ユリウスは力に奢らないようにするタイプなので平気で嘘をつくし、騙したり、相手の心理を誘導するなどは普通にします。
『全知全能』が無くとも視え過ぎているので、必要なら味方も欺くし、一人で色々と抱えがち。
リムルがシエルさんに任せてる分もすべて一人でやってると思えばわかりやすいと思います。
俺はリムル・テンペスト。異世界にスライムとして転生したと思ったら、暴風竜ヴェルドラと友達になったり、ゴブリンの村を助けたり、この世界で初めての人間達との交流があったり、寂しい別れが訪れたり、他にも色々なことがありながら必死に生きている。
最近では、魔王になって国まで建国してしまった。俺達を良く思わない者はきっと少なくない。ファルムス王国での一件で、それを良く理解した。
人間とは仲良くやっていきたいが、敵になるのであればそれ相応の対応をする必要がある。
もう二度と、俺を慕う仲間達を悲しませたくない。建国した以上、この国の民や仲間を守るのが俺の責任だ。
そんな思いを胸に、魔王の国でも人間に友好的だと伝える為に開国祭を行うことにした。
参加国家はファルムス王国改め、ヨウムが王となったファルメナス王国。
建国以前から何かと世話になっている、ガゼル・ドワルゴが統治する武装国家ドワルゴン。
ジュラの大森林の境に位置し、友好を結んでいるブルムンド王国。
エレンの親父さんが大公爵で、二千年以上の歴史を持つ魔導王朝サリオン。
少し前までは争ってはいたが、最終的に和解した神聖法皇国ルベリオス。
正式な国ではないが、獣王国ユーラザニアや天翼国フルブロジア・傀儡国ジスターブ・忘れられた竜の都を統合したミリム領。
建国したから祭りがしたいな〜くらいのノリで言ったら、いつの間にかここまで大きくなってしまったのだ。まぁ、楽しいからいいんだけどね。
わりと急に決まった開国祭に、周囲は大忙しだ。間に合うかどうか不安ではあったが、ラファエルさんの活躍や皆の努力で問題なく開国祭は行うことが出来るだろう。
「リムル様、衣装の仕立てが終わったので試着をして欲しいのですが、よろしいですか?」
ノックの後に私室に入ってきたのは、
彼女の故郷の里はオークロードの侵攻によって壊滅し、生き残った兄ら5人と逃げていた。その後ジュラの大森林に流れ着き、俺と遭遇。その後オークロードを討伐することになったりで一悶着あったが、今では頼れる仲間達だ。
シュナは基本的に人当たりが良くて怖いもの無しな性格なので、様々な者達と友好的に交流ができるが、怒らせたら誰よりも怖い。あのミリムやヴェルドラだって、シュナには逆らえない。
そんなシュナは、開国祭でお偉いさん方に料理を振る舞うことになっている。シュナの料理は絶品なので俺も楽しみなのだが、最近は夜遅くまで働き詰めだとベニマルから聞いているので、少し心配だ。
今も開国祭で着る俺の服を仕立てる準備を進めている。必要なのはわかっているが、シュナの体調に関わるのであればそこまで重要視しなくても俺は気にしないのだが、そんなことを言えば絶対に否定されるので気を遣うことしか出来ない。
「わかった、今行くよ」
「リムル様の偉大さを表現する為に、あらゆる方面から品質の良い布地を用意して織りました。きっとお似合いになりますよ」
シュナが嬉しそうなのは良いのだが、着る機会がほとんどないような服にそこまでするのは勿体無いと思うのは、サラリーマンの貧乏性のせいだろうか。
「あぁ〜、ありがとな! でもほら、シュナもちゃんと休めよ! 開国祭まですぐだし、当日に倒れたら心配だ」
「ご心配ありがとうございます、でも大丈夫です。リムル様の為ですから、むしろお兄様がサボり過ぎな気がするくらいです」
兄に対して塩対応気味なのは異世界でも同じなのだろうか、ベニマルも開国祭に向けての警備隊の統率や編成で忙しいから、別にサボってる訳じゃないんだけどな。
むしろ一番暇なのは俺だ。ミョルマイル君の所に行ったり、報告書の確認やコロッセオの建築・ダンジョンの調整等など、いつもより仕事が多いのは確かだが、他の幹部達の仕事が多い影響で俺の仕事量が大したことないと思ってしまう。
「まぁ、しっかり休めよ。休むのも仕事の内って言うしな」
「お気遣いありがとうございます。影響の無い範囲での休息を取らせていただきます」
理解したのか微妙な反応だが、シュナならそこら辺の心配は無いだろう。
そんなことを考えながら、俺は試着室で新しい服に袖を通すのだった。
コツ、コツ、コツ、家一つが丸々入りそうな程に広大な部屋で、そんな一定の音だけ刻まれる。
「ふむ、ここは余の王権を発動させて盤面を反転させるとしよう」
「子供じみたことを言うな。貴様の負けだ」
黒のキングが見事に詰まされた盤面を見て、ルドラが盤面を入れ替えようとするが、途中でユリウスに咎められる。
「中々成長したではないか、褒めて遣わす」
「そのふざけた口調を今すぐやめろ」
東の帝国の城内にある応接室で、ルドラとユリウスはチェスをしていた。
ルドラの背後には、短く整えられた黒髪にサラリと目元に流れる前髪と鷹のように鋭い目をした男⋯⋯⋯近藤達也が、刀を帯剣して控えている。
ユリウスの背後には、カットラスのように見えるサーベルを帯剣し、軍帽を深めに被ってはいるが、白い軍服をきっちり着こなし、薄い紫の髪をハーフアップにしたヨルムンガンドが控えていた。
「で? 俺様に会いたくて来た訳じゃないんだろ?」
「いつまで遊び呆けているつもりだ。ギィ・クリムゾンに怖気づいたか?」
ユリウスの挑発とも取れる発言に、ルドラの背後の男が眉をひそめる。
「タツヤ、やめろ。コイツはこういうやつだ、気にしなくていい」
ルドラの静止に、達也と呼ばれた男は無表情の鉄仮面に戻り、直立不動の姿勢になる。
「言ってくれるな。こっちにも色々と事情があるんだよ」
「時間がない貴様に、呑気にしている猶予はないぞ」
ルドラは特殊な儀式で転生を繰り返しており、自我と記憶および竜種に匹敵する力を自らの子に継承させてきたが、転生を繰り返すたびに魂が磨耗してゆく。
ルドラの魂がもう長くは持たないことを、ユリウスは見抜いている。それをわかった上で、ルドラは未だに戦力を溜め込んでいた。
「何を企んでいる?」
「企んでるのはお互い様だろ?」
ユリウスとルドラが睨み合うように視線を合わせ続ける。滲み出すように二人の皇帝の覇気がぶつかり合い、窓ガラスが軋むような悲鳴を挙げる。
しばらく睨み合っていた二人だが、埒が明かないと悟ったのかすぐに覇気を収めた。今にも戦闘が始まりかねない空間の間近にいた近藤達也とヨルムンガンドは、冷や汗をかいている。
「条件次第では、西側諸国への侵攻に手を貸してもいい」
ユリウスの口から出たトンデモ発言に、場の空気は一気に静まり返り、ルドラは警戒した様子を見せる。
「属国でもするのか?」
「冗談を言うならもっとマシなものにしろ。私は協力してやっても良いと言っている」
二人がこうして会うことはほとんどない。友人とはとても言えない関係だが、ルドラの様子は良く言えば親しげに、悪く言えば馴れ馴れしい。
変な所までギィと似ているルドラのことが、ユリウスは苦手だった。いっそ嫌いかもしれない。
国としての交流すら一切ない状況で、協力と言われても信じることなど出来ないだろう。むしろ、罠だと疑うのが自然だ。
近藤達也も、直立不動の状態から動きはしないものの、その瞳には明らかな警戒の色を滲ませている。
「貴様が何を待っているのかは知らんが、いつまでも手をこまねいても面倒だ。ゲームを終わらせるならさっさとしろ」
「そんなことをしてお前に何のメリットがある。直接的な関係はないだろ?」
ルドラの疑問は的を得ていた。光の帝国に東の帝国と協力するメリットは少ない。異界に籠もり続けていて、今更世界征服がしたいとも思えなかった。
「
「一人でやりゃあいいじゃねーか」
「あそこは経済的に発展している。遠くない将来、各国への影響力は大きくなるだろう。滅ぼすのなら被害は最小限に抑えたい。リムル・テンペストを無力化出来たらそれで終わりだ。後は好きにすればいい」
スライムが建国した新興国が、ここ最近賑わっていることは知っている。ドワルゴンとは他の国よりも友好を深めていることも情報部から聞き及んでいるが、ユリウスがそこまで警戒するのはルドラとしても驚きだった。
「そのスライムは、そこまでのやり手なのか?」
「異世界の知識は、行き過ぎれば毒になる。奴は加減を知らん」
異世界の技術が発展しているのは、確かに同意できる。
東の帝国は、異世界人の知識や技術を活かすことで近代兵器も量産しており、軍事力を増強していた。
そして、軍組織には大きく分けて三つの主力軍団が存在する。
機甲軍団──機甲技師により調整された、機械化兵が主力となる軍団。戦車等を擁する近代的武装軍である。
魔獣軍団──世界各地で捕獲された魔獣を支配し、その力を操り使役する軍団。
混成軍団──規格外の機械化兵や組織行動を取れない個体型魔獣の掃き溜め。個人に特化し過ぎており、組織行動には向かないとされる。しかしその力は未知数であり、一つに纏まれば大いなる脅威となる軍勢。
更に、「異世界人」は帝国内で厚遇され、その数は他の国家に比べて圧倒的に多い。当然、ユニークスキルを持つ者も多く、その研究も進められている。
異世界の技術をここまで動員して改良している国は、東の帝国以外存在しないだろう。だからこそ、その技術の危険性を危惧するのも理解できた。
「タダでって訳にはいかねーな」
ルドラは不敵に笑い、ユリウスを挑発するように焦らし始める。
「条件があるなら早く言え」
「せっかちな奴だな⋯⋯⋯。そうだな、タツヤとそこの女で代理決闘を行い、そっちが勝ったらお前の案に乗ってもいい」
「いいだろう」
突如決まった代理決闘に、近藤達也とヨルムンガンドは困惑するが、皇帝二人はまるで周りを気にしていないようで、細かいルールを決め始める。
其の一 片方が戦闘不能、またはそれに近しい状態になった方が敗北とする。
其の二 相手を殺すのは禁止であり、殺した際は即座に敗北とする。
其の参 これは皇帝同士の代理決闘であり、両者は勝敗の結果に従わなければならない
要は、殺しては駄目だがそれ以外は何でもOKの決闘だ。
戦闘不能の判断は一撃で致命傷に相当する攻撃を成功させることのみ。
これは再生能力などを考慮した結果だ。無限に再生出来てしまえば、殺すことを禁じられている決闘での戦闘不能は捕らえることくらいしかないからだ。
それでは決闘の趣旨が変わってしまう。故に先に有効打を与えるルールなのだ。
「これでいいな?」
「好きにしろ」
こうして、突如決定した代理決闘が始まった。応接室から移動し、野球場よりも軽く広い庭園内で決闘が行われる。代理にさせられた近藤達也とヨルムンガンドの気合いは充分だ。
なにせ国家の指針を賭けた決闘なのだ、気合は嫌でも入るだろう。
庭園内で障害物がないに空間内で、一定の距離を置いて睨み合う両者。サーベルと刀とでは形状が違うが、両者帯剣した剣士であることがわかる。
「そう言えば、俺様が勝った時を言ってなかったな。俺様が勝ったら属国となれ」
ルドラは自分の勝利した時にどうするかは、一言も言っていない。卑怯にも見える発言だが、契約するのであれば相手の要望は確認するのが常識だ。後で知らなかったでは済まされない。
「その仮定に意味はない」
後出し発言に驚くことなく即答するユリウスに、ルドラは笑みを零す。ユリウスはわかっていて敢えてルールに何も口を出さなかったのだ。
それだけ配下の勝利を信じているのか、舐めているのかは不明ではあるものの、どちらにせよルドラの気分は良かった。
皇帝二人がそんな話をしているとは露知らず、近藤達也とヨルムンガンドは向き合う。
「陛下の御前だ。加減はせんぞ、小僧」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
ヨルムンガンドの言葉に、近藤は反応することはなく無言で返す。元々返答など求めてないが、無視されたようで癪ではある。
しかし、ヨルムンガンドとしては陛下の前で敗北する訳にはいかない。これは陛下からの信頼であるとヨルムンガンドは思っている。負ければ、失望されるのは確実であり星十字騎士団の面汚しだと、自身に喝を入れる。
決闘開始の合図などはない。既に決闘は始まっているが、両者は相手の動きを待つようにして動かない。
その膠着状態を先に破ったのは、ヨルムンガンドの方からだ。
地面を強く蹴って近藤に接近するヨルムンガンド。二人の間合いが重なり合い衝突する瞬間に、両者はほぼ同時に帯剣していた剣を抜く。
ほぼ同時に抜刀されたサーベルと刀は火花と衝撃波を周囲に撒き散らしながら鍔迫り合いを続けるが、自ら接近したヨルムンガンドの方に勢いが乗っており、近藤の刀が押されていく。
「チィッッ!」
力勝負では分が悪いと感じたのか、近藤は刀身を滑らせるように傾けて受け流しながら首に斬りかかる。
受け流された影響で前のめりになるヨルムンガンドだが、その勢いのまま突き出すような前蹴りを近藤に喰らわせる。
不安定な体勢からきたヤクザキックに驚いたが、近藤は腕で防ぎながら少し距離をとる。首への斬撃は蹴りのせいで薄皮一枚程度の傷を残すだけに終わる。
しかも、完璧に防いだはずの腕に尋常ではない衝撃が未だ残っていた。
足技とは言えないようなキックにすらここまでの威力が出るヨルムンガンドに警戒しつつ、相手の傾向が今の一合で少し見えてきていた。
「随分な馬鹿力だ⋯⋯⋯⋯」
「仮にも女相手に馬鹿力とは失礼な奴だな。余程マナーがなっていないようだ」
近藤の独り言にも過敏に反応してくるヨルムンガンド。口では言い放題だが、表情に怒りは見えない。むしろその目を鋭くさせて近藤の一挙手一投足を観察しているようにも見える。
「(イカれてるな⋯⋯⋯⋯)」
近藤達也の持つユニークスキル『
そんな近藤の目には異様な姿が映っていた。ヨルムンガンドは、まるで全身に無理矢理筋肉を詰め込んだように筋繊維が密集していた。軍服姿のため素肌は良くわからないが、体の線は細めだ。
少女とも言っていい身体に信じられないくらいの筋肉が密集していたら、誰だって同じような反応をするだろう。それくらいには異様な姿だった。
「(少なくとも、タダの人間ではないな)」
情報とは、時に命よりも重要な物になる。それは帝国情報局局長であり、
これまで帝国に不要な存在を葬ってきた近藤にとって、戦闘にプライドは持ち出すものではないと、理性では理解している。そんな近藤でも、こだわりはある。
自身の流派の朧心命流と、主である皇帝ルドラ・ナム・ウル・ナスカの二つだけは、近藤にとってはプライドという無駄があった。
軍人として、戦闘でそのプライドが無駄である自覚はあったが、人としての近藤にとっては大事な心であった。
だからこそ、この代理決闘に複雑な気持ちで挑んでいた。皇帝の代理として戦うのであれば完膚なきまでの勝利を掴むべきだ。しかし、ここでの勝利で得られる物はない。
陛下に何か思惑がある可能性はあるが、少なくとも殺しが禁止されているルールで、無駄に手札を晒すのは悪手だと近藤は判断している。
「どうした? さっきから待ちばかりだな。男なら自分でリード出来ないのか?」
目の前の口煩い女の挑発など、心底どうでもいい。が、ここで無様を晒すという選択肢など近藤にあるはずがなかった。
近藤は南部式大型自動拳銃を取り出し、数発放つ。その弾丸は正確にヨルムンガンドの眉間や心臓に向かう。
ただの弾丸ではない。近藤の究極能力『
呪壊弾は対象の魔力回路を破壊し、破界弾は防御結界を壊す。当たれば痛いでは済まない強力な攻撃だが、サーベルですべて捌かれてしまう。
上手く捌いたとはいえ、剣士と思っていた相手から急に遠距離の攻撃をされたら驚くし、対応にも詰まる。
その隙が、近藤達也を相手取るには致命的ものだった。
朧心命流
「梅花 五華突」
ヨルムンガンドに、右目・喉・心臓・両肩に神速の速度で放たれる刺突は、物理的な次元を超えてまったく同じタイミングで命中する。
『解読者』で読み解き、銃撃で回避と対応を封じ、秘奥義にて仕留める。ルール上加減はしたが、あの身体なら秘奥義ですら加減すれば死にはしないと近藤は観ていた。
それが致命的な隙だと気づかぬまま
「技に驕り過ぎだ、小僧」
「ッッ⋯⋯⋯!」
背後から感じる強烈な悪寒に、近藤は振り向きざまに横薙ぎの斬撃を仕掛けるが、刀を持つ手首が斬られ、銃を持つ手首をサーベルで刺し貫かれた思えば、ヨルムンガンドは近藤の首を鷲掴んで地面に叩きつける。
「ガァッッ⋯⋯⋯⋯!」
庭園の地面が罅割れる勢いで叩きつけられた近藤の胸の上に、ヨルムンガンドが膝で肩ごと手首を失った腕を抑えつけた。
その光景は、誰がどう見ても勝負アリだと思うだろう。
[ルドラとユリウス]
会ったのは数える程しか無いが、ルドラは急に来たユリウスを普通に歓迎した。二人の皇帝のスタンスは似ているので、ルドラが光の帝国に急に来ても、ユリウスも一応歓迎はした。
友達という訳でもないが、お互いに共通点が多いとは思っている。ただ、根本的にはわかり合えないことを察している。
ルドラとユリウスの思惑は、いずれどっかでわかる予定。今後の展開を待って下さい。
[ヨルムンガンドVS近藤達也]
急に決まった代理決闘をさせられた被害者の二人。両者とも全力でやるのは殺しかねないし、味方でもない相手に手札はなるべく見せたくなかったので、近藤は神滅弾と支配の呪弾を使わず、ヨルムンガンドは聖文字を使用せずに戦った。
近藤は、最初の一合で剣技は自分が上回っていることに気づき、銃撃で判断を鈍らせて秘奥義で仕留める短期決戦を仕掛けるつもりだった。
剣技で勝っているのであれば防ぎようがないと判断した故の行動であり、実際にヨルムンガンドは避けられなかった。
ヨルムンガンドも剣技では勝てないと悟り、戦略性で勝つ方針に切り替えた。具体的には、敢えて攻撃を受けて油断した所をやるだけの単純な作戦。
相手がどんな攻撃をしてくるか不明な段階でまともに受けるのは危険性が高い。かと言って、時間をかけては狙いに気付かれかねない。
そこで、ヨルムンガンドは決闘のルールを利用し、近藤が殺さないように手加減した攻撃を誘い、渾身の一撃を待った。
つまり剣技と情報の差で優位を取った近藤は、自分への過信と若さ故の経験の浅さをヨルムンガンド見抜かれて、敗北した。
具体的に秘奥義を防いだ手段は次回で!
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