ドギラゴンと青き世界   作:アオドラ

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ちびたXtremeさん、大和鮭さん、誤字報告ありがとうございます!


最強衝突

「クソ・・・今日も仕留めきれなかったか・・・」

 

バイクの様なクリーチャーは傷だらけの体を修理しながら周りのクリーチャーに指示を出していた。

 

「いつもいつも・・・後一歩という所で逃げられちまう、なんとかして対策を考えねえと・・・」

 

「だが、今回はいい所まで追い詰めたのだろう?」

 

「だったら次に仕留めればいい、星の導きで着実に結果はよくなっていってる」

 

「・・・それもそうか」

 

身体を修理し終えたバイクのクリーチャーが立ち上がるとよろりとよろめいた。

 

「・・・?」

 

「おい大丈夫か?※ッドギ※ゾーン・・・」

 

「・・・ああ、問題無い」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「さて・・・話の通り来てくれたか」

 

「久しぶりー!」

 

ここは昔クエスチョンのビルがあった場所の地下か・・・懐かしいな

 

「本題から話すぞ・・・まずはあのバイクのクリーチャーについてだ」

 

「本当に正体が分かったんですか?」

 

「あぁ、これを使ってな」

 

・・・なんだこれ?土?

 

「えっと・・・何これ?」

 

「こんな事もあろうかと少し前にミラダンテから奴がアリウスに出現した際に立っていた地面の土を送って貰っていたんだ」

 

「土だぁ?そんなので色々分かるもんなのか?」

 

「通常なら不可能だが奴の速さなら必ず踏み締めたり止まる際に切れ端か何かでも落とすと思ってな・・・」

 

確かに・・・あの速さなら摩擦で体が擦り切れる事はあり得るのか。

 

「奇妙な事にあのクリーチャーはレッドゾーンと似た外見でありながら侵略者の力の源・・・侵略ウイルスの成分が発見されなかった」

 

侵略ウイルス?なんだそりゃ?

 

「調べてる時にそんな事言ってたけど、そういえば侵略ウイルスってなんなのクエスチョン?」

 

「感染すると侵略者となるウイルス・・・分かりやすくいえば精神の凶暴化を促進させ力を与える危険なウイルスといえばいいだろう」

 

「そういやワイらの世界の団長と革命軍の中で侵略ウイルスに感染して寝返ったって奴がいたって言っとったで!!」

 

「ひぃん・・・」

 

「まぁこれは今は関係は無いからいい、問題は・・・その侵略ウイルスの代わりに見つかった成分だ」

 

「えっ!?侵略ウイルスよりも不味い物が見つかったの!?」

 

「・・・革命だ」

 

「は?」

 

「・・・革命の力が見つかった」

 

 

てことはつまり・・・あのクリーチャーは革命軍のクリーチャー

それも・・・侵略ウイルス関係無しに俺達に敵対してるって事か!?

 

「か、革命の力って・・・!」

 

「どういう事や!?なんで革命の力持ってる奴が団長達と敵対するねん!それにバイクの革命軍なんて聞いた事が無いで!!」

 

「・・・別世界から来たって事でしょうか?」

 

「その可能性が最も高いだろうな、ともかく今は奴の行方を追い何を考えているのか真意を・・・」

 

 

プルルルルルルルルルル

 

・・・なんだよこんな時に!?

 

「ドギラゴン君、またスマホ鳴ってるよ」

 

「えーと・・・ミシュラからか、もしも・・・」

 

「よぉ」

 

瞬間、才羽姉妹とクエスチョン以外の周りの全員に緊張が走った。

 

「えっ?何?皆どうしたの?」

 

「・・・この番号はミシュラだったんだがな」

 

「おいおい、言ってやらなきゃ分からねぇか?・・・余計な前置きはいい、とっとと終わらせようぜ・・・俺とお前の、クソみたいな運命を」

 

そう言い捨てるとプツリと電話は切れてしまった。

 

「い・・・今の声って・・・!?」

 

「あのバイクのクリーチャーです!!」

 

「えええええええええ!?!?今のが!?!?」

 

『・・・ミシュラの電話を使って出たって事は・・・』

 

「・・・アリウスが危ねぇ!!!全員急ぐぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「随分と早い到着かと思ったら・・・テメェか、ミラダンテ」

 

レッドギラゾーンが振り返った先に居たのはミラダンテと阿慈谷ヒフミであった。

 

「アリウスの土地は特定の通路を通らないと辿り着く事ができない・・・監視をしていて正解だったな」

 

「・・・あなたの目的はなんなんですか?」

 

ヒフミはレッドギラゾーンに向けてカードを向ける。

 

「・・・もし貴方が誰かを傷つけようとするなら・・・私達は全力で貴方を止めます」

 

「・・・俺を止めるだと?」

 

その言葉と共にエンジンがかかる音がした。

 

「もう止まれねぇんだよ・・・テメェらにも・・・俺にもなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

「来るぞ!!」

 

「絶対に・・・止めましょう!」

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