「まさか君に会うとはな・・・ドギラゴン」
「クエスチョンだと・・・しかも・・・俺を知ってるって事は俺達の世界のクエスチョンかよ!?」
クエスチョンは俺達みたいにマスコットのような見た目になってるな・・・
「その問いには肯定させて貰おう、僕はある日突然この世界に飛ばされ、この世界の彼女達に出会った」
クエスチョンの奴は才羽姉妹の方を見た、するとモモイがサングラスを外して話し出した。
「気絶してる所を私が助けたんだよ!でも・・・クエスチョンっていっつも口うるさいんだ!!勉強しろとか・・・」
「・・・モモイの為を思って言ってるんだがな」
まぁ確かにアイツはその辺口うるさそうだしな・・・ってそんな事が聞きたいんじゃねぇ!!
「てことは・・・クエスチョン!!テメェがモモイ達にこの会社作らせたのか!?」
「・・・その問いは否定させて貰おう、彼女達にこの会社を作らせた人物は別にいる、それに僕はどちらかといえば彼の言う事を聞くのは反対だった」
「作らせたとか言わないでよー!私達も面白そうって思ったんだからさー!」
何?どうやら・・・元凶となった存在は別に居るみてえだな。
「僕がやった事と言えば精々社員達を最も効率の良いスケジュールで働かせているだけだ」
「あの地獄の光景を作り出したのはテメェかよ!?」
ゴホン!とユメが咳払いをした。
「えっと・・・モモイちゃん、その作らせた人って誰なの?」
「ジンって言う名前のお爺さんだよ!いっつも優しくてよくゲーム買ってくれるんだー・・・」
「なるほどな・・・昔からの知り合いなのか?」
「違うよ!数ヶ月前に初めて会った人だよ!」
「どう考えたって怪しいじゃねぇか!!!」
こりゃ・・・そのジンってジジイが黒と見て間違いねえな・・・
「でもドギラゴン君、もしかしたら怪しいだけでいい人かも・・・」
「初めて会った女子中学生にゲームまで買うジジイがか!?これで善意だったらむしろそっちの方が怖いわ!!!」
「ちょ・・・ジンさんの事悪く言わないでよ!?いっぱいゲーム買ってくれる人なんだよ!」
モモイの奴・・・完全にそのジンってジジイに餌付けされてるな・・・中学生ならこんなもんか?勝太も割と騙されやすかったし。
「・・・・・・・・・」
にしても・・・ミドリの方はさっきからずっと黙ってるな・・・何か言いたい事でもあるのか?
「なぁミ・・・」
「もう・・・誰だか知らないけど帰ってよー!!私達は今仕事で忙しいんだから!!」
するとモモイは机からよくわからないボタンを取り出し・・・
ポチッ
・・・押しやがった!?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!
「な・・・なんか床が揺れてるよ!?」
「あぁ・・・アレを押したか」
「は!?おい待て何のボタンを押し・・・!!」
その瞬間だった。
ーー天井が開いたかと思うと、俺達の立っている床がバネのように吹っ飛んだ。
「パギャァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!?」
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃん!?!?」
「もう、来ないでねー!!!」
※※※
「いたた・・・追い出されちゃったね・・・」
モモイの奴・・・無茶苦茶しやがるぜ。
「これからどうするか・・・ん?」
「ドギラゴン君?・・・どうしたの?」
「なんか今・・・スマホが鳴った気がしたんだよな・・・どれどれ」
これは・・・メールか?
知らないメールアドレスだ。
俺はメールを開いて中身を確認した。
「・・・ミドリからだ」