転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

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高評価やお気に入り登録ありがとうございます。

原作開始、魔都開国編からのスタートです。アニメ3期の内容になるので、アニメを見てから読むとわかりやすくなっています。


六章 魔国潜入編
世界への布石


「やめるのだ! ワタシはお前を殺したくない!」

 

「私は殺したいの! 内臓をグチャグチャにして、四肢を砕いて、胸を削いで、爪を剥いで、舌を引っこ抜いて、ミンチにした腐った肉を口に捩じ込んで食べさせるの! 泣き叫びながら許しを請うお前の前で、配下の亡骸を剥製にして飾ってあげる!」

 

「いくらでも謝る! 罪も償う! 罰も受けるのだ! だから⋯⋯⋯だから!」

 

「そんなの求めてない! お前は許されたいだけでしょ? お兄様に自分を重ねて、勝手に哀れんで罪悪感を紛らわせようとしてる。お兄様は大人だから許してくれたの! 

 でも、私は子供であり続ける! 一生許さない。あの時死んだ大勢の人間の憎悪が、恐怖が、憤怒が渦巻いてる。

 これは私にしか出来ない皆の復讐なの⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「これが、これが生き方なんておかしいのだ! 本当にユリウスがそんな生き方を望んだのか!?」

 

「何? お兄様のことを理解したつもりなの? お兄様がどれだけの苦渋を飲み込んでお前を許したと思ってるの? 自分の無力を噛み締めて、それでも諦めずに今も進み続けてる。そんなお兄様の人生に、お前は邪魔なの⋯⋯⋯」

 

「ッ⋯⋯⋯⋯⋯!」

 

「だからさ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯死んで?」

 

 

復讐の意味

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「あのね、ユーリ。貴方自分の言ってることを理解しているの?」

 

 涼やかな夜風が吹き抜ける自然豊かな庭園。その中心にあるガジーボの下で、紅茶を片手に呆れたように声を漏らしたのは、魔導王朝サリオンの天帝エルメシア・エル・リュ・サリオンだ。

 

「理解してて言ってるんだ。遂にボケたか?」

 

「はっ倒すわよ!?」

 

 向かい側で同じく紅茶を口にしているのは、光の帝国(リヒト・ライヒ)の皇帝ユーハバッハ。またの名を、ユリウス・ベルツ。

 

「冗談でこんなことを言うつもりはない」

 

「冗談の方が100倍マシよ⋯⋯⋯⋯」

 

 エルメシアが頭を抱えるのも無理はない。ユリウスが告げたのは、信じ難い提案だった。

 

「そんなにおかしいか?」

 

「当たり前でしょ。ユーリが私の“護衛”として魔国連邦(テンペスト)の開国祭に同行するなんて、どう考えてもおかしいに決まってるわ」

 

 ユリウスは、大胆にも自ら護衛に偽装してテンペストの開国祭に同行しようとしていたのだ。エルメシアが呆れるのも無理もない。

 

「お前も人のことを言えないだろ」 

 

 ユリウスは、エルメシアが開国祭に参加しようとしていることも既に把握していた。面会すら難しく、滅多にお目にかかれない天帝が、新興国⋯⋯⋯しかも魔王の国の祭典に出席しようしているのだ。

 

 内外からの反応は、さぞや凄いことになるだろう。

 

「私がどこに行こうと、私の勝手よ」

 

 頬をぷくりと膨らませてそっぽを向くその仕草は可愛らしいが、二千歳を超える奴がする仕草ではない。

 

「何か、失礼なことでも考えたかしら?」

 

「イヤ、ナニモ」

 

 そんな邪な考えを読み取ったのか、笑顔で近づいて詰め寄るエルメシアに、片言になりながらも受け流すユリウス。

 

「⋯⋯戯れはここまでにして。まぁ、言いたいことはわかってるわ。王家からの反発は必至ではあるでしょうね。西側諸国も何かと難癖を言ってくるのが目に見えるわぁ」

 

「それでも、半端な護衛より俺一人の方が確実だろ?」

 

「他国の人間を護衛につけるなんて、それこそ問題なのよ⋯⋯⋯」

 

 エルメシアが開国祭に参加するだけで問題だと言うのに、そこにユリウスを護衛に据えるなど、問題に問題を重ねるようなものだ。

 

「新興国に天帝が出向く時点で、他は些細な問題だろ。少なくとも、魔王が何か仕掛けてきても死ぬことはない」

 

「⋯⋯強引ね。王家はユーリを知ってるから良いとしても、他国に身元がバレたら面倒なことになるわよ?」

 

「歴史の闇に消えた光の帝国を知るのは、サリオンやルベリオス、後は東の帝国くらいだ。自分から言わない限り、バレることはない」

 

 開国祭には、ユリウスを知るルミナスやミリムが参加する可能性も高い。だがギィはともかく、力を制限すれば正体を見抜かれる可能性は皆無に等しい。

 

「それで? もう決定したかのように言ってるけど、理由は何なのかしらぁ?」

 

 エルメシアが素直に話を聞いていた理由はそこにある。普段は異界から出てこないユリウスが、わざわざ開国祭に同行しようとするのは何かあると、エルメシアの勘が囁いているのだ。

 

「気になる点がいくつかある。まだ疑念の域は出ないが、どちらかと言うと本命は“東の帝国”にある」

 

「東の帝国ねぇ⋯⋯。暴風竜の一件から表向きは大人しいけど、その分商人の動きが怪しいのよねぇ⋯⋯⋯」

 

 東の帝国と聞いて、エルメシアは顔をしかめ、髪を指に巻きながら答える。

 

 西側諸国での東の商人達の不穏な動きについては、サリオンでも把握していた。仮に東の帝国が西側に侵攻してくれば、サリオンとて無関係とは言えない。

 西側諸国との関係が薄くとも、ここ最近騒動は決して無視出来なかった。

 

「そうはそうと、新しい魔王の誕生にはお前の所のエルフが関与しているんだったな」

 

 突然ユリウスから振られた話題に、エルメシアはあからさまに目を逸らして下手な口笛を吹いてそっぽを向く。

 

「な、何のことかしらぁ? まさか魔王を誕生させるなんてメリットがないじゃない!」

 

「確か、エレンとか言うエルフの冒険者だったか?」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「エラルドの娘は、エリューンとか言ったか」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「そして、その魔物はファルムスの軍勢を虐殺して配下を生き返らせたらしいな。何処かのおとぎ話とそっくりだ」

 

 冷や汗を流すエルメシアに向けて淡々と事実を突きつけていく。その重圧に耐えられなかったのか、黙秘を続けていたエルメシアが観念したように口を開く。

 

「そうよ! エレンちゃんが、そのスライムが魔王になる手助けをしちゃったの! 悪い!?」

 

「大問題に決まってるだろ。人類の敵対者としての役割である魔王に手を貸したなんて広まれば、そいつは人類の敵として扱われる」

 

「そうは言っても、エレンちゃんはおとぎ話を話しただけよ? まさか、本当にやってのけるなんて想像もつかないじゃない」

 

「そうじゃない。結果として魔王誕生の手助けになった事実が問題なんだ。人類から見れば、魔王は敵であるという認識は変わらない」

 

 直接的な関わりはほとんどないが、『魔王が人類種の敵』という認識は、どの国でも変わらない。

 多少柔軟な姿勢を見せる国もあるが、西側に行けば行くほど敵視は強まっていく。

 

 それは、西方聖教会が「魔物の殲滅」を絶対の教義としていることが大きく働いている。

 近頃は、神託によって内部が随分と混乱しているようだが、民衆の意識は変わらぬままだ。

 

 もし、悪意ある第三者がエレンとサリオンを結びつけ、人類の敵であると扇動する勢力でもいたら、それは重大な火種になりかねない。ユリウスが言いたかったのは、まさにその一点だ。

 

「懸念する理由はわかるけど、そこまで把握出来る勢力なんてどこにあるのよ?」

 

「隙を晒すなと言ってるんだ。俺に悪意があったら似たようなことは出来たぞ」

 

 ユリウスの懸念点といい、開国祭に自ら出向こうとすることといい、エルメシアの安直な行動にユリウスは釘を刺した。

 

 エルメシアもそれを自覚していたのか、言葉を返すことなく、面白くなさそうに眉をひそめた。

 

「ハァ⋯⋯⋯少し説教臭かったな。これ以上は何も言わない」

 

「⋯⋯⋯別に良いわよ。こうして直接言ってくれる相手は貴重だもの」

 

 皇帝と天帝の関係は、二千年以上前から続いている。それはあくまでも個人的な関係であって、両国の交流は最低限の範囲でしかない。

 

 その微妙な距離感こそが、二人にとって唯一無二な在り方だった。

 

「取り敢えず、護衛の件はわかったわ。別の問題が起きるでしょうけど、ユーリが護衛なら魔王に対する危険なんてありはしないもの」

 

「具体的な話はエラルドに通して纏めよう。王家に関しては俺にどうこう出来ることはないしな」

 

 思い通りに護衛の話が通り、一段落するユリウスに待ったがかかる。

 

「ただし、護衛である以上、私の命令は絶対よ?」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯それもエラルドに任せる」

 

 悪戯っぽい笑みを浮かべながら条件を付け足すエルメシアに、ユリウスは責任をエラルドに丸投げした。タダでは倒れないその根性は、きっと母親譲りなのだろう。

 

 条件を通せたことで満足したのか、エルメシアは紅茶を口に含み、喉を潤して話題を変えた。

 

「そっちは大丈夫なの? 皇帝が護衛だなんて、色々と荒れそうだけど」

 

 エルメシアが懸念しているは、面子の問題だ。皇帝が天帝エルメシアを護衛することを知って、反発する者がいてもおかしくはない。

 

 そもそも、“皇帝が護衛”という時点で意味不明ではあるのだが⋯⋯⋯⋯⋯

 

「問題ない。この件を知ってるものは限られてる」

 

 この前代未聞の護衛を知っているのは、エレナ・テスタロッサ・ドーラ・キルゲ・副メイド長のみ。

 ユリウスは通常の内務が多いが、数日程度なら日程を空けることは可能だ。

 

 最悪、皇帝特権で他の日程をズラせば良いだけだった。(尚、その分の内務の仕事は後で本人に降りかかるものとする)

 

「エラルドはきっと胃を痛めるでしょうねぇ」

 

「原因の過半数はお前だろ」

 

「朕、天帝なり!」

 

 口調を変えてふざけた暴論を言い放つエルメシアに呆れた視線を向けながら、ユリウスはさらなる問題を知ったエラルドの安寧を、内心で密かに祈るのだった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「ハァァァァァァァァァァァァァァ!?!?!?」

 

 ユリウスとの夜の密会から2日ほど経ったある日、エルメシアに呼び出されたエラルドの叫び声が庭園内に響き渡る。

 

「何考えてるんですか!? 馬鹿なんですか!? アホなんですか!?」

 

「ちょっと! 私、貴方の上司よ!?」

 

 開国祭のエルメシアの護衛に、光の帝国の皇帝であるユリウスが就くという理解不能の話を聞いたエラルドは、もはや理性を保っていられなかった。普段の落ち着いた口調を投げ捨てて、思わず叫んでしまっていた。

 

「いや、どう考えてもおかしいでしょう! なんで了承したんですか!?」

 

「私だって、最初は断ったのよ! でも、エリューンちゃんのことを出されたらどうしようもないじゃない!」

 

「気持ちはわかりますが、それでも断って下さい! 前代未聞ですよ、皇帝が天帝の護衛に就くなんて!」

 

 エラルドは唯でさえ魔王の新興国に行こうとするエルメシアと、それを良く思わない王家の板挟みの状態でなんとかしようと日々奔走していた傍らで、とんでもないことが勝手に決まっている状況に胃がキリキリと痛み出していた。

 

「また丸め込まれたんでしょう! もう何回目ですか!」

 

「丸め込まれてなんてないわよ! こっちにだって、ちゃんとメリットがあることだったじゃない!」

 

 実はユリウスの提案にエルメシアが乗るような形は、前々からあった。実際にメリットが多かった為エルメシアは乗っているのだが、エラルドからすれば友人に甘い対応をしているようにしか見えない。

 

「前の交流だって、いろいろ騒ぎになったじゃないですか! 今回は魔国連邦(テンペスト)との関係があるんですから尚更まずいですよ!」

 

「もう決まっちゃったんだから仕方ないじゃない。今更撤回なんて出来ないわよ」

 

「そもそも、どうして皇帝はエレンちゃんの件や、陛下が開国祭に参加することを知っているんですか? どれも国家機密ですよ!」

 

「いつもことでしょ、ユーリ関係でそんなこと気にしてたら負けよ」

 

「そう言う訳にもいかないんですよ、こっちは⋯⋯⋯⋯!」

 

 いつものことだと達観気味のエルメシアとは違い、対応しなくてはならないエラルドはそうは言ってられなかった。

 

 ユリウス“あるある”なのだが、何故か彼はサリオンの国家機密を当然のように把握している。時には、その内容に対してダメ出しまでしてくるのだ。

 

 エルメシアも最初は驚き、ユリウスから情報の出処を聞き出そうとしたり、真剣に対策を講じたが、まったく効果はなかった。

 

 今やすっかり諦めてしまい、ユリウスのアドバイスを素直に受け入れる始末だ。タチが悪いことに、そのアドバイスが的確かつサリオンにとって実利のあるものばかりだった。

 

 現在では、立場上対策しなければならないエラルドの心労だけが溜まる結果となっているのだった。

 

「⋯⋯⋯護衛の件はどうにか通しましょう。幸い、光の帝国との繋がりは保つ意見が十三王家の中でも多数を占めています。元々、御二人の仲を知る長老もいることですし、反対は若い世代から出るくらいでしょう」

 

「任せるわ。あ、話は逸れるけど、ユーリからいつものお菓子よ」

 

 そう言ってエルメシアが差し出したのは、やや大きめな箱だった。中には個包装された12個のお菓子が入るスペースがあり、既に2つが消えている。

 

「おぉ、今回はどら焼きですか。最近は和菓子なことが多いですね」

 

「異世界のお菓子って、本当に発想が凄いわよねぇ〜。豆を甘く煮るなんて最初は抵抗があったけど、これが控えめな甘さになって罪悪感がないのが特に良いのよぉ」

 

 エラルドは一瞬、「罪悪感が無くとも砂糖は使っているのでは?」という冷静なツッコミが脳内を過ったが、彼は昔から仕える大公爵。それは地雷だと悟ってすぐさまその考えを脳内から削除し、どら焼きを頬張るのだった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「お帰りなさいませ、陛下」

 

 光の帝国へと帰還したユリウスの前に、副メイド長がお辞儀をして出迎えた。

 

「モネ、レオナルドと桐乃の件はどうなった?」

 

「お二人とも問題なく行動を進めています。レオナルド様も、休暇を兼ねて桐乃様と遊ぶ機会になると喜んでおられました」

 

 ユリウスは歩きながら報告を受け、着ていたマントをモネに預ける。私室に辿り着いたユリウスが椅子に腰掛け、纏めてあった資料の束に目を通しながら報告を聞く。

 

「東の帝国の動向はどうだ?」

 

「レーア様の報告によりますと、魔王クレイマンに対する精神的な干渉があったのは間違いないとのことです。東の商人経由によるものだと思われます」

 

 モネは机に山のように積み重なっている資料から、東の帝国関連の資料を数枚取り出し、ユリウスの手元に差し出す。

 

「ヒナタ・サカグチの暗殺未遂の件も含め、東の帝国は魔王クレイマンを利用してジュラの大森林を制圧しようとしていたのかと」

 

「⋯⋯⋯杜撰だな。魔王クレイマンがジュラの大森林を治められると本気で思っていた訳でも無いだろうに。その上やり方が回りくどい。そう悠長にしている暇がどこにあるのやら」

 

「直接探りを入れますか?」

 

「いや。仮にも魔王種のクレイマンを完璧に洗脳していたことを鑑みるに、レーアでも無ければ確実性がない。かと言って、雑兵の諜報では意味がない⋯⋯⋯⋯」

 

 今になって動きを見せる東の帝国に、ユリウスは警戒を強めていた。正確には東の帝国そのものではなく、東の帝国の動きによって生じる混乱と、その波が世界全体に及ぼす影響だ。

 

 東の帝国が本格的に動けば、西側諸国は対応せざるを得ない。本格的に戦争になれば、多くの死者が出るだろう。

 そして、そういった状況に重なるように新たな魔王や勇者・聖人が生まれる。

 

 すでに短期間で、ファルムス軍の殲滅・新たな魔王の誕生・八星魔王(オクタグラム)の誕生・ルベリオスの方針転換などの大きな変化が続いている。平和という停滞から、戦乱という激流に世界は進みつつある。

 

 そこに東の帝国が加わればどうなるか、結果は火を見るよりも明らかだ。

 

「私が直接、東の帝国に出向く」

 

「お言葉ですが⋯⋯御一考を」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「我らは陛下の手足であり、駒でございます。時には捨てることも視野にお入れ下さい」

 

 皇帝直属のメイドは、ドーラの考案によって組織された特殊暗躍部隊だ。

 

 星十字騎士団は強力な存在ではあるが、我が強く正面戦闘や殲滅などの方向に寄っている。一方で、メイド部隊は暗殺・諜報といった裏の仕事を担う。その存在意義は、まさに今のような場面で発揮される。

 

 こういった時こそ、捨て駒になろうとも陛下に情報を伝えるのが役目だ。

 

「お前の忠義は理解している。私自ら見極める必要があるから行くだけだ。開国祭まで待て」

 

「⋯⋯⋯⋯出過ぎた真似を」

 

「許す。準備は任せたぞ」

 

「かしこまりました」

 

 モネは一礼と共に退室する。静かになった部屋で、ユリウスは雲間に霞む月を眺めながら呟く。

 

 

 

「突如現れた異分子、この目で見極めさせてもらうぞ」

 

 




  
[サリオンと光の帝国の関係]
以前に行った交流は、個人的なものから大きくなり魔法師団(メイガス)とレオナルドの開発の一部を交換する話になった。

その場のノリで決めてしまって後に引けなくなったエルメシアと、レオナルドが気になっていた魔導科学の情報を見事引き出したユリウスがいたとか。

後日、日程を合わせた会談でサリオン側は魔導操騎の外殻を、光の帝国はレオナルドの多層空間構造の仕組みの情報を交換した。

結果、魔導操騎は武装の換装などの効率が原作よりも遥かに簡単になった。それを見て喜べば良いのか微妙な顔で引き攣るエラルドがいたらしい。


[副メイド長について]
本名 モネ・シェーンブルク
紺色の髪をポニーテールで纏め、冷ややかにも見える紺の瞳を持つ皇帝直属のメイドの一人。普段は直属メイド達の統率や新人の教育・陛下の命令を伝える役割を持つ。

帝国が滅びた当時の辺境伯の娘だったが、ドーラが才能を見抜いて育てた。建国の瞬間を目の当たりにした一人で、彼女の忠誠心はそこから来ている。

ドーラのことは第二の母のように思っており、慕っている。マリーなどの狂信が見られるメイド達を危惧するも、ドーラは忠義に狂気は必要だと言われ、渋々了承。
二人で教育する場を分けて、狂信的な人物はドーラに委ねることにした。


[エルメシア・エル・リュ・サリオンについて]
原作よりもはっちゃけてるが、ユリウス相手だと常にあんな感じになる。ユリウスも、エルメシア相手にはボケたり辛辣になって振り回すようになる。

お互いが一切気を遣わないので、真剣なシーンなのにどうしてもギャグっぽくなってしまう。

作者の中のエルメシアは「朕、天帝なり!」でデフォルメされた姿で腰に手を当ててドヤっている。

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