転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

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次で四章最後です。

新しいアンケートを載せました。興味がある方は答えていただけると嬉しいです。


推理と真意

 命懸けの賭けが成功してアンネリーゼが手を引いてから暫くの間、桐乃はタブレットのような魔導具で、見覚えのある顔をした黒髪の男と見知らぬ赤髪の男が、桐乃の戦闘がお遊びに思えるような異次元の戦いをしているのを観た。

 

 勝負が引き分け? で終わった後に、アンネリーゼは興奮したようにテンションを上げて何処かに転移していき、取り残されたエリアスと桐乃は、暴徒と化した公爵の私兵を無力化。

 

 数時間後、銀架城内のレオナルドの私室に車椅子の転移機能を使って移動していた。

 

 ようやく落ち着いて気を抜くことが出来た桐乃は、思い切り息を吐いて車椅子の背に倒れるように寄りかかろうとすると、車椅子のリクライニング機能が作動し、桐乃が最も楽な体勢に自動的に背もたれが倒れる。

 

 疲れが溜まった頭をなんとか回し、状況を整理して振り返る桐乃。そんな彼女に、背後から近づく影が忍び寄る。

 

「わっ!!!!」

 

「きゃっ!!!!!!!!」

 

 大きな声にびっくりした桐乃が慌てて後ろを確認すると、そこにいたのは「イタズラ大成功」とゴシック体でポップに書かれた看板を持ち、悪戯顔をしたレオナルドだった。

 

「びっくりしたかい?」

 

「えぇ、びっくりしました。驚きのあまり攻撃しなかねないくらいには驚きましたとも」

 

 若干キレ気味の桐乃が、車椅子の生成機能を稼働させていることに気づいたレオナルドは、顔を引き攣らせる。

 

「ごめんよ? ちょっとびっくりさせたかっただけなんだ。だから、ね?」

 

「⋯⋯⋯もういいです」

 

 両手を合わせて可愛く謝るレオナルドに、完全に気が抜けてしまった桐乃は、大きな溜め息を吐いて呆れる。

 

「それで、どうだった?」

 

 声色が変わり、レオナルドは心配するように桐乃に問いかける。そんな彼女に、桐乃は安心させるように微笑んだ。

 

「大丈夫です。憂いは断ち切りました」

 

 たった二言だが、それだけでレオナルドは安心したのか桐乃の頭を撫で回す。

 

「ちょっ! 子供扱いしないでください!」

 

「私から見れば充分子供さ! 頑張った子にはちゃんと褒めてあげないとね」

 

 そうして頭を撫で回し続ける魔の手から逃れ、乱れた髪をブツブツ文句言いながら整える桐乃を見るレオナルドの目は、まるで子供の成長が心底嬉しい親のようだった。

 

 そんなことを露知らず、桐乃は背もたれを直してドアの方へと車椅子を進める。

 

「何処行くんだい?」

 

「少し散歩に行ってきます。色々あったので、心を整理したいんです」

 

「付いていかなくて大丈夫?」

 

「だから、子供扱いしないでください!」

 

 そう言ってドアを力強く閉めた桐乃は、銀架城から以前行った喫茶店に転移する。

 

 白の軍服から私服に着替え、ある方向へと車椅子を自動運転で進ませながら、改めて情報を整理していく。

 

 アンネリーゼさんはわたしに興味を持っていなかった。たが、全くの関わりがない訳ではない。

 

 マルクス・フォルトン公爵にも目的があった。でも、そこにわたしに対する害意はなかった。

 

 透さんの役割は、きっと道化だったのだろう。因縁もあって、わたしに対する当て役に丁度いい相手と言える。

 

 エヴァさんがいた店に都合良くわたしが立ち入り、協力を得られるのは、あまりにも都合が良すぎた。おかげでかなり助かったが、これが想定された動きだったら話は変わる。

 

 カエサルさんのスタンスは謎だ。協力とは違う、敵対でもない。どちらかといえば中立より。貰った資料はかなり助かったが、これも都合が良すぎる。

 

 エイクスュルニルさん。あの人? が一番よくわからない。警告または忠告がしたかったのか、レオナルドが来なかったら別の話をするつもりだったのか。少なくとも、敵の可能性は低い。

 

 レオナルド。一番悩んだ相手だ。敵だとしたらこれまでのすべてが意味を無くなるほどに、わたしには近い存在だ。

 でも、中途半端にしたくなかった。エイクスュルニルさんの話の通り、わたしはレオナルドを信じることを決めている。

 

「わたしに関わることなく利用、もしくは害を与えようとする相手はきっといない。この国でのわたしや周囲の立場を考えると、外部からの思惑や内部の暗躍の可能性は著しく低い」

 

 

「⋯⋯⋯⋯なら、答えは一つしかない」

 

 

 深い考えに浸っている内に、桐乃は目的の場所に辿り着いていた。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 事の経緯は、悪魔騒動で判明した事実の推察から始まった。

 

 全知全能(ジ・オールマイティ)で視た未来のすべてで、テスタロッサはユリウスの元へと降った。まるで最初から決まっていたかのように、すべての未来でだ。

 

 ユリウスはそこで、仮説を建てた。星十字騎士団(シュテルンリッター)は最初から決まっており、後は道筋をなぞるように決まるだけではないかと。

 

 つまり、そこにユリウスの意志などないということになる。そんな未来を受け入れたくなかった。いっそ、改変してしまおうかと考えたが、これまで星十字騎士団にしたメンバーすべてが、ユリウスが考えた上で決めたことだ。

 

 思考を誰かに誘導されているのではないかと思ったが、精神支配を受けるようなミスをした覚えはない。知らない間に支配されている可能性も考慮したが、相手や方法すらわからない存在を警戒するのは困難だった。

 

 その後色々と迷走した結果、定期的に全知全能を使って、今後の星十字騎士団を予め知っておくことにした。

 

 現状、結果が一つになる未来は星十字騎士団関連しかない。原因を突き止めようにも、最終的には未来を視て確かめる方法に落ち着いている。

 

 それから、テスタロッサ以降の星十字騎士団は定期的に視た未来の通りに勧誘し、過程が変われど結果が変わることはなく、全員が配下となった。

 

 そんな状態が数百年続いたある日、最後の星十字騎士団の団員の未来を視た。いつも通りの未来だと思っていたユリウスは、それを視て驚愕した。

 

 結果が一つではなかったのだ。

 

 むしろ可能性が多すぎた。あまりに多い過程に、一度で処理しきれない膨大な情報量でユリウスに頭痛が襲い掛かるほどだった。

 

「マリー」

 

 ユリウスが名前を呼ぶと、私室にある家具の影からマリーが現れる。

 

「お呼びでしょうか。陛下」

 

「クーデターの件はどうなっている?」

 

「こちらにバレぬように、ゆっくりと準備を進めているようです。ですが、最近何やら新兵器の開発の成功したようで、想定していた時間よりも早く行われる可能性があるとのことです」

 

 そう説明しながら、マリーは纏めた資料と新兵器のデザインのスケッチをユリウスに差し出す。

 

「他に何かあるか?」

 

「ここ数日、若い男の出入りが増えています。黒髪短髪の男で、新兵器は彼の協力によって得られたようです」

 

 マリーは、更にその男の写真と資料を机に並べ始める。

 

「その男は松平 透という名前のようで、名前からして異世界人かと思われます」

 

「定期報告はこれまで通り継続でいい。それと、エレナとテスタロッサに今ある情報を伝えろ。時間は十年前後になるはずだ」

 

「かしこました」

 

 ユリウスの言葉に疑念を浮かべるような素振りもなく、マリーは一礼して影の中へと消えていった。

 

「さて、どうしたものか⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「やっほ〜お兄様。呼んだ?」

 

 今後の未来を考え始める前に私室の部屋のドアが開き、アンネリーゼがクッキーを食べながらソファに座る。

 

「エリアスのことで、少し話したかった」

 

「⋯⋯そのことはもう話したよね?」

 

 ご機嫌気味だったアンネリーゼだが、話の内容を知った途端に機嫌が悪くなり、オーラから溢れ出た霊子でクッキーが黒焦げだ。

 

「⋯⋯⋯⋯間接的に関係のある話であって、リーゼの考えているような内容じゃない」

 

「ふ~ん。ならいいけどさ、あの話はしないからね」

 

 多少機嫌が収まったようだが、まだ良いとは言えないアンネリーゼに落ち着かせるように、ユリウスは話し始める。

 

「最後の星十字騎士団がわかった。異世界人、それも転移者だ」

 

「なんで態々そんなこと言うの? 異世界人は珍しいけどさ、別にいない訳じゃないじゃん」

 

 星十字騎士団には、レオナルドやカエサルといった異世界人は確かにいる。今更一人増えた所で、特段変わるようなことはない。

 

「未来が多すぎたんだ。それも普通よりも遥かに」

 

「確か星十字騎士団の団員は、最初から決まってる運命かもしれないってやつ?」

 

「あぁ、原因は一切不明。だが実際に、これまでの星十字騎士団はすべて一つの結果に収束している」

 

 未来は通常、砂漠にある砂粒のように膨大な数が存在する。それは、毛細血管のように細かく枝分かれし、仮に未来が視れても識別すら困難だ。

 

 そんな困難を可能にしているのは、単にユリウスの情報処理の能力が誰よりも高いからだ。ユリウスの才能は、剣技や近接格闘・滅却師として力ではなく、情報処理能力が根幹にある。

 

 ギィの攻撃や不意打ちに、致命傷にまでならなかったのも全てそれが理由だ。

 

「エリアスの件で俺が口を挟むつもりはない。だが条件がある」

 

「条件?」

 

「公爵の件をエリアスに任せる。その代わり、最後の団員を試せ。見込みがないなら殺してもいい。やり方は任せる」

 

 まだ誰にも話していなかった計画を知っているユリウスに、少し不満げな表情を浮かべるアンネリーゼだったが、条件を聞いて少し悩む仕草を見せる。

 

「試せだなんて随分と曖昧だね? 今までと違った未来が視えたからって、なんでそこまでするの?」

 

「それは⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「未来が視える⋯⋯⋯ですか。普通なら頭がおかしいと言うべきでしょうが、本当のことなんですね」

 

「騙していたことは悪いとは思ってる」

 

「悪いとは思っていても行動した時点でアウトですし、他にも謝罪すべきことがあると思います」

 

 軽口を叩き合うのは、ゆったりとした服装に肌色のケープコートを羽織り、真っ白な車椅子に腰掛け、セミロングまで伸ばした黒髪の少女⋯⋯松平桐乃。

 

 白の軍服のような格好をした、黒髪に血のように紅い瞳をした青年⋯⋯ユリウス・ベルツ。

 

 二人は、首都ゼーレの銀架城の近くにある立ち入り禁止の塔。太陽の塔(ゾンネトゥルム)にいた。頂上には小さな金の鐘が取り付けられており、ゼーレの光景を一望することが出来る数少ない建物だ。

 

 ユリウスから聞いた経緯は、桐乃にとってはそう驚くことではなかった。確かに未来が視えるのは突拍子もない話ではあるが、ここまで事が上手く進む時点である程度は納得のいく話でもあった。

 

「改めまして初めまして、それとも久し振りと言ったほうがいいのでしょうか?」

 

「一応、会うのは三度目だ。どちらにしろ久し振りが正しいな」

 

 謁見と時に一度目、ユーリとして交流が二度目、今回の邂逅で三度目となった二人は、待ち合わせした訳でもないと言うのに同じ時間に塔の上にいた。

 

「私の予想は、これで当たってたということですかね」

 

 ユーリとして桐乃と交流した最後。ユリウスは「もし困ったら、そこに行けば疑問も解決する」と言った。

 最初は頭の片隅に留める程度の内容だったが、ユリウス=ユーリになるのであれば、その言葉にもまた意味があるのではと考えるのが自然だ。

 

「それにしても目の色は違いますけど、顔はまんまユーリと同じなんですね。皇帝が街を徘徊するのはマズイのでは?」

 

「お前のことは対象外にしてただけで、他の人間には別の人間に見えていたはずだ」

 

 ユリウスは、レオナルドが作った魔導具のマスクで目の色を変え、首飾りで認識を変えていた。首飾りに変わる対象をよく知っているほど引っ掛かる仕組みになっていた。

 

 元々庭師だった人間はエヴァのいた店によく入り浸っていた為、ユリウスと入れ替わる相手としては最適だった。

 

「元々、私と接近することが目的だったんですね」

 

「必要があったかと言うと、そうでもない。一度近くで確認したかった」

 

 桐乃の疑問に、特に驚く様子もなくスラスラと答えてくれるユリウス。

 

「最初は、アンネリーゼさんがわたしを殺そうとしているのだと思ってました。理由は非常に私的な物だと推察していましたが、本人と二度目に会った時に推察は半分正解で、半分外れていたことを確信しました」

 

「リーゼはかなりわかりやすいからな。興味のない相手には、とことん冷たい」

 

「でも、わたしをおかしくしたのはアンネリーゼさんですよね?」

 

 桐乃はどちらかと言うと、好奇心旺盛な方だが行動力はあまりないと自覚している。しかし、異世界という特異な環境で何も行動せずに、一つの部屋に半年も閉じ籠もるのはおかしい。

 

 だが、そのことに一切の疑問を持つことはなかった。状況が変わったのは、レオナルドが部屋から連れ出した時。周囲の状況を確認し、新しい情報を取り入れ続けた桐乃は違和感に気づいてしまった。

 

 自分が今の状況に違和感を抱くことなく、特異な環境になんの疑問を抱かないことに。

 

「わたし、結構頭の中で疑問を持つことが多いタイプなんです。そんなわたしが、異世界で半年も部屋に籠もるなんてあり得ない」

 

 桐乃のやったことは、洗脳されたことに自力で気づくような荒業だ。普通は違和感すら抱けない状態で、自分がおかしいことに気づける訳が無い。

 

「正解だ。リーゼは精神汚染スキルを持ってる。それを使ってさっさと殺そうと思ってたんだろう。手っ取り早くて一番手がかからないからな」 

 

 アンネリーゼの持つ究極能力(アルティメットスキル)復讐之王(バアル)』の権能の一つに、精神汚染がある。

 今回は片手間に付与された物だが、それでも時間の経過と共に汚染は広がり、最後には発狂死する悪魔系のスキルだ。

 

 試す為に加減された物とはいえ、なんの力も使わずに究極能力を振り払う精神は、異常と評すべきものだ。

 

「どこまでが貴方の思い通りだったんですか?」

 

「言っただろ、今回の未来はあまりにも複雑だった」

 

「読み解けなかったとは、言ってません」

 

 桐乃は聞き逃してはいなかった。ユリウスは、膨大な数の未来があることを言っても、この結果を視ていないとは一言も言っていない。

 

「そうだな。確かに、一言も言っていない」

 

 最初から言い訳などするつもりもなかったのか、すんなりと認めたユリウスは、今回のからくりを話し始める。

 

「答えは全てだ。何もかもが俺の思い通りに進んだ。正確に言えば、多少の誘導はしたが、そうであれと望んだ未来に賭けた」

 

 十年前に松平桐乃の未来を視た日から、決めていたことだった。全知全能での改変は一切せずに、その未来を見届けると。

 

「どうしてそんなことを?」

 

 未来が視えているのであれば、もっと都合の良い未来にすることだって出来たはずだ。

 

「俺は運命が嫌いだ。決められた未来など、反吐が出る。だから、星十字騎士団になるはずのお前の未来が決まっていないことが、ただ嬉しかった」

 

 星十字騎士団の中で唯一運命に逆らう少女。その存在は特異であり、皇帝として本来寛容すべきではない存在かもしれない。

 それでも、ユリウスとしての心情は素直に喜ばしかった。異世界人とはいえ、人類の可能性を確かに感じた瞬間だった。

 

 精神汚染を振り払い、エヴァを協力してくれるように説得し、アンネリーゼとの戦闘では、エリアスを巻き込んで矛を収めさせた。

 

 タイミングの調整やユーリの誘導があったしても、高校生の少女に出来る芸当ではない。間違いなく、松平桐乃は数多の未来から生き残る未来を掴み取ったのだ。

 

「松平桐乃、お前には選択肢がある。このまま星十字騎士団として光の帝国に仕えるか、ここを去るか」

 

「答えがわかっていてソレを聞くんですか?」

 

 態々聞き出すユリウスに、桐乃は不満げだ。桐乃からすれば、自分の行動が全て誰かの思い通りだったのだから、操られたようで嫌なのだろう。

 

「口に出すことに意味がある」

 

「気に入らない点はあります。レヴォルトで起きた一件で、きっとわたしが絡んでいない陰謀があったのでしょう。エリアスさんの様子もおかしかったですし」

 

 タイミングよく起きた地震やワイバーンの襲撃、公爵の私兵が暴動を発生させる事件。どれもこれも光の帝国にとって都合が良すぎる一件だ。

 

 それに、桐乃は公爵の私兵の暴動をあの後エリアスと共に無力化したからわかる。あれは自らの意思ではなく、何かに操られていた。

 

 身体の節々から血を流し、人形のように暴れる私兵達はあまりにも酷かった。人々が泣き叫ぶ声に混じり、私兵達が苦しむ声が確かにあった。

 

 桐乃は、あえて誰にも何があったのかを聞いていない。外様の自分が触れてはいけないタブーだと、直感的に察したのだ。

 

「忠誠心はありません。それでもいいのなら、これからも星十字騎士団でいたいと思っています」

 

「それを良く思わない奴もいるぞ?」

 

「わかっています。忠誠心があるなんて嘘、言いたくなかったので」

 

 ユリウスの紅い瞳を、桐乃の紫の瞳が真っ直ぐ見つめ堂々と宣言する。その姿に少しの怯えや恐怖はなかった。

 

 桐乃の返答に、ユリウスは薄く笑みを浮かべて歓迎の言葉を送る。

 

「歓迎する。ようこそ、光の帝国(リヒト・ライヒ)へ」

 





レオナルドの設定暴露その20

[松平桐乃について]
十年前、松平透が転移してしばらくして全知全能に桐乃の未来が映った。しかし、その未来は通常よりも遥かに膨大だった。

更に、今まで星十字騎士団の未来の結果は一つに収束したはずだが、松平桐乃の未来は複数存在した。
皇帝としては異分子として処分する考えも過ったが、最終的にユリウスとして心情を優先し、十年後の備えを始める。

ユリウスとって松平桐乃は、数百年の年月で成長する兆しも見せない人類を見て、流石にモチベーションが低下していた時に現れた可能性。

他の計画とも併用していたのである程度の誘導はしたが、出来るだけ直接関わずに未来を切り開いて欲しかった。

その結果、桐乃は見事未来を切り開いて自分の力を覚醒させた。



桐乃は、始めは皇帝が黒幕だと答えを出した時、動機がどうしてもわからなかった。敵の可能性も考えたが、ユーリとして接触したこともあり、事情があったのではないかと判断して会うことに決める。

話を聞いて、操り人形のようで少し嫌だったが、透との因縁に決着をつけることが出来たのは、レオナルド牽いてはユリウスのおかげなので、感謝が半分モヤモヤが半分という感じ。

危険な目にはあったが、結果的に成長を自分でも実感出来たので、これと言って文句を言うつもりはなかった。

レオナルドもいるので、このまま星十字騎士団に居られるのであればそれで良いと思っていたので、光の帝国に残る決断をした。



レ「一発ぶん殴っても文句は言われないと思うけどね。残る理由が私なのは嬉しいからいいかな?」

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