ドギラゴンと青き世界   作:アオドラ

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亡骸の革命

 

 

「あれは・・・ジェンドルの奴が使ってた俺のディスペスター・・・!?

 

「ディスペ・・・?」

 

そうかこっちの世界は俺の世界の奴らがいないから当然ユメ達はディスペクターなんて知らない訳か!

しかもよりにもよってなんでこいつが・・・!くそっ!!

 

「後で説明する!ともかくここは一旦引いて・・・」

 

『いやダメだ!ここでこいつが下手に行動するとキヴォトスにとんでもない被害が出るぞ!』

 

つまりなんとかしてここに引き留めるしかねえ訳か・・・だが今ここに居るのは弱体化した俺とボルシャック・ドギラゴン、それに戦い慣れしてないユメとまだ一年のホシノ・・・とてもじゃないが戦力差がありすぎる・・・!

あっそうだ!!

 

「ドギラディィィィィィィィス!!!!!!」

 

「ちょ・・・!?何してるんですか!?」

 

俺は叫んで自分の分身をカードにして手に持つ。

 

「俺とデュエマをしろ!!負けたら大人しく俺達に従ってもらう!!勝ったらテメェの好きにしやがれ!!」

 

「パギャ・・・!」

 

ドギラディスは胸部から五枚のシールドを出した、ヨシ!クリーチャーなら絶対これに乗ってくると思ったぜ!

 

『なぁドギラゴン・・・』

 

「いくぞ!!デュエマスター・・・!!」

 

『ドギラゴン!!』

 

「なんだよボルシャック・ドギラゴン!!いい空気の所邪魔しやがって!!」

 

『いやだって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前、カードが俺とお前で二枚しか無いのにどうやってデュエマするんだ?

 

「・・・あっ」

 

「「・・・・・・」」

 

やめろ三人とも、俺をそんな悲しい目で見るな。

 

「パギャ・・・!」

 

 

ドギラディスはシールドを胸部に戻すとエネルギー波のチャージを始め・・・!?

 

「クソっ!!これデュエマの二次創作だろ!!デュエマしないとかそんなのアリか!?

 

「言ってる場合ですか!?避けないとヤバいですよあれ!!」

 

そして胸部から発射されたドギラゴン・ファイアの爆風によって・・・俺は吹き飛ばされ意識を失った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・もう分かっているんだろう?」

 

黙れ

 

「お前は守れなかった、別の世界線とはいえ自分が勝太を守れなかった可能性を知ってしまった」

 

黙れ

 

「だからそれを必死に否定したかった、だから必死にユメを助けようとした、ああだが・・・所詮お前は・・・」

 

黙れ

 

「切札勝太やハムカツ団がいなきゃ何もできないクリーチャーだ」

 

 

「黙りやがれええええええええええええええええええ!!!!!!!!」

 

俺は感情のままに目の前の声を切り付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に俺が目を覚ましたのはドギラディスが二度目のドギラゴン・ファイアを発射している時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルシャック・ドギラゴンの前には再びチャージされ発射されたドギラゴン・ファイアーが迫っていた。

 

『クソ・・・ここまでかよ・・・!』

 

そしてドギラゴン・ファイアがボルシャック・ドギラゴンの全身を焼き尽くす・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー事は無かった

 

「うっ・・・ぐぅ・・・っ!!」

 

『なっ・・・ユメ!?』

 

ユメの盾がドギラゴン・ファイアからボルシャック・ドギラゴンを守っていた。

 

『馬鹿野郎!早く離れろ!!お前まで死ぬぞ!!』

 

「だったら尚更・・・!見捨てるなんて出来る訳ないよ・・・ううっ・・・ひぃん・・・っ!」

 

だがドギラゴン・ファイアの威力はクリーチャーの中でも最上位に位置する、ユメの盾には徐々に砕けていきいずれは彼女とボルシャック・ドギラゴンを焼き尽くすだろう、稼げた時間はたったの数秒。

 

 

ーーだが

 

 

「間に合ええええええええええええ!!!!」

 

その数秒が、二人の運命を変えた。

ドギラゴン・ファイアとユメの盾に飛び込んで来たのはさっきまで意識を失っていたドギラゴンの姿。

 

「頼む!!使えてくれ!!革命2ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!」

 

そしてドギラゴンの作った革命2のバリアがボルシャック・ドギラゴンとユメを守り・・・

 

 

 

 

ーー再びの大爆発が起きた。

 

 

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

「うう・・・ごほっ・・・ゲホッ!!ハァ・・・ハァ・・・皆・・・!」

 

 

ホシノは一度目の爆風で文字通り吹っ飛ばされていた。

直撃しなかった事とキヴォトス人の耐久が無ければ間違い無く死んでいたであろう。

 

「あれは・・・!ユメ先輩!ボルシャック・ドギラゴン!それに・・・え?」

 

最初、ホシノはそれが何なのか理解が出来なかった。

 

梔子ユメとボルシャック・ドギラゴンの側で黒い何かが転がっていた。

 

「・・・何・・・あれ・・・」

 

しかし嫌でも分かってしまった、

辺りに漂う肉が焦げる嫌な匂い、

ーーそれが何なのか。

 

「……

 

鎧は炭になっており、鱗と皮膚は焼け爛れ、最早子供の龍のようなシルエットからしかそれが誰なのか特定出来なかった。

 

 

「嘘だと・・・言ってくださいよ・・・ドギラゴン・・・」

 

ホシノが見たのは完全に物言わぬ骸と化したドギラゴンの姿であった。

ドギラゴン視点と三人称視点、どっちがいいですか?

  • ドギラゴン視点
  • 三人称視点
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