転生したら滅却師だった件   作:抹茶オレン

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一部の人は苦手に思う可能性がある描写があります。

こういうキャラだから、いずれこういうことになっちゃうんですよ。これまでそうなるような描写をクドいくらいしてきたから、内面の描写は必要なことなんです。

本作品は理想VS理想です。まだまだ序盤なので5章はユリウスの視点中心で終わりますが、いずれ光の帝国を知ったリムルの反応も書きます。今は土台作りの段階です。



畏れを慈しむ

開国祭二日目 深夜

 

「へぇ~棄権ねぇ。なんとも都合の良い展開じゃない?」

 

 武闘大会での獅子覆面とユーリの対戦後、ユリウスは棄権していた。理由は鎧の損傷による護衛任務が疎かになる可能性があるというそれっぽい理由だ。

 

「優勝してどうする。花を持たせるのがベストだろ」

 

「あのねぇ、細かいアピールでしか威厳が保てない時点で、その王の器はたかが知れているの。気にするなら最初から参加なんてさせないわよぉ」

 

 エルメシアの言いたいことはまぁわかる。装飾品や城の大きさなど、細かいことで威厳を保とうとする王は多いし、それが普通ではある。

 

 天帝の名に怖気づくのであれば文句など言ってこないし、そうでないのなら最初から参加させないか、更に実力のある者を出して上から叩き潰そうとする。

 

「俺はお前じゃなくてエラルドに気を遣ったんだ。優勝した後のことを考えて顔を青くしてたぞ」

 

 この開国祭で一番苦労しているのは、間違いなくエラルドだろう。エルメシアとユリウスの二人の行動に、今も隣で頭を唸らせながら悩んでいる。

 

「そのための演出までしたんだ。戦闘自体は派手だったし、鎧も損傷させたんだから理由としては充分だろ」

 

「最後は観客も何をしたのかわからずに呆然としてたけどねぇ」

 

「やってることは単純だったし、加減もしたぞ?」

 

「そういう問題じゃあないのよねぇ」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯?」

 

 レギオンを操作する訳にもいかなかったので、ついでのように搭載されていた遠隔操作システムと自爆機能を使ったし、“斬月”は周囲の魔素を圧縮して斬撃のように飛ばしただけだ。

 

「エラルドも顔を青くする暇があるなら、シャキッとしなさい!」

 

「そうは言いますがねぇ陛下! 調整するのは私なんですよ!?」

 

「その話は行く前にしたでしょう? 今更覆らないわよ」

 

「だから尚更たちが悪いんですよ⋯⋯⋯⋯」

 

 エラルドの心労は増すばかりだろうが、ユリウスがいなくとも大して変わっていなかっただろう。迷惑をかける立場のユリウスに出来るのは少しの配慮くらいだ。

 

 そんなエラルドの心が休まることはなく、今日は深夜にエラルドがリムル・テンペストとガゼル・ドワルゴとの会談予定だ。

 

 何でも星金貨との両替を希望しているようで、こちらの耳にも商人の動きは入ってきている。ロッゾがやってるのはかなりあからさまな行為だな。トカゲの尻尾をつかって反応を確かめようとしているのだろう。

 

 巻き込まれた商人も扇動役の貴族も所詮は駒。無くなろうと困りはせず、代えは幾らでもいる。支配者らしい駒の使い方だ。

 

 そもそもここまで大規模な祭りをやっておいて、金貨がないなんてどういうつもりだったのだろうか。

 星金貨で払えると思っていた? いやそこまで常識知らずじゃないだろう。屋台の商品を金の延棒で買おうとしているようなものだ。

 

 そうこう考えてる内に会談予定の場に辿り着くと、エラルドが扉をノックする。少しの間をおいてエルメシアが我先にと部屋に入っていく。

 

「お邪魔するわねぇ。お話は聞かせてもらったわ、金貨が足りないんですって? ならば足らぬ分は私が用意してもよろしくてよ?」

 

「いや、その問題はこちらで⋯⋯⋯⋯」

 

「何か飲み物をいただけるかしらぁ?」

 

 リムルの小さく遠慮しようとするが、エルメシアは対面に座ってシュナに飲み物を求める。リムルの遠慮は完全に封殺されてしまった。

 

「諦めろ、天帝エルメシアは一度言い出したら最後まで退かぬ。

 それに、その女を敵に回すほうが商人どもを纏めて相手するよりも厄介だ。素直に協力してもらった方が良いだろうよ」

 

 萎縮した様子のリムルに、ガゼルが助け舟を出す。ガゼルもエルメシアに振り回されてきたことがわかる対応の速さだ。

 

「そんなに警戒しなくても大丈夫よう。私からの要求は一つ」

 

「それは?」

 

「このような祭りを企画するなら、是非とも誘って欲しいのよ。

 こんな面白いことを私抜きで企むなんて、許せないわぁ」

 

 緊張していたリムルは、そんなエルメシアの言葉にきょとんとした顔を晒している。

 

「というわけで、次回から誘ってくれるなら喜んで両替に協力して差し上げますわ。

 王族は民の奴隷ではないのよ? 私達が自由に生きる方が民も嬉しい。私も嬉しい。みんなが幸せになれると思うのよ」

 

「⋯⋯⋯同感ですね。では、今後ともよろしくお願いします」

 

「よろしくねぇ」

 

 エルメシアの言葉は間違いなく本音ではあるんだろうが、絶対にリムル・テンペストの人並みを確かめたから言ってるだろ。案の定即決だ。

 これでサリオンは、魔国連邦(テンペスト)の技術を取り入れて莫大な利益を得ることなることになるだろう。

 

 的確に相手が嬉しい言葉を投げかけて、エルメシアは見事に交渉を成功させた。ちゃっかり祭りへの招待ではなく、企画の参加まで取り付けて。

 

「今は金貨の持ち合わせが千枚くらいしかないわねぇ。もっと必要?」

 

「いえ、充分です。では星金貨十枚と両替してもらえますか?」

 

「いいわよぉ」

 

 ジャラジャラと蝦蟇口財布から大量の金貨を取り出すエルメシア。それを見たリムルがディアブロに星金貨を用意させる。ディアブロから星金貨を受け取ったエルメシアは、その目を薄く細めた。

 

「これで“国際ルールも守れない国”などという悪評を広められずに済むというわけだ」

 

「リムル様に恥をかかせようとした痴れ者の計画は丸潰れです!」

 

 今までリムルの後ろに黙って控えていたベニマルが安堵し、シオンが嬉しそうに胸を張る。そんな二人に忠告するように、エルメシアは片目を閉じながらが語りかけた。

 

「金貨の用意が間に合わなくても、多分協力を申し出る人がいたと思うわよぉ?」

 

「ん? どういう意味です?」

 

「相手を従えたい場合、恐怖や威圧といった強硬的な手段よりも恩を売る方が何倍も成功率が高いって話」

 

 ロッゾが行ったのはただのマッチポンプだ。商人達に対する支払い方法に不満の声を挙げさせ、魔国連邦の対応を見る。

 困り果てた所に手を差し伸べて、恩を売る。成功しなくともどう行動するのか見れるだけでも最低限の得は得られるわけだ。

 

「なるほど、頼まれてもいないのに仲裁を買って出て、リムル様に取り入ろうとする者が現れると?」

 

「そうねぇ、そうなるかも」

 

「クフフフフ、面白い考察です。自ら罠を仕掛けておきながら、その手を差し伸べ恩を売る。

 実に欲深い人間らしい考え方です。勉強になりましたよ」

 

 ディアブロがエルメシアの考察をまとめると、悪魔らしい笑みを浮かべて不穏な気配を纏わせる。

 

 ロッゾの策に問題点があるとすれば、誰が策を弄しているのかがわかりやすい点だ。西側諸国を支配しているのはロッゾ一族とルミナス・バレンタインのみ。

 

 リムルと不可侵条約を結んでいるルミナスの可能性が低い以上、他にこの策を行えるのはロッゾ一族のみになる。

 

 ユリウスが思考に浸っている間にも、ミョルマイルから噂程度とはいえロッゾの存在が仄めかされている。

 

 魔国連邦の力を考えれば、各国の情報を国家機密まで洗い出すだろう。防げる国があるとすれば、イングラシア・ルベリオス・シルトロッゾの3つのみ。

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

 その時、エラルド同様エルメシアの後ろに控えていたユリウスが庇うような立ち位置まで移動する。

 

「ユーリ?」

 

 エルメシアがその行動に疑問を抱いたその瞬間、リムルの側にソウエイが現れた。

 

「ソウエイ頼めるな?」

 

「仲裁を申し出る者がいたら身辺を調査し、その者の背後関係を洗い出して見せましょう」

 

「任せた」

 

「御意」

 

 ソウエイがその場から消えたと同時に、元の位置に戻るユリウス。その反応速度にディアブロがユリウスを横目に見るが、本人は気づかないフリをしながら無視する。

 

 その一連の様子を見ていたエルメシアの雰囲気が変わり、改めてリムルに語りかけた。

 

「リムル殿、一ついいかしら?」

 

「あ、はい」

 

「朕はその方等と盟約を結ぼうと考えておる。じゃがその前に、貴殿の考えを聞いておきたい」

 

 軽いノリは鳴りを潜め、天帝エルメシアは英雄覇気を醸し出しながら問いかける。リムルもその雰囲気の変化に気づいたのか、応えるように魔王覇気を出す。

 

「では答えよ。貴殿はそこの悪魔をどう処するつもりだ? 

 その危険極まりない原初を⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

 その問に心当たりがなかったのか、リムルは困惑しながら答えた。

 

「いや別にどうもこうも、ディアブロは気持ち良く働いてくれているし、何か問題がありますか?」

 

「⋯⋯⋯聞き方を変えましょう。その悪魔が暴走したら、貴殿はどう責任をとるつもりじゃ?」

 

「そりゃあ、暴走する前に止めますよ。それしかないでしょう?」

 

 カラっとした笑みを浮かべて当然のように答えるリムルに、エルメシアは素に戻り笑いだした。

 

 エルメシアが警戒しているのは原初の力が危険だからだ。だからその主であるリムルの試した。

 その理屈はわかるし、魔王リムルの対応も大胆だが悪いようにも見えない。 

 

 だが、何だろうな。この不快感は⋯⋯⋯まるで問題の本質を理解していないように答えるこの魔王の答えに、苛立ちを感じてしまう。

 

 わかっている。この魔王について情報はあれど、その内面まで俺は知らない。しかし、認識の甘さと覚悟の緩さを感じてしまう。

 

 配下が何よりも大事なら、人間との交流を断てばいい。他者を刺激するようなことをしなければ、これ以上の問題は起きない。極論だが、建国時に人間との友好を止めればロッゾとの争いは起きない可能性は高かった。

 

 仮に、仮にだ。原初の黒(ノワール)がそれ以外の配下の魔物が大勢の人間を虐殺したとして⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯

 この魔王は配下をさらなる被害を出さないように配下を殺してでも止めるだろうか? そこまでして人類との友好を優先するだろうか? 

 

 すべてタラレバだ。意味のない妄想で無意味な幻想だ。

 それでも私は、どれだけの犠牲が出たとしても人類の存続を優先しなくてはならない。

 

 この不快感は、この魔王が滲ませる甘さと楽観視が原因なのかもしれない。ファルムスの王がヨウムとかいう馬の骨に変わったと知った者が、全員納得していると思っているのだろうか。

 

 この魔王に、ギィ・クリムゾンのようなことが出来るとは思えない。この国が、これ以上成長する可能性は高い。

 たった数年でこのレベルになるなど、異常の一言だ。

 

 やめよう。思考がまた悲観的になっている。この状態は良くない。一旦落ち着かないと、何のために静観してきたのかを忘れるな。

 

 ユリウス・ベルツの根幹には、未だあの時の“畏れ”が心の奥深くを蝕むように根付いていた。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

光の帝国(リヒト・ライヒ) 太陽の塔前広場

 

 

「ん〜♪ ンフフフ♫アハッ♪」

 

 夜も深くなり星や月も見えないほど暗い時、街灯の光だけが広場を照らしている。その中で一人の少女がヒラヒラと舞っていた。

 

 音一つない広場で静かに舞うその光景は、湖に佇む白鳥と黒鳥の舞いのようだ。

 

「お嬢様。こんな深夜にどうされたのですか?」

 

「お兄様が悲しんでるのを感じるの。いっそほっとけばいいのに。今しか考えずに平穏な支配を享受して、いつか子孫の誰かがその代償を支払うだけ。

 そんな当たり前の摂理を、お兄様は否定したがってる」

 

「それが坊っちゃんの夢なんでしょう。たとえすべてを捨ててでも人類の贄となる。誰にも理解されず、共感されず、あるのは否定のみ。

 それでも人類の存続と自立を願う。特別な存在ほど、理解されないもの」

 

「チャンドラーのソレはどうでもいいや。夢は応援するけどさぁ、その為に身を削るお兄様を見るこっちの身にもなって欲しいよ。

 私の言えたことじゃないけどさぁ〜」

 

 アンネリーゼ広場の噴水の上でクルクル回る。空を見上げながら、クルクル、クルクルと。

 

 ユリウスとアンネリーゼの二人は、お互いの目的に不干渉であることが多い。アンネリーゼはユーハバッハを演じて自分を潰すようなことをしていることが好きではない。

 

 自分の夢を持ちながら苦しみ、平和の名を冠するスキルを持つほど平和が嫌いじゃないくせに、夢のために平和を犠牲することも辞さない矛盾。

 

 

 そんな所が最高に人間らしくて⋯⋯⋯⋯本当に愛おしい。

 

 

 復讐に人間性を捧げた自分とは正反対だ。否、だからこそだろうか。自分が失った分、兄がより人間らしくなっている気がする。

 

 静けさが辺りを満たす広場で鼻歌を歌い続けるアンネリーゼに、近づく男がいた。チャンドラーがその気配に気づき視線を向け、眉をしかめる。

 

「こんな冷える夜に、夜遊びですか?」

 

 チャンドラーの声ではない。聞き覚えのある若い男の声だ。アンネリーゼは振り返り、その声の主の姿を見据える。

 

「どうしたのカエサル? なんか珍しいね」

 

「本日は、お日柄も良く」

 

「もう夜だよ」

 

 ふざけたことを言うのはいつものことなので、適当に返す。カエサルの胡散臭い笑みは変わらず、調子の良い口調は相変わらずだ。

 

「なぁに? いつも何か企んでるのは知ってるけどさぁ、今はゆっくりしたい気分なの。わかるよね?」

 

 胡散臭いこの男がいつも裏で色々と行動しているのは知っているが、この気分を害されるのは不快でしかない。

 しかも兄の強い感情に浸っていたと言うのに、これではせっかくの夢心地が台無しだ。

 

「カエサル! 貴様いつもいつも問題行動を起こしおって! お嬢様の邪魔までするつもりか!」

 

「チャンドラーはちょっと黙ってて」

 

「どうです今夜しっぽりと?」

 

「いやに決まってるじゃん。空気読んでよ、てかボケに付き合う気ないんだけど」

 

 アンネリーゼがいっそ一撃入れてやろうかと考え始めた辺りで、カエサルを包み込むように花弁が舞い、白亜の鎧を纏う。

 

 その行動に思わず眉を顰めるアンネリーゼに場の雰囲気が冷たいものへと変わるが、カエサルは口調を変えずに再び問いかけた。

 

「どうでしょう? 少し、刺激的な夜遊びでも」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「どういうつもりだ、カエサル!」

 

 そのふざけた態度に我慢ならなかったのか、チャンドラーが怒りを露わにし悪魔のような皮膜の翼を露わにする。牙は鋭く、警戒するようにカエサルを睨みつけている。

 

「ただの戯れでしょうに、最近このカエサルも運動不足気味でして、手伝って貰えればなと」

 

「貴様の都合など知るか! 貴様の態度は昔からいけすかん。ここらで教育してやろう」

 

 昔から独断行動が多いカエサルと忠誠心が過激気味なチャンドラーは、昔からソリが合わないことが多い。

 

 ここで生け好かない小僧に教育をしようと、チャンドラーが邪悪な笑みを浮かべる。

 その一方でアンネリーゼは不気味な程に沈黙を貫いているが、近くの太陽の塔を一瞥してカエサルに向き合うと、静かに口を開いた。

 

「ここの広場は気に入ってるからさ、殺るなら真銀架城(ヴァールヴェルト)で殺ろっか」

 

 光の帝国内でも変化しつつある情勢を完全に把握しているのは極僅かだ。しかし、そんな余裕などユリウス・ベルツにはなかった。

 

 




[夢の根幹と矛盾]
ユリウスはミリムの暴走で両親と故郷を一度に失い、帝国の民の魂を食い物にしてまでエレナとリーゼを生き返らせて力を得たが、ギィに現実という理不尽を叩きつけられた。

たった一夜ですべてを失った事実と、ギィという大きすぎる壁はユリウスにトラウマを植え付け、“畏れ”を刻みつける。

その上、知ってしまった世界の真実は人類にとってあまりにも絶望的でなおかつ不安定なものだった。
人類を本気で守ろうとする者は少なく、当時はルドラのみの状況でユリウスは光の帝国という人類の自立とは程遠い国を建国する羽目になった。

そこから夢への意思を諦めないように、ユーハバッハとしての自分を作り上げ冷酷な決断をも躊躇いなく可能に出来るようにした。

が、それは完璧ではなくユリウスとしての自分を完全に否定することなど出来なかった。それは二章のエルメシアや原初の魔人への待遇で現れている。

三章までは干渉しないようにしていたが、四章までの時間で人類に進歩の欠片もなく、グランベル辺りがせいぜいだった。
桐乃の存在によりまた希望を持てたユリウスだったが、何かしらの介入も場合によっては行う必要があると考え始めることになる。


[ユリウス・ベルツとリムル・テンペスト]
理想家としてはリムルとユリウスは正反対ですが、理想の方向性が違うだけでいくつか似ている所があります。
それでもリムルはユリウスの理想を理解出来ないし、ユリウスはリムルの理想を否定するでしょう。

ユリウスは色々不安定ですが、魔国連邦の建国で忙しい上に知りたくない事実を知って、最近絶望してるだけです。
いつものこと、イツモノコト。


[ユリウスの理想]
ちょっとだけネタバレすると、ユリウスは『自分を否定することこそが、理想の証明になる』と思っています。

1時間後にもう一話投稿します。

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