誕生編のサブタイトルはガツガツ!の歌詞縛りです。
星のフルコースを配置し、世界にはグルメ食材と生命体が満ちた……かに思えたが、数百年経ち現れたGODに勝てず全滅。
腹をパンパンに膨らませたGODがゲップを吐くと、腹は元に戻り、GODの鱗が一つ増えた。
「ああー!!またGODに負けたーー!!これで114回目だよ!!どうなってるのさアカシアーー!!」
「……まさかこれほどまでに生命体が弱いとは。オタマジャクシのGODにすら勝てないとは……」
いやー、最初からアナゴーヤ、鬼ンニク、プログラマンゴーなど*1、見たことあるグルメ食材が生まれてたから大丈夫だと思っていたんだがな〜。
世界の生命体はグルメ食材から与えられる恵みを味わう
ただそこに在る旨みだけを享受し、さらに旨いものを求めようとせず、力を付けずに自堕落に過ごしている。
だからGODに一瞬で平らげられてしまうのだ。
「……よーし、ならこうすればいいんだ!」
パン!とヴェルダナーヴァが手を叩くと、目の前に7人の天使が現れる。
「ねえアカシア!ボク考えたんだけど、自然発生する生命体は弱く脆くて生き残れないから、ボク達で創り上げた生命体で世界を管理して、生まれた者達を守らせれば良いんだよ!」
「なるほどな……それでそこにいる天使達を創り出したのか。」
「そう!この子達に世界を管理させ続ければ、世界はきっと繁栄するよ!……この子達を創った反動で、どうやら悪魔達も生まれたみたいだけど、その子達にも協力してもらえばいいよね!」
ほーん……光の大精霊から7体の天使に分けたのか。そして対となる闇の大精霊も7体に分けられ、悪魔が生まれたと。
ヴェルダナーヴァは早速天使達に名前を付け、世界の管理を命じている。
更に俺に似せて生命体を創造し、“
「よし!これでボクの分は終わり!さぁアカシア、次はキミが生命体を創り上げる番だよ!」
「何?私もか?」
「当たり前じゃないか!この世界はボク達が一緒に育ててるんだ、ボクだけじゃなくてキミも管理者がいないと不公平だろう?」
確かに……とはいえもうアナザとGODは作ってあるしな。
「私にはアナザとGODがある。それで充分じゃないか?」
「ダメだよー!もっとアカシアも力を入れないと、世界が発展しないよ!」
ヴェルダナーヴァが駄々をこね始めた。こうなったヴェルダナーヴァは俺の言う事を聞かなくなるんだよな〜。仕方がない、俺も創っておくか。
アイデアはもうある。まずは星のフルコースを守り、適切な力を持つ者には恵みを与えるため、8体の魔物、八王を生み出す。
センターを守るは、邪王・デビル大蛇
トリコの世界なら竜王デロウスがセンターを守るはずだが、この世界の竜といえばヴェルダナーヴァやヴェルグリンド、ヴェルザードにヴェルドラ。俺と親しい竜種達こそを竜王と呼びたい。
ちなみに俺とヴェルドラは良く取っ組み合いをする仲だ。やんちゃの限りをつくすヴェルドラを止めるため、よく美食の手でげんこつを落としている。
思考が逸れたが、原種のデビル大蛇は八王に匹敵する力を持つと言われていた。なれば、竜王の代わりとしてセンターを守ってくれるだろう。
ペアを守るは、猿王・キンタマントヒヒ
彼にはペアを飲み干さないよう釘を刺しておいた。トリコだとペアをキンタマントヒヒが飲み干してしまったせいで、以降ペアはキンタマントヒヒのキンタマに宿るようになってしまったからな。
アナザを守るは、鯨王・ムーン
トリコだとアナザを喰う側の存在だが、この世界では守る側になってもらう。
アナザを追いかけながら、ムーンから逃げるのは至難の業だ。
光すら飲み込むその力で、魂の世界を守ってもらう。
ニュースを守るは、鹿王・スカイディア
時間を操り、周辺の環境の発展を命ずる。
温厚な性格だし、世界の管理者としてしっかり働いてくれるだろう。
エアを守るは、馬王・ヘラクレス
エアが生み出しすぎた空気を減らし、周辺の環境を守る役割を与えた。
こちらも温厚よりな性格なので、力を持つ生命体が喧嘩を売らない限り大丈夫だろう。
アースを守るは、蛇王・マザースネーク
最初にデビル大蛇を八王にした時になって、蛇王が被ってしまうことに気がついた。
なのでデビル大蛇は邪王、マザースネークは蛇王として創り上げた。
世界を一周するほど長いその体をもってアースや、世界の自然を守ってもらう。
アトムを守るは、烏王・エンペラークロウ
空の管理者として創り上げた。
アトムを吸い、毒が世界に溢れないように調整させる。
アトムから得た毒を使い、影に入り込んだ生命体の思考を停止させるだろう。
最後に、GODを守る……いや、GODから世界を守る存在、狼王・バトルウルフ
GODは守られるほどヤワじゃない。むしろ、見込みがあるがまだ力が足りない生命体を守るため、GODに立ち向かう存在として創り上げた。
八王の中でも特別な存在だ。
八王達だけでは足りないので、意思疎通がしやすい喋れる生命体、ブルーニトロも創り上げた。
彼らには担当するフルコースの名前を与えた。名付けにより成長をもたらすシステムをヴェルダナーヴァが構築したので、それぞれが高い知能と究極能力を持っている。
特にペアは私とヴェルダナーヴァによく懐いている。ブルーニトロのリーダーとして、活躍するだろう。
そして最後に私が創るのはドン・スライムだ。
生命体の死骸を食べ、分解する掃除屋たるスライム。それらを統べる首領、それがドン・スライム。
その体は世界の全ての物に変化する事ができ、早速分裂して世界各地に広まった。
それらがグルメ食材や、スライムとして生活していく。
これからの世界の発展が楽しみだ!
・オリ主
長い時を経て性格が丸くなった。具体的に言えば美食家アカシアレベル。
この後滅界竜イヴァラージェを喰ったり、ギィに喧嘩を吹っ掛けられてボコボコにしたり、ヴェルダナーヴァ(全知全能無し)、ペア(ブルーニトロ)、ギィ、ルドラと共にグルメ食材を狩り食べ合う美食の旅に出たりする。
・ヴェルダナーヴァ
全知全能を捨て、天使達や世界に分け与えた。美食の旅では大体ヴェルダナーヴァが突っ込んで食べられ、オリ主達が助けている。
・始原の七天使
オリ主に対する評価は高い。もう一柱の創造神であるオリ主の命令も、ヴェルダナーヴァの命令と反するものでなければ快く引き受けて働いている。
・原初の悪魔
原初の悪魔達から喧嘩を吹っ掛けられたオリ主は、(裏の世界を使って)一瞬でボコボコにした。
その為にオリ主に対する評価は高いし、基本は逆らわない。
ただしルージュ(ギィ)とノワール(ディアブロ)は頻繁にオリ主に喧嘩を売っている。
・八王
オリ主直々に製造した生命体。
どれもオリ主の命令に忠実に働いている。
力は七天使や原初の悪魔と同等。
その為よく原初の悪魔達とは争っている。後にやり過ぎでオリ主から悪魔達と一緒にげんこつを落とされている。
・ブルーニトロ
星のフルコースに対応した八体の生命体。
力は八王や七天使、原初の悪魔と同等。
八王や天使達とは協力して世界を管理している。
例に漏れず原初の悪魔達から喧嘩を吹っ掛けられ、争っている。
リーダーであるペアはオリ主と仲がいい。
・ドンスラ
ドン・スライム、略してドンスラ。ヴェルダナーヴァからドンスラと呼ばれて怒っていたが、すぐに慣れて愛称として定着した。
世界各地に分裂して散り、死骸や戦闘跡の掃除をして世界のビジュアルの維持に努めている。
元々の力は七天使や原初の悪魔、八王やブルーニトロと同等だが、体を散らした影響で、それぞれの力は殆どない。
今はグルメ食材になったドンスラが生命体に食べられ、死後その体が新たなドンスラとなることで力が増えていく。