青き世界とドギラゴン剣
切札勝太
彼はシャーレの先生・・・そして主人公としてキヴォトスで大活躍している。
だが・・・今回の主人公は彼では無い。
これより始まる話は彼のそんな彼の切札・・・
ドギラゴン
彼が主人公の物語となる。
さぁ・・・彼の物語がどんなものになるのか。
訪れるのは天国か、地獄か
まぁ・・・私としては幸せな物語になる事を祈っておくとしよう。
※※※
・・・なぁ、勝太・・・
俺・・・お前の切り札で相棒だよな・・・?
でもさ・・・なんか・・・最近のお前はアウトレイジやらでなんか・・・使われてない気がするんだよな・・・てか・・・お前の中で俺の存在が薄れてきてないか・・・?
クソ・・・元凶は分かってる・・・それは・・・
「くかぁー・・・ごぉー・・・」
目の前で寝ているこの忌々しいアウトレイジのドラゴン・・・カツドンだ、
分かるか?宇宙で拾われたと思ったら勝太の隣になんか知らんドラゴンが居座ってた俺の気持ちが・・・
消さなきゃ・・・お前はこの世界にいてはいけない奴だ・・・
・・・はっ!?いかんいかん、危うく衝動に呑まれる所だった・・・カツドンは俺と勝太を再会させてくれた張本人だ、恨むのは筋違い・・・いやでも妬ましいな・・・
話せるクリーチャーとそうでない奴で出番の差ができるのは仕方ねえか・・・この世界が漫画版基準だったら俺も喋れたのに・・・
ああ・・・だが・・・勝太の・・・
「勝太の!!!!一番の!!!!切り札は!!!!俺だああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
・・・ん?
声が・・・普通に出ただと・・・!?
「はぁ!?なんで喋れ・・・」
ーー周りを見渡して俺は言葉を失った。
俺はさっきまでオフィスで勝太のデッキの中にいたはずだ、だが周りに見える景色は完全に外・・・
「どうなってるんだこりゃ・・・?」
そして最大の違和感は俺が普通に喋れてる事だ、嫌・・・それだけじゃねぇ・・・!?
「・・・おいおいまじかよ!?」
俺の体はカードでは無く・・・
ジャシン帝やカツドンみたいなマスコットじみた見た目になっていた。
「な・・・なんじゃこの姿!?」
それに・・・ここはどこだ?
「キヴォトスの中ではあると思うんだがな・・・まだ行ってない所か単純に俺がこの景色を忘れてるだけか・・・」
まぁこの辺は考えててもどうしようもねえな、だがそうと決まればとりあえず歩いて勝太の所へ・・・
「・・・いや、待てよ・・・?」
折角実体化できたのにそれだけで終わっていいのか?このまま帰ってもあのカツドンやハムカツ達とポジションが被るだけ・・・それは避けたい。
そうだな・・・この単独行動ができる内に新しい力を手に入れる、そうすれば勝太も俺が一番の切り札だって思ってくれるはずだ!ぱぎゃぎゃぎゃぎゃ・・・おっと涎が・・・
「そうと決まれば・・・」
※※※
「おいテメェぐ"え"っ!?」
「な、なんだこいつ見た目に反して強いぞ"っ"!!」
俺は恐喝をしていた不良を当身で一瞬で気絶させてそっと道端に寝かせる、無駄に傷つけるような真似はしない。
何故なら俺は人気投票一位の誰もが振り返るクリーチャーだから。
「さてと・・・」
俺は気を失っている不良二人から銃を二つ掻っ払ってその場からそそくさと逃走した。
何で態々銃なんて貰っていったって?
それはこの世界の戦い方を身につける為だ。
今までは俺自身のスペックがあったり敵が俺達の世界由来の奴等だったりするから何とかなってるが仮にこの世界由来の凄まじい強敵が出てきた時、異世界の存在である俺達の戦い方が通用しなかったり対策されたりする可能性は0じゃない。
そういう時の為にこの世界由来の戦い方を身につけておくのも少なくとも損にはならねぇはずだ!
とりあえず形から入ろうと思って銃を貰ったのはいいが・・・問題は・・・
「この世界の奴らの力の・・・神秘だったな、あれはどうするか・・・」
ジェンドルがやった様な方法は当然論外だ、むしろそんな事をするようなクリーチャーがいたら余程の事情がない限りぶち殺してやる。
「・・・まぁ地道に探していくしかねぇな!」
そうと決まれば目標は一つだ!この世界の戦い方をマスターして神秘を獲得し・・・
「新しい力を手に入れて・・・勝太に一番の切り札は俺だと認めさせてやるぜぇ!!!!!!!!」
さて・・・折角ならサプライズにしたいから勝太達にはなるべくバレないようにしねぇとな・・・
俺はそう思いながら短い足で硬い地面を踏み締めて街の中へと進んでいったのだった。
ドギラゴン視点と三人称視点、どっちがいいですか?
-
ドギラゴン視点
-
三人称視点