されています。広大な園内には築山、池、茶屋などが点在しており、それぞれの景観を楽しみながら廻遊する庭園となっています。四季を通じてさまざまな自然美が堪能でき、雪から木の枝を守るために施される“雪吊り”は金沢の冬の風物詩として、ぜひ見てみたい景色です。夜のライトアップでは幻想的に彩られた庭園が広がります。

 

「歩夢、待ってた。」

 

「今は、兼六園で見物よ。」

 

「そうなんだ。」

 

「美しいわ。」

 

「何か、ロマンチックって感じだわ。」

 

と、侑は言った。

 

「すわー、凄い、兼六園ってこんなに広かったんだ。」

 

と、しずくは言った。

 

「ええ、江戸時代から代表する林泉海遊式庭園でおよそ10万平方メートルもあるのよ。」

 

「さすが、日本三名園の一つね。」

 

「あれ、シオン君は。」

 

一方、シオンは歩夢と侑と一緒に兼六園を堪能した。

 

「じゃあ、ひがし茶屋街へ行ってみない。」

 

「うん、いいわね。」

 

と、そう言ってひがし茶屋街へ向かった。

 

ひがし茶屋街

 

「久しぶりだね、花帆ちゃんと梢先輩と一緒に兼六園とひがし茶屋街へ行くのは。」

 

「ええ。」

 

「でも、金沢と言えば抹茶ときんつばだよな。」

 

「もう、シオン君ったら。」

 

「ぽむちゃんと侑ちゃんも食うか。」

 

と、シオンは言った。

 

「ええ、まぁ。」

 

そう言って、歩夢と侑としずくとシオンはひがし茶屋街で抹茶と金沢名物のきんつばを食べた。

 




そして、金沢で殺人事件が起きるのだ。
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