転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

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  夢幻に墜ち 無窮を落とすその両の指先が滲む

  無縫を悟り 無貌を望むあの薄皮を焚べる先には

  無為を生み 無量を解放する ただその人が在る

  蛇は皮を脱ぎ捨て 己の尾を喰らう運命を望んだ


脱け殻の牙

歪で不気味と表現するのにぴったりな形に変化したナニカは、翼から冷気を発しながら飛び立ち、龍へと突進する。避けることなく直撃した勢いで衝撃波が発生し、空間を壊しかねない程に震わした。

 

「グロッケン様、お二人の回収は完了致しました」

 

「応、そのまま様子を見ておけ」

 

周囲から隔絶された次元の狭間に、メルセデスが胡座をかいていた。片手にはポップコーンにワインという不思議な組み合わせで、観客気分でドラゴンと龍の戦闘を観戦している。

 

そんなメルセデスの後ろに控えるのは、ホルニカとシャーラだ。意識を失っている桐乃とバンビエッタを回収したホルニカが報告すると、目を向けることなく適当な返事を返す。

 

「先輩、先輩、アレってなんなんですか?」

 

「私にも分かりません。ただ、とてもまともな代物ではないのでしょうね」

 

「桐乃様とバンビエッタ様がちょっと可哀想ですよ〜。私だったらとっくに死んでますって」

 

「それだけ星章騎士に認められるだけの素質を持っていたということなのでしょう」

 

「浅っせぇ会話だな。何見てたんだよ」

 

後ろで小さな声で話す二人の話が聞いてられなかったのか、メルセデスが割り込んだ。ホルニカは気分を害してしまったかと考えて謝罪しようとしたが、面倒だという態度を顔に出しながら手で制される。

 

「え〜っと、グロッケン様は何か私たちには見えないものが見えてるのでしょうか?」

 

「あーシャーラつったか、お前何年目だよ」

 

「え?メイドになったのは十年くらい前ですかね〜」

 

「じゃあ自分で考えろ」

 

「え〜!教えてくれないんですかぁ!?」

 

てっきり解説してもらえると思っていたシャーラは驚いた声を挙げるが、ホルニカに止められる。誰にでも親しく砕けた態度なのはシャーラの良いところではあるが、この場ではあまりよろしくない。

 

「シャーラそこまでにしなさい。グロッケン様、我々の動きに支障はないのでしょうか?」

 

「ねぇな、このまま終わんのを見てろ」

 

そう言って空間に映るドラゴンの観戦に戻るメルセデスに、二人もこれ以上の会話をやめて後ろで控えるのであった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

それはあまりに一方的な光景だった。ドラゴンが龍の胴体を掴んで地面に叩きつけること数百回、投げ飛ばすこと数十回、噛み付くこと数十回。地面にはそこら中に穴が空き、荒れ狂う魔素と霊子で空間が歪み始めていた。

 

「■■■■■■■■■■ッ!!」

 

理性なき獣がただ暴れ狂い、どの獣とも似つかない不気味な雄叫びを挙げる姿見れば、人々はきっと恐怖するだろう。実際は、魔素濃度の影響でこの光景を無事に見れるだけの人間自体が限られているが、暴れるドラゴンは恐怖の象徴と言ってもいい。

 

何時までも死なない龍に対して、いい加減学習したのか投げ飛ばて距離を取る。ドラゴンが大きく息を吐き出し、氷の翼を大きく広げて一枚一枚の羽根が震え始める。

 

羽根の中から赤い光が漏れ、氷の羽根が血のように赤黒い赤熱を帯びた翼へと変化した。

 

『まったく⋯⋯とんだ置き土産だ』

 

何か行動を起こしたドラゴンの様子に、今まで一言も話さなかった龍が言葉を発する。その声はドラゴンの暴れ具合とそのドラゴンを出した桐乃に対しての呆れが声色に現れていた。

 

「諦めが悪いのは好みではあるが、また妙なモノを呼び出したな。しかも、見たことのない魔物だ。飛竜にも似ているが、ここまでの強さを持つ個体は見たことがない」

 

龍は身体を縮めるようにとぐろを巻いていくと、その姿が龍から人の姿へと変化する。白い軍服に薄い紫色の髪を後ろで纏め、軍帽を深く被ったその女性は、呆れ半分称賛半分で目の前のドラゴンを評価する。

 

「グロッケン、二人の試練はこれで終了とする。後は目の前の敵を処分する。結界を完全に世界から断絶しろ」

 

『その前にテメェが止めればよかっただろうが、ヨルムンガンドよぉ』

 

他に誰もいない空間に話し掛けたヨルムンガンドに、不機嫌な態度を隠さないメルセデスから指摘が飛んできた。 

 

「忘れたのか、今回は経験の浅い二人の対応力を試すための試練だ。完全に終わるまでは途中で止めるつもりはない」

 

『ふざけんな、あんなのは出す前に使わせねぇのが教育だろうが。この世の何処に包丁じゃなくて宝剣を料理で使わせるバカがいんだよ』

 

「貴様の例えは知らんが、そのために貴様を呼んだんだ。もしも時に対応が早いのは貴様の力だからな」

 

『あ?あぁ、そうかよ。お前こうなることを知ってたな?陛下の野郎は分かってて俺を寄越した訳だ。相変わらずの秘密主義で笑えるね』

 

機嫌を更に悪くしたメルセデスが皮肉混じりに声を少し荒げるが、ヨルムンガンドは淡々と話を続ける。

 

「直接対処しない貴様に知らせる理由はない。元々コレは機密事項だ。早く空間を断絶しろ」

 

『ケッ、すればいいんだろ。だから餓鬼のお守りは嫌いなんだよ』

 

吐き捨てるように声が消えていった数秒後、ヨルムンガンドは空間が完全に断絶されたことを感知する。もはや気にすることもなくなったヨルムンガンドは、サーベルを鞘から抜いて構えた。

 

「さて、これで気にすることもない。コントロール出来ていないとはいえ、中々見られない力だ。経験値としては有用だろう」

 

好戦的な笑みを見せるヨルムンガンドに、ドラゴンは大きく翼を広げて突進する。その巨体が直撃すれば、人間サイズのヨルムンガンドはたちまち吹き飛ばされるはずだ。

 

「妙だな、質量そのものは変わっていないが、先程よりも重くなっている」

 

ヨルムンガンドは、ドラゴンの突進をサーベルを持っていないもう片方の手で受け止めていた。その衝撃でヨルムンガンドの足元の地面は陥没し、ヒビが大きく傷跡のように入っている。

 

「⋯⋯⋯⋯ん?」

 

ドラゴンの赤熱した翼から甲高い音が聞こえ、ヨルムンガンドは疑問を覚える。何処かで聞いたことがあるような音だったのだ。

そう、まるで爆弾が爆発する直前の音と酷似しているような⋯⋯そんな疑問。

 

その答えは、爆炎と共にヨルムンガンドに襲いかかった。

 

「この爆撃、バスターバインのか!」

 

爆発したのは羽根だが、連鎖するように空間も爆発してヨルムンガンドへと爆撃が直撃届いた。爆撃の衝撃で上空に吹き飛ばされたヨルムンガンドに、ドラゴンは接近して爆撃を繰り返していく。

 

空中での爆撃の嵐に晒されながらサーベルで突進を逸らすヨルムンガンドの思考は、一つに集中していた。

 

(原理は別だろうが、性質はバスターバインの爆撃とほぼ同質のものだな。能力の傾向があまり掴めない、それにこの状態の力が正常なものとは限らん。これ以上考えても意味はなさそうだ)

 

桐乃の出した謎の力が聖文字とスキルのどちらかなのかは不明。ユリウスからは、この任務を任された時に桐乃の聖文字の概要は聞いていたが、分かりやすい共通点は見つからない。

 

ノイズの掛かったナニカに秘密がありそうではあったが、この状態で探るのは難しいだろう。考察は無意味と決めたヨルムンガンドは、空中で体制を整えながら敵の処分を決めた。

 

「■■■■■■■■■■ッ!!」

 

ヨルムンガンドの気配が鋭くなったことを察したドラゴンの動きが変わる。ねじり曲がった角が発光を始め、魔素が青雷へと変化し収束していく。

 

「⋯⋯⋯こい」

 

空間が歪みきった空中では完全に避けきれないと判断したヨルムンガンドは、サーベルを上段に構えて攻撃を待つ。地面に足がつく瞬間、青雷の雷光が一条の槍となって降り注いだ。

 

 

蜥蜴(せきえき)

 

 

瞬き一つの間に唐竹割りの残身が残る中、青雷の雷光もそれを放ったドラゴンの身体も、唐竹の名の如く縦から真っ二つに斬られていた。

 

「青雷の雷光に爆撃、どれも二番煎じも良いとこだな。力押しになって勝てる類の力でもないだろう⋯⋯制御なき力は脆い」

 

「ガ⋯⋯ガァァァッ!」 

 

ノイズ掛かったように聞き取れなかった不気味な声が、死にかけて声を漏らす獣の声に変わっていく。悲痛な叫びを挙げた身体はどんどん翼と角の色が抜け、色褪せて灰色に近づいていく。

 

代わりにと言うべきか、縦に真っ二つにされた身体はくっつくように再生を始め、色褪せていく身体とは正反対に絡み合った鎖の尾は赤熱し青雷を纏い始めた。

 

「最後に振り絞ってきたか。どのみち刹那の命だ、しかと受け止めよう」

 

ヨルムンガンドは気づいていなかった。その巨剣が既に振り抜かれていることに。この女相手に赤熱も青雷も大した意味はなかった。ならば何故鎖の尾に赤熱と青雷を集めたのか?

 

A,意識を赤熱と青雷に集中させ、巨剣にへと力を移動させるため。

 

既にナニカはドラゴンの全身を捨て、巨剣にのみ力を移動させている。理性がないナニカの、図らずとも策として機能した偶然に過ぎないが、その偶然が噛み合った。

 

結果、ヨルムンガンドのサーベルを折り、その身体を袈裟斬りにすることに成功する。

 

「今の一閃に、この感覚⋯⋯⋯⋯⋯面白くはあるが、薄皮一枚の傷で精一杯か」

 

傷と言っても薄皮一枚を傷つけた程度、それでもヨルムンガンドは驚愕していた。攻撃を受けたことに関してではなく、今の一閃に見覚えがあったからだ。そもそも、サーベルは霊子兵装なので問題はない。

 

技が特別冴えているようなタイプでもないヨルムンガンドは、攻撃を受けることはさほど珍しくない。むしろ敢えて受けたりすることが普通であった。

 

だから攻撃を受けても気にする素振りなど見せないのだが、ナニカに諦めるという機能は搭載されていない。

 

「やめておけ、貴様だけでは真似事が精々だ。今は主の下に戻れ」

 

ドラゴンの方の肉体は再生を終えかかっている。それでもヨルムンガンドが動く様子はない。もちろんナニカにその言葉が届くはずもなくまた力をドラゴンへと移そうとする。

 

「⋯⋯⋯トカゲの尻尾切りという言葉を知っているか?その言葉の意味を知った時、私はトカゲの尻尾が嫌いになった。尻尾に意思などないが、もしあればきっと悲鳴でも挙げているのだろうと考えてしまう。だからこそ、尻尾に意思などあってはならない⋯⋯⋯⋯貴様に言ってるんだ、尻尾のように使われた貴様にな」

 

その言葉の真意が、ナニカに伝わることはなかった。既にナニカは詰んでいるのだから。

 

再び復活したナニカは、ドラゴンの四肢が動けなくなっていることに気づいた。ドラゴンの目を通して四肢を確認してみると、そこにはアメジストのような紫色に煌く結晶がドラゴンを侵食していたのだ。

 

ただ侵食しているのではない。ドラゴンの肉体を結晶にへと変えながら全身へと侵食している。四肢は完全に固定され動くことが出来なくなったドラゴンは、口を開けてブレスを構える。

 

が、何もかもが遅かった。四肢から内部へと侵食した結晶は体内を侵食し尽くし、ドラゴンの口から結晶の山が生えながら身体を貫く。残ったのは鎖の尾に繋がれた巨剣に宿ったナニカだけだ。

 

「効きが悪いな。もう少し強めても良かったかもしれん」

 

ナニカは言葉を発しない。感情など持ち合わせていない。だが仮に、ナニカが感情と言葉を持っていたしたら、きっと恐怖と痛みで悶えながらゆっくりと絶命したであろうという結果だっただろう。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

巨剣ごとナニカを結晶に変え、結晶で出来たドラゴンのオブジェが残った隔離空間に、メルセデスが隙間をこじ開けるようにして空間から出てくる。

 

「容赦ねぇな、ガキ相手にやることかよ」

 

「私が攻撃して何の意味がある。今回の任務をもう忘れたのか」

 

「うるせぇな、嫌味にきまってんだろ。真面目に返すな」

 

桐乃とバンビエッタ相手に容赦なく倒したヨルムンガンドに向かってメルセデスは毒を吐くが、それが彼女に伝わることはない。

 

桐乃とバンビエッタには海底遺跡の調査という任務という話だが、これには裏がある。カエサルが言ったように、桐乃が海底遺跡を調査したという事実が必要であったのは本当だ。

 

しかし、それはついでに過ぎず、一番重要なのは戦闘経験と戦場の空気を知ること。

 

松平透との決闘やアンネリーゼの戦闘は、既に準備された手札からどう上手く使いこなすかが重要であった。どちらも桐乃は準備を万全な状態で進めた戦闘であり、厳しい意見だが上手くいって当然だ。

 

アンネリーゼとの戦闘も直接勝ったのではなく、アンネリーゼが引いてくれたのと、エリアスの存在が大きい。それらが桐乃の作戦だったとはいえ、桐乃自身の力でアンネリーゼにダメージを与えることはついぞ叶わなかった。

 

戦場で準備が万全な状態で始まるとは限らない。

 

敵が自分より弱いとも限らない。

 

状況が都合が良く動くとは限らない。

 

桐乃とバンビエッタには、圧倒的に経験が足りていない。桐乃を戦力として積極的に扱う予定は今のところはないが、星章騎士である以上は必要になる可能性は高い。

 

「他にもコレをやるべき奴がいるだろうが、過保護はゴミだな」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「テメェも擁護出来ないってか?なら傑作だな」

 

誰のことか明確にすることはないが、二人の認識は一致している。しかし、それが叶うことはないことも二人は何となく察していた。そのことに不満があるメルセデスは汚く吐き捨てるが、ヨルムンガンドは黙って話を終わらせる。

 

「話は終わりだ。結晶が空間を侵食する前に消去しておけ」

 

「面倒な処分ばっか押し付けやがって、清掃員じゃねぇんだぞ俺は」

 

「普段から大した仕事を一つもしていないんだ。これくらいやれ」

 

「普段からずっと仕事はしてんだよ。テメェの使えねぇ聖文字と一緒にすんな」

 

下らない反論に付き合う気もないのか、メルセデスがこじ開けた空間から戻ろうとするヨルムンガンドの背に向かって問いかける。

 

「おい、最後のアレはなんなんだよ。アレはどう見たって⋯⋯」

 

「メルセデス・グロッケン。改めて命令を下す、このことは他言無用だ。いいな?」

 

背を向けながらも冷たい声で命令するヨルムンガンドは、これ以上詮索するなと警告しているようだ。メルセデスはその答えに不満を持ちつつも、何も言わずに口を閉じた。

 

沈黙を了承と捉え、ヨルムンガンドはそのまま去っていく。その場に残ったのはドラゴンの身体なら地面や空間にまで侵食を始めた結晶とメルセデスだけだ。

 

「どうせ禄でもねぇんだろ。態々俺まで呼んで手厚く保護してる時点で嫌な予感はしたんだよ」

 

メルセデスまで侵食しようとする結晶を蹴飛ばしながら、悪態をついたメルセデスは、不要になった隔離空間を圧縮しながら考える。

 

(やっぱり俺やエイクスュルニル、ダ・ヴィンチとかのタイプだよなぁ。ヨルムンガンドみたいな脳筋は雑だからな、戦闘でしか役に立たねぇ奴なんか今更必要ねぇだろうよ)

 

特にヨルムンガンドの聖文字は使い勝手が悪い。安全に使うにもメルセデスやエイクスュルニルが近くにいなければ、被害が尋常じゃないことになる。

 

「哀れだな、あのガキも。もう抜け出せねぇだろ。いや、抜け出しなくなるようになるんだろうな。やってらんねぇな⋯⋯世界ってのはよぉ」

 

 

それは一切の還元を許さない 無窮にして夢幻の■を抱える

 

それは計測不能の変化を起こす無制限の■■にて 全ての地を均す

 

それは世界の■■■を否定し 新たな世界の■■としての■■の理を担う

 

それは一度解き放たれれば その世界を覆い尽くす天蓋の結晶毒を下賜された皇帝の■■である

 

 

   星十字騎士団(シュテルンリッター)      神赦親衛隊(シュッツシュタッフェル)

 

        【V 朔芍晶薬(ジ・ヴェノム)

 

         ヨルムンガンド

 




[ナニカの危険性]
力そのものが厄介という訳ではない。世界を物理的に滅ぼせる力なんて、転スラ世界では珍しくもない。

系統としてはサポート系の力ではあるが、存在そのものがユリウスの地雷。やっぱり禄でもねぇと悪態をつくレベルで嫌い。なんなら自己嫌悪まで始める。

桐乃が使いこなせば第二のヴェルダナーヴァみたいな力になるので、全力でコントロールさせた上で危険性を今後教えていく予定。

 
[ヨルムンガンド]
技術は生まれからして得意分野ではない。基本は攻撃を受けてからのカウンターが基本。耐久と硬さは星章騎士でNo.1。

“神の業火”などの属性攻撃は基本無意味で、物理攻撃の方がまだマシ(それでもめっちゃ硬い)。薄皮一枚でも傷つけたナニカは凄いよ

存在そのものがわりとタブー寄りの存在なので、普段はユリウスが枷をかけて周りにバレないようにしている。ギィが知ったらきっとドン引きし、ヴェルザードは絶対キレる(正当な怒り)


[Vの聖文字]
最後にちょっとだけ使ったヨルムンガンドの聖文字。使い方は割と幅広く、致死性や効き目までコントロール出来る。

例外として、結晶型の毒はコントロール不可能。一度使えばその空間(世界)を結晶が覆い尽くすまで結晶が侵食する致死の結晶毒。

作中では“ナニカ”ごとドラゴンを結晶のオブジェへと変え、メルセデスが空間ごと隔離した後に消去してようやく処分出来た面倒な毒。


[蜥蜴(せきえき)]
ユリウスが使う斬月のパクリ技。上段からの振り下ろすシンプルな斬撃攻撃ではあるが、ヨルムンガンドの揚力から繰り出される斬撃は大抵の物を真っ二つにする。

ヨルムンガンドは自身の聖文字と併用して使うので、傷一つで結晶化が内部から進み致命傷となる。

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