転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

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忙しくなるので、しばらく一週間投稿になりそうです。


与えられた役職

光の帝国の大都市の一つである南方都市ブリエに来ていた桐乃は、軍部の建物内の一室にてカエサルから呼び出しを受けていた。

 

「海底遺跡⋯⋯⋯⋯⋯⋯」 

 

「そう!その遺跡の調査をお願いしたいんだ」

 

そこで聞かされたのは、ブリエから遥か南に位置する深海で建造物を発見したという話と、その調査に同行して欲しいという話だ。

 

「調査って、わたしは考古学の専門家でもないんですよ?」

 

「残念ながら、今回の調査は色々あって星十字騎士団に任せられることになったんだ。その中から調査に向いている人材は限られていてね、検討の結果に君に任せることになった」

 

「レオナルドの方が向いてそうですけど」

 

レオナルドが知ったら、嬉々として探検家の格好をして見に行こうとするだろう。桐乃の脳内では、目を輝かせて海底遺跡に興奮するレオナルドが簡単に思い浮かぶ。

 

そんな疑問を浮かべる桐乃に、カエサルはわかりやすく手を折りながら人差し指を立てて説明を始める。

 

「レオナルドには二つの理由で任せられない。一つ、彼女はこんなことに時間を費やすほど暇を持て余していないから。遺伝子改造然り、その研究は光の帝国に多大な利益と可能性を生み出している。そんな彼女に、何があるかわからない海底遺跡に向かわせることは認められない」

 

その言い方だと、わたしは暇を持て余しているようにも聞こえる。でも否定はしない。今のところ、桐乃にはレオナルドの身の回りの世話くらいしかすることがない。

 

心の中で何も言えなくなっていることを隠しながら黙って聞く桐乃に、カエサルが二本目の指を立てる。

 

「二つ、これは君のためでもある」

 

「わたしですか?」

 

「他の星十字騎士団のほとんどは、星十字騎士団の他に役職を与えられている。君も例に漏れず、役職が与えられた」

 

知らない間に仕事を与えられていたことに抗議したくもあったが、残念ながらここは日本ではなく光の帝国だ。そんな権利は桐乃にはなかった。

 

「君には聖兵軍特殊戦略相談役という役職を用意したよ。これからは軍人として頑張ってくれ★」

 

「⋯⋯⋯⋯まず、特殊相談役とはなんですか?」

 

ツッコむ場所は複数あったが、それらをすべて抑えてカエサルに問いかける。

 

「特段大きな仕事はないよ。君の聖文字は部隊育成や戦略設計の分野で役に立つから、都合の良いときに力を貸してもらえればいい」

 

具体的には、大規模演習時の仮想敵の用意や演習時の仮想敵の指揮などが主な仕事のようだ。確かに、わたしの力は前線ではなく後方で指揮官としての運用が向いている。

 

聖兵たちの実戦訓練と同時に、わたしも指揮官としての経験を積むことが出来る。断る理由はない。むしろ是非協力したい魅力的な案だった。

 

「じゃあそういうことで、海底遺跡の調査を頼んだよ」

 

「⋯⋯⋯ん?ちょっと待ってください!何でそこで遺跡調査になるんですか!?」

 

「そりゃあ実績を作るために決まってるじゃないか。星十字騎士団が陛下がお抱えと言っても、それなりの箔がないとね。

レオナルドはそれで色々と苦労していたし、今回の調査はそんな実績の欠片もない君を心配したレオナルドの計らいでもあるんだ」

 

レオナルドの名前を出されてしまえば、桐乃には何も言い返せない。箔が必要なのは理解できるし、レオナルドの計らいを無下にはしたくない。

 

しかし、どうも丸め込まれているような気がするのだ。理由のない直感だが、素直に頷けない。

 

「理解はできるけど、どうも納得までは出来ない。でも理由がある訳ではないから、どうするべきか悩んでいる顔だね」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯」

 

カエサルの軽薄な声が真剣味を帯びた声へと変わり、桐乃の内心をピタリと言い当てる。その指摘に、桐乃はカエサルの目を見遣る。

 

桐乃はポーカーフェイスは得意な方だと思っている。内心で思ったことを口に出すことはあっても、表情には出さないことが多い。

それなりの自信があったのに、簡単に見破ってくるこの男が胡散臭く感じてしまう。

 

初対面でのインパクトの強さからの真剣な表情のギャップのせいかも知れないが、桐乃はカエサルに心を許すことが出来なかった。

 

「君はレオナルドを信じればいいんだ。君はそう決めたんじゃないのかい?」

 

「カエサルさんって、多分みんなから嫌われてますよね」

 

「What's?」

 

唐突に変わる話題に、部屋中に充満していたピリついた空気が一気にふざけた空気に変化した。

 

「だって、人の考えていることをピンポイントでいい言い当てる人なんて、嫌われるに決まってるじゃないですか」

 

「う〜ん。これは手厳しいな。桐乃って結構言うタイプだね」

 

「友達でもないのに名前呼びなのも、馴れ馴れしいと思ってました」

 

桐乃の言葉の刃がカエサルに突き刺さり、見えないダメージとして蓄積されていく。すでにカエサルの心のHPは半分を切っている。

 

「そういえば、マリーさんがカエサルさんには気をつけろって言っていました。何でも、罵倒で喜ぶ変態なんだとか」

 

「も、もういいよ。踏み込みすぎたことは悪かったから、ちょっと待とうか」

 

「じゃあもういいですか?」

 

「あぁ、うん。日程は後で送っておくよ」

 

「それでは、失礼しました」

 

そそくさと桐乃は部屋を退室し、部屋には一人だけが残り静寂が辺りを満たす。カエサルはそんな静寂を破り、一人困った様子を浮かべている。

 

「話を踏み込ませる前に無理矢理遮って来るとはね⋯⋯⋯強引だけど、対処しようとしただけでも充分ではあるのかな?

これなら色々任せても大丈夫そうだね。マリーとの関係は悪くないようだし、他のメイドは本人に任せるとしよう。

さて、これ以上の面倒事は陛下に譲ろう。女性同士の関係に巻き込まれるのも御免だしね」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

数週間後。車椅子の“明星”を用意した桐乃は、港にて気まずい思いをしていた。

 

「お?ケツの青いガキじゃねーか。こんな雑用押し付けられたのかよ」

 

「何であたしがこんなオッサンと行かないといけないなのよ⋯⋯⋯⋯」

 

「聴こえてんぞアホガキ」

 

「うっさいわね!ちょっと黙ってないさいよ!」

 

「うるせぇのは叫んでるお前だろうが」

 

絶対、調査に向いているとは思えない人選だった。黒髪の少女はきっちりと白の軍服を着てはいるが、さっきからずっと機嫌が悪い。

もう一人は無精髭の中年の男。ヨレヨレの白の軍服は着ていて、残念ながら第一印象からあまり良くない。

 

調査というからもっとしっかりしたタイプだと思っていたのに、明らかに人選ミスとしか思えない采配だった。

 

「貴様ら、何をしている」

 

女性としては低めで圧がある声だが、叱責というより呆れた様子で港に現れた白の軍服姿に紫の髪を後ろで纏めた綺麗な女の人が、喧嘩している二人と黙って距離をとっていた桐乃たちを見ていた。

 

「ヨルムンガンドよぉ、何で俺がこんな雑用やんなきゃなんねぇんだよ。俺は仕事なんていらない筈だよなぁ?」

 

「貴様は何かあった時の救助要員だ。未知の遺跡の調査ならば貴様の力が何かと便利だからな。陛下より借りてきた」

 

「俺は物かよ」

 

「我々は陛下の手足なのだから物ではない」

 

「ツッコミになってねーよ」

 

中年の男、確かメルセデス・グロッケンとかいう名前の男が紫髪の女性、確かヨルムンガンドという人に昔のヤンキーみたいな話し方で聞いているが、ヨルムンガンドが真面目というかどこかズレている回答をしている。

 

そういえば、なんで軍服にスカート?ドーラさんとかはメイド服とのキメラだからわかるけど、他は意味不明だ。

 

そういう桐乃もロングスカートだが、レオナルドに軍服は頼んでいたせいで詳細は何も知らなかった。少なくともこの場にいる女性陣は全員改造軍服だ。

 

「無駄話は終わりだ。全員整列しろ」

 

整列と言うので一応ヨルムンガンドの前に並ぶ桐乃。わかりきってはいたが、他の二人は並ぶことすらしていない。

その様子にヨルムンガンドは溜め息を吐いてが、注意することなく話を続ける。

 

「⋯⋯まぁいい。半年程前、光の帝国内の領海で未知の海底遺跡が発見された。今回はその調査が目的だ。調査と言っても、細かいものではなく安全確認の意味合いが大きい」

 

「質問いいですか?」

 

「なんだ」

 

「えっと、わたしは具体的に何をすればいいのでしょうか」

 

桐乃は調査の詳細を一切聞いていない。てっきり何かしらあると思っていたのだが、何の説明のないままに今日を迎えてしまった。

 

「カエサルから聞いていないのか?」

 

「調査に行って欲しいとは言われましたが、詳細は特に」

 

桐乃の言葉を聞いて難しい顔になるヨルムンガンドだったが、すぐに質問に答えた。

 

「今回は貴様の聖文字の力の有用性を確かめるためでもある。大規模演習の前に実戦で確認しておきたかったのでな」

 

「実戦?調査なのに戦う予定があるんですか?」

 

「海底遺跡の周囲には通常よりも強力な魔物が多い。遺跡内にも罠や魔物が住み着いてないとは限らん。戦闘になる可能性は高い」

 

そういえば、漁業は限られた地域でしか行われていないってレオナルドが言っていたような気がする。海の魔物は陸よりも強力な傾向があるとも言っていたっけ?

 

「理解したか?」

 

「はい。戦闘と安全確認のサポートが主で良いんですよね?」

 

「そうだ。今の内に星十字騎士団であることに慣れておけ、我々は聖兵軍では対処の難しい案件を処理するのが仕事だ。兵たちに無様を晒すことは許されないと思え」

 

女傑というイメージのそのまんまが出てきたような人だ。厳しい言葉ではあるが、アドバイスをしてくれたみたいだし悪い人には見えない。

 

「バスターバイン、グロッケン。貴様らもわかっているだろうな?」

 

「適当に敵をブッ殺せばいいんでしょ?」

 

「ガキ共がしくじったら助けりゃあいいんだろ」

 

「もういい、貴様らに真面目であることを求めた私がバカだった。貴様らが部下であれば、その根性を叩き直してやるのだがな」

 

二人を睨みつけるヨルムンガンドだが、その極寒の視線にも二人は気にする様子を見せない。むしろ、余計に煽り始めた。

 

「俺たち星章騎士に上下はねぇ。お前に命令する権限もねぇし、結果を出せば文句を言われる謂れもねぇな」

 

「なんでうるさいオバサンに愛想良くしないといけないわけ?」

 

どちらも酷い態度だ。紫髪の女傑相手にここまで自分を突き通せるのは逆に凄いかもしれない。

 

桐乃は二人の清々しい程にある意味感心していると、ヨルムンガンドがさっきよりも大きな溜め息をつく。構うだけ損だと考えたのか話を先に進める。

 

「最後に一つ。今回の調査には私の代わりに陛下直属のメイドの二人が同行する。余計なことをすれば即座に私に報告するように言ってあるのでわかっているな?

では良い報告であることを願っている。以上だ!」

 

ヨルムンガンドの話が終わると同時にその影から二人の人影が現れ、完成されたようなシンクロしたお辞儀と挨拶をする。

 

「ホルニカと申します」

 

「シャーラと申します」

 

「「本日はよろしくお願い致します」」

 

ホルニカと名乗ったのは、暗い茶色の髪で片目を隠した子供と見間違えるくらい小さなメイドで、シャーラと名乗ったのは淡い桃色でふんわりと豊かな髪が特徴的な優しげな顔立ちのメイドの二人だ。

 

「気をつけろよ。あんな顔して、裏で殺しまくってる連中だ」

 

離れているはずなのにメルセデスの声が桐乃の耳元で囁かれる。他の誰かに聞かれている様子はない。方法は不明だが、桐乃にだけに聞こえているようだ。

 

それ以上メルセデスの声が聞こえることはなく、海底遺跡に向かうことになる桐乃。そこで根本的な疑問が思い浮かんだ。

 

「そもそもどうやって海底遺跡に行くんですか?」

 

潜水艦なんてこの世界にあるはずがない。レオナルドが造っている可能性もあるが、桐乃がそれとなく聞いてもそんなことは言っていなかった。

 

「俺の聖文字で行くんだよ」

 

桐乃の疑問に答えたのは、失礼だが意外にもメルセデスだ。深海でも水圧で死にはしないだろうが、あまり安全を預けたくはない相手なので桐乃は不安を覚える。

 

「見てりゃあわかる。百聞は一見にしかずだったか?」

 

そう言って海に向かって手を向けると、何もなかったはずの海上に船が現れた。それも普通の船ではない、結界で形作られた船だ。

 

見た目だけなら色付きガラスの船といった感じで、とても潜水出来るようには見えないが、バンビエッタとメイド二人はさっさと乗船していく。

 

「ほらガキ、お前もさっさと乗れ。置いてくぞ?」

 

「(⋯⋯⋯⋯南無三!)」

 

ビビっても仕方ないと自分に言い聞かせて船に乗船する桐乃。そこで一つ気づいた。船がまったく揺れて居ないのだ。海にいるなら多少の波風を受けるはずなのに、どういう原理か影響を一切受けていない。

 

「んじゃ行くぞぉー」

 

気の抜けたメルセデスの言葉と共に船は潜水していく。念の為“明星”の水中モードへの変形準備をしつつゆっくり潜水する船を見るが、不思議なことに海水は船の周囲に張り付くように動くだけだ。

 

桐乃は思わず手を伸ばして海水に触れようとするが、硬いナニカに遮られて触れることは出来ない。感触はプラスチック板のようだが、触れただけでわかる。その壁はプラスチック板なんかよりもずっと硬質だ。

 

「これがグロッケン様の聖文字の力ですよ~」

 

背後からまったりとした声が桐乃の耳へと届き後ろに振り返ると、そこにはニコニコと笑みを浮かべる桃色の髪のメイドのシャーラがいた。

 

「これがですか?」

 

「はい。正確には相性の良いのが結界系の魔法だそうで、聖文字の力を結界で応用しているそうですよ」

 

ふわふわとした声で説明するシャーラの態度は、影から出てきた時の挨拶の態度とはかなり違う。なんというか、全体的にのほほんとしている。

 

「⋯⋯⋯そうなんですか」

 

初対面の相手との会話の弾ませ方など知らない桐乃は、とりあえず頷くことしか出来ない。そんなぎこちない反応にも、シャーラはのほほんとした雰囲気を変えずに桐乃に明るく話しかけてくる。

 

「実はずっとお礼が言いたかったんです!」

 

「⋯⋯お礼?」

 

「はい。マツダイラ様のお蔭で陛下が元気になったんです。これまでは時折溜め息をついてぼぉーっとする時があったんですが、今は少し明るくなったんですよぉ」

 

「⋯⋯⋯⋯そ、そうですか。それは良かった」

 

メイドとは思えない距離感の近さにタジタジの桐乃に、シャーラは嬉しそうにユリウスの話を続けていく。どうしようと困った桐乃に、助けの手が伸びた。

 

「コラ、マツダイラ様が迷惑してるでしょ」

 

「えぇ〜、いいじゃないですか先輩。この気持ちを伝えたかったんですよぉ〜」

 

「申し訳ありません。この子はまだ新人でして、こちらでしっかり教育します」

 

「あ、えっと⋯⋯大丈夫です。強いて言うなら松平呼びはあまり好きじゃないので、名前の方にしてもらえたらなぁって」

 

暗い茶髪の背の小さなメイドのホルニカが、シャーラを小突いて謝罪する。桐乃はいきなりの謝罪を何とか受け入れて、かなりと言わんばかりに呼び方の提案をする。

 

桐乃としては、松平の苗字を使うのに若干の抵抗がある。決して嫌いという訳ではない。しかし、自分が堂々と名乗って良い苗字だとも思えなかった。

 

「桐乃様がそうお望みであれば、そういたします」 

 

「むしろ嬉しいですよ〜喜んで桐乃様って呼びま〜す」

 

そんな桐乃の気持ちが伝わったのか、ホルニカとシャーラは快く了承してくれた。本人にとっては地味にハードルが高かった頼みごとが無事に成功し、桐乃はホッと息をついた。

 

桐乃は暗く陽光の届かなくなりつつある海へと視線を向け、不安が胸の内で大きくなっていることに気付いた。

 

そんな桐乃の内心とは裏腹に、船はどんどん海の底へと潜って海底遺跡への道筋を辿っていくのだった。

 

 




[カエサルと桐乃]
一応助けられたから桐乃は感謝していたが、その後お礼を言いに行ったら普通に口説かれ、軽薄な感じが透に若干重なる為好きになれずにいた。

レオナルドからは、ふざけている時は罵倒すれば勝手に大人しくなると聞いて試してみたが、本当にそうなるとは思わず微妙な気持ちになった。

カエサルのイメージが固まらずに、桐乃は終始困惑している。


[聖兵軍特殊戦略相談役]
桐乃の聖兵軍内での役職。レオナルドとの協力の結果、アンネリーゼ戦との歩兵とは違った量産兵の製造に成功。
スペックは聖兵軍の兵士たちの基準に合わせて低くなっているが、桐乃が操作しやすいようにそれぞれの位置を勝手に共有し半自動で動くように改良されている。

今後は大規模演習の仮想敵しての運用がメインになる。
警備兵としても製造される予定ではあったが、聖兵軍の仕事が減るだけなので途中で警備兵としての製造は中止された。


[ヨルムンガンド]
聖兵軍海軍大将としての役職を持ち、普段は海の魔物から海沿いの街の被害を減らすのが海軍の仕事。
今回は海底遺跡を発見したことで対処を任されているが、星十字騎士団の中でも新人の部類の人間に任せて経験を積ませることにした。
主な拠点は南方都市ブリエにある海軍本部の一室。

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  • ユリウス・ベルツ
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  • 松平桐乃
  • レオナルド
  • エリアス
  • カエサル
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  • 原初の魔人
  • マルクス・フォルトン公爵
  • 松平透
  • その他
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