パルプンテは最後までとっておく   作:葉虎

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わーい。お気に入り数が5000を超えてるぅう。

みなさんご贔屓ありがとうございます。

葉虎的にもやったねグッ!って感じです!

さて、前回の更新で久遠に関する同志が一杯いたのが驚いた。

ぱねぇな久遠。

だが、同志諸君。久遠の所有権を主張する前に奴をどうにかしないと。

あの純潔(を奪った)悪魔…弥太を。

餌付けなんてしやがってこの野郎。

個人的に彼があんな風に殺された本当の理由は久遠の純潔を奪ったからに違いないと勝手に思っている。


第20話

 

「ふはは…あ~はっはっは!脆弱ぅ!貧弱ぅ!どうしたこの程度か!!」

 

騒音とそれに負けない程の笑い声が木霊する。

 

その声の主は…ギル様もどき。絶好調のようだ。

 

そして、地に付しているのは銀髪君。ピクリとも動かないが…やばいんじゃないだろうか?

 

俺の目の前には俺を背後に庇い護るようにしてバルディッシュを展開するフェイト。

 

臨戦態勢である。

 

うん……どうしてこうなった……。

 

 

まぁ、事は単純だ。

 

さざなみ寮の宴会がひと段落し、静寂が戻った夜…。

 

ジュエルシードの反応を感知したフェイトがさざなみ寮を飛び出したのだ。

 

もう集める必要な無いんじゃないかとも思うのだが…

 

もろもろをまだプレシアさんに伝えてないし、未だに集めているのだろう。

 

止せばいいのに好奇心に駆られて後を追う。走りながらもデバイスをセットアップ。藍色の着流しに、緋色と白で彩られた外套…夜間に目立つことこの上ない色合いのバリアジャケットを展開し、腰には刀…臨戦状態で現場に到着。冒頭に至る。

 

高笑いをする金髪君。十八番の王の財宝は展開していないようだ。その代りに手に見えるのはいつぞやの掃除機…あの銀髪君が使っていたデバイスを金髪君が使っている。

 

いや違う。正確には銀髪君の使っていたデバイスじゃない。あれは…

 

《あのデバイスから物凄い魔力が検出されています》

 

前回と違うのは回転するスクリューが青白い雷光を帯びており、それがデバイス全体を覆う感じになっている。

 

ちょっとカッコいい。

 

その力の源となっているのは…半ばほどに埋め込まれた青い結晶。

 

「ジュエルシード…」

 

ポツリとフェイトが呟いた。

 

 

その呟きが聞こえたのか…いや、恐らく偶々だろう。

 

高笑いをしていた金髪君が俺達の存在に気が付く。

 

「ん…君はフェイト・テスタロッサ…あはは、やった…やったぞ!とうとう原作に関われる。」

 

《お前様、あの方は何を言っているのでしょう?》

 

「……さぁな…」

 

いきなりメタ発言をかましてくれる金髪君。だが、幸いにもフェイトはジュエルシードの影響で妙な事を口走っているとか思っているのか…特に気にした様子はなく、デバイスを構えている。

 

「コージは大事な母さんのお客さん。此処は私が抑えるから安全な場所へ逃げて…」

 

「いや、大丈夫。知ってるだろ?俺に魔法は効かない」

 

その言葉に思い出したのだろう。苦虫を噛んだような表情をするフェイト。

 

「ふふふ、手に入れたこの力があれば……ん?お前は槙原?何故そんな所に…?」

 

そこでようやく俺に気が付き、そんな事を言ってくる金髪君。

 

いや、俺からすればお前こそ何やってるの?と言った感じなんだが…。

 

つか結界張れよ。仕方がないので俺がまた張った。

 

「……フェイトと一緒……こんなキャラ原作には居なかった。……やっぱり、前々から怪しいとは思っていたんだ。なのは達とも仲が良かったし、お前も転生者か!?」

 

《お前様?》

 

「あ~完全に逝っちゃってるね」

 

さらっと誤魔化す。

 

「邪魔はさせない。俺は力を手に入れたんだ。お前も銀髪と同じにしてやる。」

 

ジュエルシードの影響かキャラがおかしい気がする。こんな好戦的な奴じゃなかったような?

 

そんな会話をしている隙に…

 

フッと目の前のフェイトの姿が消え……。

 

金髪君の真後ろに現れたと思いきや、バルディッシュを一閃。

 

しかし…

 

「…っ!?」

 

その一撃は金髪君に触れる事は無かった。

 

荒れ狂うような魔力がフェイトの接近を阻んでいたのだ。

 

「止めるんだ。僕は君と争う気はない。このジュエルシードも…事が済んだら君に渡そう」

 

振り返りフェイトに向かって笑みを浮かべながらそんな事を言う金髪君。

 

ふむ…

 

「…ギラ」

 

ぼそりと呟き、指先から一筋の高エネルギーの熱閃が放たれる。それは若干狙いがそれ金髪君の頭を掠めるようにして通り過ぎた。

 

「だから、今は槙原を…ーーっ!?」

 

……ちっ…外したか。わずかだが相手の魔力の干渉かズレたな。やはりまずは頭ではなく避けにくい身体にしとくべきだったか…

 

「お、お前…後ろからとは卑怯じゃないか!?」

 

「知るか。油断したお前が悪い。」

 

「何!?」

 

「大体、背後から奇襲を受けたならまだしも、敵が目の前に居るのに余所見をしている方が悪い。」

 

ぐぬぬ…と唸る金髪君。

 

なまじ見た目がギルガメッシュに似ている為、怒った顔はそれなりに迫力がある。

 

「雑種が…」

 

完全にギル様になりきり指を鳴らす金髪君。そして背後の空間が揺らめき…

 

「なっ…」

 

絶句するフェイトの声。そう何もない空間にいくつもの穴が開き…

 

出てくる出てくる。

 

電子レンジ、掃除機、冷蔵庫、テレビ。

 

何処かしら壊れ、古くなっている電化製品の数々。

 

無残にも捨てられたであろう物の数々は何処か…禍々しいオーラを感じる。

 

しっかし…よくこれだけの数々を集められたな。

 

また母親に捨てられなかったのだろうか?

 

「潰れろ」

 

バッと腕を振り下ろす金髪君。

 

その合図と同時に、弾丸のような速度で電化製品の数々が飛来する。

 

「コージ!!」

 

フェイトが叫ぶ。

 

見た目はアホらしいが、威力はあなどれない。

 

だが…それも当たればの話である。

 

無数の魔力球を即座に作り上げる。

 

ただの魔力球ではない。これは広範囲の敵を殲滅するのに優れた呪文。

 

「イオ」

 

飛んで行く魔力球。そのうちの数発が、飛来物にぶつかり爆発。

 

それに連動するように近くの魔力球が爆発していき。小規模な爆発が無数に起きる。

 

そして…

 

「馬鹿な…」

 

金髪君がそう言葉を漏らす…。爆発の煙が収まると、電化製品は見る影もなくそこには爆発により細かくばらばらになった部品だけが地面に落下していった。

 

呆ける金髪君の背後から、フェイトがバルディッシュで斬りつけるが…

 

「くっ…」

 

やはり金髪君の持つデバイス(掃除機 + ジュエルシード付)から金髪君を覆うように渦巻く雷光を帯びた魔力に阻まれ効果が無い。続けて魔法を放つも…

 

《お前様…あれは》

 

「あぁ、吸収されてるな」

 

フェイトが変換した雷光が金髪君を渦巻く雷光に辺り、そのまま吸収されているようだ。

 

その証拠に一層強くバチバチしてるし。

 

電気を操るフェイトとは相性が悪いということもあるが、流石にランクSオーバーにジュエルシードだな。

 

「ふふ、あはは。あの程度の攻撃を防いだくらいでいい気になるなよ。こうなれば、俺の最強の…この技でお前を仕留めてやる」

 

フェイトの攻撃を防いだことで自信を取り戻したのだろうか…饒舌にそんな事を言う金髪君。

 

 

魔力を糧にスクリューが高速回転し、青白い雷は勢いを増し、デバイス全体を覆うように集束していく…物凄い魔力。

 

「天地乖離す(エヌマ)…」

 

回転がピークに達する。迸る雷光。

 

そして…騒音に継ぐ騒音。滅茶苦茶うるさい。だが、それに負けないくらい声を張り上げる金髪君。

 

そして…

 

「開闢の星(エリシュ)!!」

 

放たれる破壊の力。

 

オーバーSランクの膨大な魔力が込められたそれの威力は正直洒落にならないレベル。

 

さらに非殺傷設定なんてものはされていない。喰らったら即死ぬ。

 

そんなのがまっすぐ俺に向かってくる。

 

だが…

 

どんなに魔力が込められていても、威力が高くても…あくまでそれは魔法。

 

右拳を下から突き上げ、それを弾き返す。

弾き返されたそれは金髪君より遥か上方の空に向かって行き、やがて見えなくなった。

 

……今ので結界が壊れたなもう一回張るとしよう。

 

態々拳を突き上げたのは反射角を調整するためだ。

 

あのまま相手に跳ね返ってたら金髪君と共に背後を取っているフェイトまで巻き込みかねないからな。

 

「ば、馬鹿な…なんだお前…何なんだよ!?最大の…攻撃だったんだぞ!?」

 

あっさりと必殺技を跳ね返され動揺する金髪君。そんな彼に…

 

「覚えておけ。これが…マホカンタだ」

 

思わず言ってみたかった台詞を告げていた。

 

 

 

 

「……ジュエルシード…封印」

 

フェイトが封印処置を施す。

 

あの後、あっさりと必殺の攻撃が無効化され。動揺している金髪君をフェイトが倒した。

 

後ろを取ってた上に、攻撃に魔力を使用したせいで、守るように渦巻いていた魔力も無くなり、完全に無防備状態。さらには動揺していたこともあり、一撃でころりと彼は昏倒した。

 

取りあえず、二人の容体を確認する。

 

まず金髪君。

 

フェイトの非殺傷設定の攻撃であっさりとやられたこともあり、怪我は特になさそうだ。

 

デバイスも完全に沈黙している。

 

そして銀髪君。

 

こっちはこっちはどうやら強く頭を打っているようだ。それ以外に外傷は見られない。

 

直接攻撃を受けた訳ではなさそうだ。推察するに何らかの余波を受けて吹っ飛ばされたという所か?此れくらいなら治療は別にいいだろう。

 

「それにしても…コージのあれは何?魔法を跳ね返すなんて…」

 

「見ての通り、魔法を跳ね返す魔法だけど……」

 

すんごい複雑そうな顔をしている。

 

マホカンタ。まさに魔導師殺し。

 

まぁ、そんな事はさておき、ジュエルシードも封印したことだし…帰ろうかとフェイトに声を掛けようとしたが…

 

「にゃ!?この間の女の子に…近藤君に中島君!?それに…耕二君まで!!」

 

主人公が現れてしまった。

 

はて?

 

近藤に中島?

 

《お前様、クラスメイト…ましてや魔力持ちの名前くらい覚えておいてくださいな。

あの金の御髪の方が近藤浩二さま。銀の御髪のお方が中島ひろしさま。ついでに、此処にはいらっしゃいませんがこの間いたもう一人の方が綾小路紀彦さまですよ。》

 

ローズが教えてくれた。そんな名前だったのか…

 

……でも、金髪君、銀髪君、アチャ男でいいや。もう俺の中でそれが定着しつつあるし。

 

「何があったの!?」

 

「あなたには関係ない」

 

そんな事を考えていると二人で話を始めてしまった。

 

なのはの問いかけを冷たくあしらうフェイト。

 

そして二人の視線が俺の方に…

 

「耕二君何があったの!?あ、あと耕二君も魔法使いなの!?」

 

「ジュエルシードは封印した。帰ろうコージ」

 

これ俺が収めるの?まぁ、こうなったら仕方がないか…。此処で逃げたらなのはが余計にしつこくなる。これは経験談である。

 

「はぁ…ちゃんと説明するよ。フェイトちゃん、悪いけど付き合ってくれ。」

 

「わかった」

 

あれ?案外あっさり。

 

あれかな?彼女も俺に興味があるのかな……。まぁ、考えてみれば俺の説明をあまり理解してなかったし。少しでも知りたいのだろう。

 

「質問に俺が答える形式の方が手っ取り早いな。何が聞きたい?」

 

「えっと…耕二君も魔法使いなの?」

 

「まぁね。きっかけは些細な事だったけど…一応俺も魔法使い。管理局には属していないけどね」

 

「管理局?」

 

あれ?管理局の事は説明していなかったのだろうか?

 

肩に乗って居たユーノが説明をしている。その説明が終わると…

 

「じゃぁ、君は一体何者なんだ?」

 

代わりにユーノが話しかけてきた。

 

「何者も何も…なのはちゃんと一緒でこの世界のただの子供さ。ただ、生まれつき魔力は持ってたみたいで…まぁ、縁あってミッドの魔導師と知り合う機会があってね。その人に支持して魔法を覚え、デバイスも貰った。」

 

「……もしかして君がこの間…結界を張った魔導師?」

 

「この間っていうのは何時を言っているか分からないけど、結界は張ったことあるな。張らないでドンパチやってた奴らが居たから」

 

ちらりと視線を向ければ、絶賛気絶中の金と銀。

 

「近藤君と中島君とは?」

 

「魔導師みたいだな。殆ど面識はないから詳しい事は知らない。詳しい事は本人に聞いてくれ。俺はただあの二人が争う現場に偶々遭遇しただけだ。今回はジュエルシードが関わってたみたいだけどフェイトが封印したし…」

 

ちらりとフェイトに視線を向ける。

 

「この子とはお友達なの?」

 

「……正確には、その子の姉…になるのかな。その子と友達なんだ。」

 

なのはの問いに答えれば、眼を見開くフェイト。

 

「私の姉?どういうこと?……その子の名前がもしかしてアリシアっていうの?」

 

「まぁな……詳しい事はプレシアさんに聞いてくれよ。俺もそんなに君の家の家庭の事情に詳しい訳じゃないから」

 

本当は色々知っているけど、知っている理由を説明するのも面倒だし。

 

プレシアさんに丸投げした。

 

「君たちの目的は?ジュエルシードは危険なんだ。集めて何をするつもり?」

 

そしたら今度はユーノが聞いてくる。目的と言われても…

 

「俺は別に集めてない。フェイトは集めているみたいだけど…」

 

「……あなた達には関係ない」

 

「そんな事ないの。ジュエルシードは元々ユーノ君が…」

 

「あれは僕が発掘したんだ。それで輸送中に…」

 

言いながら落ち込んでいくユーノ(フェレット)物凄くシュールだ。

 

はた迷惑な話だなとかツッコんでやろうと思ったけど、この姿を見てたらその気はなくした。

 

そもそも悪いのは輸送中にちょっかいかけたプレシアさんだし。

 

真雪さんや義姉さんに耕二はSだよな。とか言われる程度にはSな俺でもそこまで鬼じゃない。

 

「それで君はその女の子の協力をしているの?」

 

落ち込んでいたユーノがそんな質問をしてくる。

 

「いいや。別にフェイトちゃんに協力しているわけじゃない。」

 

そうなの?と視線で訴えてくるなのはちゃんに頷きで返し…

 

「俺がフェイトちゃんに協力つうか一緒に居る理由は…あ~なんつぅか…彼女の姉がらみで…まぁ、この先は家庭の事情になるから俺からは詳しくは説明できないんだけど…まぁ、そんな感じ。」

 

「……だったら耕二君。私を手伝ってくれないかな?ほら、耕二君強そうだから心強いし、みんなで集めたら早く見つかるし」

 

「ごめん。俺には俺のやることがあるからそんな時間ない」

 

ピシャリと言っておく。不服そうな顔をしているが、容認してほしい。

 

つか、本来なら此処で正体がばれたのも不本意なんだ。仕方がないから説明しているだけで…。

 

俺からあらかた聞きたい事は聞き終えたのだろう。今度はフェイトに色々と質問をしている。

 

だが、フェイトは特に答えるつもりは無く、何処か冷たい。互いにジュエルシードを集める者同士…敵だと思っているのだろうか?だが、甘いな。

 

高町なのは。彼女はそんな態度をとればとるほど燃え上がる。

 

完全にロックオン状態。

 

ご愁傷様である。俺としては俺からターゲットが彼女に移ってくれれば万々歳だ。いいぞ、もっとやれ。

 

だが、フェイトも流石に頑固だ。つか俺の方を若干睨んで見ている気がする。

早く帰ろうと言いたげだ。

 

「あ~もう、夜も遅くなって来てるし、続きはまた今度にしないか?」

 

俺もこのままだと埒が明かなそうなので、そう告げなのはは渋々だがそれに同意し、お開きとなった。

 

 

 

翌朝…俺は遅刻すれすれの時間に登校し、朝のホームルームを終え、机に突っ伏していた。

 

朝からかなり疲れているのだ。

 

原因は、今頃俺の部屋ですやすやのんきに寝ているであろう金髪少女…フェイトだ。

 

朝、学校へ行こうとする俺の後を付いてこようとするフェイト。

 

当然部外者を連れて行ける訳もなく、待っているよう説得を試みたが見張るの一点張り。

 

何を言っても聞き耳持たなかった。

 

だから俺は強硬策を取らせてもらった。

 

とはいっても乱暴なまねをしたとかじゃない、ただラリホーをお見舞いしてやっただけだ。

 

その後フェイトが起こされないようにバルディッシュを拝借して、学校に来た。

 

だもんで、今俺のポケットの中ではバルディッシュがあったりする。

 

抗議のつもりかピッカピッカ光るのは止めて欲しい。ちゃんと返すよ放課後に。

 

そんな事があり疲弊しているという訳だ。

 

銀髪君と金髪君は学校を休んでいる。

 

 

そしてその日の午後の授業中。プレシアさんから連絡がきた。

 

会う準備が整ったそうだ。昨日の今日で素早いな。アルフが頑張ったのだろうか?

 

よっぽど会いたいんだな。

 

なんかフェイトが通信に出ないとか言ってたから事情を説明し謝っておいた。

 

フェイトが叱られるのが可哀想に思えたから…まぁ、原因が俺にあるので罪悪感に負けたというのもあるが…まぁ、何はともあれ…

 

《シア~、今日学校が終わったらお母さんに会いに行くぞ》

 

【ほぇ?】

 

ぽかんとアホ面でそんな事を言うシア。いきなりの事で驚いたのだろう。

 

《アポは取っといた。問題ない》

 

【あるよ!!っていうか…えっ!?何時の間に!?聞いてないよ!?】

 

《言ってないよ?驚くかなと思って…》

 

【そりゃ驚くよ!!】

 

ギャーギャーいうシアを宥めつつ…

 

あれかな、クロも一緒に連れてった方が良いかな。

 

フェイトの事情を聞きたそうだったし、それにプレシアさんがフェイトがシアのクローンであることを話した際に、同じ立場のクロだったらフォローしてくれそうだし。

 

いざとなったらフィリス義姉さんにお願いするのもありだ。彼女もクローンだし、プロのカウンセラーだし。

 

俺はこっそりと携帯のメーラーを起動し…

 

クロに学校終わったら家に直帰するように告げ、

 

だんちょーに本日のアスターズの活動を休止してくれるようにお願いし。

 

アリサに一緒に帰れない旨を告げる。

 

「ふぅ…」

 

一通りの連絡を終えて、携帯をしまう。

 

つかあれだな。

 

最近アリサとあんまり話せてないような気がする。

 

この件が終わったら…

 

「埋め合わせに一緒にどっか行くかな」

 

行くならば遊園地とかよりも動物園だろうか?

 

けど…普通な動物を今更見に行ってもな…

 

どっか別の管理世界の動物園に行ってみるのが面白いかもしれない。

 

俺やアリサが知らない動物が居るかもしれないし。

 

久遠に継ぐ癒し系の動物がいるかもしれない。

あるといいなふれあい広場みたいな場所が…

 

ふむ…今度、ドクターJに聞いてみるか…




あっさりやられた金髪君。

当初はもっと…本当に瞬殺されてたんだけど、あまりにあれなんでもうちょっと戦ってみた。

多分、理性をなくしててジュエルシードが完全に暴走してたらもっと強かったんだよ。

下手に理性があったせいで…中途半端に願いが反映された結果の弱体化だと思っている。

いくら魔力があって、魔法使用経験ゼロだし。

戦闘経験もゼロ出し。

そんな感じでこうなった。

あと戦闘シーンが苦手っていう事もある。

でもあれなんだよね、この作品で主人公の戦闘シーンをイメージすると相手が対シグナム。

十兵衛ちゃん2の自由VSフリーシャの戦闘シーンをベースに妄想が展開される。

あの殺陣、アニメではベストスリーのかっこよさだと個人的には思っている。
曲もいいしね。

あんな風な戦闘シーンを書きたいけど、あれを文章で再現するのは無理。
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