冬
「ん?・・・ホシノこいつは・・・」
ふと気づいたらホシノとノノミの奴が狼の耳が生えた銀髪の少女・・・砂狼シロコを連れて来ていた。
「シロコちゃんって言うんだ〜ノノミちゃんやヘンザちゃんと一緒のタイミングで入学するからよろしくねドギラゴン君」
「あぁ、そりゃいいんだが・・・ホシノお前その喋り方・・・」
「イメチェンって奴ですよ、後輩が増えるんだし先輩としてしっかりしなきゃなって思って」
・・・あれ?てっきり俺はあの喋り方は亡くなったユメの事を真似てるのかと思ったが・・・違ったのか?
それとも・・・もしかしたらこれが歴史の修正力って奴か・・・?
まぁ何はともあれ・・・
「そう言う事なら春からよろしくなシロコ!」
「ん、よろしく・・・」
この様子なら来年にはセリカとアヤネもちゃんと来そうだな・・・あっそれと
「ありがとな・・・これ、やるよ」
「・・・?よく分からないけどくれるなら貰う」
俺はあの時の勝利の切っ掛けになったリュウセイカイザーをしっかりとシロコに手渡した。
※※※
夏
「それじゃあ三人とも入学おめでとう!!!」
ユメの言葉に続くように入学式に来たアビドスに住み着いているクリーチャーがとりあえず騒ぎだす。
「いやぁ・・・こうしていっぱいの人に囲まれて祝われるのは気分がいいぜ⭐︎」
「人は居ませんけどね・・・」
「よっしゃあ!!ハムカツ!俺お手製の祝砲上げろぉ!!!」
「了解やボスカツ!」
アビドスの入学式は騒がしいものになった。
※※※
『見てくださいデモンカヅラさん!ヒフミさんに勧められて気づいたのですがこのペロロってクリーチャーはとても可愛いですね!』
「え、えぇ・・・そうですわね・・・」
デモンカヅラの頭部には青筋が浮かんでいた。
※※※
そして更に時は少し流れ・・・
「・・・召喚!ドギラゴン
手に持った二枚のカードが光り輝き、ドギラゴン
「よっしゃ!俺達の二体同時召喚も出来るようになったな!」
『これで俺も思いっきり戦えるぜ!!』
梔子ユメの練度は更に上達し、今ではドギラゴン
「さて・・・それじゃあ留守番頼んだぜ、ノノミ、シロコ、プチョヘンザ!」
「分かりました!」
「ん、任せて」
「安心しろ!俺がいる限りどんな奴だろうと返り討ちにしてやるぜ⭐︎」
アビドスにはビナーやギュウジン丸の様な危険なクリーチャーのカードを封じている為万が一にでもそれらを奪われる訳にはいかないのだ
「さーてミラダンテ達とは現地集合だから・・・それじゃあ準備は出来たかお前ら!!!」
「勿論だよドギラゴン君!」
『ああ!どんな奴が現れても返り討ちにしてやるぜ!』
「こっちも大丈夫ですよ」
「それじゃあ・・・行くぞ!アリウスへ!!!」
梔子ユメの背に乗せドギラゴン
※※※
「どうやら・・・あの時よりも更に強くなってきたようだ」
アリウスに入ったドギラゴン
「あれ・・・ミラダンテ君が大きくなってる!?」
「お前自力で弱体化せずに完全に実体化が出来たのか!?」
「そう言う訳じゃない・・・彼女のお陰だ」
ミラダンテが視線をミラクルスターへと移す。
「私は彼女の様な気高く純粋な思いを持つ人間から発生するエネルギーを感知して自分の力にする事ができるんだ・・・とはいえここはマナが薄い、完全顕現よりはこれでもかなり弱体化している」
『えへへ・・・そう言われるとお恥ずかしいです』
「これでメンバーは全員かな?」
ホシノの声にミラクルスターが不思議そうな声で返した。
「それが・・・まだ一人・・・」 「ペロロ様ー!どこですかー!?」
「・・・は?」
その場にいる全員が目を疑った、何故からそこにいるのは本来ここにいるはず無い・・・
『ヒフミさん!』
「・・・はぁ!?なんでここに居るんだよ!?」
ドギラゴン達に気づいたのかヒフミは駆け寄ってくる。
「あの・・・この辺りでペロロ様のグッズを売っているお店って・・・」
『んなもんある訳ねえだろ!?』
「えっ!?そ、そんな・・・確かにここに売ってるってデモンカヅラさんに・・・」
『・・・え?』
「デモンカヅラ・・・?」
「デモンカヅラって・・・かづらのカードのアイツか?」
「ともかくここは危ないから早く帰った方が・・・っ!?」
瞬間、全員が全身に凄まじい程の威圧感を感じ、全身に悪寒が走った。
「ミラダンテ!」
「あぁ、凄まじい気配だ・・・!大量の人間とその中でも強いのが三人!そして戦闘力ならドギラゴンやプチョヘンザに準ずるレベルのクリーチャー・・・!
それが・・・八体いる!!!」
「えっ!?そ、そんなに・・・!?」
「・・・ユメ先輩!!来ます!!」
「あぁ・・・今宵も罪人が多い、捕えねば・・・捕えねば・・・」
警察のような姿の機械天使が縄をしならせる。
ジェルヴィス
「ピ、ピ、ピ」
花が生えたぬいぐるみが無機質に呟く
ヘビーポップ
「イタズラ!イタズラ!アッハハハハハハ!!!!!」
液状生命体が悪意を持った笑みを浮かべる
皇帝ワルスラ
「ふふふ・・・さぁ、地獄の痛みを味わわせてやろう」
刺々しい姿の人型が加虐的な笑みを浮かべる。
ジゴクシヴァク
「クハハハハハハハ!!!!!さぁて・・・全員灰にしてやろう!!・・・おい、ワイルドスピードはどうした?」
火炎放射器を持った機械人が豪快に笑う。
ゴッドファーザー
「ZZZZZZ」
巨大な姿の獣の赤ん坊が眠る。
バブール
「たっしか大切な用があるとか・・・まぁそれならワシ達が頑張ればいい話ゾイ!」
面をつけた人形が舞を踊る。
ヨー・サーク
「・・・・・・・・・・・・」
そして禍々しい白い人型のクリーチャーがドギラゴン
禁断のギガトロン
彼らはマスター・イニシャルズ
背景ストーリーにおいてドギラゴン達を苦戦させた全てが強力な力を持つクリーチャーである。