日英同盟召喚   作:東海鯰

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二等戦艦

パーパルディア皇国陸軍基地

 

「暗い・・・全身が痛む・・・私はいったいどうしてしまったのだろうか?」

 

皇都防衛隊の魔信技術士パイは、暗闇の中で意識を取り戻す。全身の痛みに少し混乱するが、考えを巡らし、記憶の糸をたどる。笛のような甲高い連続した音が聞こえた後、私は吹き飛んで来た誰かに当たって意識を無くした。その後、建物が崩れるような音がした気がする。日本国とイギリス連邦王国は、警戒態勢にある皇都防衛隊基地に攻撃を加えたのだ。爆弾は運悪く、私のいる建物に当たったのだろう。

 

「光!!」

 

上を見ると、僅かに光が差し込んでいる。体は痛いが、幸い動く。骨まではいってないと思う。

 

「よし!!」

 

意を決し、自分の上にある岩に力を入れる。少し動く!!!

 

「誰か助けて!」

 

基地にはまだ人が多くいるはず・・・だから、私の声を聞けば誰かが駆けつけてくれるはず・・・しかし、誰からも返答は無い。

 

「・・・そっか」

 

おそらく敵の第2次攻撃を警戒し、戦闘態勢を整えるため、皆忙しく動きまわっているのだろう。いや、そうに違いない!

 

「う・・・ん!!!」

 

渾身の力を込める。なんとか、隙間から外に出られそうだ。音をたて、レンガと私の服が摩擦し、所々服が破れる。外に出たら、恥ずかしい視線を受けそうな気もするけど、命には代えられない。

 

「もう一息・・・やった!!!」

 

外に出られた!! 彼女はあたりを見回す。

 

「そ、そんな!!」

 

彼女の目に映ったもの、それはすべての建物が原型を留めずに破壊された、元基地の残骸だった。動いているものは、自分以外誰もいない。

 

「こんな・・・こんな事がっ。」

 

列強たるパーパルディア皇国の中でも最強の陸軍基地、圧倒的な制地能力と、突破力を誇る地竜も、他国を圧倒し続けてきた魔導砲兵団も、制空能力が極めて高いワイバーンオーバーロードの竜舎も、全てが砕け、破壊されつくしていた。最強の陸軍基地に、これほどの破壊をもたらす存在を彼女は知らない。魔信技術士パイは、呆然と立ち尽くし、別の飛行機が多数飛来するまでその情景を眺めるのだった。

 

 

パーパルディア皇国皇都エストシラント

パラディス城監獄

 

皇族レミールはパラディス城の監獄の中にいた。彼女は先ほどのまで出来事を思い返す。嫌な夢を見て目が覚めた。気分が悪かったため、気分転換しようと思い、自室の窓からバルコニーに出た。すると近衛兵達が私の邸宅までやってきた。何故かと思い、メイドに対応させると陛下が私を御呼びだという。それも明日1日中一緒にいて欲しいということだった。私はそれを聞いて心が踊った。遂に陛下が私を妃にお認めになられたのだと。屈強な近衛兵らに守られるように周囲を固め、馬車でパラディス城に入城した。しかし、次の瞬間にはその近衛兵らにより、強引に馬車から引きずり降ろされた。

 

「私は皇族だぞ!! この無礼者!!」

 

そんな私の発言を無視して彼らは私に手錠と右足に錘付きの足枷をはめた。パラディス城の地下に設けられている逆臣をぶちこむ監獄に押し込められ、今に至る。

 

「一体どういうことなのか・・・」

 

幸いにも、監獄に入れられた際に手錠と足枷は外され監獄の内部は歩き回れる。太陽の光は届かず、暗く冷たい部屋だが、最低限のトイレとベッドは用意されている。また、先ほど温かい食事が届けられ、パンやスープのお代わりも出来た。監獄の前には近衛兵が常に監視しており、逃げられそうにはない。

 

「・・・・私が一体何をしたというのか・・・・」

 

やることのないレミールはベッドに入る。皇族という身分なだけあってか、まあまあ寝心地のよいベッドに差し替えられていた。疲れもあり、彼女はそのまま眠りについた。

 

 

パラディス城執務室

 

「そうか、無事レミールを捕らえたか」

 

皇帝の影武者マサーヤンはレミール確保に安堵した。これで日英と交渉が出来る・・・と。

 

「陛下は逃げきれたであろうか?」

 

マサーヤンは主である皇帝ルディアスが潜伏している宿の方角を見つめる。皇都では日英軍の攻撃により陸軍基地が消滅した。海軍は主力をニュー・ホンコンに差し向けた上に壊滅。彼は知らないが、生き残りは追撃部隊とカナダ・オーストラリア・ニュージーランドの連合艦隊に挟み撃ちを受けつつある。

 

「ん? あれは・・・」

 

マサーヤンは過去にルディアスから下賜されたムー製の双眼鏡で空を見つめる。

 

「・・・・陛下・・・・」

 

 

皇帝ルディアスが潜伏している宿

 

「突撃突撃!!」

「全ての部屋をしらみつぶしに探すんだ!!」

 

制空権を完全に掌握した日英軍は待機していたヘリコプター部隊を突入させた。目的は皇帝ルディアスの捕縛。ニュー・ホンコンから遥々やって来た特殊部隊は手当たり次第に扉をぶち破り、ルディアスを探す。一部の兵士は銃口を向け、無言で他の宿泊者や従業員を黙らせる。

 

「!! この床怪しいぞ!!」

 

隊員の一人が若干浮き上がっている床材に気付く。

 

「ぶち抜くぞ!!」

 

強引にめくると、中で震えながら隠れている男性を発見する。

 

「コイツは・・・・この男がルディアスだ!! 我々のターゲットだ!!」

 

遂にルディアスを捕らえた特殊部隊は手錠をはめ、目隠しをした後にヘリコプターに乗せ、ニュー・ホンコンまで移送する。一方のルディアスは特殊部隊を見るなり戦意を喪失したのか、抵抗することなくヘリコプターに乗った。そしてニュー・ホンコン総督府に着くまで終始無言であったという。こうして日英軍は作戦通りパーパルディア皇国皇帝の捕縛に成功。不満を持つ者が一部エストシラントの英国大使館にいたものの、作戦は順調。更にエストシラントに急行中のパーパルディア皇国艦隊は、ただでさえボロボロなのにカナダ・オーストラリア・ニュージーランドの連合艦隊と鉢合わせてしまい、全滅。エストシラント防衛任務を遂行可能なのは海軍本部警備隊の30隻のみであった。

 

 

パーパルディア皇国 海軍本部

 

海将バルスは港を眺めていた。続々と出港していく皇国最後の主力艦達。既に撤退中のニュー・ホンコン攻略艦隊は英連邦王国艦隊との戦闘により全滅したとの報告が入っている。

 

「いよいよ彼らだけが頼りか」

 

パーパルディア皇国海軍海将バルスはそう呟いた。作戦会議室には、海軍本部の主要幹部が集まり、海図を睨んでいる。その中には、皇国の頭脳と言われたマータルも含まれていた。次々と入る戦況報告に、マータルは焦りの色を隠せない。これほどまでに個艦能力に差があるとは思わなかった。この列強たるパーパルディア皇国と、日英軍の個艦性能差は、列強と文明圏外国の差よりも大きい。

 

「彼らはムーから大金を叩いて輸入した装甲艦で編成された我が国の精鋭部隊。一矢報いてくれるはずだ・・・」

 

パーパルディア皇国海軍最後の部隊は全ての艦艇がムー製であった。日本から見れば、日清戦争や日露戦争で運用された二等戦艦扶桑を彷彿とさせる艦であった。ラ・カサミ級就役に伴い余剰となった30隻を皇国はムーから全て購入。ルディアス級装甲艦として、海軍本部警備隊を編成していた。

 

「海将、ルディアス級はこれまでの戦列艦とは違います。簡単に撃ち抜かれることはないでしょう!!」

 

バルスとマータルはムーのお下がり二等戦艦に命運を託した。海将バルスの命により、海軍本部警備隊30隻が日英連合艦隊に向けて、黒煙を吐きながら前進を開始する。

 

 

海軍本部警備隊旗艦

装甲艦「ルディアス」

 

「皇国の荒廃この一戦にあり!! 総員奮励努力せよ!!」

 

旗艦を勤める装甲艦「ルディアス」を先頭に、エストシラント港イギリス租借地を目指す日英加連合艦隊に向け前進する。最後の精鋭部隊かつ唯一無二のムー製艦船を運用する部隊とあってか、兵の士気は高い。

 

「クワ・トイネに派遣しているスパイによれば、日英の軍艦はまともに装甲を施していないそうだな」

「装甲がないとあれば、我々が圧倒的に有利。主砲の24センチ砲が火を吹けば勝てますな」

 

ルディアス級装甲艦の武装は、24cm単装砲が4基、12cm単装速射砲が4基、4.7cm単装機砲が14基、25mm4連装機砲が4基、11mm5連装機砲が4基であった。海軍本部は特に主砲の24cm単装砲に期待をしていた。当たれば日英軍の艦艇を沈められると。

 

「未だかつてルディアス級の砲撃を受けた国は第三文明圏にはいない。日英よ、お前らには耐えられるか?」

 

皇国海軍最後の艦隊は日英加連合艦隊に向け更に突き進む。

 

 

アルタラス王国 王都ル・ブリアス郊外

アルタラス国際空港イギリス空軍司令部

 

「離脱中の爆撃隊より入電!! 敵の装甲艦隊が出港の準備を開始した模様!!」

 

エストシラント北方の陸軍基地を爆撃したP1爆撃隊。その一部が偶然パーパルディア皇国の海軍本部周辺を飛行。湾内に多数の旧式装甲艦と慌ただしく動く海軍兵を確認したのである。エストシラントには水上部隊が接近中であり、これを迎撃する為のものであると判断した爆撃隊はAWACSに通報。情報はそこからアルタラス王国の空軍司令部に転送されたのである。

 

「遂に動いたか。第38遠征航空団をスクランブルさせろ!!」

 

今回の戦争に合わせて日英のユーロファイタータイフーンで編成された即席の航空部隊である第38遠征航空団所属の戦闘機隊が直ちにスクランブルをかける。全ての機体が日本製のASM-2を搭載可能なようにアップグレードが行われている。現在射程400km以上のASM-3が開発中であり、終了後にはF2と共にユーロファイタータイフーンも搭載予定である。合計10機のユーロファイタータイフーンが続々と離陸を開始する。それぞれ4発の空対艦誘導弾を搭載し、パーパルディア皇国の装甲艦隊を滅するべく飛行を開始した。AWACSからの情報を受け、部隊は着実に装甲艦隊を目指していた。また、念のため水上部隊は一旦退避し、敵艦隊の砲撃を避ける。

 

「当たれば確かに危ない。だが、その僅かな希望さえ消し去る。大英帝国を敵にするとは、こういうことなのだ」

「念のため帰投したP1爆撃隊から出撃可能な機体をかき集めておけ。仮に沈められなかった場合に備える!! 対艦ミサイルを装備させ、出撃させろ!!」

「了解!」

 

基地司令の指示により、整備員が慌ただしく動き始める。その後ユーロファイタータイフーンを追いかけるように海上自衛隊所属の10機のP1哨戒機が離陸。4発の対艦ミサイルを搭載し、パーパルディア皇国海軍最後の主力艦隊を滅ぼすべく飛行を開始する。

 

「アルタラス王国南方を哨戒中のP8より入電。アルタラス王国の領海内にて国籍不明の潜水艦と思わしき艦艇を発見したとのこと!」

「潜航中か?」

「潜航中の模様です。ですがかなりうるさい爆音を奏でているとのこと」

「そんなにうるさいとなると、第二次大戦時の潜水艦を運用可能な国がどこかにあるということか・・・拿捕出来るか?」

「難しいかと」

「では仕方あるまい。そのまま沈めてしまえ。そもそも他国の領海に土足で踏みいるのがいけないのだ」

「ではそのように」

 

 

アルタラス王国南方30キロ沖合い

グラ・バルカス帝国潜水艦「メンカル」

 

「相変わらずしつこいなあ・・・」

 

潜望鏡を上げ、上空を睨むグラ・バルカス帝国潜水艦「メンカル」。東ロウリア王国に派遣しているスパイ回収の任務に就いており、本国から遥か彼方のアルタラス王国近海にまで進出している。今までは浮上航行していたものの、昨日アルタラス王国海軍哨戒艦と遭遇。攻撃の可能性ありと判断し、急速潜航したことで難を逃れたものの、近代的な水上艦艇の存在に彼らは大いに驚いた。その後は潜望鏡を出し、警戒しながら航海を続けていたが、アルタラス王国海軍からの不審船発見の報告を受けて急行したニュージーランド空軍のP8哨戒機に捕捉されたのである。

 

「いつでも潜れるように準備しておけ。しかし、我が国以外にあんな馬鹿デカイ航空機を運用出来る国があるとは・・・・」

 

潜望鏡を見ていた兵士が絶叫する。

 

「敵機の爆弾倉が開きます!!」

「急速潜航! 爆雷投射が来るぞ!!」

 

「メンカル」は直ちに手順に従い海中に潜る。

 

「大丈夫だ。今まで通りやれば問題ない」

 

直後に複数の爆発音が響く。それも、今まで経験したことのない威力と数である。

 

「ああ!!」

 

ニュージーランド空軍の哨戒機が投下した爆雷1発が「メンカル」を直撃する。亀裂から浸水が始まり、崩壊の時が近づく。

 

「浮上!!」

「駄目です! 間に合いません!!」

 

容赦なく更に投下された爆雷2発が至近弾となり、「メンカル」は圧潰。多数の兵士と共に海底へと沈んで行った。後に日英とグラ・バルカス帝国による初めての戦闘として小さく歴史書に残されることになる。

 

 

アルタラス王国海軍3号哨戒艦

 

「此方3号哨戒艦! 海面を漂うオイルから、ニュージーランド空軍の攻撃により国籍不明の不審船は撃沈されたものと認められる!!」

 

ニュージーランド空軍の哨戒機と連携して潜水艦を追跡していたアルタラス王国海軍の哨戒艦が司令部に報告を行う。その後乗員による会話が行われる。

 

「しかし、日英以外に潜水艦を保有する国があるとは・・・」

「ああ。だが、日英の物に比べて煩すぎる。適切に対処することが出来れば脅威にはならん」

「しかし、本艦には潜水艦を直接攻撃可能な兵装を積んでおりません」

「いずれは日本に対潜水艦兵器を発注することになるだろうな。ワイバーン部隊の退役で人員が余る。その人員があの哨戒機を操ることになるのであろう」

 

引き続き警戒活動を行っているニュージーランド空軍のP8哨戒機を彼らはじっと見つめるのであった。

 

 

イギリス領ニュー・ホンコン

ニュー・ホンコン総督府

 

「そうかそうか上手く行ったか!!」

 

部下からの報告書を受け取り、満足げなアオイ総督。

 

「尋問の用意を進めさせるように。仮にも相手は皇帝だ。ニュー・ホンコン到着後は手錠や目隠しを外し、温かい風呂と温かい食事、上手い紅茶とスコーンを用意してもてなすように!!」

「了解しました。紅茶の種類は如何しましょう?」

「ハル兄が好きなヤツにしろ。あれならハズレはない」

「では、そのように」

 

部下と入れ替わるようにしてハルト大使が入室する。

 

「皇帝はグローリア大使にはぶち殺されなかったようだね」

「先に確保出来たし、現地部隊も捕らえる気はなかったみたいだからね」

「やれやれ・・・大使館防衛部隊を振り回すとは・・・やはり戦後は駄目そうだな、あの大使」

「ハル兄も大概だけどね」

「僕は火をつけて来るのが仕事だからね。ちゃんと本国の命令通りにね」

「そういえば、メスマン帝国のミスター・オオカワ。国家元首の目の前でゴミ箱を蹴飛ばすわ、詔書を破って投げつけるわの大暴れだったらしいよ」

「日本人は昔から交渉が下手だからなあ・・・どうせ詔書に書いてあることが全てだと思い、本音を探ろうとしなかったんだろ?」

「だろうね」

「内容は知らないが、形の上で日本がメスマン帝国に謝罪して、メスマン帝国は日本から誠意ある謝罪をして貰えたから先の条件は全て撤回する、とか考えてたんだろうな」

「日本人に通じるわけないのにね」

「全くだよ。しかし、メスマン帝国か・・・・僕が次に火をつけに行くのは、その国になりそうかな?」

 

不敵な笑みを浮かべるハルト。

 

「さて、そろそろ本土上陸作戦開始だね。既に皇帝を確保し、文官達は内通済み。あとは皇帝の影武者に休戦と正規軍の戦闘停止、属領統治機構に治安維持を除く業務の停止を指示させるのみ。レミールも影武者が確保したみたいだし」

「問題はあのグローリア大使だけ・・・・ね」

「ああ・・・あの女だけだ」

 

 

パーパルディア皇国皇都エストシラント

駐パーパルディア皇国英国大使館

 

「クソ! クソ!! クソー!!!」

「落ち着いて下さい大使!! これは本国からの命令なのです!!」

「黙れ黙れ黙れ!! 私は皇帝を連れてこいと言ったんだ!! なのに!!」

「これも戦争を終わらせる為なのです!!」

「うるさいうるさい!! ならレミールを連れてこい!! あのクソ女の顔面を撃ち抜いてやる!!」

「なりません! なりませんぞ大使!!」

 

暴れるグローリア大使を周囲の職員や軍人が取り押さえる。大使の暴走に頭を抱えた英国大使館は本国に事の次第を通報。結果、グローリア大使は精神病を患っており休職が必要であるということにし、後任の大使が正式に決まるまでの間は駐アルタラス王国英国大使であるハルト大使が兼務することに決定。本土上陸作戦実施後速やかに帰国させること、グローリア大使の権限を剥奪し、ハルト大使並びにアオイ総督に権限を委譲させた。

 

「あのクソ兄妹が!! スコットランド貴族風情が!!」

 

グローリアはイングランドの平民階級であるのに対して、彼女が一方的に敵視しているハルトとアオイはスコットランドの公爵家という貴族階級。兄のハルトは将来的に跡取りとして爵位を世襲することになっており、また貴族院議員になる可能性もある産まれながらにしての勝ち組である。アオイは爵位を継ぐことは出来ないが、公爵の娘である為、運が良ければ結婚等で王室メンバーに加わる可能性も残している。全てを持つ者と全てを奪われた者。埋めがたい差がそこにはあった。

 

「こうなれば何が何でもレミールをこの手で始末してやる!! 帰国するまでには!! 愛するホップの仇だ!!」

 

自室でグローリア大使は例え犯罪者になってでも目的を完遂することを固く決意する。燃え盛る憎しみの炎が消えることは・・・ない。

 

(続く)

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