その後俺達は色々な事をやった
ある時は・・・
「干からびたオアシスの下に100万円の鉱石が埋まってるだって!?よっしゃぁ!!すぐに掘り出すぞ!!」
数時間後
「二人ともあのね・・・」
「それ以上言わないでください!私も薄々感じてるんですから!」
「まだだ・・・まだこの下に埋まってるかもしれねぇ・・・!」
「ひぃん!?・・・いや・・・流石にもうここまで来たら出ない気が」
「ドギラゴンはギャンブルにハマるタイプですね・・・」
俺はユメが持ってるスコップをぶんどった。
まだだ・・・100万円を!!!諦めるわけには!
「だったら二人は休んでな!うおおおあああああああああ!!!!」
「スコップ二本持ち!?」
俺は掘った
とにかく掘り続けた。
数時間後
「タスケテ・・・動いてないのにアツイヨ・・・」
「何やってるんですか!?」
俺は深い穴の底で体力の限界で干からびた、水筒の水が無かったら死ぬ所だったぜ。
「ごめんねドギラゴン君・・・私が変な計画持ち込むから・・・」
「自覚はあったんですね」
ある時は
「俺たちもそろそろこんな所から・・・ん?」
犬とロボットの市民は目の前のマンホールに違和感を感じた。
「な、なんかガタガタ揺れて」
「署名を・・・しろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「「ぎいいいいいいいいいいいああああああああああああああああ!!!!」」
※※※
「はぁ・・・はぁ・・・なんだよあの青いトカゲ・・・」
「お、おい・・・なんか変な所に入り込んでないか・・・?」
「うげっ!ここ墓地じゃねぇか!さっさとこんな所から離れ」
そう言った瞬間だった、目の前の墓標がカタカタと揺れだし・・・
「・・・えっ?」
「お、おいまさか・・・」
ーー地面から、ドギラゴンが飛びだす
「ショメイを!!!シロオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
「「出たアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」」
「ちょっ・・・!?ドギラゴン君無理矢理はダメだよ!?」
ユメが飛んできた為やむをえず俺はこいつらに署名させるのを諦めた。
まぁそんな感じの日々が色々続いたわけだ・・・
※※※
「はぁ・・・参ったな・・・」
全く解決する道筋というか解決策がわかねぇ。
ここまで何も出来ないと流石の俺も気が重くなる。
ハァ・・・カイザーコーポレーション、というかカイザーの奴・・・ジェンドルに一瞬でやられてたがアイツもアイツで相当厄介な存在だったんだな・・・
「・・・なぁ・・・もう・・・カイザーコーポレーションをこの手で物理的に潰さないか?」
「何言ってるのドギラゴン君!?」
「いやもうさ・・・アイツ達いなきゃ借金も踏み倒せるしもう潰していいんじゃないかって・・・」
「いやダメだよ!?」
ユメは珍しく真面目な表情になった。
「・・・暴力とかを当たり前だと思う様になったら私たちはいずれ自分を見失っちゃう、そうやってアビドスを取り戻してもそれは私達の取り戻したアビドスにならないと思うんだ」
「・・・・・・・・・」
・・・それは完全な理想論だ、例え俺達がルールを守ったとしても他の奴らが守る保証なんて無い、それにこのまま正攻法を続けても借金が返済できる保証なんて無い。
だが・・・クリーチャーの世界程じゃないが暴力がそこら中で罷り通ってるこのキヴォトスでその思いが揺らがずにここまで貫き通せるのならそれは立派な信念だ。
「そうだな、悪い・・・ちょっと疲れてたみてえだ、少し頭を冷やしてくる」
「うん、気をつけててねー!」
・・・多分俺達の中で一番常に気をつけなきゃいけないのはお前だよ!
※※※
彼女の言う通りだ、目的を達成する為に平気で誰かを傷つける様になったらそれこそギョウや昔の牛次郎と変わらねえ。
だが・・・どんどんいなくなっていく住民、それに・・・
「またこれか・・・っ!!」
俺達の世界じゃなかった、時々全身にかかるとんでもない重圧。
ただでさえピンチなのに更にこっちは追い込まれてるってわけだ。
このままじゃ結局俺達の世界の未来とかわらねぇ・・・
「こんな時・・・勝太が居たら・・・!」
・・・いや、ダメだ・・・勝太はこっちには来れないから頼る事は出来ねぇ。
思えば今までどんな逆境もひっくり返して来たがそれは隣に勝太が居たからだ。
「・・・所詮俺一人じゃ・・・何も出来ないって事かよ・・・痛っ!?」
頭に軽く殴られた痛みが走る。
『・・・全く、何落ち込んでいるんだよ?』
「お、お前は・・・!?」
俺は振り返って殴った奴の姿を見て言葉を失った。
「ボルシャック・ドギラゴン!?」
『よっ!久しぶりだな!』
そこには俺と同じようにマスコットの様な見た目になったボルシャック・ドギラゴンが居た。
ドギラゴン視点と三人称視点、どっちがいいですか?
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ドギラゴン視点
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三人称視点