時間があったら見直してみるのもアリかもしれません
「うーん・・・終わる気がしねえな・・・」
ユメの奴は勉強のしすぎで気が狂ったのかひぃん・・・といいながら涎を垂らして目を開きながら寝てやがる。
と言うかそもそもアビドスにユメレベルの馬鹿に勉強教えられる程の頭の良いやつが居ないんだよな・・・
うーんどうしたものか・・・
「うへぇ・・・うへぇ・・・」
ホシノの奴もユメになんとか勉強を教えようとしたが・・・まぁ、結果はご覧の通りあまりの馬鹿さに狂ったって訳だ・・・
ボルシャックの奴もまだ起きねえし・・・
うーん・・・どこかにユメに勉強を教えられる程の知能を持つ奴はいないものか・・・
アビドスに居る俺達が捕まえたクリーチャーはどいつもこいつも火や自然文明で知能低いからなぁ・・・
うーん・・・水文明の奴さえいえば・・・水・・・?
そういや・・・水文明のクリーチャーって見てねえな。
もしかして・・・どっかに集まってんのか?水文明のクリーチャーが集まりそうな場所となると・・・
あっ!
「そうだ・・・ミレニアムだ!!」
あそこはキヴォトスの技術の最先端が集まる学校・・・当然そんな所に居るクリーチャー達は知能が高い奴ら・・・水文明が多いはずだ。
そいつをとっ捕まえてユメに勉強を教えさせればいい!
「よし!!ユメ・・・ミレニアムに行くぞ!」
「ひぃん・・・ふえっ!?」
俺は気を失っているユメを揺すって無理やり起こした。
「ミレニアムに?いいけど・・・どうして?」
「歩きながら説明する!!ほらさっさと行くぞ!」
※※※
「さーて・・・水文明の奴らの事だからどっかに隠れてそうだが・・・」
ミレニアムに着いた俺は辺りを見渡す。
にしても・・・二年前となると随分と景色が変わるもんだ。
特にあのGKBなんてデカいロゴが付いてるビルは初めて見たぜ。
「なぁユメ、あのGKBなんて付いてるビルってなんのビルなんだ?」
「うーん・・・私も見た事無いな・・・なんなんだろう?」
・・・まぁアビドスの復興で忙しかったユメが知ってる訳無いか・・・適当な奴らに聞いてみるとするか。
「なぁそこのアンタ、あのビルって一体・・・」
「ひっ!?」
周りにいた適当な生徒に話しかけたら、俺の顔を見るなり逃げ出しちまった・・・えっ?俺なんかしたか・・・?
「どうしたんだろうあの子・・・ドギラゴン君の事を怖がっている様に見えたけど・・・」
「俺・・・と言うかアビドスが有名になってきたのかもな、なんせあんなにデカいビナーをぶっ倒した訳だしな!」
だが参ったな・・・これじゃああのビルに付いて調べる事ができねぇ・・・待てよ?
そうだ!こんな時にアレを使えばいいじゃねえか!
俺は懐を漁り・・・
「GKBっと・・・」
「えっ!?ドギラゴン君スマホ持ってたの!?」
「ああ、クリーチャーの問題とかの連絡用に連邦生徒会から支給されたんだよ・・・おっ、出た出た」
えーとどれどれ・・・?
「へぇ・・・GKBは起業からたった数ヶ月でキヴォトスのゲーム業界を牛耳るレベルに成長した化け物みてえな企業らしいな」
「た・・・たった数ヶ月で!?」
予想以上にとんでもねえ企業だな・・・一体誰が作ったんだそんなの・・・
「えーと・・・GKBを創設したのはたった二人の中学生であり・・・中学生ってマジか・・・その名前・・・は・・・!?!?」
俺はその中学生の名前を見て言葉を失った。
GKBを・・・作った・・・中学生は・・・!!
「さ・・・才羽モモイと才羽ミドリだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?」