ドギラゴンと青き世界   作:アオドラ

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アビドスを守れ! カイザーVS梔子ユメ!!

 

 

「・・・あれ?ここは・・・」

 

梔子ユメ達は光のエレベーターの様なものに乗せられていた。

 

「これは・・・真のデュエルの場まで辿り着くまでのエレベーターみたいなもんだ」

 

「そもそも・・・その真のデュエルってなんなんですか?」

 

ホシノの言葉にドギラゴンは少し息を呑むが、意を決したように話し出す。

 

「真のデュエル・・・それは召喚クリーチャーやシールドが実体化、正真正銘、デュエマのルールに則った戦いの事だ」

 

「そ、その真のデュエルに負けたらどうなるんですか・・・!?」

 

ノノミは説明の時点で怯えているのか声が震えていた。

 

「・・・血の気の多い奴らは死ぬって言ってるが、これは半分正解で半分間違いだ・・・実際の所はダイレクトアタックの権利を相手が得るってのが正しい」

 

「ダイレクトアタックの権利?」

 

「ああ、クリーチャーが無防備な体に叩き込む正真正銘のダイレクトアタック・・・勝者はそのまま殺すもヨシ、死なない程度にぶん殴るもヨシ、見逃すもヨシ・・・つまり、負けたら文字通り全てを失う

 

「・・・・・・!!」

 

ホシノとノノミの表情が青ざめる。

また、ボルシャック・ドギラゴンとヘンザも額に汗をかいていた。

 

「つまり・・・私が勝ってカイザー理事を気絶させればいいんだね!」

 

「いやまぁそうなんだが・・・ユメ、お前は怖くねえのか?負けたら多分死ぬんだぞ?」

 

「・・・怖いよ・・・だけど・・・」

 

視線がドギラゴン達の方へと向く。

 

「私には皆が居るから・・・だから、私は負けないよ!」

 

『お前・・・泣かせる事言ってくれんじゃねえか!!』

 

ボルシャック・ドギラゴンはユメの肩を叩く。

 

『安心しろ!!俺がいる限りお前には傷一つ付けさせねえよ!』

 

「ドギラゴン・・・こんな事言われちゃコイツは尚更負けられねえな⭐︎」

 

「ああ!それじゃあカイザーをブッ飛ばす!・・・前に・・・」

 

ドギラゴンはノノミとヘンザに近づいた。

 

「・・・ちょっといいか?」

 

 

 

 

 

※※※

 

 

「勿論いいですよ!!」

 

「サンキュ!!それじゃあ後は・・・」

 

「ドギラゴン・・・なんかお前の背中にカード張り付いてないか⭐︎」

 

「ん?本当だ・・・なんだこ・・・りゃ・・・」

 

ドギラゴンの表情が突如として固まった。

 

「これは・・・」

 

 

 

※※※

 

 

 

 

やがてエレベーターは最上階へと到達し、巨大なデュエルフィールドに辿り着く。

 

「ようカイザー・・・テメェもクリーチャーになったんなら今何が起きてるか・・・分かってるよな?」

 

「貴様らは・・・!!どこまで私の邪魔をすれば気が済むのだ・・・!!」

 

カイザーの声は怒りで震えている、どうやら先程の状況を覆されて相当頭に来ているようだ。

 

「・・・これでもう、ビナーで私達を倒す事はできないよ・・・カイザー理事」

 

鉄で覆われた地面が奏でる無機質な足音と共に、デュエルフィールドへと両者は歩みを進めていた。

 

「いいだろう・・・!!このデュエルで・・・貴様らアビドスの息の根を完全に止めてやろう!!!」

 

「・・・絶対に諦めない!私は・・・あの日のアビドスを取り戻してみせる・・・!!」

 

 

 

 

梔子ユメ&ドギラゴン(夢と青春の物語!)

 

 

VS

 

 

カイザー理事(堕ちたる預言者)

 

 

「「真のデュエル・・・スタート!!!」」

 

 

二ターン目

 

ターン:カイザー

 

「私はニマナを支払い一撃奪取(スタートダッシュ)ブラッドレインを召喚する!・・・ほう」

 

カイザーの手札の一枚が光り輝くとそれはブラッドレインになりバトルゾーンに現れた。

 

「まさか本当に実体化するとはな・・・ターンエンドだ!」

 

ターン:ユメ

 

「ブラッドレインか・・・二ターン目から厄介な奴を出してきやがったな」

 

「うん、でも倒す事は出来ないし・・・私はメンデルスゾーンを発動!」

 

山札の上から一枚目がマナゾーンに送られる。

 

「ドラゴンなのでもう一枚加速!これでターンエンドだよ!」

 

 

ターン:カイザー

 

 

「さて・・・それでは行くとしようか」

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

「さぁ・・・代償は払って貰うぞ!!取り立ての時間だ!!」

 

カイザーがそう宣言すると、背後に引き連れていた大量の機体や兵士が街を襲う。

 

「ハハ・・・アッハハハハハハハ!!!!」

 

爆発に包まれ、焼け野原となった街の残骸でカイザーは一枚のカードを拾った。

 

 

 

※※※

 

 

「まずはブラッドレインにより一コスト軽減した轟音 ザ・ブラックVを三マナで召喚!」

 

バトルゾーンにバイクに跨った機械人が召喚される。

 

「そしてブラックVでアタックする時に・・・現れよ!!堕ちたる預言者(アンサーモッド)NEXT BINAH・改 !!!」

 

 

「・・・!!」

 

「来るぞ!!!」

 

シールドに向かって突撃するブラックの足元の地面に巨大な影が出来る。

 

 

「ーーーーーー!!!!!!!」

 

 

そしてその影はブラックを飲み込み、地表に姿を表すのだった。

 

堕ちたる預言者(アンサーモッド)NEXT BINAH・改

進化クリーチャー

文明:闇/水

種族:ネクスト・コマンド・デカグラマトン/???

コスト:8

パワー:10000

■進化:闇のクリーチャー

■T・ブレイカー

■侵略:闇のコマンド

■このクリーチャーが「侵略」によってバトルゾーンに出た時、このクリーチャーは「ジャストダイバー」を得る。

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を二枚選ばずに墓地に置く。

■このクリーチャーが破壊された時、相手の手札を一枚選ばずに墓地に置く

■このクリーチャーが墓地から手札に加えられた時、バトルゾーンに自身の闇のコマンドが居れば、その上に重ねてこのクリーチャーを出しても良い。

 

 

「ざっけんな!!なんだこのインチキ能力!!」

 

「さぁ・・・侵略元のブラックVと合わせて貴様の手札を三枚破壊だ!!」

 

ビナーの背部のVHSが開放され、そこから発射されたミサイルがユメに襲いかかる。

 

「ひいん!?」

 

ミサイルはユメの手札を三枚、的確に破壊するのだった。

 

ユメ:手札2

 

「そのままシールドを焼き払え!!!」

 

「ーーーーーー!!!!!!!」

 

口が開き、熱線がユメのシールドに向かって発射される。

熱線が直撃したシールドは粉々になり破片がユメに襲いかかる・・・

 

「わっわっ!?」

 

・・・が、ヘイローを持っている人間は銃弾でさえ痛いで済ませる耐久力を持っている為特に傷を負う事は無かった。

 

シールドトリガー✖️

シールドトリガー✖️

シールドトリガー✖️

 

「これでターンエンドだ・・・さぁ、次のターンに引導を渡してやろう!!」

 

「ユ・・・ユメ先輩・・・!」

 

「ジャストダイバー」効果によりビナーは地面へと潜った。

 

ターン:ユメ

 

手札:6

マナ:4

 

「私は・・・マナチャージしてメンデルスゾーンを発動!ニマナ加速してターンエンドだよ!!」

 

「えっ!?」

 

「そ、それだけなんですか!?そ、そんな・・・」

 

「ハハハハハ!!!!どうやら万策尽きたらしいなぁ!!」

 

「・・・・・・」

 

ターン:カイザー

 

「それじゃあトドメと行かせてもらおう!私はもう一枚のブラックVを召喚し攻撃・・・する時に!!超復讐 ギャロウィンに侵略だぁ!!

 

 

バイクに跨る機械人の姿は鎧を身に纏った闇騎士の姿へと変わる。

 

超復讐 ギャロウィン SR 闇文明 (6)

進化クリーチャー:デーモン・コマンド/侵略者 8000

進化−自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。

侵略−闇のコマンド

W・ブレイカー

このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーがタップしていたら、相手のクリーチャーを1体破壊し、《超復讐 ギャロウィン》以外の闇のクリーチャーを1体自分の墓地から手札に戻す

 

 

 

「そしてブラックVの効果で貴様の手札を一枚破壊!!!」

 

ブラックVの霊体がユメの手札へと光線を放ち、ユメの手札が破壊される。

 

「・・・あっ」

 

それは誰の声だったのか、最早分からない。

破壊された手札は・・・

 

 

 

 

蒼き無双 ドギラゴン天

 

 

 

梔子ユメ:手札3

 

 

 

 

 

「どうやら切り札を破壊したらしいな!!そのままWブレイク!!!」

 

そのまま無慈悲にもユメの残りのシールドが叩き割られる。

 

「シールドは・・・!!」

 

 

 

 

 

 

シールドトリガー✖️

シールドトリガー✖️

 

 

梔子ユメ:手札5

 

「ユ・・・ユメ先輩!!!!」

 

「はっはははははは!!!!!!!どうやら天は完全に貴様を見放したらしいな!!!!」

 

ホシノの悲痛な叫びとカイザーの高笑いが辺りに響き渡った。

 

「ああ・・・ようやくだ!!!ようやくアレを手に入れる事が出来る!!これで終わりだ!!!梔子ユメェェェェェェェェェ!!!!!!!!」

 

 

笑い声を背景に、ビナーが口を開けて梔子ユメに向かって熱線を向ける・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・まだ」

 

梔子ユメが一枚の手札を表向きにする。

 

 

 

 

 

 

「・・・まだ終わりじゃないよ!!!」

 

 

ボルシャック・ドギラゴン

 

 

「あ・・・あれは・・・!!」

 

「ボルシャック・ドギラゴン!!」

 

『言ったろ!!傷一つつけさせねえってな!!』

 

「グ・・・!だが・・・!!」

 

一瞬表情が歪むも再び余裕の表情になる。

 

「例えビナーを除去できたとしてもギャロウィンの効果でそいつは直ぐに死ぬ!!更にギャロウィンを生贄にすればビナーは蘇り貴様の手札を合計三枚消し飛ばす!!そしてまだブラッドレインの攻撃も残っている!私の勝利は・・・揺るがない!!」

 

「・・・大丈夫、あれを引ければ・・・!!」

 

ユメは山札に手をかけた。

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

辺り一面が熱砂に包まれた砂漠、そんな中でユメは足元の砂の中に手を突っ込む。

 

「どれだけ時間が掛かろうと・・・!」

 

辺りに地響きが鳴り響く

 

「どんな夢物語でも・・・!」

 

ユメの周りの地面から水が間欠泉のように噴き出す。

 

「私達は辿り着く!ド・・・ロオオオオオオオオ!!!」

 

そうして砂から腕を引き抜いた瞬間、足元の地面から大量の砂が噴射され、ユメは吹き飛ばされる。

ーーそして水と一緒に噴射された一枚のカードを、ユメは空中で掴み取った。

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

「ボルシャック・ドギラゴンの効果で・・・私は・・・絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒートを召喚!!!

 

頭蓋を模した頭部、そして植物の様な触手を持ったドラゴンがバトルゾーンに現れた。

 

「さぁ・・・大逆転と行こうではないか!!!」

 

「そして・・・ボルシャック・ドギラゴンに進化!!!」

 

イーヴィル・ヒートに一枚のカードが突き刺さると、その姿は両手に巨大な籠手を付けた紅き龍人の姿へと変わる。

 

『よっしゃあ!!やってやろうぜユメ!!!』

 

「うん!まずイーヴィル・ヒートの効果で私は墓地からクリーチャーを一枚手札に加える!加えるのは・・・当然ドギラゴン天だよ!」

 

墓地からドギラゴン天が回収された。

 

梔子ユメ:手札5

 

「そしてボルシャック・ドギラゴンの能力でビナーとバトルして破壊!!」

 

ボルシャック・ドギラゴンが熱線をチャージしているビナーの下顎に向かってアッパーカットを繰り出す。

 

『これでも食らっとけ!!!』

 

「ーーーーーー!?!?」

 

吹き飛ばされたビナーは空中で爆散した。

 

「グッ・・・だが・・・ビナーの効果で手札を一枚!ギャロウィンの効果でボルシャック・ドギラゴンを破壊だ!!」

 

爆散したビナーからミサイルの残骸が発射され爆発、ユメの手札を一枚破壊する。

 

「うっ・・・!!」

 

梔子ユメ:手札4

 

ギャロウィンが光線を打ち出しボルシャック・ドギラゴンの胸部を貫いた。

 

『ガアッ!?』

 

「ボルシャック・ドギラゴン君!!」

 

胸部を貫かれたボルシャック・ドギラゴンは粉々に破壊される。

 

「更に!!墓地のビナーを手札に加えてビナーの能力でギャロウィンの上に重ねる!!甦れビナー!!」

 

ギャロウィンの足元の地面からビナーが姿を表し、ギャロウィンを飲み込んだ。

 

「再び貴様の手札を二枚破壊だぁ!!」

 

ミサイルが再びユメの手札を二枚破壊する。

 

梔子ユメ:手札2

 

「全く、たった二枚の手札じゃもう何も出来ないだ・・・」

 

「・・・今!!!」

 

本来、墓地に送られるはずだった二枚の手札。

ーーだが、そのうちの一枚が軌道を変え、バトルゾーンに向かって落ち、光り輝く。

 

「来て・・・!!永遠のリュウセイ・カイザー!!!」

 

そして、そのカードは片翼の蒼き龍へと姿を変えるのだった。

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

「これは・・・永遠のリュウセイ・カイザーのカードか?」

 

ドギラゴンはいつの間にか自身の背中に張り付いていたリュウセイカイザーのカードを見て、疑問を浮かべていた。

 

「いつの間に張り付いたのかな・・・?」

 

「もしかしたら、さっきの戦いの時に張り付いたのかもしれません、とても激しい戦いでしたし・・・」

 

「・・・・・・」

 

永遠のリュウセイ・カイザー

 

ーードギラゴン達の世界で、今はまだここには居ないアビドスの少女、砂狼シロコの切り札であるカード。

 

(・・・シロコ、お前も力を貸してくれるんだな)

 

ドギラゴンはリュウセイカイザーのカードを見ながらそう思ったのだった・・・

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

(・・・ありがとよ、シロコ)

 

リュウセイ・カイザーはユメ達に向けてサムズアップをした。

 

「リュウセイ・カイザーだと・・・!?ええい!!!だからどうした!!!」

 

「た、確かにビナーの攻撃は止められましたけど・・・!」

 

「まだブラッドレインの攻撃が残ってます!!」

 

ブラッドレインがシールドが無くなったユメに対して襲いかかる・・・

 

 

 

ーー前に、空から飛んできた巨大な拳によってブラッドレインは破壊された。

 

「ブラッドレインのダイレクトアタックに対して・・・私は『革命の鉄拳』を発動するよ!!」

 

「に・・・二枚目の革命0トリガーだと!?き、貴様・・・何故それをさっき使わなかった・・・!?」

 

「そっか・・・!!ユメ先輩は使わなかったんじゃなくて使えなかったんです!」

 

「ど、どう言う事ですかホシノ先輩!?」

 

「・・・ギャロウィンは破壊された時に相手のクリーチャーを破壊する効果を持ってる、もしさっき革命の鉄拳を使ったらボルシャック・ドギラゴンのバトルより先に革命の鉄拳の破壊の処理の方が来るから・・・!」

 

「あっ・・・!ボルシャック・ドギラゴンでバトルが出来なくなっちゃいます!!」

 

カイザーは表情が青ざめるもすぐさま表情を取り繕う。

 

「だ・・・だが次のドローを入れても手札は二枚だ!!たった二枚で何ができる!!ターンエンドだ!!」

 

ターン:ユメ

 

(・・・そう、ここでまた切り札を・・・あのカードを引かないと・・・!!)

 

再び息を呑んで、山札を手をかける。

しかし、今回はユメが山札に手をかけるよりも先に手をかける存在が居た。

 

「・・・ドギラゴン君?」

 

「ユメ・・・ここは俺に任せてくれないか?お前はボルシャック・ドギラゴンの時のドローで疲れてるだろ?」

 

「で・・・でも・・・」

 

「・・・俺も、アビドスを護りたいんだ・・・だから、力を貸させてくれ」

 

「・・・分かった、じゃあ・・・お願い!」

 

「あぁ・・・任せろ!!」

 

ドギラゴンは息を大きく吸った・・・

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

「このドローは・・・激しく重いぜ!!!・・・パギャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

ドギラゴンの姿が光に包まれ、大きくなっていく。

 

「革命ィ!!ファイナァァァァル!!!ワッショォォォォォォォォイ!!!」

 

光が晴れると同時に、その姿はドギラゴン天の姿に変わっていた。

 

「からの・・・俺は引く!!例えこの指ガァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

ドギラゴンの指が地表にめり込み、地面にヒビが入る。

 

「ペッッッッッッキリィィィ!!!折れようとォォォォ!!!ボーボーに燃えちまおうとォォォォォォォォ!!!!」

 

地面に入ったヒビから炎が溢れ出す。

 

「見せてやるぜ・・・俺の熱血!!!デュエ魂!!!ドォォォォォロドロドロドロドロドロドロドロドロ・・・」

 

地表が四角い板の様な形になり、ドギラゴンはそれを空中にへとぶん投げる。

 

「ドォォォォォォロドロドロドロドロドロドロドロォォォォォォ!!!!!!!!」

 

そして投げ飛ばした地表を掴み取り、それは一枚のカードになる。

 

「来やがったぜ!!俺達の切り札!!勝ったぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ドギラゴンの姿はマスコットの様な以前の姿へ戻るのだった。

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

「ユメ!!!」

 

「うん!リュウセイ・カイザーでアタック!!・・・する時に・・・!!!」

 

ドギラゴンの姿が蒼き龍へと変わり、カタパルトに乗せられて射出される。

 

「蒼き無双 ドギラゴン天に・・・革命・・・チェンジ!!!」

 

そしてリュウセイカイザーとハイタッチをすると、リュウセイカイザーは手札へと戻り、ドギラゴン天が戦場に降り立つのだった。

 

「この俺・・・ドギラゴンは元々LEGEND!!」

 

ドギラゴン天が梔子ユメを手に抱えて飛び立つ。

 

「というわけで・・・革命チェンジで場に出てきた今・・・一ターンに一度だけ使える必殺技があるよ!・・・さぁ行こうドギラゴン!私と一緒に!夢の果てまで・・・!

 

「「ファイナル!!革命!!」」

 

 

ドギラゴン天が槍を投擲すると、それはビナーへと突き刺さり、ビナーはカイザーの手札へと戻っていく。

 

「これで手札に戻したクリーチャーのコスト以下になるように私はクリーチャーを呼び出せるよ!」

 

「ふん!一枚でダイレクトアタックまで行ける物か!次のターンにスピードアタッカーで・・・!」

 

「確かにトドメまでは行けないけど・・・!!」

 

ユメの最後の手札が光り輝く。

 

「勝つ事なら出来る!!・・・私は・・・百族の長(ミア・モジャ)プチョヘンザをバトルゾーンに出すよ!!」

 

「あ・・・ああああっ!!!それは・・・!!!」

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

「プチョヘンザ・・・ヘンザちゃんを貸して欲しい・・・ですか?」

 

「ああ、多分だけどそいつの力が必要になる気がするんだ・・・」

 

「勿論いいですよ!」

 

「サンキュ!!それじゃ後は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

「さぁて・・・待ちくたびれたぜ⭐︎」

 

獅子に跨った竜人が咆哮を上げる。

 

「プチョヘンザの能力で・・・カイザー理事!貴方のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに入るよ!・・・ドギラゴン君!!」

 

「おうよ!!Tブレイクだぁ!!」

 

ドギラゴンの爪による攻撃がカイザーのシールドを三枚破壊する。

 

 

シールドトリガー✖️

シールドトリガー✖️

シールドトリガー✖️

 

「これで私はターンエンド!」

 

 

 

 

ターン:カイザー

 

 

 

「ぶ・・・ブラックVを召喚!!」

 

ブラックVは召喚させるも全身にノイズが走って痺れていた。

 

「た、・・・ターンエンドだ・・・」

 

 

 

ターン:ユメ

 

「さぁ・・・年貢の納め時だぜ⭐︎カイザー!!」

 

プチョヘンザの弓から発射された矢がカイザーの残りのシールドを射抜く。

 

シールドトリガー✖️

シールドトリガー✖️

 

「ふ・・・ふざけるなぁ!!!!」

 

カイザーは叫びながら梔子ユメを睨みつける。

 

「これまで、ありとあらゆる手段を講じてきた……それでも貴様達は、滅びかけの学校に留まり!しつこく粘って!どうにか借金を返そうとして!アレほど懲らしめたというのに、徹底的に追い詰め苦しめたのに!毎日…毎日毎日楽しそうに!!あぁ・・・そうだ・・・梔子ユメェェェェェェェェ!!!!貴様さえ・・・貴様さえ居なければ・・・!!!」

 

「無様だなぁ!!カイザー!!」

 

ドギラゴン天は視線をユメへと向ける。

 

「こいつはな・・・どれだけ人から馬鹿にされようと・・・どれだけ騙され、踏み躙られようと・・・どれだけ苦労が報われなかろうと・・・それでも!!コイツは自分を曲げなかった!!必ずアビドスを元に戻せると信じて!!ずっと頑張って来たんだ!!」

 

「ドギラゴン君・・・」

 

そして元の世界では、肉体が亡くなろうと、確かにその意思を継ぐものがいた。

 

「カイザー・・・テメェ如きが何をしようとユメを諦めさせるなんて出来なかったんだよ!!テメェはずっと負け続けていたんだ・・・梔子ユメになぁ!!」

 

「黙れ黙れ黙れェェェェェェェェェェェ!!!!梔子ユメェェェェ・・・梔子ユメェェェェェェェェェェェェ!!!!」

 

「何を言われようと・・・私の夢は変わらない!!私は必ず・・・ホシノちゃんにドギラゴン君、ボルシャック・ドギラゴン君にノノミちゃん!そして皆で必ずアビドスを復興する!・・・ドギラゴン君!」

 

「ああ!!これが・・・!!」

 

ドギラゴンは手の爪をしまい、拳を握り締めながらカイザーへと急接近し・・・

 

「決して諦めなかった!!アビドス皆の力だァァァァァァァァ!!!!!!」

 

「ガァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!」

 

ーーカイザーの頬に、渾身の右ストレートを叩き込むのだった。

 

渾身の右ストレートを食らったカイザーは吹き飛ばされ、意識を失った。

 

 

「DREAM is WIN!!だね!」

ドギラゴン視点と三人称視点、どっちがいいですか?

  • ドギラゴン視点
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