転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

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テスタロッサの水着⋯⋯⋯出ましたね。

という訳で掘り下げ回です。ちょこちょこ掘り下げを入れていきます。



テスタロッサ

数千年前 冥界

 

「なるほど、人を知りたい⋯⋯ですか。たったそれだけの理由で冥界門を潜ろうと?」

 

「貴方様が冥界門を使わせないようにしている理由など、私にはわかりません。それでも、私は知りたいんです」

 

全身ボロボロで血だらけの女が一人、原初の黒(ノワール)に向かって言い放つ。先程まで甚振られたとは思えないほど真っすぐな黒の瞳を向ける女悪魔に対し、原初の黒は冷静な態度で返す。

 

「わざわざ冥界門を通らずとも、召喚されるのを待てば良いでしょう?」

 

「それでは意味がありません。召喚は良くも悪くも召喚者に左右されます。私は世界に降り立ち、自由に渡り歩き、人を知りたく思います」

 

「クフフフ、実に興味深い。それだけの為に私に歯向かうなど、黒の系譜なだけはある」

 

「⋯⋯⋯⋯駄目でしょうか?」

 

原初の黒は容易く目の前の女悪魔を殺すことが出来る。序列関係に絶対な悪魔が、その最上位たる原初に歯向かうなど本来あり得ないことであり、とんでもない愚行だ。

 

ギィであれば笑いそうだが、他の原初はそこまで優しくない。程度の差はあれど、処罰を下すのが正解だろう。

しかし、それでは面白くない。せっかく面白い物が目の前にいて処罰などありきたりすぎる。

 

「良いでしょう。貴方に冥界門(コレ)を通ることを許可します。だが実に惜しい。貴方の辿り着く先を暇つぶしに眺めるのもアリだとも考えましたが、それは熟成していないワインに水を入れて薄めるような愚行。残念ですが、ここに戻って来た時にでも話を聞くとしましょう」

 

「⋯⋯ありがとう、ございます」

 

「とはいえ、何もしないというのも面白くない。どうせです、上位悪魔(グレーターデーモン)だと言うのに大した力もない貴方に名を与えましょう」

 

一人で惜しいと悶えていた原初の黒が、冥界門を潜ろうとした女悪魔に手を向けその名前を刻む。ついでに傷も癒やすと、閉じていく冥界門の隙間から別れを告げた。

 

「それでは、良い旅を。メルセデス」

 

 

黒の物語の序章

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

光の帝国のユリウスの私室にて、二人の男女がいた。

一人は白のYシャツに紺色のズボンというシンプルな服のユリウス。そしてもう一人は、薄手で涼しげな白のワンピースを着たテスタロッサだ。

 

「今日はどうした。特段予定はなかったはずだろう」

 

「えぇ、今日のために予定を一日空けていましたわ。どうでしょう?今日一日、わたくしと共に過ごしては頂けないでしょうか?」

 

テスタロッサは他の貴族に対して浮かべる冷徹な顔を潜め、優雅な振る舞いと誰もが見惚れる笑みでユリウスを誘う。

 

普段から露出を最低限にした堅い着こなしを好むテスタロッサにしては珍しいワンピースを着てきたことから、なんとなく予想出来ていたことだが、どうしたものかとユリウスは悩む。

 

「政務が無いとはいえ、今日は海底遺跡の調査がある。結果報告が来るまではゆっくりするつもりだ」

 

「なにも街に出ようと言う訳ではありません。どうせなら海にでも行って調査の終わりを待てば良いのですわ」

 

まるでわかっていたようにユリウスの遠回しの断りを防ぐテスタロッサに、ユリウスはこの場の状況が詰んでいることを察した。

 

「お前、わかって調整したな?」

 

「はい」

 

イイ笑顔で肯定するテスタロッサに、ユリウスは呆れた視線を向ける。

 

海底遺跡の調査は、本来はキルゲが主導して探索部隊の実戦訓練を兼ねて行われるはずだった。しかし、直前で介入が入り星十字騎士団が調査を行うことになった。

 

もちろん、あくまで第一調査が星十字騎士団なのであって、より細かい調査は別で行われる。

 

ユリウスはその動きについて資料に目を通していたが、桐乃の件もあったのでホルニカとシャーラを送ることを許可していた。

 

が、それがまさかテスタロッサがこの誘いを確実に成功させるために利用したとは、まったく気づいていなかった。

 

「わざわざこのために手を回したのか」

 

「もちろん光の帝国の益になるように調整いたしました。探索部隊の実戦訓練は何時でも出来ますし、松平桐乃の立場を決める方を優先させましたわ。

この後の展開は予想出来ますし、あの子は色々扱いやすい場所にいるものですから」

 

「この前の件といい、桐乃はトラブルに愛されているな」

 

まだまだ新人の桐乃の立場は、非常に中途半端。権力はあるが、狙われやすい。土台が安定する前に桐乃に介入しようとする者は、小物から大物を含めてそれなりにいる。

 

ユリウスはこのことに関しては静観するつもりだ。元々、権力闘争には介入しない予定であり、桐乃には悪いが台風の目がはっきりとあるのは観測しやすくて助かる。

 

桐乃本人が勝手に自爆して敵を増やしてもいるので、積極的に助けるつもりはない。

 

「あの宣言は面白くはありましたが、青すぎますわ。賢くはあるようですし、多少わかりやすい流れを作れば自ずと気づくでしょう」

 

「⋯⋯やり過ぎるなよ?」

 

「承知しておりますわ」

 

テスタロッサは多少残虐な所がある。悪魔なのでそういうものだと考えてはいるが、貴族の権力闘争は見ていて気分の良いものではない場合が多い。

 

ユリウスの誘導は、桐乃自身のトラウマと因縁を解消させるためのものだったが、テスタロッサは権力闘争の中心に置こうとしている。

 

人間の闇を凝縮したような場所に放り込むのは向き不向きがある。

桐乃は大丈夫な側だと予想はしているが、ゆっくり慣れさせないと駄目な方向に転びかねない。

 

「だが、海には行かないぞ」

 

「あら、ここはレディをエスコートするのが良い男性では?」

 

「わかって言ってるだろ。エレナは俺より先に気づいていたはずだ。何か言ってなかったのか?」

 

テスタロッサとエレナは近い立場にいるため、お互いの動きから目的がある程度予想出来るはずだ。だが、ユリウスにそういった報告は届いていない。つまりエレナがテスタロッサの行動を黙認したということになるのだが⋯⋯⋯⋯⋯

 

「あら陛下。女心というものがわかっていませんわね」

 

「⋯⋯⋯⋯俺は男だ」

 

「言い訳なんてらしくありませんわ。⋯⋯エレナは素直じゃありませんもの。わたくしが誘えば、自分も流れで誘いやすくなると思ったのでしょうね」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯」

 

その予想に、苦い顔になるユリウス。テスタロッサはそんなユリウスを見てクスクスを口を隠して笑い始めた。

 

「お気づきになられて?貴方が原因ですのよ、陛下。

この前のギィとの決闘を強行なさったんですもの、女としての自信がなくなるもの当然ですわ」

 

「⋯⋯普段ならそうはならないだろ。タイミングが悪かったのと、まぁ⋯⋯少しギィのことばかり考えていた自覚はある」

 

「そのタイミングを作ってしまったのも陛下ではありませんか?」

 

「あれは、色々と責任をとろうと思ったからで⋯⋯⋯」

 

なんとか言葉を絞り出そうとするユリウスだったが、徐々に言葉が途切れていく。

 

「陛下、いいえユリウス様。わたくしが貴方様に惹かれたのは魂の輝きが始まりでした」

 

「⋯⋯⋯⋯?」

 

唐突に語り始めたテスタロッサに疑問を覚えるユリウスだが、その真剣な様子に言葉を挟まずに耳を傾ける。

 

「悪魔が魂を輝きや色で認識出来ることはユリウス様もご存知でしょう。貴方様の魂は、白と黒。陰陽が境に入り混じり、決して混ざることの無い二つの色が、一つの魂として存在していました」

 

「その言い方からして、珍しいのか?」

 

「魂の色というのは、基本一つで複数あっても混ざり合うものですわ。ですが、貴方様の魂は白と黒が混ざることなく互いに輝きを主張し合っている。それも、白と黒は正反対の色。わたくしも長く生きてきた中で、このような魂は初めて見ましたわ」

 

その感動を思い出すようにうっとりした表情で語るテスタロッサだが、ユリウスに魂の色と言われてもピンと来ない。珍しいことはわかったが、それだけだ。

 

「これは、貴方様の意志の強さが魂に現れた証拠ですわ。ユリウス様としての白、陛下としての黒がお互いを尊重している⋯⋯⋯」

 

「二重人格みたいだな」 

 

「あら、そんなことはありませんことよ。二重人格は意志が二つに分かれているのではなく、一つの意志の別の側面がわかりやすく言動や態度に現れただけですわ。

魂にまで影響を及ぼしすことはありませんし、仮にあったとしても一つになろうとお互いを喰らいあうでしょう」

 

テスタロッサはユリウスの呟きをあっさり否定し、締めくくるように言葉を綴った。

 

「貴方様はどちらの側面も尊重し合うが故に、大きな矛盾を抱え続けるのでしょう。その矛盾にいつか押しつぶされる可能性もある中で、どちらも主張を続けるのは、酷く歪で危険な状態ですわ。

もしユリウス様が夢を捨てて生きると言うのなら、一人の女として光の帝国を白へと還しましょう。

陛下として夢を追い続け、ユリウス様の名を捨てるのであれば、配下として敵のすべてを白へと染め上げましょう。

それがこのテスタロッサの最初の忠誠であり、ブランとしての誇りですわ」

 

誇らしげに語るテスタロッサだったが、一息つくと同時に憂うようにユリウスを見つめた。

 

「貴方様は、酷い人ですわ。配下からの恋慕・憧れ・忠誠・嫉妬・嫌悪・恐怖⋯⋯⋯ありとあらゆる感情に対して一定の距離を保ち見て見ぬふりをする。しっかり受け止めているのはほんの一部⋯⋯特に星十字騎士団は、貴方様から離れることは例外を除いて出来ないでしょう。近づけば距離をとり、離れれば距離を詰める。

そんな雁字搦めの状態で多くの心を支配している。陛下として意識的にやっている部分もあれど、ユリウス様が無意識で行っているのが尚たちが悪い」

 

「だから矛盾していると?」

 

「えぇ、そうですわ。好意を受け止めきらず、悪意を完全に否定しない。フォルトン公爵とて、現状を維持し変わらぬ光の帝国や陛下に対しての悪意は多少なりともあったでしょうに。偽りでも栄誉の死をあたえたのはユリウス様の癖ですわ。

星十字騎士団に与えるだけ与えて、離れなくなったらそっぽを向く。これは陛下の癖⋯⋯⋯⋯」

 

「⋯⋯中途半端な自覚はある。好意も悪意も、すべてを受け取ることも否定することもしていない自覚もあったさ」

 

「良いではありませんか」

 

俯いてどちらかであることを否定したユリウスは、テスタロッサからの肯定に困惑する。てっきり今の在り方を非難されていると思っていたユリウスが、思わず俯いていた顔を上げてしまった。

 

「んっ⋯⋯?」

 

顔を上げた瞬間に、距離を詰めていたテスタロッサがユリウスの顎を手を添えて、そのまま優しくキスをしたのだ。

テスタロッサの突然の行動に困惑し、驚きのあまり動くことが出来なかったユリウスは放心したように固まっている。

 

「ンッ⋯⋯⋯キスというものは甘美なものと言いますが、実際は珈琲の香りですわね」

 

魅惑的な表情で口に手を当てたテスタロッサがそんな感想を吐露すると同時に、放心から目覚めたユリウスが困惑のままに問いかけた。

 

「どういう、つもりだ?」

 

「貴方様は考えすぎなのです。相反する二つを尊重しようとすれば中途半端になるのは当然のこと。いっそ開き直れば良いのですわ。

好きなだけ好意を受け入れ、悪意も受け入れる。光の帝国の貴方様の物なのですから、酒池肉林や生殺与奪も許されていますわ。

今の貴方様に必要なのは柔軟な考え。傲慢に支配することも、好きなだけ女と戯れるだけの力もあります」

 

「悪魔の誘いだな。考えすぎなのは否定しないが、そこまでするつもりはない。まさか、俺にあからさまな暴君として振る舞えと言ってるのか?」

 

「もちろん、貴方様が酒池肉林を好まないことも、これ以上の光の帝国の支配や管理を強めることを望んでいないことも存じております。

ですが暴君であることが悪なのではなく、決断が出来ない愚か者が悪なのです。わたくしは、貴方様がどれだけ迷えど必要な瞬間に決断出来るお人だと理解しておりますわ」

 

欲はあらゆる行動の糧そのもの。あれが欲しい、これが欲しいと求めるから人は行動する。お腹空かず食事の必要がなくなれば、食への探求が薄まる者が一定数出てくるのは自然だ。

 

「わたくしは悪魔ですから。人間の行動を愚かと思えど、悪そのものを否定することはありません。貴方様の思うがままを肯定いたしますし、どのような命令でも遵守いたしましょう」

 

テスタロッサは、自身と同じユリウスの紅い瞳を見ながら強く宣言する。そこまで言われて、主としてユリウスも示さなくては格好がつかない。

 

「テスタ、俺は人間だ。強欲で傲慢、無謀な夢を掲げる愚か者だ」

 

「存じております」

 

「だから愚か者らしく、人間らしく悩むさ。どちらかに偏るつもりはない。ユリウス・ベルツがいたからユーハバッハが存在する、ユーハバッハがいたからユリウスで在り続けられる。

どちらもあってこその俺だ。だからもしもユリウス・ベルツでもユーハバッハでもない存在になってしまった時は⋯⋯⋯頼む(・・)

 

「それがご命令とあれば、このテスタロッサは全力で遵守いたします」

 

これは保険であり、何よりの信頼の証でもある。そして他の誰にも預けることは出来ない権利であった。

星十字騎士団の中でテスタロッサだけは終始距離を詰め、自分からユリウスに仕えた。

 

ユリウスの思惑など一切ないままに仕えたテスタロッサだからこそ、唯一自分の意志でユリウスから離れることが出来る。

良くも悪くも縛られていないのがテスタロッサという強かな悪魔だった。

 

「とは言っても、テスタの言う通り少し肩の力は抜く。悩み過ぎも却って悪影響になるだけなのは間違いない。

⋯⋯⋯⋯⋯一応聞いておくが、キスする必要あったか?」

 

「どうでしょう?あったと言えばありましたし、ないと言えばありませんわね。ですが⋯⋯⋯わたくしがしたかったからというだけでは駄目でしょうか?」

 

「ずるい言い方だな。その行動を否定すれば、テスタの言葉まで否定するのと同じだ。一度肯定した以上、なにも言える訳ないだろ」

 

テスタロッサが可愛らしく首を傾げ、ユリウスに問い返す。普段の様子とはかけ離れたキャラだったが、ユリウスはそれがからかっていることに気づきジト目を向けた。

 

「では、改めて。今日一日、わたくしと過ごしていただけませんか?」 

 

もしかして最初の話が流れるのではないかとユリウスは思っていたが、テスタロッサが忘れはずもなくもう一度聞いてくる。

答えはもう出ているようなものだが、どうやらテスタロッサはユリウスに言わせたいようだった。

 

「わかった。今日はテスタと過ごす。これでいいか?」

 

「出来れば、もう少し情熱的な誘いであれば文句無しでしたわ⋯⋯⋯⋯」

 

「無茶を言うな。キザったらしい台詞はごめんだ」

 

立場上は断るべきなのだが、この流れでバッサリと断れるような精神性をユリウスは持っていない。テスタロッサはこの部屋に訪れる前から、仕込みを終えて断るための方便をあらゆる方法で封じたのだ。

 

きっと断れないように、他にも手段を用意していたに違いない。せめてもの抵抗も虚しく、ユリウスはテスタロッサに白旗を揚げる他なかった。

 

こうして、テスタロッサはユリウスとの時間を丸一日掴み取ったのであった。

 

 




[テスタロッサ]
テーマは【従者】。テスタロッサはユリウスの矛盾に気づいた上で、白と黒どちらに傾いても従うつもりでいる。
好みなのはユリウスだが、それが彼女の忠義であり原初としての変わらないプライドでもある。

例え主がどちらかに偏ろうとも、きっと彼女は最善を尽くして最後まで仕えるだろう。

一方的に知り、一方的に配下になった彼女だからこその役割があり、それがテスタロッサとユリウスの契約である。


[王としての在り方]
ユリウスは基本、皇帝しての表に出ることはほぼない。
光の帝国に自立を求めていないが、だからといって全てを支配するのは気が引けたので、ある程度の自由を与えている。
鳥籠の中では幾らでも飛ぶことは可能だが、鳥籠の外へ行くことが出来ないのが光の帝国という国家。
ユリウスが若干方針を変えたため、四章以降は表に出る機会が増える。

皇帝が絶対であることは変わらないが、あまり表に出ないせいか貴族でも顔を知らない者が四章時点では多かった。(絵や文字などでユリウスを記録することは法律で禁じられている)

ユリウスは全体的に物欲などが薄いため、最低限皇帝に相応しいものであれば食事や服などはなんでも良い。(メイドたちにはわかりにくいので不満に思われている)

 
[民衆の生活]
大体は家業を継ぐのが一般的であり、他の仕事がしたい場合は就きたい仕事に必要な技術などを何らかの手段で事前に学ぶ必要がある。
国から直接斡旋される運搬・土木・清掃などの仕事があるので、仕事に困ることは基本ない。

貧困率は非常に低く飢えて死ぬことはないが、娯楽面はコロシアムや酒場などが一般的であり、最近はトランプが流行っている。

首都や六大都市に住めるのは一部の高給取りで、大抵の民は小規模の街や村に住んでいる。それぞれの村は横同士の繋がりが強く、村長たちが大きな都市にどの村で育てた野菜や家畜、作った特産品を売るか検討し、それぞれに足りない物を協力して補うのが一般的。

この作品で好きなキャラは?

  • ユリウス・ベルツ
  • エレナ・ハッシュヴァルト
  • アンネリーゼ・ベルツ
  • ギィ・クリムゾン
  • ミリム・ナーヴァ
  • エルメシア・エル・リュ・サリオン
  • テスタロッサ
  • 松平桐乃
  • レオナルド
  • エリアス
  • カエサル
  • マリー
  • ドーラ
  • ザイドリッツ
  • キルゲ
  • エイクスュルニル
  • 原初の魔人
  • マルクス・フォルトン公爵
  • 松平透
  • その他
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