転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

65 / 82

今後の展開ついて、概要欄に説明があります。気になる方はご覧ください。


貴族の在り方

護衛試験の概要が説明され、多くの生徒は森までの移動を始めていた。固まって移動するのが嫌だったエヴァレットは他よりも一足遅く移動を始めようとしていたが、呼び止める声に立ち止まった。

 

「待て、エヴァレット」 

 

「⋯⋯⋯?何でしょうか教官殿」

 

教員からの呼び止めに、エヴァレットは口調そのものは普段よりもマシだが、とても敬意が籠もっているとは思えない態度で振り返る。そんなエヴァレットの様子を気にすることなく、教員は話を進めた。

 

「お前には別の試験を受けてもらう」

 

「今の護衛試験ではなく?」

 

「そうだ。正確には、護衛試験そのものには参加するが内容は他の者とは違う」

 

分ける理由に興味はないが、恐らくエヴァレットの成績を加味して内容を分けたのだろう。毎回同じ人間が一位なのも、学園としてはあまりよろしくはないのかもしれない。

 

エヴァレットがそんな想像をしていると、教員が試験内容の説明を始めた。

 

「これから行われる護衛試験において、お前は狩人として参加してもらう。

狩人は参加している生徒の邪魔をする役目と、護衛対象に触れる二つの役目がある。護衛成功者が三人以下になればお前は合格だ」

 

シンプルな内容だけに、それだけなのかと勘繰ってしまいそうになる。話の内容からして、護衛対象への接触で護衛失敗ということになるのだろう。

 

「禁止行為などはあるんです?」

 

「基本的にはない。やり過ぎなければな」

 

「つまり、再起不能にしなければ良いんですね?」

 

「かまわん。ただし、命の危険な状態と判断した場合は強制失格とする。言う必要のない注意だが、お前には言っておく」

 

急遽変更になった試験に、エヴァレットだけを分けた試験方法。エヴァレットの予感が当たっているのであれば、下手に手を抜きたくない。

それと同時に、ホルニカのことを思い浮かべる。短い時間の関係だったが、向かってくる後輩などいなかったエヴァレットにとっては貴重な⋯⋯⋯⋯友人なのだろう。

 

トロイエなど通過点に過ぎないとエヴァレットは思っているが、卒業間近に一つだけ思い残すことが出来てしまった。手を抜くつもりはないが、どうせなら一矢報いる姿を見せて欲しいと思ってしまう。

 

そんな気持ちを胸に抱えながら教官殿の注意を聞き流して、エヴァレットは狩人の役割として用意された服を着て、一人別ルートから試験会場へと向かうのだった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「今日は⋯⋯月が綺麗だな」

 

気安く話しかけてくるエヴァレットを見て、ホルニカは自身の不運を呪いながら戦慄した。彼女の姿は全身が黒装束の軽装だ。タイミングといい、格好といい試験と関係がないわけがない。

 

「そうですね。出来ることならもっと違う場所で見たかったです」

 

話に付き合いながら時間を稼ぎ、この場を抜け出す方法を考えるホルニカ。エヴァレットが味方である可能性など、頭の中から一番最初に排除している。理由は特にないが、全身の産毛が逆立つような緊張がホルニカの警戒心を煽っていた。

 

「何でそんな格好をしているんですか?今は試験中ですよ?」

 

試験中は全員がメイド服が基本。それぞれのメイド服は、スカートの長さや細かいデザインの変更などは可能だが、森でサバイバルするには向いていない。

 

それを加味した上での実戦に近い試験なのだが、エヴァレットは本来着ているはずのメイド服ではなく、まるで狩人のような服と帽子をしていた。  

 

「これが私の試験ってだけだよ。獣を狩るのが狩人の仕事で、今回の獣は群れるんだ」

 

「(この試験、タチが悪いッ!)」

 

ホルニカは、エヴァレットの言葉を聞いて内心で毒づくと同時に、納得もしてしまう。

 

メイドが主人を護衛するにあたって、仮想敵となるのは魔物ではなく人間だ。暗殺や強襲などから守ることが仕事である以上、この護衛試験の問われる本質は護衛対象を人間から守ることなのは合理的だ。

 

事前説明の魔物や罠など守れて当然。光の帝国で必要なのは人間から主人を守る技と警戒心なのだ。

 

「(そういう意味なら、エヴァが狩人であることは最適ですね)」

 

一人だけ突出しているエヴァレットを狩人とすることで、試験のバランスを保とうと学園は考えたのだろう。最後の最後で余計なことをしてくれるが、こうなった以上は仕方がない。覚悟を決めなければ。

 

「こうして一対一での戦闘はやってきましたが、勝ったことは一度もありませんでした」

 

「そうだな。だからこうして会えたのは中々の幸運だ」

 

「(今思えば、この試験の最善策は協力することだったのかもしれません)」

 

リュックサックにあった小型花火は、バラバラになっている状態から集まって協力する前提で用意された物なのかもしれない。

恐らく過度な攻撃は禁止されているであろうエヴァレットでは、大人数のグループを脱落させることは困難だった可能性もあったかもしれない。

 

既に過ぎ去ったタラレバでしかないが、ホルニカは見落としていた事を内心で悔やむ。

 

「じゃあ、始めるぞ」

 

エヴァレットがそう告げた瞬間、無数の霊子兵装で形成された剣が空中に現れ、ホルニカに殺到する。ホルニカは即座にバックステップで後退しながら、木々の合間を縫って逃げるように距離を取った。

 

距離を取りながら短弓から神聖滅矢(ハイリップファイル)を放つも、エヴァレットに届くことはなく剣で撃ち落とされる。

 

その間も剣が絶え間なく迫まり、ホルニカの周囲にある地面を抉り、木々を幹ごと粉砕していた。まともに当たれば、静血装(ブルート・ヴェーネ)越しでも無傷では済まされない攻撃を、紙一重でホルニカは交わし続けている。

 

πυροβολώ(撃て)

 

ホルニカがすべての剣を躱している姿を見たエヴァレットが小さく呟く。すると、対空していた剣先から細い光のようなものが放たれる。

 

「(やっぱり来た!)」

 

ホルニカは脚へ集中的に動血装(ブルート・アルテリエ)を使い、更に距離を取った。先程までいた場所に細い光が命中し、地面に焼け焦げたような跡が残っている。

 

対空する剣に、それから放たれる光。剣は高威力だがホルニカは何とか躱せる速度だ。しかし、ビームは動血装を使わないと躱せない。光の威力はそこまでではないが、一度当たれば次の攻撃の回避が難しくなってしまう。

 

速度特化の光と破壊力特化の剣の波状攻撃が、エヴァレットの主な中距離攻撃のパターンだ。だからこそ距離を取った。同じ中距離攻撃でも剣よりも光の射程が長く、剣が光より先に来ることはない。

 

剣先から放たれる以上、どうしてもワンテンポ遅くなるのだ。

 

γυρίζω(回れ)

 

光の攻撃密度が少し薄くなってきたことを感じ、ホルニカは次の攻撃が来ることを悟る。案の定、前方から風切り音が聞こえてきた。

 

木々を切り裂き迫ってきたのは、回転する剣だ。突き刺すように殺到するのではなく、ブーメランようにホルニカに迫る。

 

「(囲まれるのだけは避けないと⋯⋯⋯)」

 

ホルニカは前方から来る攻撃を、走る方向を横に切り替えることで避ける。後方からの剣と前方からの回転する剣はぶつかることなく、軌道を描き再び後方からホルニカを追う。

 

後方の剣と合流してからは前方から迫った回転していた剣は、回転運動を止めている。

 

「(回転させたのは、これ以上距離を離させないために少ない剣で移動を阻害出来るようにするため?)」

 

後ろから追ってくる無数の剣を観察しながら仮説を建てる。エヴァレットが剣を無数に飛ばしてくるのは知っているが、原理までは知らない。

 

そもそも、ホルニカとエヴァレットの距離は視認出来ない程に離れているはずだ。こんな森の中では視認性は最悪と言っていい。それなのに、剣はホルニカを正確に狙ってきている。  

 

「(何か、何かタネがあるはず)」

 

以前からその原理を見破ろうとしてはいるが、その取っ掛かりすら掴めずに何度も負けてしまっていた。もう見抜けなかったからという言い訳は使えない。

 

ここで一矢報いなければ、もう一生追いつけないかもしれない。ホルニカはそんな考えを幻視しながら、脚に力を入れる。

風切り音と共に、今度は前方や横方向からも回転する剣が襲い掛かってきたのだ。

 

走り抜けるのが不可能な攻撃密度だと判断したホルニカは、スピードを落とし身体を捻りながら回転する剣を避ける。ブーメランのように戻って来る剣と後方から追いついた剣が剣先から光を放ち、遂に逃げ場が無くなった。

 

外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)!」

 

ホルニカの腕から出た静血装が地面に広がり半球型の膜が形成される。数十はある剣先からの光は弾かれ、回転する剣は衝撃で砕けて霞のように消えた。

 

外殻静血装は、エヴァレットが存在だけは教えてくれた防御方法だ。静血装を体外まで拡張させ、ドーム状の防御壁を作り出すことで全方位からの攻撃に対応出来ると言う。

 

静血静で周囲を覆う感覚が上手く掴めず、一度も成功したことがなかったが、火事場の馬鹿力なのか無事に発動に成功した。

 

διαπερνώ(貫け)

 

すべての攻撃を防いだ束の間、木々の間から一本の剣が自らの刀身が青い粒子に変わりながら、先程とは比べにならない速度で外殻静血装を貫く。

 

貫かれた外殻静血装はガラスが割れたような音を立てながら崩壊したが、幸い剣はホルニカに当たらずにバラバラに砕けて消失。ホルニカは今まで見たことのない速度と威力に瞠目していると、ふくらはぎに一本の矢が突き刺さった。

 

「グッ⋯⋯!」

 

それほど深くは刺さっていないことを確認したホルニカは、咄嗟に矢が放たれたであろう暗闇を警戒し、同じように矢を放つ。

 

明確に見えた訳ではないが、ホルニカは今の攻防で完全に足を止めている。追いつかれるのは時間の問題であることはわかっていたが、ここにきてミスを犯してしまった。

 

「〜♪」

 

ホルニカの正面から綺麗な鼻歌が聞こえてくる。女性にしては少し低いが、森の中というシチュエーションには妙に合っていた。

 

「ルーニはすごいな。ここまで防いだのは初めてじゃないか?」

 

「そうですね。私自身驚いていますよ」

 

エヴァレットはここまで粘ったことに驚きを示しながらも、機嫌良さげにホルニカを褒めちぎる。一方のホルニカは、油断で一撃をもらったことに不満気だ。

 

「この矢に毒でも塗っているんですか?さっきから上手く動血装が使えないんですが」

 

「毒じゃない。その矢には私の霊子が大量に込めてある。私たち滅却師は周囲の魔素を分解して霊子を生成するが、生成された霊子は個人によって微妙に違いがある。

少量なら影響は皆無だが、大量に他者の霊子を打ち込まれれば霊子同士が干渉し合って血装(ブルート)が上手く機能しなくなる。

もちろん、霊子操作に長けた者なら無力化されるし、霊子量に差がある場合も効果は薄い」

 

ホルニカは矢が命中してから当たった脚に血装を使えなくなっている。そのせいで距離が取れず、ここまでの逃亡も無に帰した。

 

「そんなこと、初めて知りましたよ」

 

「教えてなかったからね」

 

いや、学園でもそんなことを教えられた覚えはない。そんな事実があればあっという間に広まりそうなものだが、少なくともホルニカは今初めて知った。

 

外殻静血装もそうだが、一体そんな技術を何処で身につけたのやら。仮に独学と言われても、信じる気にはなれそうにない。

 

「悪いが、最後まで勝ちで終わらせる」

 

「舐めないでください。最後までこの手数の攻撃の対策は出来ませんでしたが、何も策が無いとは言ってません」

 

ここで初めてホルニカと目が合ったエヴァレットは、その目の中に炎を幻視する。諦めてなどない、むしろこの状況でも勝つ気でいる⋯⋯⋯そんな風に見えた。

 

動血装地走(ブルート・アルテリエ・クラスト)

 

ホルニカの策の正体は、地面に走るように広がる動血装だった。まるで地面がヒビ割れ、爆発する瞬間のような光の筋が展開される。およそ数百mは広がるソレにエヴァレットは嫌な予感を覚えたが、もはや遅く眩い光と共に、静寂の森に耳が裂けるような轟音が響き渡った。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

黒煙と木々が焼け焦げた異臭が辺りに充満していく中で、ホルニカは爆心地でありながら無傷とは言えないが、多少の怪我で済んでいた。

 

動血装地走は、元々は外殻静血装を使用する際の副産物として思いついた技だ。静血装を体外に拡張するのではなく、動血装を体外に拡張させて過剰に霊子を送り込む。

 

そうすると、送った対象が過剰な霊子に耐えきれずに爆発するように自壊するのだ。自分の体で試せば間違いなくバラバラになる危険な行為だが、その分威力はお墨付きだ。

 

霊子が地を走るように広がる光景から、動血装地走と名付けたホルニカの自爆攻撃である。欠点は爆発に少しだけ巻き込まれるくらいで、エヴァレットとて喰らえば無事では済まない。

 

「決め手が自爆なのはちょっとアレですけど、結果良ければすべて良しです。危なげなくはありましたが、私の勝利と言っていいでしょう」

 

「確かに、これは私の負けだな」

 

「⋯⋯⋯⋯!?」

 

聞こえるはずのない声が、ホルニカの真正面の黒煙の中から聞こえてくる。  

 

「まさか初手で自爆するなんて、ルーニのプライドを考えればあり得ないと思っていたし、私が思っていたよりずっと強かだった」

 

徐々に近づいてくる声の主が黒煙の中から現れる。そこには服が焼け焦げボロボロではあるが、しっかりと両足で大地を踏みしめるエヴァレットがいた。

 

左側の額から血が流れ左目を閉じているエヴァレットは、どこか誇らしげというか嬉しそうにも見える。そんな彼女は、絶句するホルニカを他所に話を続ける。

 

「攻撃を避けるタイミングも、以前と比べて完璧に近かった。下手に避けるだけじゃなく、逃げたのは距離を取るのと同時に私が追う側だと思わせて罠を張るためか。まんまと騙された⋯⋯これじゃあどっちが狩人なのかわかったもんじゃない」

 

「(この程度で死ぬとは思ってなかったけど、気絶くらいならしてもいいでしょう!?)」

 

エヴァレットの話を聞く余裕などないくらいに、ホルニカの内心は荒れていた。常人なら木っ端微塵になる威力でも、エヴァレットなら死にはしないと信頼してした自爆も、両腕を重傷を負わせた程度。

 

この状況でも、正面戦闘でエヴァレットに勝てる気がまるでしない。他にも策は用意していたが、それは動血装での逃亡がある前提の話。使えない状況など、想像すらしなかった緊急事態だ。

 

自爆だって何時でも出来るように誘導はしたが、初手から切るつもりなどなかった。結果的に成功しただけで、運が良かっただけ。

 

どうしたものかと頭を必死に回すホルニカと興奮したように嬉しげなエヴァレットの間に入るように、凛とした声が響き渡る。

 

「そこまでですわ」

 

声の方向に二人が視線を向けると、そこにはロレーヌ嬢と後ろには大勢の派閥に属する生徒がいた。それだけではない、エヴァレットとホルニカを囲むように他の生徒が矢を継がえて二人に向けている。

 

「貴方方はここで終わりですの。おわかりかしら?」

 

「ロレーヌ嬢、これは⋯⋯一体」

 

「他の生徒を丸めこんだのか」

 

ホルニカか状況に追いつけず疑問を呟くと、エヴァレットが察したように答える。するとロレーヌ嬢は仮面のような笑みを浮かべて、エヴァレットの答えを無言で肯定した。

 

「一応、他の生徒をいくらか脱落させたんだけどな」

 

「えぇ、いくつか想定外ではありましたが、想像の範疇は出ませんでした。貴方なら後回しにすると思って、レドナス嬢の方に誘導しましたしね」

 

「私を⋯⋯囮に?」

 

今のでようやくホルニカは察しがついた。すべてがロレーヌ嬢の掌の上だったこと、この戦闘も誘導されて仕組まれたものであることにも。

 

「貴方にしては察しが悪かったですね、レドナス嬢」

 

「どうして、こんなことを。わざわざ白花を得ずとも貴方は良かったはずでは?」

 

ロレーヌ嬢の目的は家の情報源を広めるためであって、白花を得て優秀な成績を得るためではない。ホルニカは情報源を広めるを知っていなくとも、成績を残すことに然程興味がないことを知っていた。

 

だから派閥にいても問題ないと判断したというのに、これはホルニカに対する裏切りとも取れる。

 

「レドナス嬢。貴方は非常に優秀ですが、そういう所は傷ですね。貴方は本質的に貴族に向いていないのでしょう。我々貴族の在り方は、国家の繁栄と存続の歯車です。

そのために愛や恋・友情・プライド・ライバル関係。それらを利用するのが貴族ですわ。

これでも気は使ったのですよ?勝負そのものはしっかりさせたでしょう?」

 

今までのすべてが音を立てて崩壊する音が聞こえた。ゆっくり、ゆっくりと積み上げてきた物が、意味のない物だったと知ってしまったような感覚。

 

指が震え、頭が真っ白になる。爆発の衝撃のせいか耳鳴りが酷く、脚も全力で駆けたせいか感覚が薄い。

 

完全勝利とは言えずとも、一矢は間違いなく報いたはずだ。それなのに、あるのは空虚な心と残酷な真実。まるでご馳走だと残していた物が後味の悪い物だった時のようで、気が暗闇に溶け込むように沈んでいく。

 

こうしてエヴァレットとの最後の勝負は、勝利も敗北すらも得られぬままに終わった。それから卒業するまで、私はエヴァに会っていない。

 




[エヴァレット流中距離攻撃術]
霊子兵装で形成された剣を弓に見立て、複数の剣による斬撃と剣先から放たれる光が主な攻撃手段。
原理は霊子の糸を剣に繋ぎそこから情報を得て、見えない場所でも周囲を把握しながら攻撃が可能。しかし、一つの剣で周囲の状況のすべてを把握することは出来ず、複数の剣があって始めて正確な状況把握が可能になる。

霊子の糸は見えず、実体を持っていないので動きに制限はない。直接繋がっていたからこそ剣を自由自在に操作可能であり、剣先から放たれる光などは矢と同じ扱いのため操作出来ない。(練度不足)

これはユリウスの神聖弓と聖剣舞の二つと■■■の力を参考して編み出された中距離戦闘方法。


[本作品の霊子]
この世界での滅却師はユリウスが始祖であるため、転スラの霊子ともBLEACHの霊子とも微妙に違っている。

普段は魔素を分解して霊子を生成するか、周囲の霊子を吸収することで血装や霊子兵装などを可能にしているが、どれも効率が良く光の帝国内では大聖樹が霊子を出しているので、霊子が不足することはない。

大聖樹から出ている霊子はユリウスの霊子と同質であり、他者が取り込んでも悪影響は一切ない。


[ロレーヌの暗躍]
エヴァレットとホルニカとの関係を知ったロレーヌ嬢は、このことを利用しようと考えていた。ホルニカのことは気に入っていたが、派閥関係の行事を面倒くさがっていたのはなんとなく察していたが、優秀なメイドとの繋がりは持っていたかったため、一定の距離感を保ちながら関係を続けていた。

護衛試験では、ホルニカの具体的な本心を探るために暗躍し、エヴァレットとホルニカを戦わせるように誘導する。
ホルニカの顔を見て、懸念通りホルニカが貴族として向いていないことを理解し、残念に思いながらこの結果を受け入れた。

ロレーヌ嬢とホルニカの関係はまだまだ続くことになるとは、ロレーヌ嬢自身も予想できなかった。

この作品で好きなキャラは?

  • ユリウス・ベルツ
  • エレナ・ハッシュヴァルト
  • アンネリーゼ・ベルツ
  • ギィ・クリムゾン
  • ミリム・ナーヴァ
  • エルメシア・エル・リュ・サリオン
  • テスタロッサ
  • 松平桐乃
  • レオナルド
  • エリアス
  • カエサル
  • マリー
  • ドーラ
  • ザイドリッツ
  • キルゲ
  • エイクスュルニル
  • 原初の魔人
  • マルクス・フォルトン公爵
  • 松平透
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。