「・・・・・・」
デス・ザ・ロスト・・・アイツが俺達より先に来て色々やってくれたから今の俺達がいる訳か・・・
「魂ごと死んじゃったみたいだから闇文明の力でも蘇生できなくてね・・・それでずっとこの状態って訳さ」
「ヒナちゃんは・・・それからずっとクリーチャーと戦っているの?」
「えぇ、デス・ザ・ロストの代わりに私が少しでも出来ることをしないと・・・」
『だが・・・ギュウジン丸の奴、アイツもこの世界の初めの方に来たクリーチャーだったのか・・・』
てことは・・・デモンカヅラが見たのはデス・ザ・ロストの戦いで負った傷を癒してる途中だったんだな。
「・・・どういう事?」
「そのデス・ザ・ロストと相打ちをしたクリーチャー・・・ギュウジン丸、アイツは生きてたんだよ」
「・・・何ですって?」
ヒナの雰囲気が変わった・・・そりゃ仲間の仇が生きてるって知ったらな。
「で、でも私達がそのギュウジン丸はもう倒して厳重に封印してあるよ!」
「・・・そう、それならよかった・・・」
「んー・・・でもさ、あの時僕とデス・ザ・ロストが感じた気配はそのギュウジン丸と強力なクリーチャー11体が居たんだ、もしかしたらギュウジン丸が生きてるならそいつらが生きてるかもしれないなー」
「それならマスター・イニシャルズの事じゃないか?アイツらも九体ぐらい居たしギュウジン丸と一緒に回復されてたってデモンカヅラが言っていたはずだ」
「・・・そいつらは倒したの?」
「全員デモンカヅラちゃんのお腹の中に行っちゃったよ・・・」
そう言いながらユメはデモンカヅラのカードを机の上に置いた。
『だがお前らが感じた気配は11体だったんだろ?だったら・・・あと二体アイツらの仲間のクリーチャーが生きてる可能性もあるんじゃねぇか?』
「・・・もしそうなら、何をしても・・・絶対に倒さないと・・・!!!」
ヒナ・・・また険しい顔になったな。
気合いを入れるのは全然いいんだが・・・これは相当思い詰めてるな。
多分・・・デス・ザ・ロストがヒナに望んでいた事は今みたいな状態じゃ無い、きっとアイツは・・・
「・・・すみません、ちょっと外を見てきます」
『トイレか?ちゃんとしっかりしてこいグボアッ!』
ボルシャック・ドギラゴン・・・お前は馬鹿な奴だよ・・・
※※※
「・・・多分、彼女も私と同じ・・・自分の弱さのせいで、大切な人を傷つけてしまった・・・」
そう言いながらホシノは空を見上げた。
「・・・結局この世は、一人で何でもできるぐらい強くないと駄目なんですかね・・・」
※※※
とある森に、落ちてきたクリーチャーの肉体があった。
そして、宇宙に漂うクリーチャーの肉体があった。
そして、間もなく絶命する・・・
ーー本来なら
「・・・グルル」
一つ、その肉体自体にはまだS級ウイルスがあった事
「・・・ピピ、ガ・・・」
二つ、徐々にその土地の神秘が宿っていたこと
三つ、原始と宇宙・・・そこがそれぞれ適する場所であったこと。
本当に偶然・・・そのクリーチャー達は復活を果たした。
「バ・・・ゴォォォォォォン!!!!!!!」
「・・・自己修復、完了」
神級原始 サンマッド
神級宇宙 アダムスキー