ドギラゴンと青き世界   作:アオドラ

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ちょっと分かりにくいですがミラダンテは男イメージです

大和鮭さん、誤字報告ありがとうございます!


第四章 楽園樹編
時の法皇


 

 

「ふわぁ・・・正月休みもそろそろ終わりか」

 

まぁアビドスに授業なんて無いしクリーチャーは正月問わず暴れるからそれを捕まえなきゃいけないわで俺達にはあんまり関係の無い所なんだがな。

だが来年はノノミとヘンザも入学するし人手は増えそうだぜ。

 

「あれ?何だろうこれ・・・?」

 

今日もクリーチャーを捕まえて四人で帰っている時、アビドスの前で当然ユメがしゃがみ込んで何かを拾った。

 

「これは・・・ですか?真っ白ですね・・・」

 

『アビドスに白い羽を持ってる鳥とかクリーチャーとか居たか?』

 

「いや・・・そんな奴居なかったと思うぜ」

 

つまり・・・アビドスに俺達の知らないクリーチャーが来たって事か?

なーんかそういや・・・雰囲気がいつもと違う様な・・・こりゃまだ居るな

 

「ともかく中に入ろうぜ、もしかしたらその羽の持ち主が分かるかもしれねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ああ、帰ってきたか、上がらせてもらってるぞ」

 

アビドスへと帰り出迎えたのは背中からは大きな二対の白い羽が生えている白き馬の様な体型のドラゴンであった。

 

「なっ・・・!?お前もこの世界に来ていたのか・・・ミラダンテ!!」

 

ミラダンテ・・・?もしかしてまたドギラゴン君の知り合い?」

 

「あぁ、そう思ってくれて構わない・・・こうして会えるとは、噂を聞いてまさかと思って飛んできた甲斐があった」

 

俺がドギラゴンって分かるって事はこいつも俺達と同じ世界の・・・ルシファーのミラダンテか

そんでミラダンテは俺達と同じく弱体化しているのか子供の様な姿へとなっていた・・・やっぱりプチョヘンザがおかしいのか?

 

「ドギラゴンも知り合いが多いんですね」

 

「まぁどっちかというと俺ってより勝太の縁だがな・・・」

 

「・・・それで、本題に入ってもいいだろうか?」

 

おっとそうだった、まずはミラダンテの話を聞かねぇとな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

「ハァァァァァァァァァァァ!?アリウスの生徒が全員見つからないだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

 

「ひぃん!?ゆ・・・行方不明って事!?」

 

めちゃくちゃ一大事じゃねぇか!!一体誰がそんな・・・!

 

「アリウスって・・・確か昔トリニティの分派だった所ですよね?」

 

「あぁ、だが統合に反対した結果弾圧され自治区を追放・・・そしてベアトリーチェに乗っ取られ生徒達は虐待の様な教育を受けている」

 

「そ、そんな事になってたの!?」

 

本当にいつ聞いても胸糞悪い話だな・・・出来る事ならベアトリーチェの野郎をぶん殴ってやりたいぜ。

 

「そして私は同じく私達の世界から飛ばされて来たミラクルスターと共にベアトリーチェを早期撃破しようとアリウスに乗り込んだ、だが・・・」

 

「アリウス生は一人も見つからず、あるのはただもぬけの殻のアリウスって訳か・・・」

 

こいつはきな臭いな・・・才羽姉妹の時の様にクリーチャーが関わっている予感がするぜ。

 

「私は何者かがベアトリーチェに加担し私達からアリウスを隠しているのではないかと考えている

 

「殺されている可能性もあるのではないか?」

 

「え、縁起でも無い事言っちゃダメだよ!?」

 

本当だぜ相変わらずこいつはよ・・・

 

「その可能性は限りなく低いだろう、私は隅々までアリウスを探したが少なくとも人を殺した様な形跡は無かった」

 

「でもどうするんですか?このままアリウスを探索したとしてもアリウス生が見つかるとは思えません」

 

「私もそう考えていた、だから・・・」

 

ミラダンテの奴は息を大きく吸い込んだ・・・な、何を言う気だ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「確実に彼女達が姿を現す日・・・百合園セイアの襲撃日とその前日にかけて私達はアリウスを攻める!!」

 

「・・・ひぃん?」

 

ポカーンとしているユメ達に向かって俺は色々と説明をした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・未来は事件が起こりすぎじゃ無いですか?」

 

「俺もそう思う」

 

ゴホンとミラダンテが咳払いをした。

 

「・・・ベアトリーチェに手を貸している存在が何者か分からない以上、油断は出来ない・・・だからその日、君達も力を貸してくれないか?」

 

なるほどな・・・それを言いに態々ここに来たって事か、そんなの・・・

 

「あったりまえだろ!むしろ俺達にも協力させて欲しいぜ!」

 

「うん!そんな話聞いたら放っておくなんて出来ないよ!」

 

「二人とも相変わらずですね・・・」

 

『俺達も勿論協力させて貰うぜ!』

 

「・・・ありがとう、これで勝率はかなり上がった」

 

そう言うとミラダンテは俺達に背を向けた。

 

「その日までは時間がある・・・だからその間、更に力を付け、蓄えておいて欲しい

 

そしてミラダンテは廊下へ行き玄関から外に帰っていった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・と言う事になったんです!」

 

ミラダンテは当然その話をミラクルスターへと話し、そしてミラクルスター越しに彼女にも伝えられようとしていた。

 

「成程・・・当然私も協力させて頂きますわ」

 

「本当ですか!?ありがとうございます!」

 

ミラクルスターと同じくそのドラゴンは本来の姿から子供の様な姿へとなっていた。

 

「ええ・・・同じ世界から飛ばされてきた仲間として・・・特にミラクルスター様とは仲良くしたいですもの!

 

「それじゃあよろしくお願いします・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デモンカヅラさん!!

 

その言葉を聞いて、デモンカヅラは妖しく微笑むのであった。

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